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アド マネージャー広告申込情報の配信に関するトラブルシューティング

広告申込情報が配信されない原因を特定して解決する

配信されない原因に移動: 最も一般的な原因 | プライバシーと同意に関するポリシー | 広告の選択 | プログラマティック取引 | Open Bidding | 動画とオーディオ

Google アド マネージャーでは、配信に影響する可能性のある最近の変更と、有効な広告リクエストに対して広告申込情報が配信されない主な原因を広告申込情報ごとに確認できます。広告申込情報が配信されない原因について理解しておくと、予期しない動作が起こったときのトラブルシューティングに役立ちます。

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開始方法

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [配信次に [広告申込情報] に移動します。
  3. フィルタを使って、配信されていない広告申込情報を見つけて選択します。
  4. 広告申込情報の [トラブルシューティング] タブを選択します。

配信に影響する可能性のある最近の変更を表示する

[状態に関する履歴] セクションには、広告申込情報の設定に加えられた最近の変更、広告申込情報に対して行われた予測の履歴、急増または急減した配信関連のデータが表示されます。カレンダーのそれぞれの日付には、広告申込情報の配信進捗状況が目標に対する割合で表示されます。また、最初のインプレッションがいつ発生したかも表示されます。これは、広告申込情報の配信開始が想定よりも遅かった場合に役立ちます。カレンダーにはデフォルトで過去 7 日間が表示されますが、カレンダーの上の矢印をクリックすると、過去 45 日間のイベントを表示できます。

カレンダーのそれぞれの日付にカーソルを合わせると、広告申込情報の目標に関するその日の詳細データが表示されます。イベントが発生した日については、日付をクリックして [変更履歴の表示] をクリックすると、その日に行われた変更を確認できます。

広告申込情報が配信されない原因を確認する

[配信されない原因] セクションには、有効な広告リクエストに対して広告申込情報が配信されない場合に、その最も一般的な原因が円グラフで表示されます。

円グラフの上には、有効な広告リクエストの推定数とクリエイティブのレンダリング率が表示されます。

この広告申込情報が配信条件を満たしていたものの、最終的には配信されなかった広告リクエストの推定数(2 桁の有効数字に四捨五入された値)です。

クリエイティブのレンダリング率は、広告申込情報が配信されてクリエイティブが正常にレンダリングされた回数の割合(%)です。インプレッション数とコード配信数を比較して算出されます。

さまざまな理由により、広告申込情報が配信されてもクリエイティブは表示されないことがあります。たとえば、クリエイティブが表示可能になる前にユーザーが他のページに移動した場合や、ユーザーのデバイスの接続状態が悪く、クリエイティブを読み込めない場合などには、広告申込情報が配信されても、その広告申込情報に関連付けられたクリエイティブは表示されません。その結果、クリエイティブのレンダリング率は 100% を下回る可能性があります。

なお、クリエイティブのレンダリング率が 100% を下回るのはよくあることなので、大きな差異でない限り心配することはありません。この割合がディスプレイで 80% 未満、動画で 50% 未満、アプリで 30% 未満となった場合は、次のいずれかまたは両方を行ってください。

  • 「広告の速度」レポートを作成します。「広告の速度」レポートでは、過去 30 日間におけるネットワークでの広告配信の速度に関するスナップショットを確認できます。この情報は、広告の読み込み時間を改善する方法の特定に役立ちます。
  • ログに記録されない離脱を確認します。ログに記録されない離脱は、「合計コード配信数」と「広告のインプレッション数」の指標を追加した VAST エラーレポートを作成して、その 2 つの値を比較することで確認できます。

円グラフから操作する

  • [配信済み広告申込情報を表示] をクリックすると、配信に選ばれた広告申込情報の詳細を確認できます(配信されない原因によっては、この情報を参照できないこともあります)。なお、配信に選ばれた広告申込情報は、必ずしも不承認となった広告申込情報が競り負けた広告申込情報とは限りません。
  • [広告スロットのトラブルシューティングを開始] をクリックしてアド マネージャーの配信ツールを起動すると、他の広告に優先してその広告が配信された理由や、同じ広告スロットで再度リクエストが発生した場合に選ばれる広告申込情報、その他の詳細を確認できます。
  • [表示する期間] プルダウン メニューを使用すると、過去 7 日間、過去 24 時間、12 時間、6 時間、3 時間の配信されなかった原因を確認できます。

