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Google 運用ガイド: 効果的なショッピング キャンペーンの作成と最適化

ショッピング キャンペーン戦略構築の公式ガイド


ショッピング キャンペーンを利用すると、オンライン顧客に商品をアピールする機会が広がります。この最新の運用ガイドでは、効果的なキャンペーン構造を構築し、適切な入札単価を設定し、戦略を最適化することでマーケティング目標を達成する方法をご紹介します。

今は、いつでも、どこでも、どの端末からでもショッピングが可能な時代です。思い立ったらすぐに商品を購入できるのです。小売業者にとって重要なのは、もはやオンライン ストアや実店舗にいかに顧客を呼び込むかではなく、どこであれ顧客がショッピングしたいと思うその瞬間を逃さないことです。端末をまたいで拡大するショッピングの需要をうまく捉えるには、効果的なキャンペーン戦略によって強力なプレゼンスを構築し、顧客獲得のチャンスをしっかりと掴まなければなりません。この記事では、マーケティングの目標を達成し、常時接続時代のショッピング ユーザーに効果的に商品を提示するための手順について説明します。

1. ショッピング キャンペーンの目標を定義する

個々の戦術を立てる前に、まずはキャンペーンの目標を設定する必要があります。このショッピング キャンペーンで目指すところを定め、さらに計画を練る前に、明確な成功指標を定義しましょう。

2. 適切な入札戦略を選択する

入札は、商品の表示回数と掲載結果に直接影響を与えます。キャンペーンにとって最適な入札戦略はスマート自動入札か、個別単価設定かを検討してください。自動オプションを活用すると、設定するキャンペーン目標に応じ、適切な検索語句に対して商品が表示されます。スマート自動入札の詳細

スマート自動入札を使用して掲載結果を向上する

多くの企業は、掲載結果の向上を目標に掲げます。たとえば、次のような目標を立てられます。

  1. 小売業者 A: 季節性の高い商品の売り上げを最大限に伸ばしたい。
  2. 小売業者 B: 最も多くの収益を見込める商品を優先的に表示して、収益を最大化したい。
  3. 小売業者 C: 商品によって利益率が異なるが、全体の費用を利益内に収めたい。

スマート自動入札では、各企業にとって重要なパフォーマンス指標を基に入札単価が自動的に最適化されます。たとえば、入札戦略として「目標広告費用対効果(ROAS)」を適用すると、設定した目標広告費用対効果に達するように検索ごとに入札単価が調整され、コンバージョン値が最大化されます。端末の種類、ユーザーの所在地、商品の詳細などのさまざまな要因も、入札単価の調整で考慮されます。たとえば、モバイルの掲載結果が優れている場合は、その結果に応じてモバイルの入札単価が調整されます。目標広告費用対効果の詳細

 
個別単価設定に加えてスマート自動入札を使用する

入札単価を手動で調整する必要がある場合は、入札単価を管理するシステムを作成することをおすすめします。さらに、「拡張 CPC(eCPC)」機能を使用すると、商品グループの入札単価をオークションごとに検索語句レベルで調整できます。拡張 CPC では、費用はそのままでコンバージョン数の増加を見込めるため、コンバージョン率の向上とコンバージョン単価の削減を実現できます。拡張 CPC の詳細

ショッピング広告 検索語句 拡張 CPC を適用しない場合
入札単価の変更
拡張 CPC を適用した場合
入札単価の変更
コンバージョン率
  puddlers イエロー レインブーツ 7 号 60 円 78 円

puddlers イエロー レインブーツ 60 円 75 円
puddlers レインブーツ 60 円 64 円
puddlers ブーツ 60 円 61 円
イエロー レインブーツ 60 円 59 円
puddlers 靴 60 円 55 円
レインブーツ 60 円 40 円
雨用ブーツ 60 円 35 円
防水ブーツ 60 円 31 円
上限クリック単価 60 円 ブーツ 60 円 10 円

 

 
スマート自動入札を使用してトラフィックを増やす

商品へのトラフィックを増やすことも、キャンペーンの主な目標に設定できます。たとえば、次のような目標を立てられます。

  1. 小売業者 A: 新商品へのトラフィックを最大限に増やしたい。
  2. 小売業者 B: 特定の商品ブランドの認知度を高めたい。
  3. 小売業者 C: 新しいショッピング キャンペーンを展開するので、キャンペーンを最適化するためにトラフィックを確保したい。

