広告申込情報

広告申込情報タイプと優先度

タイプと優先度に基づいて広告申込情報の配信が選択される仕組み

広告申込情報タイプと優先度は、インプレッションに対して広告申込情報が他の広告申込情報、収益グループ、Ad Exchange とどのように競合するかを決める基本情報です。広告申込情報タイプと優先度は、広告の選択における多くの要因の 1 つにすぎません。

広告申込情報タイプと優先度が配信に与える影響

広告申込情報ごとに広告申込情報タイプを指定する必要があります。広告申込情報タイプは、広告の選択の目安となる数値(優先度)にマッピングされます。数字が小さいほど優先度は高くなります。

たとえば、保証型の「スポンサーシップ」広告申込情報は優先度 4、非保証型の「バルク」広告申込情報は優先度 12 です。インプレッションに対してこれらの広告申込情報が競合する場合、スポンサーシップ広告申込情報はバルクの広告申込情報よりも優先され、(他の部分が同じであれば)広告の選択時にはバルクの広告申込情報より優先的に落札されます。

広告申込情報が上限を超えて配信される原因

広告申込情報で配信済みインプレッションの合計が 1 日または全期間の上限をわずかに超える原因としては、配信数が上限に達してから後発インプレッションがカウントされたか、配信数が上限に達したタイミングと同時にリクエストが発生したことが考えられます。


保証型の広告申込情報

広告申込情報タイプ 優先度 説明
スポンサーシップ Line item priority 4 定められたインプレッションの割合、開始時間と終了時間に基づいて配信されます。この広告申込情報タイプは、購入者がページまたはサイトでのテイクオーバー広告を希望している場合に、直接販売のキャンペーンで使用します。また、インプレッション数に関係なく広告申込情報を均等にローテーション表示する場合にも使用できます。
標準 Line item priority 6

Line item priority 8

Line item priority 10
定められたインプレッション目標、開始時間と終了時間に基づいて配信されます。この広告申込情報タイプは、購入者が具体的なインプレッション数の配信を希望している場合に、直接販売のキャンペーンで使用します。配信ペースは指定した目標に沿って調整されます。

広告ネットワークと Ad Exchange の広告申込情報

広告申込情報タイプ 優先度 説明
AdSense Line item priority 12

広告申込情報で、AdSense の購入者に提供する広告枠をターゲットに設定できます。

このオプションを使用するには、アド マネージャー ネットワークで AdSense 広告申込情報タイプが有効になっている必要があります。広告申込情報を追加するときにこの広告申込情報タイプが表示されない場合は、アド マネージャーの管理者にお問い合わせください。Google アド マネージャーでは、広告ユニットに対して AdSense の競合を有効にすることも可能です。

1 つまたは複数の AdSense アカウントをさまざまな広告枠セグメントで使用できます。

Ad Exchange Line item priority 12

広告申込情報で、認定バイヤーと公開オークションに提供する広告枠をターゲットに設定できます。

1 つまたは複数の Ad Exchange アカウントをさまざまな広告枠セグメントで使用できます。

 

優先度と優先取引

優先取引の広告申込情報には固定の優先度が設定され、公開オークションおよび他のすべての広告申込情報タイプ(ただし、スポンサーシップと標準の広告申込情報を除く)より優先的に落札されます。

優先取引の優先度は、この取引タイプで購入者が広告枠をどの程度購入したいかを示したものです。

つまり、取引は次のように処理されます。

  • スポンサーシップと標準の広告申込情報は、優先取引より優先的に配信されます。これらの広告申込情報が従来のキャンペーン([配信] タブで設定)とプログラマティック保証型取引のキャンペーン([セールス] タブで設定)のどちらで作成されたかは関係ありません。
  • 優先取引の広告申込情報は、価格優先の広告申込情報、ネットワーク広告申込情報、バルク広告申込情報(第三者広告申込情報を含む)、および「自社広告」に設定された広告申込情報より優先的に配信されます。
詳しくは、優先取引をご覧ください。