また、スプレッドシートに広告申込情報をエクスポートして、配信されない原因を確認することも可能です。その場合は、フィルタを使って広告申込情報の数を少なくしてください。広告申込情報の数が多いと、エクスポートがタイムアウトになる可能性があります。

配信されない原因のトラブルシューティングのセクションに、配信されない原因が表示されているアド マネージャー管理画面。

「配信されない原因」のグラフが表示されない場合

配信されない原因のグラフが表示されない場合は、次の理由が考えられます。

  • 広告申込情報が常に配信されており、トラブルシューティングの対象となる配信されない状況が発生していない。
    広告申込情報が順調に配信されていて目標が達成される見込みであるか、標準の広告申込情報のターゲティング条件をかなり絞り込んでいる状態です。
  • 広告申込情報が、過去 7 日間にまったく配信されなかった。
    このツールでは過去 7 日間のデータが参照されます。広告申込情報のステータスで、広告申込情報が配信されているか確認してください。広告申込情報のステータスが配信前、一時停止、完了のいずれかである可能性があります。
  • データが十分にない。
    「配信されない原因」ツールではクエリがサンプリングされます。配信されない原因は、過去 7 日間に十分な数のクエリが発生している場合に表示されます。

配信されない原因

配信されない原因の中には、正当な理由があって対処の必要がないものと、変更が必要と考えられるものがあります。詳しくは以下のセクションをご覧ください。

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最も一般的な原因

バックフィルがダイナミック アロケーションで他のアド マネージャーの広告申込情報に競り負けました

アド マネージャーでは、キャンペーン完了の可能性に影響を与えない場合に、ダイナミック アロケーションを使って価値の高い広告枠にアクセスできる購入者を絞り込んで収益を増やすことができます。配信できない原因としてこの内容が表示される場合は、間接または「バックフィル」のチャネル、つまり Ad Exchange、AdSense、または AdMob の広告がアド マネージャーの広告申込情報と競合して負けたことを意味しています。理由としては、間接チャネルの広告が返されなかったか、アド マネージャー広告申込情報の CPM の方が高かったことが考えられます。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

ダイナミック アロケーションでバックフィルに負けました

アド マネージャーでは、キャンペーン完了の可能性に影響を与えない場合に、ダイナミック アロケーションを使って価値の高い広告枠にアクセスできる購入者を絞り込んで収益を増やすことができます。配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、この広告申込情報が予約広告申込情報の最終的な配信候補として選ばれたものの、より CPM の高い間接または「バックフィル」のチャネル、つまり Ad Exchange、AdSense、または AdMob の広告と競合して負けたことを意味します。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

ロードブロッキングにより配信できませんでした

ロードブロッキングは配信されない原因として一般的ですが、診断が困難です。プロパティから 2 つの広告申込情報が想定外の順序で呼び出され、ロードブロッキングで競合できるようになる前に、優先度の低い広告申込情報が選択されています。両方の広告ユニットにアクセスできない限り、ロードブロッキング広告申込情報で一方の広告ユニットに入札することはできません。

対策

ページのリクエストの順序を変更するか、Google パブリッシャー タグとシングル リクエスト アーキテクチャの呼び出しを併用することを検討します。

パブリッシャーが連続配信広告の最小再生時間と最大再生時間に同じ値を設定している

アド マネージャーでは、連続配信広告の最小再生時間が最大再生時間と等しい(min_pod_duration=max_pod_duration)場合、連続配信広告からソリューションが返されない可能性があります。有効な広告申込情報の在庫からはパブリッシャーの設定と正確に一致する連続配信広告が見つからない場合があるためです。

対策

制限を緩和したり、オークションに参加できる候補者の数を増やしたりします。

min_pod_duration パラメータまたは max_pod_duration パラメータを削除するか、min_pod_duration と max_pod_duration のパラメータ値に差を設けて、連続配信広告が返されるようにします。