トラフィックを多く集めるには、入札単価に競争力がなければなりません。この場合は、「クリック数の最大化」入札戦略を使用すると、予算内でクリック トラフィックが最大になるように入札単価が自動調整されます。クリック数の最大化の詳細

データが十分に集まったら、入札戦略を拡張 CPC または目標広告費用対効果に切り替えて、トラフィックではなくコンバージョンを最適化することができます。

 
入札単価調整を追加する

スマート自動入札か個別単価設定のいずれを使用する場合でも、入札戦略に加えて、セグメント間の掲載結果の差についても考慮する必要があります。入札単価調整を使用すれば、端末の特定の種類、時間帯、場所、ユーザーリストの単価調整比を引き上げることで、掲載結果の優れているものに資金を投入し、セグメントに優先順位を付けることができます。たとえば、モバイルのトラフィックを増やしたい場合は、モバイルの入札単価調整比を引き上げることができます。ただし、「目標広告費用対効果」入札戦略では端末、ユーザーの所在地などの要因に応じて入札単価が自動的に最適化されるので、手動で入札単価調整比を調整する必要はありません。入札単価調整の詳細

3. 強力なショッピング キャンペーン構造を構築する

キャンペーン構造は、目標達成のための基盤となります。それぞれの商品分野で何を達成したいかを検討し、それらの目標を踏まえて商品の在庫全体をどのように組織するのか決定します。

商品の下位区分を作成し、リレーショナル ツリーを構成する

広告 / 商品グループを下位区分によって細分化し、リレーショナル ツリー構造を構築します。 このツリー構造には、以下の特長があります。

  • 在庫全体を含むグループに入札単価を設定することで、すべての商品をカバーできる
  • 広告 / 商品グループに関するデータを収集し、入札をさらに最適化できる
  • 掲載結果レポートの分析が容易になる
  • 目標に応じた入札単価管理を実施できる
  • アカウントの管理を簡素化できる
  • ほとんど、あるいはまったく動きのない商品アイテム ID や広告 / 商品の小さなグループに無駄に投資することをやめ、そのような広告 / 商品グループの入札単価に変更を加えないようにする

商品グループをどの程度まで細分化するかは、トラフィックと掲載結果のデータを参考に決定します。各商品グループは、設定した目標に対して類似した掲載結果を示す商品で構成します。トラフィックを多く獲得できれば、その商品グループでは良い掲載結果が得られます。反対に、クリック数を少ししか獲得できないような商品グループは作成しない方がよいでしょう。

まずは、商品タイプや Google の商品カテゴリ(カテゴリ)などの属性を使用して、大まかなグループ分けを行います。データを十分に検証した結果、さらに下位区分を作成する必要があると判断できる場合は、商品を同様のあるいは特殊な属性を持つ小さなグループに分けます。たとえば、ブランド属性は、ブランドを中心にビジネス展開している場合に使用できます。最後に、商品アイテム ID、カスタムラベル、ブランドなどの固有性の高い属性を使用して、特定の商品に的を絞った階層を作成します。商品アイテム ID の使用は、それより小さな商品グループを作成することが難しくなるため、注意が必要です。商品の掲載結果の予測が立てられない場合は、その商品だけを含むグループを作成して、情報を収集することができます。以下の例と商品グループの下位区分に使用できる属性をご覧ください。

商品グループ 区分 商品の区分に使用できる属性の例
すべての商品 1 商品タイプ、カテゴリ
       アパレル 2 商品タイプ、カテゴリ
               シャツ 3 商品タイプ、カテゴリ
                        高級ブランド 4 商品タイプ、カテゴリ、ブランド
                               商品 ID: 123456789 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
                               「高級ブランド」のその他すべて 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
                        「シャツ」のその他すべて 4 商品タイプ、カテゴリ、ブランド
               「アパレル」のその他すべて 3 商品タイプ、カテゴリ
       電化製品 2 商品タイプ、カテゴリ
               ノートパソコン 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
               タブレット 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
               スマートフォン 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
               「電化製品」のその他すべて 最下層 商品タイプ、カテゴリ、ブランド、カスタムラベル、商品アイテム ID
       「すべての商品」のその他すべて 2 商品タイプ、カテゴリ

 

