販売パートナーからサービスを購入された場合は、販売パートナーにお問い合わせください。ご不明な場合は、ご利用の販売パートナーがご不明な場合をご覧ください。
Essentials エディションの解約については、Essentials を解約するをご覧ください。
組織で Google Workspace の使用をやめて課金が発生しないようにするには、サブスクリプションを解約します。
Google Workspace 解約後の各種サービスへの影響
- Google Workspace コアサービス(Gmail、カレンダー、Meet など)にはアクセスできません。
- その他の Google サービス(YouTube、Google フォト、Google 広告など)には引き続きアクセスできます。
Cloud Identity をご利用の場合は、一部の Google Workspace コアサービス(Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Keep など)に引き続きアクセスできますが、以下の点に注意が必要です。
- Google Workspace でのみ使用できる管理機能や設定は使用できなくなります。監査、レポート、共有ポリシー、アラートなどがこれに該当します。Cloud Identity ユーザーのファイル共有権限について詳しくは、ドライブのファイル共有権限に関する記事をご参照ください。
- ユーザーが利用できる保存容量は 15 GB に削減されます。ユーザーが追加購入したストレージは使用できなくなります。
- 共有ドライブ - 解約後も共有ドライブ内のデータの閲覧はできますが、データとドライブの編集、移動、削除はできなくなります。
課金停止のタイミング
月単位のフレキシブル プランで請求が行われている場合、Google Workspace を解約するとすぐに Google Workspace サービスの課金が停止されます。年間 / 定期プランをご利用の場合、ご契約の残期間分の請求が発生します。
前回のお支払い以降のサービス利用に対する料金が請求されることがあります。詳しくは、以下の説明をご覧ください。
無料試用期間(14 日間)中の解約
試用期間中に Google Workspace サブスクリプションを解約することが可能で、その場合はご請求が行われません。また、次に該当する場合は、ご利用中のサブスクリプションが試用期間の終了をもって自動解約されます。
- 試用期間の開始から 9 日以内にドメインの所有権が証明されていない(ビジネス用メール付きの Business エディションにお申し込みいただいた場合を除く)。
- 試用期間の終了までにお支払い情報が設定されていない。
ステップ 1: データ(メール、ドキュメントなど)を保存する
Google Workspace サブスクリプションを解約すると、ユーザーの Google Workspace データは削除されて復元できなくなります。
Google Workspace サブスクリプションを解約する前に、保存しておきたいユーザーデータはダウンロードしておいてください。これには、Gmail のメール、Google カレンダーの予定、Google Chat のメッセージ、Google ドライブに保存されているファイルなどが該当します。
ユーザーデータのダウンロードと書き出しには、データ エクスポート ツールの利用をおすすめします。
なお、Google Workspace を解約してもユーザー アカウント、グループ、組織構造は削除されません。これらのアイテムは組織の Google アカウントが削除されるまで維持されます。
ステップ 2: Google Workspace サブスクリプションを解約する
ここでは、Google Workspace を解約してサブスクリプションに関する請求を停止する手順について説明します。保存したいユーザーデータをエクスポートしてから、サブスクリプションを解約します。解約後の料金についてご確認ください。
ドメイン所有権を証明済みのサブスクリプションを解約するには、次の手順に沿って操作してください。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [お支払い] [サブスクリプション] にアクセスします。
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ご利用のサブスクリプション [その他] [サブスクリプションをキャンセル] をクリックします。
サブスクリプションの内容によっては、[その他] をクリックする必要がない場合もあります。 -
キャンセルする理由を選択 [続行] をクリックします。
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情報を確認し、続行する場合はチェックボックスをオンにします。
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メールアドレスを入力 [サブスクリプションを解約する] をクリックします。
メールによる確認済みのサブスクリプションを解約するには、次の手順に沿って操作してください。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [お支払い] [サブスクリプション] にアクセスします。
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ご利用のサブスクリプション [その他] [サブスクリプションをキャンセル] をクリックします。
サブスクリプションの内容によっては、[その他] をクリックする必要がない場合もあります。 -
キャンセルする理由を選択 [続行] をクリックします。
- サブスクリプションをキャンセルした後のデータとアカウントの処理方法を選択します。
すべてのチームデータとアカウントを削除し、ユーザーデータは保持する [ユーザーがデータを保持できるようにして、組織のアカウントを削除する] を選択します。
マイドライブ内のユーザーデータはすべて、管理対象外の一般ユーザー向けアカウントに変更されたユーザー アカウントに残ります。ユーザーは同じ認証情報を使用してアカウントにログインし、Workspace データ(ドライブのファイルやチャットの履歴など)にアクセスできます。