特定の時間要件がある場合は、以下をお試しください。

  • 対応する広告枠を増やす
  • 広告の掲載順位のターゲティングを緩和する(設定している場合)
  • バックフィルが有効な場合は CPM 最小価格を引き下げる

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プライバシーと同意に関するポリシー

ネットワークでは、クリエイティブで使用する広告技術について、プライバシーと同意に関するさまざまなポリシーの設定を行う必要があります。また、ネットワークでこの広告技術を使用するには、ユーザーから同意を得る必要があります。設定していない場合や間違って設定した場合、クリエイティブは配信されないことがあります。

ロードブロッキングにより配信できませんでした

第三者プロバイダが、プログラマティック保証型取引、優先取引、または予約広告申込情報のクリエイティブに関連付けられている場合に発生します。

広告リクエストがパーソナライズされていない広告としてタグ付けされていた場合、クリエイティブに(ピクセルや他の URL などを介した)第三者広告技術プロバイダへの参照を含めることはできません。

  • プログラマティック保証型取引や優先取引の広告申込情報の場合、この問題は広告主がホストするクリエイティブで発生します。
  • 予約取引の場合は、[予約クリエイティブでユーザーの同意を確認] を有効にしているときに発生します。

対策

プログラマティック保証型取引や優先取引の場合は、クリエイティブに含まれる第三者への参照をすべて削除するよう購入者に依頼します。
予約取引の場合は、クリエイティブに含まれる第三者への参照をすべて削除します。

クリエイティブに不明な広告技術が含まれています

クリエイティブで(ピクセルや他の URL などを介して)不明な広告技術が参照されています。以下を参照していると不明な広告技術として検出される可能性があります。

  • Google の広告技術プロバイダ(ATP)リストに登録されていない、第三者広告技術プロバイダ
  • 該当の広告技術をまだ宣言していないネットワーク

不明な広告技術を使用しているクリエイティブは、欧州経済領域(EEA)内またはブラジル国内の広告リクエストには配信されません。これには、パーソナライズされていない広告としてタグ付けされている広告リクエストも含まれます。

対策

  • 自社の広告技術の URL を入力して、広告技術を宣言する
  • 不明な広告技術をクリエイティブから削除する
  • Google の広告技術プロバイダ(ATP)リストへの登録を第三者広告技術プロバイダに依頼する
     
    広告主がホストするプログラマティック保証型取引や優先取引の広告申込情報の場合は、購入者に連絡し、クリエイティブから不明な広告技術プロバイダをすべて削除するよう依頼してください。
第三者技術プロバイダの設定に問題があります

第三者広告技術で使用されている不適切な設定のマクロがクリエイティブに含まれています。通常、この問題は、プライバシーに関する規制を遵守する目的で使用するマクロで発生します。

対策

不適切な設定のマクロを修正します。設定に関する問題が発生するマクロには次のようなものがあります。

ご自身でクリエイティブを編集してマクロを修正することができない場合は、第三者プロバイダに修正を依頼してください。

広告技術プロバイダがユーザーの同意設定で指定されていません

パーソナライズド広告で(ピクセルや他の URL などを介して)第三者広告技術プロバイダが参照されていますが、そのプロバイダが以下に該当しています。

  • ネットワークの同意設定で指定されていない。
  • ネットワークの同意管理プラットフォーム(CMP)で指定されていない。
  • CMP で指定されているものの、Google のポリシーに違反している。
  • CMP で指定されているものの、ユーザーがそのプロバイダの使用に同意しなかった。
  • リクエストがパーソナライズされていない広告として明示的にタグ付けされており、[予約クリエイティブでユーザーの同意を確認] が有効になっている。

パーソナライズド広告をユーザーに表示するためには、特定の第三者広告技術プロバイダの使用についてユーザーの同意を得ること、またそのプロバイダに関してポリシー違反がないことが要件となります。ネットワークの CMP(またはネットワークの [EU ユーザーの同意] 設定)でプロバイダを指定すると、ユーザーに対してそのプロバイダの使用に同意するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

対策

該当の第三者広告技術への参照をクリエイティブから削除します。または、クリエイティブでのプロバイダの使用について、次の方法でユーザーの同意を得ます。

プロバイダが Google のポリシーを遵守していることを確認します。

プロバイダがネットワークの CMP(またはネットワークの [EU ユーザーの同意] 設定)で指定されていて、Google のポリシーにも違反していない場合は、ユーザーがそのプロバイダの使用について同意しなかったことを意味します。

