統一価格設定ルール

統一価格設定ルールを使用して目標インプレッション単価または最小価格を管理する

統一価格設定ルールを使用すると、すべてのプログラマティック取引の目標インプレッション単価または最小価格を一元的に管理できます。統一価格設定ルールは、[広告枠] 次に [価格設定ルール] で設定します。この記事は、以下の項目で構成されています。

この記事における「価格」または「価格設定」は、目標インプレッション単価または最小価格のことを指します。

統一価格設定ルールのおすすめの設定方法

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統一価格設定ルールのおすすめの設定方法

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統一価格設定ルールの仕組み

統一価格設定ルールの適用対象

統一価格設定ルールの価格は以下に適用されます。

価格設定は、プログラマティック直接取引で交渉したキャンペーンには適用されません。

統一価格設定ルールの適用方法

  • 同じ広告枠を対象とする統一価格設定ルールが 2 つある場合は、価格が高い方のルールが適用されます。
  • 同じ広告枠を対象とする優先交渉権の価格設定ルールと統一価格設定ルールがある場合、Ad Exchange のデマンドには価格が高い方のルールが適用されます。

すべてを対象とした価格設定

価格設定ルールは、デフォルトで全員およびすべてのクリエイティブの種類とサイズに適用されます([すべてに価格を設定する] オプション)。ただし、個別の広告主、ブランド、サイズなどを対象とする価格設定も可能です([特定のアイテムに価格を設定する] オプション)。その場合も、必要に応じて [すべてを対象とした価格設定] オプションを指定できます。

[すべてに価格を設定する] で設定した価格は、別の価格を設定した広告主、ブランド、サイズなどにも適用されます。この場合、ルール内で高い方の価格設定が適用されます。

たとえば、旅行代理店の広告主の「YourAdventure」とサイズ「728x90」の最小価格を 300 円に設定し、同じルールの [すべてに価格を設定する] で最小価格を 400 円に設定したとします。この場合、[すべてを対象とした価格設定] の方が価格が高いため、旅行代理店の広告主「YourAdventure」とサイズ「728x90」には 400 円が適用されます。

[すべてに価格を設定する] の価格を個別の広告主、ブランド、サイズなどに設定した価格より低くするか、[すべてに価格を設定する] オプションを無効のままにすることをおすすめします。

空き枠の広告申込情報タイプと価格

価格優先、ネットワーク、バルクの広告申込情報はオークションで競合することができます。これらの広告申込情報タイプは、統一価格設定ルールの影響を受けます。これらの広告申込情報タイプをオークションで競合させるには、統一価格設定ルールで設定した価格以上の CPM を設定する必要があります。

統一価格設定ルールは次の広告申込情報には適用されません。

  • 自社広告申込情報
  • レートがゼロ(0)円で、仮想 CPM が設定されていない広告申込情報
  • CPD または CPA レートを使用している広告申込情報は、レートがゼロ(0)円として扱われます

自社広告申込情報とオークション

最小価格と目標インプレッション単価は、自社広告申込情報と 0 円の仮想 CPM が設定された広告申込情報には適用されません

自社広告申込情報は、空き枠の広告申込情報(ネットワーク、バルク、価格優先)、Ad Exchange、Open Bidding のデマンドを配信できない場合にのみ配信されます。つまり、自社広告申込情報は、レートが 0 円の、ダイナミック アロケーションを介した価格競合を行わない広告申込情報として扱われます。

自社広告申込情報の CPM は、配信候補の自社広告をランク付けする際の基準となります。ただし、自社広告は統一価格設定ルールで指定されている最小価格または目標インプレッション単価を満たさなくても配信対象となるため、代替広告として効果的に機能します。

ブロック

統一価格設定ルールにブロック機能はありません。ブロックは、[保護] で管理できます。Open Bidding のトラフィックにブロックを設定することはできません。

