いいえ。Vault はバックアップ ツールまたはアーカイブ ツールとして設計されていません。
バックアップまたはデータ収集を目的として Vault を使用してはならない理由
- Vault の書き出しは、大規模なデータ バックアップまたは大量のデータ バックアップ用には設計されていません。データの書き出しが可能なアカウントの数は制限されており、一度に書き出せるのは 1 つの Google サービスのデータのみです。多数の同時書き出しや自動書き出しのスケジュール設定も許可されていません。
- Vault の書き出しの目的は、データを効率的に処理することではなく、法的な証拠の開示にあります。差分バックアップを作成したり、データの重複を排除したりすることはできません。たとえば、ドライブの書き出しには検索したアカウントがアクセスできるすべてのアイテムが含まれます。多くのアカウントが同じアイテムにアクセスできる場合、それらはアカウントごとに書き出されるため、重複するデータが大量に生成されます。
- Vault では、すべての Google サービスがサポートされるわけではありません。サポート対象の Google サービスからのみデータを書き出すことができます。カレンダー、連絡先、Keep、Currents などのサービスはサポートされません。
- Vault の書き出しファイルからデータを復元することは困難です。Vault には自動復元ツールはありません。
バックアップまたはデータの抽出が必要な場合
人的エラーやランサムウェア攻撃からデータを保護するために、バックアップが必要になる場合があります。このため、いくつかの方法が用意されています。
- 組織全体のデータを書き出すには、データ エクスポートを使用します。
- ユーザーは自分のデータを書き出すこともできます。たとえば、従業員が少ない中小企業の場合は、各自が自分のデータを書き出してバックアップできます。
Google には、組織の Google Workspace データを操作、抽出するために使用できる、API や BigQuery などのツールに加え、Afi や SpinOne などのパートナー ソリューションも数多く用意されています。サードパーティとパートナーからのその他のオプションについては、Google Cloud もご確認ください。