 

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広告の選択

入札単価または設定が不適格だったため、落札できませんでした
Ad Exchange 広告申込情報が配信対象として選ばれたものの、入札単価が設定されていないか、すべての入札単価が統一価格設定ルールの最小価格を下回っていて、要件を満たす入札単価がなかったために落札できなかった可能性があります。また、次のいずれかの理由で落札できなかった可能性もあります。

対策

保護機能で広告主の URL をブロックしていることが原因で Ad Exchange 広告申込情報が落札できなかった場合、これは正常な動作です。ブロックした URL はネットワークに適用され、望ましくない広告主の広告が表示されないようにすることでブランドが保護されます。URL を誤って指定した可能性がある場合は、ブロックした URL を確認してください。

価格設定ルールの最小価格を下回っています
広告申込情報の CPM が、統一価格設定ルールの最小価格を下回っています。

対策


目標インプレッション単価でもこの理由が表示されることがあります。一部の広告申込情報では、目標インプレッション単価を有効にしていても、この問題が発生することがあります。これは通常の事象で、目標インプレッション単価によって最小価格が動的に調整され、最適化されることによるものです。

予定のペースに近づけるために、配信比率を下げました

ネットワークでトラフィック パターンを有効にしている場合、アド マネージャーでサイトのトラフィックの自然な変動に合わせてインプレッションが効率的に配信されます。通常、対応する必要ありません。

ネットワークでトラフィック パターンを有効にしていない場合などは、その日の 1 時間の目標配信数に達したため、広告申込情報が配信されていない可能性もあります。

対策

通常、対応する必要はありません。トラフィック パターンの機能は想定どおりに動作しています。

除外ラベルまたは同じクリエイティブの除外が設定されていたため、配信されませんでした

配信されない原因として次の理由が考えられます。

  1. 競合相手の除外が正しく機能している。
  2. 2 つの広告申込情報間で相対的な優先度が誤っている。広告リクエストに対して配信可能な広告申込情報が 2 つ選ばれたものの、想定外の順序でリクエストされ、優先度の高い広告申込情報が競合できるようになる前に、優先度の低い広告申込情報が配信された可能性があります。

対策

以下の対策の番号は上記の理由の番号に対応しています。

  1. 通常、競合相手の除外は正当な理由で行われます。ただし、除外の制限が強すぎる場合や設定が間違っている場合は、広告申込情報が想定どおりに配信されない可能性があります。競合相手の除外を設定するには 2 つの方法があります。保護ルール競合相手の除外ラベルを確認して、意図しない広告配信が行われないように修正します。

  2. 2 つの広告申込情報の優先度を確認します。ウェブページでのリクエストの順序を変更するか、Google パブリッシャー タグとシングル リクエスト アーキテクチャでの呼び出しを併用します。

最適化の結果、競合する他の広告申込情報に負けました

アド マネージャーでは複数の要因に基づいて配信が最適化されます。たとえばクリック率(CTR)の最適化を使用している場合は、クリック掲載結果の予測に基づき、優先度の低い広告申込情報が優先度の高い広告申込情報よりも先に選択されることがあります。こうした最適化は、キャンペーン完了の目標との兼ね合いで行われます。

対策

通常、対応する必要はありません。最適化機能は想定どおりに動作しています。

フリークエンシー キャップに達したか、フリークエンシー キャップを適用するのに必要なユーザー識別子がありません

通常、ユーザー単位のフリークエンシー キャップの設定によって、リクエストごとに広告申込情報が正確に競合対象から除外されます。配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、クリエイティブの使用回数に関するフリークエンシー キャップに達した可能性があります。

プログラマティック保証型取引でこのメッセージが表示される場合は、フリークエンシー キャップに達したために購入者が入札していない可能性があります。

対策

この広告申込情報で設定されているフリークエンシー キャップの制限が強すぎないかどうかを確認します。

広告申込情報の「表示するクリエイティブ数」設定または動画ストリームや連続配信広告のフリークエンシー キャップによる制限

「表示するクリエイティブ数」の設定で 1 つのページに同じクリエイティブを配信する回数を制限している場合、制限に達すると、後続のリクエストに対して同じクリエイティブは選ばれなくなります。

