G Suite における Gmail の送信制限

システムの健全性とアカウントの安全性を維持するために、Gmail では 1 日あたりのメール送信数と、メール 1 通あたりの宛先数が制限されています。

メール送信に関する制限を超えると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

  • 送信できるメールの制限数に達しました
  • Gmail の送信制限に達しました
  • 受信者数の上限を超えています

これらの上限に 1 つでも達すると、そのユーザーは最長で 24 時間メールを送信できなくなります。ただし、G Suite アカウントへのアクセスやメールの受信は引き続き行うことができ、Gmail 以外の Google サービスもこれまでどおり利用できます。送信停止期間が解除されると、送信制限は自動的にリセットされ、ユーザーはメールの送信を再開できるようになります。

送信に関する制限事項

送信に関する制限事項は予告なく変更されることがあります。1 日あたりの制限は日付単位ではなく、超過時を起点とする 24 時間に適用されます。

注:

  • 組織で SMTP リレーサービスを使用して送信メールを Google 経由で転送している場合は、送信制限が異なります。詳しくは、SMTP リレーサービスの送信制限をご覧ください。
  • Google Apps Script を使用している場合、割り当てが異なる場合があります。
制限の種類 制限
1 日あたりのメール数
1 日の送信数の上限*
2,000 通(試用アカウントの場合は 500 通)
メールの自動転送
別のアカウントに自動転送されるメール数。1 日の送信数の制限には含まれません
10,000 通
自動転送メールフィルタ
メールを自動的に転送するアカウント フィルタ数
20
メール 1 通あたりの宛先数
1 通のメールの [To]、[Cc]、[Bcc] 欄のアドレス数*
メール 1 通あたり 2,000 件
(外部の場合は 500 件)
SMTP 経由で送信POP または IMAP 方式を利用)または Gmail API で送信されたメール 1 通あたりの宛先数
1 通のメールの [To]、[Cc]、[Bcc] 欄のアドレス数。これには smtp-relay.gmail.com または smtp.gmail.com を使用して送信されたメールも含まれます*
100
1 日あたりの総宛先数
メールアドレスはそれぞれ、メールを送信するごとにカウントされます。たとえば 10 件のアドレス宛に 5 通のメールを送信した場合は、50 件の宛先としてカウントされます*
10,000 通
1 日あたりの外部宛先数
プライマリ ドメイン外のメールアドレス数。ドメイン エイリアスと代替ドメインが含まれます
3,000 件

1 日あたりの固有の宛先数
メールアドレス(固有の宛先)はそれぞれ、1 日 1 回のみカウントされます

  • 異なる 10 件のアドレスに 5 通のメールを送信した場合は、10 件の宛先としてカウントされます*
  • 1 件のアドレスに 5 通のメールを送信した場合は、1 件の宛先としてカウントされます*
3,000 件(外部の場合は 2,000 件、試用アカウントで外部の場合は 500 件)

*ドメイン内とドメイン外の両方の宛先が対象になります

以下のメールもユーザーの制限にカウントされます

  • ユーザーの別名アドレス(エイリアス)から送信されたメール
  • アシスタントが代理で送信したメール(メールをアシスタントに委任している場合)
  • Gmail の不在通知機能により送信されたメール

モバイル端末での Gmail の送信に関する制限事項

Gmail モバイルアプリを Google Sync モードでご使用の場合は、ウェブブラウザで Gmail を使用するときと同じ送信制限(上記の表を参照)が適用されます。

Gmail モバイルアプリを IMAP モードでご使用の場合は、IMAP の送信制限(上記の表を参照)が適用されます。

停止中の Gmail アカウントを再開する

G Suite 管理者は、Google 管理コンソールの [ユーザー] ページから、上限に達した項目の詳細を確認できます。管理者の操作によって再びアクセスできるようになる場合もあります。手順については、停止中の Gmail アカウントを復元するをご覧ください。

迷惑メールの送信元として検出されたアカウントは、メールの送信が永続的に制限されることがあります。詳しくは、Google の迷惑メールや不正行為に関する規定をご覧ください。

グループ メッセージと試用アカウントに関する制限事項

G Suite の試用アカウントで Google グループを使用している場合は、次の制限が適用されることがあります。

  • 上記の制限より送信の上限が低い場合があります。試用期間が終了すると、送信の上限は自動的に引き上げられます。
    重要: 試用期間中は送信の上限を引き上げられません。送信の上限を引き上げるには、その前にアカウントでサブスクリプションを開始し、試用期間を終了する必要があります。
  • グループのメンバーであるかどうかにかかわらず、組織外のユーザーに対して自動返信を有効にすることはできません。
  • Google の迷惑メールフィルタにより報告されたメッセージを、グループに直接投稿できるよう設定することはできません。

次の 2 つの要件が満たされると、これらの制限は解除されます。

  • アカウントの試用期間が終了しており、有効なサブスクリプションが開始している。
  • アカウントに対する請求額が累計で 30 米ドル(またはご利用通貨での同等額)に達している。

試用期間を終了して有料アカウントに切り替える方法については、有料の G Suite サービスを設定するをご覧ください。

グループ、ドライブ、エディタに関する制限事項

試用アカウントのグループ、ドライブ、エディタには、次の制限が適用されます。

  • Google グループを使用している場合は、組織内の受信者にのみグループのメールを送信できます。
  • ドライブとドキュメント、スプレッドシート、スライドを含むアプリを使用している場合は、組織内外の受信者と共有できます。Gmail の試用期間が終わると、外部の受信者との共有はできますが、相手に共有に関するメール通知は届きません。

メールを一括送信する場合の推奨事項

マーケティング キャンペーンなどで大量のメールを送信する際には、送信制限の上限に達しないように次のような手段を検討されることをおすすめします。

  • メールの送信を 2 日に分けて行う - 1 つの宛先グループにメッセージを送信したら、24 時間待ってから別のグループに送信します。
  • グループ アドレスにメールを送信する - 1 つのグループ アドレスを使って複数のメールアドレスにメールを送信します。たとえば、ドメイン内の全ユーザーをメーリング リストに追加することで、組織内の全ユーザーに連絡できます。詳しくは、Google グループおよびGoogle グループのポリシーと制限をご覧ください。
  • Marketplace のソリューションを使用する - 一括メール送信用のアプリが、さまざまなサードパーティ デベロッパーから提供されています。詳しくは、G Suite Marketplace をご覧ください。
    : Marketplace のソリューションはサードパーティ デベロッパーが一般向けに作成したものであるため、Google では Marketplace アプリの技術サポートを提供していません。あらかじめご了承ください。
  • App Engine ソリューションを構築する - デベロッパーはカスタム アプリケーションを作成して、メールの上限数を引き上げることができます。詳細については、メールのための App Engine をご覧ください。
  • ローカルのメールサーバーを使用する - ローカルのメールサーバーをお持ちの場合は、そのサーバーを使用して宛先にメールを直接送信することで送信制限を回避できます。さらに、このローカル サーバーを SPF レコードに追加しておくことで、メールが迷惑メールに分類されるのを防ぐことができます。
  • 一括送信ガイドラインとおすすめの方法を確認する - メールの受信者から一括送信メールが迷惑メールと報告されることもあるため、すべての受信者がメールの受信を希望していることを確認する必要があります。また、転送ルールやフィルタの設定が正しいかどうか、メールの設定を確認することもできます。詳しくは、Gmail ユーザーへのメールがブロックされたり迷惑メール扱いされたりしないようにするをご覧ください。

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