例として、メンズシューズと厳選した男性用アクセサリーを販売する小売業者のキャンペーン構造を見てみましょう。

 

商品グループ   上限クリック単価   説明
すべての商品                                                                 100 円 在庫のすべての商品をターゲットとする
         メンズシューズ                                                       100 円 商品タイプを使用して、すべてのメンズシューズをターゲットとする
                 ブーツ                                                                400 円 商品タイプを使用して、ブーツをターゲットとする
                 スニーカー                                                          200 円 商品タイプを使用して、スニーカーをターゲット
とする
                 「メンズシューズ」のその他すべて                   100 円 メンズシューズのその他の商品をターゲットとする
         「すべての商品」のその他すべて                            100 円 在庫に含まれるその他の商品をターゲットとする

 

このキャンペーン構造を概観すると、この小売業者は親商品グループの「メンズシューズ」、および「ブーツ」、「スニーカー」、「その他すべて」などの子商品グループの掲載結果について有益な情報を収集できることがわかります。さらに、商品の区分にかかわりなく全商品を対象とする入札システムを作成することで、全商品の広告表示が確保されています。このリレーショナル構造では、新たな商品を投入する際、新しいグループを作成しなくても、受け皿となる商品グループが存在します。

全在庫商品の目標を達成しようとすれば、ワンパターンの対応では実現できません。キャンペーン構造と入札戦略の最適な組み合わせは、小売業者によっても異なります。とはいえ、目標の達成に最も重要なのは、トラフィックと掲載結果のデータに基づいてキャンペーン構造と入札単価を設定するということです。

ショッピング キャンペーンの優先順位を活用する

キャンペーンの優先順位をうまく活用しましょう。 キャンペーンの優先順位によって、検索との関連性や特定の語句に対して商品が表示される確率が変わることはありません。優先順位は、むしろ小売業者にとって最も重要な商品およびその入札単価を指定するための機能です。

たとえば、宝飾品の小売業者が母の日向けの商品を含む季節限定のキャンペーンを展開する場合、キャンペーンの優先順位を「高」にすることで、競争力のある入札単価を優先的に使用することができます。これにより、競合企業が母の日のキャンペーンを開始しても、この業者の入札単価は優位を保つことができます。下記の例をご覧ください。

キャンペーン                                        ステータス デフォルトの上限クリック単価 説明
#1 母の日の季節限定キャンペーン
(優先度: 高)
有効 500 円 カスタムラベルを使用して母の日向けの商品のみをターゲットとする
#2 ベストセラー キャンペーン
(優先度: 中)
有効 300 円 カスタムラベルを使用してヒット商品をターゲットとする
#3 メイン キャンペーン
(優先度: 低)
有効 50 円 商品在庫全体をターゲットとする

 

一番宣伝したい商品に注目が集まるようにするには、優先順位の「高」を使用します。優先順位「高」のキャンペーンには、最上位のキャンペーン目標を達成するうえで重要な鍵を握る商品を投入し、別個の予算を割り当てます。この優先順位は、設定を「低」に戻すか、予算がなくなるまで変わりません。キャンペーンで特定の商品のみをターゲットとするには、次の方法があります。

  • 広告グループで指定した商品アイテムに対してのみ入札する場合は、「その他」商品グループで [除外済み] オプションを使用します。 商品グループを除外するには、[キャンペーン] または [広告グループ] タブで [上限クリック単価] 列をクリックします。入札の競合を避けるため、「その他」商品グループは 100 個以内にすることをおすすめします。
  • 商品フィルタを適用し、特定の属性やカスタムラベルを使用して広告 / 商品グループ内の表示対象アイテムを制限します。商品フィルタの詳細

アカウントに複数のキャンペーンがある場合は、汎用のメイン キャンペーンを用意しておく必要があります。 メイン キャンペーンとは、全商品または優先順位の高いキャンペーンで除外されているその他のロングテール商品を含む、優先度「低」のキャンペーンであり、全商品をカバーすることを目的として作成されます。このキャンペーンは、優先順位の高いキャンペーンの予算が上限に達するか、不測の事態が起こった場合に、商品の広告掲載を継続するための安全装置の役割を果たします。キャンペーンの優先順位の詳細