動画広告申込情報の場合は、フリークエンシー キャップの設定によって、ストリームや連続配信広告にクリエイティブを配信できる回数が制限されていることが原因の可能性があります。

対策

広告申込情報の配信数を増やす必要があれば、制限を緩めます。

広告申込情報の配信が予定どおりまたは予定より早く進んでいます

できるだけ多くのキャンペーンを完了するために、広告申込情報の配信が目標達成に向けて予定どおりまたは予定より早く進んでいる場合は、他のキャンペーンにインプレッションが配分されます。

対策

通常、対応する必要はありません。広告サーバーでは、このキャンペーンは目標達成に向けて順調に配信されていると認識されています。

より高い優先度の広告申込情報と競合し、落札できませんでした

優先度が上回る広告申込情報が競合で勝ちました。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

類似の優先度の広告申込情報と競合し、落札できませんでした

2 つの広告申込情報の優先度が同程度の場合は、完了の可能性に基づいて選択が行われます。配信されない原因としてこの内容が表示される場合、通常は広告申込情報が想定どおりに動作していることを意味します。優先度の高い広告申込情報ではなく同じ優先度の広告申込情報と競合し、落札できないことが多い広告申込情報が見つかることがあります。これは必ずしも問題ではありません。通常は、同じ広告ユニットに対して同じ優先度を設定した多くの広告申込情報が競合していて、優先度の高い広告申込情報が少ないことを示します。最適化など特定の理由で、優先度の低い広告申込情報が表示されることもあります。

対策

アド マネージャーの予測機能を使用して獲得できる広告枠を確認し、その数に応じて広告申込情報の設定を更新するかどうかを検討します。必要であれば、ターゲットの設定範囲を広げる、フリークエンシー キャップを緩める、広告申込情報の掲載期間を延長するなどの対策をとることが考えられます。

CPM が上回っている空き枠の広告申込情報と直接競合し、落札できませんでした

CPM を基に競合する空き枠の広告申込情報は、より CPM の高い広告申込情報と競合で負けることが予想されます。これは想定どおりの動作です。

対策

この結果が想定外の場合は、空き枠に設定した CPM を確認します。

ダイナミック アロケーションで空き枠の広告申込情報に競り負けました

アド マネージャーでは、キャンペーン完了の可能性に影響を与えない場合に、ダイナミック アロケーションを使って価値の高い広告枠にアクセスできる購入者を絞り込んで収益を増やすことができます。配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、この広告申込情報が予約広告申込情報の最終的な配信候補として選ばれたものの、より CPM の高い空き枠の広告申込情報と競合して負けたことを意味します。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

優先交渉権を持つ購入者が落札しました

優先交渉権の設定によって Ad Exchange の限定された購入者に広告枠が公開されたため、この広告申込情報で落札できませんでした。

対策

必要に応じて、優先交渉権の価格設定ルールを変更します。

ローテーション表示する次のクリエイティブが使用できません

順次ローテーションに設定されたクリエイティブのうち、インプレッションに対して配信できないものがあると、ローテーションが機能しなくなります。順次ローテーション内のクリエイティブで広告スロットを埋めることができない場合、広告申込情報は次の配信期間の開始まで配信を停止します。

対策

クリエイティブのローテーションに関するその他のよくある問題の解決方法をご確認ください。

クリエイティブが返されませんでした

クリエイティブを取得するためにアド マネージャーから別の広告サーバーに呼び出しが行われましたが、レスポンスが返されませんでした。この広告サーバーは、キャンペーン マネージャーまたは第三者ネットワークのサーバーであることが考えられます。

対策

アド マネージャーで指定したクリエイティブ情報と広告サーバーに間違いがなく、整合性が取れているかを確認します。

許可されていない属性を含むクリエイティブで購入者が入札しました

購入者が、許可されていない属性(VPAID、リマーケティング広告、インバナー動画など)を含むクリエイティブを入札しています。

対策

購入者に連絡します。

 