サイズ別の価格設定

統一価格設定ルールでは、複数サイズの料金設定を使用できます。複数サイズの料金設定を指定している場合、[すべてを対象とした価格設定] を指定するオプション項目はデフォルトで有効になります。この項目は、料金が未設定のサイズだけでなく、すべてのサイズに適用されます。すべてを対象とした価格設定について

クリエイティブの種類別の価格設定

ディスプレイ クリエイティブまたは動画(インストリームとアウトストリーム)クリエイティブにのみ適用する価格設定ルールを設定できます。なお、最小価格や目標 CPM は、すべての広告枠フォーマット(リワード、バナー、インストリーム、ネイティブ、インタースティシャル、アプリ起動を含む)に適用されます。適用される最小価格や目標 CPM は、配信されるクリエイティブの種類に基づいて決まります。

アド マネージャーでクリエイティブの種類を特定できない場合(ヘッダー入札など)は、「ディスプレイ」の最小価格または目標 CPM が適用されます。

ディスプレイ クリエイティブまたは動画クリエイティブの価格設定ルールを追加するには:

  1. 以下の手順 5 で、[特定のアイテムに価格を設定する] を選択します。
  2. [クリエイティブの種類] の横の編集 編集 をクリックし、[動画] または [ディスプレイ] を選択して [完了] をクリックします。

プログラマティック直接取引

統一価格設定ルールは、プログラマティック直接取引キャンペーンには適用されません。これには、プログラマティック直接取引で作成された、プログラマティック保証型取引(標準とスポンサーシップ)および優先取引の広告申込情報が含まれます。

特定の広告主、購入者、入札者を対象とした価格設定

統一価格設定ルールでは、広告主やブランド単位で価格を設定できますが、これらの価格は Ad Exchange と Open Bidding のデマンドのみに適用され、空き枠の広告申込情報には適用されません。また、特定の購入者と入札者に対して価格を設定することはできません。

Open Bidding の購入者が入札リクエストで価格情報を取得する方法

  • OpenRTB では、最小価格は「bidfloor」フィールドで取得できます。
  • Ad Exchange プロトコルでは「minimum_cpm_micros」フィールドで取得できます。

RTB 解析では、最小価格を下回る入札には「入札単価が最低額を下回りました」と表示されます。

詳しくは、認定バイヤーの開発者向けドキュメントで認定バイヤーのリアルタイム ビッダー プロトコルについての記事をご覧ください。

Ad Exchange のリンクされたアカウント

メインの(マッピングされた)Ad Exchange アカウントのアド マネージャー ネットワークで設定された統一価格設定ルールが、リンクされた Ad Exchange アカウントからバックフィルを行っている広告枠に適用されます。詳しくは、メインの Ad Exchange アカウントとリンクされた Ad Exchange アカウントについての説明をご覧ください。

統一価格設定ルールと Ad Exchange のリンクされたアカウントの詳細と例

リンクされた Ad Exchange アカウントを使用している場合、これは別のアド マネージャー ネットワークに属するサブの Ad Exchange アカウントになります。このアカウントは、お客様のアド マネージャー ネットワークに属するメインの(マッピングされた)Ad Exchange アカウントに関連付けまたはリンクされています。通常、サブの Ad Exchange アカウントは、メインの Ad Exchange アカウントにリンクされています。これにより、メインのネットワークでは、リンク先のアド マネージャー ネットワークの広告申込情報に対して広告枠のバックフィルを行うことができます。

「アド マネージャー A」ではサブの Ad Exchange アカウントを所有しており、「アド マネージャー B」ではメインの(マッピングされた)Ad Exchange アカウントを所有し、「アド マネージャー A」の広告枠のバックフィルを行っています。

「アド マネージャー A」からメインの(マッピングされた)「Ad Exchange アカウント B」「アド マネージャー B」に広告がリクエストされた場合、「アド マネージャー B」 で設定されているルールがリクエストに適用されます。