特定の言語のショッピング キャンペーンを作成する

同一の国で複数の言語の広告を掲載している場合は、言語ごとに別々のキャンペーンを作成すると効果的です。たとえばスイスをターゲットに設定している場合は、「ドイツ語」、「フランス語」といった値のカスタムラベルを設定します。これにより、言語別に予算、入札単価、除外キーワードを設定できます。カスタムラベルの詳細

ショッピング キャンペーン構造と入札戦略を組み合わせる

このセクションでは、実践方法をご紹介します。最上位の目標を達成するには、キャンペーンのリレーショナル構造と入札戦略をどのように組み合わせればよいか、いくつかの例をご覧ください。

例: 広告費用対効果の向上をキャンペーン目標とする

ある室内装飾の小売業者は、売れ筋商品には別個の予算と高い広告費用対効果目標を設定し、その他の商品に対しては合理的な広告費用対効果目標を設定しています。これらの目標を達成するため、この小売業者は商品フィルタを使用して、売れ筋商品のみを含む優先順位「高」のキャンペーンを作成し、「目標広告費用対効果」入札戦略を適用します。同時に、全商品をカバーする優先順位「低」のメイン キャンペーンを作成し、このキャンペーンにも「目標広告費用対効果」入札戦略を適用します。売れ筋商品の費用対効果を押し上げるため、それぞれのキャンペーン内で類似した掲載結果を示す商品をブランド属性によってグループ化します。商品をグループ化することで、各グループの掲載結果も容易に把握することができます。

商品グループ キャンペーン 入札戦略 説明
すべての商品(フィルタ済み) #1 ベストセラー
(優先度: 高)
目標広告費用対効果 カスタムラベルを使用してヒット商品をターゲットとする
すべての商品(フィルタ済み) >
高級ブランド
#1 ベストセラー
(優先度: 高)
目標広告費用対効果 ブランドを使用して、高級なヒット商品をターゲットとする
すべての商品(フィルタ済み) >
「すべての商品(フィルタ済み)」のその他すべて
#1 ベストセラー
(優先度: 高)
目標広告費用対効果 その他のヒット商品をターゲットとする
すべての商品 #2 メイン キャンペーン
(優先度: 低)
目標広告費用対効果 商品在庫全体をターゲットとする
すべての商品 >
高級ブランド
#2 メイン キャンペーン
(優先度: 低)
目標広告費用対効果 ブランドを使用して高級商品をターゲットとする
すべての商品 >
「すべての商品(フィルタ済み)」のその他すべて
#2 メイン キャンペーン
(優先度: 低)
目標広告費用対効果 在庫に含まれるその他の商品をターゲットとする

例: トラフィックの増加をキャンペーン目標とする

ある電子機器の小売業者は、クリスマス セールへのトラフィックをできる限り増やすため、新たな予算を確保します。クリスマス セール商品のみを対象とする優先順位「高」のキャンペーンを作成し、「クリック数の最大化」入札戦略を設定します。また、このキャンペーン内に 2 つの商品グループを作成して、それぞれのグループのトラフィックを監視します。このキャンペーンは他のキャンペーンと同時に実施されます。他のキャンペーンには、在庫商品をすべてカバーし、他のキャンペーン目標の達成を目指すという役割があります。この例では、モバイルで優れた掲載結果が得られれば、現在のスマート自動入札戦略に加えて、モバイルの入札単価調整比を引き上げることができます。

商品グループ キャンペーン 入札戦略 説明
すべての商品(フィルタ済み) #1 クリスマス セール
(優先度: 高)
クリック数の最大化 カスタムラベルを使用してクリスマス セールの商品をターゲットとする
すべての商品(フィルタ済み) >
パソコン周辺機器
#1 クリスマス セール
(優先度: 高)
クリック数の最大化 商品タイプを使用して、パソコン周辺機器をターゲットとする
すべての商品(フィルタ済み) >
スマートフォン アクセサリー
#1 クリスマス セール
(優先度: 高)
クリック数の最大化 商品タイプを使用して、スマートフォン アクセサリーをターゲットとする
すべての商品 >
「すべての商品(フィルタ済み)」のその他すべて
#1 クリスマス セール
(優先度: 高)
クリック数の最大化 クリスマス セールのその他の商品をターゲットとする
すべての商品(フィルタ済み)   #2 ベストセラー
(優先度: 中)
拡張 CPC カスタムラベルを使用してヒット商品をターゲットとする
すべての商品 #3 メイン キャンペーン
(優先度: 低)
拡張 CPC 商品在庫全体をターゲットとする