その他

ここには、上位 5 つ以外のデマンドソースによって埋められたすべての広告リクエストが含まれます。Ad Exchange などの他の広告申込情報からの広告リクエストも含まれている可能性があります。

対策

通常、対応する必要はありません。広告リクエストのシミュレーション(パソコン向けモバイルウェブ向けアプリ向け動画向け)を使用すると、1 つの広告リクエストに対して競合するすべての広告申込情報を確認できます。購入者が制限付きカテゴリ(アルコールやギャンブルなど)の配信できないクリエイティブを入札することがあります。このような場合、保護設定で、制限付きカテゴリのオプトインを変更できます。制限付きカテゴリをオプトインしても、地域によってはこれらのクリエイティブを配信できない場合があります。

 

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プログラマティック取引

購入者がサポートされていない入札レスポンスを送信しました

認定バイヤーが、パブリッシャー管理のクリエイティブでサポートされていない入札レスポンスを送信しました。

対策

購入者にお問い合わせください。

外部の購入者がリクエストに入札しませんでした

配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、通常、プログラマティック直接取引の広告申込情報が関係しています。

  • プログラマティック保証型取引の場合、must_bid シグナルは true です。つまり、購入者はリクエストに入札する必要があります。これは、目標達成に向けて取引を予定より早く進めるためにはインプレッションが必要という、その時点でのアド マネージャーの判断によるものです。購入者からのレスポンス率が低いと、広告申込情報が配信不足になる可能性があります。レスポンス率が低い、またはレスポンスがない理由として、次のことがあげられます。
    • 購入者がこの広告枠に関心を持っていない。
    • 購入者がクリエイティブを一時停止した。
    • クリエイティブが現在承認待ちとなっている。
  • 優先取引の場合、購入者はリクエストに入札する必要はありません。

対策

  • プログラマティック保証型取引の場合: 購入者に連絡し、レスポンス率が低いことを伝えます。レスポンス率の低さに関する分析情報は Google で入手できないことが多いため、購入者に問い合わせてみることをおすすめします。
  • 優先取引の場合: 特別な対応は不要です。
外部の購入者が追加リクエストに入札しませんでした

配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、通常、プログラマティック直接取引の広告申込情報が関係しています。must_bid シグナルは false です。つまり、購入者はリクエストに入札しないという選択もできます。これは、アド マネージャーによる判断の時点で、目標達成に向けて取引を予定よりも早く進めるのにインプレッションは必要ないと判断されたことが原因です。このリクエストに入札されなくても、配信不足になることはありません。

対策

特別な対応は不要です。これは想定どおりの動作であり、取引の目標達成を妨げることはありません。

プログラマティック直接取引では、動画広告呼び出しに SDK を使用する必要があります

現在、プログラマティック直接取引は SDK を使用しない動画リクエストには対応していません。

対策

すべての動画リクエストで IMA SDK が使用されていることを確認します。

プログラマティック直接取引が許可されていない URL です

販売を許可しているドメインが ads.txt に反映されていないか、URL が Google アド マネージャー パートナー ガイドラインに違反しています。

対策

URL と Google のコンテンツ ポリシーについて

URL は、Google アド マネージャー パートナー ガイドラインで許可される場合もありますが、関連するトラフィックやコンテンツはスパム保護またはその他の問題により無効と見なされる可能性があります。その場合、上記の対策を行っても、この配信されない原因は引き続き表示されますのでご留意ください。

 

児童ポリシーによりブロックされました

次のいずれかの原因により、広告は子ども向けでないと判断されました。

  • コンテンツのレーティング
  • 関連する一般カテゴリおよびデリケートなカテゴリ
  • 一般カテゴリやデリケートなカテゴリに分類されない

対策

ターゲティングを変更して子ども向けのリクエストを受け取らないようにするか、購入者にクリエイティブの調整を依頼します。

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Open Bidding

入札リクエストがタイムアウトしました

エクスチェンジがオークションに参加するためには、指定された時間内に入札を返す必要があります。入札が間に合わなかった場合、統一オークションには参加できません。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

広告申込情報と競合し、落札できませんでした

アド マネージャーの他の広告申込情報のレートが、エクスチェンジから提示した最も高い入札単価を上回っていました。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