統一価格設定ルールを作成する

1 つのアド マネージャー ネットワークで適用できる統一価格設定ルールは 200 個までです。​

  1. [広告枠] 次に [価格設定ルール] に移動します。
  2. [新しい統一価格設定ルール] をクリックします。
  3. 価格設定ルールの名前を入力します。
  4. [ターゲティング] の横で、このルールを適用する広告枠を選択します。
  5. [価格設定] の横で、価格設定オプションを設定します。
    • 価格設定ルールは、デフォルトで全員およびすべてのサイズとクリエイティブの種類に適用されます([すべてに価格を設定する] オプション)。必要に応じて、[特定のアイテムに価格を設定する] を選択し、指定したアイテムに個別の最小価格または目標インプレッション単価を設定することもできます。

      [特定のアイテムに価格を設定する] を選択すると、その下に [すべてを対象とした価格設定] チェックボックスが表示されます。このチェックボックスをオンにして、このオプションの最小価格または目標インプレッション単価を設定できます。オンにした場合、[すべてを対象とした価格設定] で設定した価格は、すべての広告主、ブランド、サイズ、クリエイティブの種類に(このオプションより上で選択した広告主、ブランド、サイズ、クリエイティブの種類であっても)適用されます。すべてを対象とした価格設定について

    • [最低料金を設定する](固定 CPM)または、[目標 CPM を設定する] を選択します。
      • 最低料金を設定する: 最低落札額は最小価格以上となります。
      • 目標 CPM を設定する(デフォルト): 目標 CPM は、広告掲載率と収益を高めながら、広告枠の平均の最小価格を一定に保つという、最小価格のもう一つの設定方法です。目標 CPM では、Google の機械学習技術を活用して、一致する広告枠の最小価格を動的に調整し、収益を最大化します。目標 CPM について
  6. [保存] をクリックします。

統一価格設定ルールの管理とトラブルシューティング

アド マネージャーには、オークションにかける広告枠や価格の管理に役立つ多くのツールとレポート ディメンションが用意されています。

ルールによる広告申込情報への影響

作成したすべての統一価格設定ルールについて、ルールで設定されている価格を下回る空き枠の広告申込情報の数を確認できます。なお、表示される広告申込情報の合計数は、ルールの価格を空き枠の広告申込情報の CPM と比較して算出したものであり、ターゲット設定は考慮されていません。

影響を受ける広告申込情報を確認するには、最小価格または目標インプレッション単価を入力します。[影響を受ける空き枠の広告申込情報] に、指定した価格を下回る価格優先、ネットワーク、バルクの広告申込情報がすべて一覧表示されます。たとえば、次のような情報を確認できます。

このルールで設定されている最小価格を下回る広告申込情報が 29 件あります。

広告申込情報の件数(上記の例では「29」件の広告申込情報)をクリックすると、影響を受ける広告申込情報でフィルタされた表が表示されます。

トラブルシューティング

広告申込情報の [トラブルシューティング] には、統一価格設定ルールで設定した価格を下回る広告申込情報が表示されます。[配信されない原因] には、「価格設定ルールの最低料金を下回っています」と理由が表示されます。ここで、調査対象の広告申込情報をクリックすると、その広告申込情報に影響を与えている価格設定ルールを確認できます。「価格設定ルールの最小価格を下回っています」のトラブルシューティングについて

統一価格設定ルールに関するレポート

統一価格設定ルールのアクティビティに関するレポートを作成するには、「過去」レポートタイプで統一価格設定ルール」ディメンションを選択します。

複数サイズの料金設定に関するレポートを作成する

複数サイズのリクエストに関するレポートを作成するには、[クリエイティブ サイズ(配信済み)] と [リクエストされた広告サイズ] のディメンションを使用します。

価格設定ルール適用なし 

「(価格設定ルール適用なし)」は、次のような場合に表示されます。

  • インプレッションが埋められなかった。
  • リクエストに一致する統一価格設定ルールがなかった。
  • オークションの候補が統一価格設定ルールの対象外だった(標準、スポンサーシップ、または自社広告の広告申込情報タイプがインプレッションを落札した場合など)。
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