4. ユーザーリストに基づいて入札単価に変化をつける

掲載結果かトラフィックのどちらを向上したい場合でも、ユーザーリストに基づく入札単価の変更を活用することができます。たとえば、[掲載先の絞り込みと入札単価] 設定を適用すると、リピーターのトラフィックのみに入札して、ユーザーリストに記載されているユーザーだけに商品を表示することができます。ただし、この方法ではユーザーリストに記載されている限られた人数にしか広告を掲載できなくなります。一方、現在のキャンペーンに [入札のみ] 設定を適用し、リマーケティング リストを追加すると、リピーターのトラフィックには特別な入札単価を、それ以外のトラフィックには通常の入札単価を設定することができます。

掲載先の絞り込みと入札単価

指定したリストやカテゴリに当てはまるユーザーだけに広告が表示されます。各リストやカテゴリに対して、専用の入札単価を設定することもできます。

入札のみ

他のターゲティング方法と一致していれば、指定したリストやカテゴリ以外のユーザーにも広告が掲載されます。選択したユーザー層に対して入札単価のみを変えたい場合はこちらを選択してください。

 

この設定を活用すると、リピーターを獲得するためリピーターのトラフィックには他と異なる入札単価を設定し、ショッピングを楽しんでいる一般のユーザーには通常どおり広告を掲載することができます。各顧客セグメントがビジネスにもたらす利益に応じて、単価調整比を適用することもできます。たとえば、高いライフタイム バリューを有する以前の購入者のユーザーリストには +100% の単価調整比を適用し、ホームページを訪れたものの、そのまま直帰した顧客には +10% の単価調整比を適用できます。リマーケティング リストが拡大すれば、さらに効果も上がるため、引き続きデータに基づく入札単価の調整を実施してください。詳しくは、リマーケティング リストを追加する方法の動画をご覧ください

5. ショッピング キャンペーンを最適化して、業績を向上する

時間を置いて広告のデータを十分に収集したら、ベンチマーク CPC、ベンチマーク CTR、インプレッション シェア、クリックシェアなどの競合指標や、入札単価シミュレーションなどのツールを利用して、掲載結果を分析し、入札戦略の調整など、掲載結果の改善につなげることができます。ショッピング キャンペーンの掲載結果の確認と最適化の詳細

商品を定期的に確認する

[商品] タブを定期的に確認することで、改善の必要な分野を見極め、問題を解決することができます。たとえば、フィルタを適用してクリック数やコンバージョン数が上位の商品を抽出し、商品のステータス列でそれらの売れ筋商品が掲載対象となっているかどうかを確認できます。

商品アテム ID タイトル クリック数 費用   平均クリック単価 商品のステータス
123456 Acme トレイル ランニング シューズ 576 34,511 円 60 円 配信準備完了
12345687 Acme 軽量トレーニング シューズ 552 23,679 円 43 円 配信準備完了
5678613 Acme ナチュラル フォーム ランニング シューズ 342 15,522 円 45 円 配信準備完了
5645868 Acme ローインパクト ランニング シューズ 158 7,621 円 48 円 不承認
4896135 Acme トレーニング シューズ 119 4,033 円 34 円 不承認

 

不承認はすぐに報告する必要があるため、全体の商品数と承認済みの割合にも注意してください。データ分析の詳細

 

配信可能な商品の割合 配信可能な商品数 有効な商品の割合 有効な商品数 承認済み商品の割合 送信済み商品数 送信済み商品数
92.08% 1,105 94.16% 1,130 95.63% 1,150 1,200

 

費用を変えずにコンバージョンを増やす

在庫商品を分類し、売れ筋商品に合わせて商品グループを作成します。次に、コンバージョン トラッキングを利用して、入札単価を見直します。たとえば、ある商品グループのコンバージョン単価が低い場合、入札単価を引き上げ、予算の支払額を増やして、コンバーションを増やすことができます。反対に、ある商品グループのコンバージョン単価が高い場合、その商品グループの入札単価を引き下げて、より低コストでコンバージョンを獲得できる商品グループに予算を割り当てることができます。入札単価を決めるにあたっては、入札単価シミュレーションも活用できます。入札単価シミュレーションは、特定の入札単価に対して掲載結果の推定を出すことができます。詳細