他の入札と競合し、落札できませんでした

別のエクスチェンジからの入札が統一オークションで落札しました。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

オークションへの入札が許可されていません

直接取引、優先交渉権、または類似の競合相手を含むオークションでは、エクスチェンジからの入札が許可されない可能性があります。

対策

通常、対応する必要はありません。これは正常な動作です。

入札エラー

入札レスポンスのエラー(ビッダーのホストから不明なステータスが返されるなど)が発生した場合、配信がブロックされる可能性があります。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

購入者のクリエイティブにマルウェアが含まれています

購入者のクリエイティブにマルウェアが含まれていることがアド マネージャーで検出された場合、そのクリエイティブの配信は許可されません。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

購入者側のクリエイティブの問題

購入者のクリエイティブに問題があることがアド マネージャーで検出された場合、そのクリエイティブの配信は許可されません。一般的な問題としては、次のようなものがあります。

  • レスポンスのサイズがリクエストのサイズと一致しない
  • レスポンスに必須フィールドがない
  • レスポンスに審査前のクリエイティブが含まれている

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

エクスチェンジ パートナーが入札しませんでした

エクスチェンジ パートナーは、すべてのリクエストに入札する義務を負いません。配信されない原因としてこの内容が表示される場合は、エクスチェンジ パートナーが入札リクエストを明示的に拒否したことを示します。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

Open Bidding でエクスチェンジ パートナーの取引が許可されていません

このエクスチェンジには、Open Bidding を介した取引が許可されていません。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡するとともに、Open Bidding で第三者取引の入札を許可することを検討します。

エクスチェンジのプレターゲティングが収益グループのターゲティングと合致していませんでした

エクスチェンジのシステムで定義されているターゲティング(「プレターゲティング」とも呼ばれる)が、パブリッシャーの収益グループのターゲティングと合致していませんでした。

対策

エクスチェンジ パートナーに連絡します。

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モバイル広告

iOS アプリに広告が表示されません

Apple App Store にまだ掲載されていない新しい iOS アプリには、Google 広告は表示されません。

対策

アプリのテスト方法について、AdMob ヘルプセンターを確認してください

動画とオーディオ

購入者が対象外の動画 MIME タイプに入札しました。例: VPAID

このエラーは多くの場合、VPAID が許可されていない広告枠に購入者が VPAID クリエイティブで入札したことで発生します。

対策

購入者と協力して、有効なタイプの動画クリエイティブをアップロードします。

クリエイティブの再生時間が広告の最大再生時間を超えています

クリエイティブの再生時間が広告の最大再生時間を超えています。

対策

広告の最大再生時間の設定を更新するか、購入者と協力して現在より短いクリエイティブをアップロードします。

クリエイティブのスキップ設定がお客様のスキップ設定と一致しません

取引のスキップ設定と購入者のクリエイティブのスキップ設定は一致する必要があります。

対策

取引のスキップ設定を更新するか、購入者と協力して有効なクリエイティブをアップロードします。

無効な動画またはオーディオ クリエイティブです

購入者のクリエイティブが無効です。

対策

購入者と協力して、この取引に有効なクリエイティブをアップロードします。

動画広告が 5 秒後にスキップ可能になるようにしてください

動画広告は、再生開始から 5 秒後にスキップ可能になる必要があります。この要件を満たさないクリエイティブは不承認となります。この場合、クリエイティブは再生開始から 5 秒後にスキップ可能になるよう設定されていませんでした

対策

動画クリエイティブが再生開始から 5 秒後にスキップ可能になるよう、購入者に更新を依頼します。

連続配信広告に対して再生時間が長すぎます

連続配信広告に対して再生時間が長すぎたため、動画広告を配信できませんでした。

対策

この広告申込情報で再生時間の長い連続配信広告を使用するか、再生時間の短いクリエイティブを使用することを検討してください。

ターゲットに設定された連続配信広告の位置はすでに使用されています

位置ターゲティングが一致しなかったため、動画広告を配信できませんでした。

対策

この広告申込情報でターゲットに設定する連続配信広告の動画位置を増やすことを検討してください。

 

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配信に関するトラブルシューティング

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