非保証型の広告申込情報

スポンサーシップと標準の広告申込情報は保証型の広告配信で使用し、ネットワーク、バルク、価格優先の広告申込情報は非保証型の広告配信で使用します。適切な広告タグが設定されている第三者広告ネットワークやエクスチェンジの広告は、アド マネージャーで非保証型の広告申込情報を使用して、指定した価格に基づいて配信できます。たとえば、ヘッダー入札はこの方法で設定します。自社広告申込情報は、自社の商品やサービスを宣伝する場合に使用します。AdSense と Ad Exchange が競合しない場合、非保証型の広告枠の優先順は、まず広告申込情報の優先度によって決められ、次に予約の種類(ネットワーク、バルク、価格優先、自社広告の順)によって決められます。

非保証型の広告枠は無視しても問題ないため、予測を行う際には、競合する広告申込情報のリストにこれらの広告申込情報タイプは含められません。保証型の広告枠を広告主や購入者に提供する場合は、スポンサーシップまたは標準の広告申込情報を使用してください。

広告申込情報タイプ 優先度 説明
ネットワーク Line item priority 12 定められたインプレッションの割合に基づいて配信されます。インプレッション目標を設定していないパートナーの広告ネットワークで使用します。
バルク Line item priority 12 定められたインプレッション目標に基づいて配信されます。ただし、バルクの広告申込情報の広告枠は保証型ではないため、インプレッション目標は基本的にインプレッション上限として、配信できるインプレッション数を制限する働きをします。この広告申込情報タイプは、最大インプレッション数の配信を指定しているものの配信スケジュールや保証については特に希望がないパートナーの場合に使用します。
価格優先 Line item priority 12 主に価格を基準に、1 日もしくは全期間の配信上限が設定されている場合はその範囲内で、配信されます。この広告申込情報タイプは、サイトの未販売の広告枠をできるだけ収益性の高い広告申込情報で埋める場合に使用します。
自社 Line item priority 16
自社広告申込情報は、空き枠の広告申込情報(ネットワーク、バルク、価格優先)、Ad Exchange、Open Bidding のデマンドを配信できない場合にのみ配信されます。つまり、自社広告申込情報は、レートが 0 円の、ダイナミック アロケーションを介した価格競合を行わない広告申込情報として扱われます。

自社広告の広告申込情報のインプレッション単価(CPM)は、配信候補の自社広告のランク付けを決める際の基準となりますが、統一価格設定ルールで指定されている最小価格を満たさなくても広告は配信対象となります。したがって、代替広告として効果的に配信することができます。詳細

ダイナミック アロケーションでの非保証型の広告申込情報

空き枠の CPM 広告申込情報

AdSense または Ad Exchange がダイナミック アロケーションで競合可能な場合、アド マネージャーでは、CPM レートに設定された、配信候補となるすべての空き枠の広告申込情報(ネットワーク、バルク、価格優先)が仮想 CPM に基づいてランク付けされます。仮想 CPM が設定されていない場合は、代わりに広告申込情報の CPM レートが使用されます。

その後、値が一番高い空き枠の広告申込情報が選択されます。

  • ネットワーク広告申込情報: 他の空き枠の広告申込情報と競合する頻度はウェイトに基づいて決まります。たとえば、ウェイトが 100% に設定されているネットワーク広告申込情報は、常に他の空き枠の広告申込情報とレートを基に競合します。ウェイトが 50% に設定されているネットワーク広告申込情報は、およそ半分の頻度で他の空き枠の広告申込情報と競合します。
  • バルク広告申込情報: 他の空き枠の広告申込情報と競合する頻度はペースに基づいて決まります。たとえば、バルク広告申込情報の配信が予定より遅れている場合は、インプレッション獲得に向けて、他の空き枠の広告申込情報とレートを基に競合する可能性が高くなります。バルク広告申込情報の配信が予定より進んでいる場合は、急いでインプレッションを獲得する必要がないため、他の空き枠の広告申込情報と競合する可能性が低くなります。

空き枠の CPA 広告申込情報

CPA レートに設定された空き枠の広告申込情報(ネットワーク、バルク)は、レートが 0 円の、ダイナミック アロケーションを介した価格競合を行わない自社広告申込情報と同様に扱われます。

 

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