競合指標を検証する

キャンペーンを最適化するには、まず競合状況を示すデータを検証するとよいでしょう。レポートは端末別に表示することで、端末によって大きく異なる競合状況を確認できます。ショッピング キャンペーンでは、以下のツールをご利用いただけます。

  • クリックシェアは、競合他社と自社の位置関係を把握するのに最適な指標です。クリックシェアが低く、インプレッション シェアが高い場合は、広告が上位の検索結果に表示されておらず、価値の高いクリックを獲得できていない可能性があります。このような場合は、クリックシェアを上げるために広告の差別化を図り、入札単価を調整してください。特に、画面のサイズが限られているモバイル端末では、掲載順位を上げることで視認性が増し、トラフィックが増加する傾向があります。端末別のクリックシェアは、レポートをダウンロードして確認することができます。レポートのスケジュールを設定することもできます。クリックシェアの詳細

     
    商品グループ      キャンペーン                上限クリック単価 費用 クリック数 クリックシェア
    すべての商品(フィルタ済み) #1 季節限定キャンペーン
    (優先度: 高)
    自動: 500 円 19,320 円 345 50.20%
    すべての商品(フィルタ済み) #2 ベストセラー キャンペーン
    (優先度: 中)
    300 円(拡張) 5,280 円 160 30.15%
    すべての商品 #3 メイン キャンペーン
    (優先度: 低)
    50 円(拡張) 1,122 円 51 11.3%
    表示する行数: 50   1 - 3/3

     
  • インプレッション シェアを参考にすれば、できるだけ多くのショッピング ユーザーに広告が表示されるよう調整を実施することができます。 インプレッション シェアが低く、獲得したインプレッションが利益につながっている場合は、入札単価の引き上げやデータ品質の改善によって価値の高いインプレッションを増やすことができます。
  • オークション分析を使用すると、同じオークションに参加している他の広告主の掲載結果と自社の掲載結果を比較することができます。 この分析情報により、自社が成功している分野と掲載のチャンスを逃している分野を把握して、入札単価や予算を戦略的に決定することができます。オークション分析の詳細
  • ベンチマークのクリック率とベンチマークの上限クリック単価には、商品グループの掲載結果を競合他社と比較できるデータが示されます。 クリック率と上限クリック単価がベンチマークを下回っている場合は、広告の関連性が上がるように商品データを見直したり、競争力を上げるために入札単価を引き上げたりする必要性があることがわかります。なお、こうした競合状況を示すデータは、集約されて平均化された匿名のデータです。
  • 入札単価シミュレーションを使用すると、入札単価を現在より高くまたは低く設定していた場合の先週の掲載結果をシミュレーションできます。 このツールは、特にモバイルで使用することをおすすめします。モバイルの入札単価の競争力が高ければ、どれほど多くの広告掲載の機会を獲得できていたかを確認できます。入札単価シミュレーションの詳細
除外キーワードを戦略的に使用する

除外キーワードは、商品の表示対象を目的のユーザーのみに絞ることのできる効果的なツールです。とはいえ、あまりにも多くの除外キーワードを追加すると、トラフィック全体または関連するトラフィックを大幅に制限し、掲載結果に悪影響を及ぼすおそれがあります。したがって、除外キーワードについては、定期的に注意深く見直しを実施してください。除外キーワードの詳細

除外キーワードは、関連性の低い検索語句に広告が表示されないようにするため、限定的に使用することをおすすめします。たとえば、ドレス用シューズを販売する小売業者は、「スニーカー」などの検索語句に対して自社の商品を表示したいとは思わないでしょう。その場合は、キャンペーンの除外キーワードとして「スニーカー」を追加できます。検索語句のレベルでキャンペーンを最適化するには、拡張 CPC または目標広告費用対効果を適用して、商品を関連性の高いトラフィックに表示することができます。

まとめ

ショッピング キャンペーンは、常時接続時代のショッピング ユーザーを獲得するためのショーウィンドウであり、ビジネスに不可欠な集客ツールです。ショッピング キャンペーンを最新の状態に保って最大限に活用すれば、消費者の目を引いて販売を促進できます。そのうえで掲載結果を測定し最適化すれば、ユーザーの求める利便性や好みを的確に把握することができます。ぜひ参考になさってください。

 

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