このオプションを選択した場合、解約時に Workspace のデータを削除しないよう Google に指示したと同時に、データを所有および管理する権利をすべて放棄することに同意したことになります。この操作は元に戻せません。
組織の Google アカウントは削除されます(共有ドライブ内のすべてのデータ、グループ、組織部門、お支払い記録を含む)。
管理コンソールからログアウトされ、Google Workspace のホーム画面に戻ります。管理コンソールに再度ログインすることはできなくなります。
90 日以内にすべてのチームデータとユーザーデータを削除する(後でアカウントを削除することも可能) [ユーザーのデータを削除する] を選択します。
マイドライブ内のユーザーデータと共有ドライブ内の組織データがすべて削除されます。削除は 90 日以内に行われ、この期間中ユーザーはドライブにアクセスできません。
データの削除が完了したら、組織の Google アカウントを削除できます。これにより、24 時間以内にドメインが解放されて新しい Google アカウントで使用できるようになります。組織のアカウントを削除すると、すべてのユーザー アカウントは一般ユーザー向けのアカウントに変更されて管理対象ではなくなります。また、ユーザーは再びドライブにアクセスできるようになります。
削除まで 90 日間待てない場合は、マイドライブ内のユーザーデータを早期に削除するようリクエストできます。早期に削除されるのはドライブ内のデータのみです。早期の削除をご希望の場合は、Google Workspace サポートまでご連絡ください。組織の Google アカウントを削除しない場合は、新しい Workspace Business サブスクリプションを追加できます。新しいサブスクリプションを追加する手順を実施してください。
- アカウントに関連付けられているメールアドレスを入力します。
- [サブスクリプションを解約する] をクリックします。
- (オプション)組織のアカウントを削除する場合は、該当のチェックボックスをオンにして [アカウントを削除] をクリックします。
- ステータス メッセージが表示された場合は、[閉じる] をクリックします。
Looker Studio レポート
Looker Studio で Google Workspace データを使用して作成したレポートは、解約により次の影響を受けます。
- ドメイン所有権を証明済みのサブスクリプション - Google Workspace を解約した後も、レポートを引き続き利用できます。Google 管理コンソールで作成した組織レベルの共有制限は、Google アカウントが維持される限り変更されません。
- メールによる確認済みのサブスクリプション - [ユーザーがデータを保持できるようにして、組織のアカウントを削除する] を選択した場合、管理コンソールで組織ごとに設定していた共有制限はすべて解除されます。
(省略可)ステップ 3: 組織の Google アカウントを削除する
ドメイン所有権を証明済みのサブスクリプションを解約し、組織の Google アカウントが不要になった場合は、アカウントを完全に削除してください。組織のアカウントを削除すると、24 時間以内にドメインが解放され、新しい Google アカウントで使用できるようになります。
アカウントを削除する前に、次のことを必ず行ってください。
- お支払い記録を保存する
- ユーザーデータを保存する
- Marketplace アプリを削除する
- Google Cloud データを保存、削除する
- サブスクリプションを解約する
- ゼロタッチ登録アカウントのリンクを解除する
手順については、組織の Google アカウントを削除するをご覧ください。
他のサブスクリプションもある場合はアカウントを削除しない
Google Workspace の解約後も管理コンソールから他のサブスクリプションを管理したい場合は、Google アカウントを維持してください。たとえば次のようなサブスクリプションを管理できます。
- ドメイン登録 - Google Workspace のお申し込み時にドメインを購入した場合
- Cloud Identity Premium - このサブスクリプションを購入した場合
- Cloud Identity Free Edition - アカウント全体を削除しない限り引き続き使用可能
解約後に Google Workspace に再度申し込む
組織の Google アカウントを維持している場合は、Google Workspace に再度申し込むと、解約前のユーザー アカウント、グループ、組織部門をそのままご利用いただけます。解約から 51 日以内なら、新しいサブスクリプションを追加できます。これを過ぎた場合は、解約処理が完了する 84 日が経過するまで待つ必要があります。サブスクリプションの再申し込みができない期間は、管理コンソール上で Google Workspace サブスクリプションが「使用できません」と表示されます。
Google Workspace を Google アカウントに再度追加する手順については、有料サブスクリプションを追加するをご覧ください。
よくあるご質問
管理コンソールにアクセスできない場合はどうすればよいですか?その場合は、こちらの解決策をお試しください。
はい。サブスクリプションのキャンセル後にクレジットが残っている場合は、払い戻しをリクエストしてください。
サブスクリプションを解約すると、アカウントの未払い料金が翌月の初めに請求されます。金額は、ご利用になっていたサービスとお支払いプランに基づいて計算されます。
- フレキシブル プラン - サービスをご利用いただいた日数分の料金をお支払いいただきます。たとえば、今月の 15 日に解約すると、半月分の料金が請求されます。
- 年間 / 定期プラン - 契約期間の残存期間がある場合は、その分の料金が請求されます。
- Essentials(有料エディション) - その月の各アクティブ ユーザーの 1 か月分の料金をお支払いいただきます。詳しくは、Essentials ご利用料金お支払いの仕組みをご覧ください。