商品が不承認となった場合は、Merchant Center に関する問題で不承認の理由を確認してください。
フィード処理の結果を確認する
ファイルベースまたは Google スプレッドシート ベースのフィードに関して、すべてのフィード処理の結果を確認できます。結果を確認する手順は次のとおりです。
- Merchant Center アカウントで、ナビゲーション メニューから [商品] を選択します。
- [フィード] をクリックします。
- 確認するメインフィードまたは補助フィードの名前をクリックします。
- 以下の結果を確認できます。
- プロパティ: 主要なフィードのプロパティ(フィードの入力方法によって異なる)が含まれます。ここでは、入力方法、タイムゾーン、ファイルサイズ、検出された区切り文字(該当する場合)などの属性を確認できます。
- 属性: フィードは、参加するプログラムの商品データ仕様に準拠している必要があります。ここでは、フィード内で見つかった属性(認識できてフィード仕様に対応する属性と、商品データ仕様に記載されている属性と一致せず、認識できない属性)をすべて確認できます。リストを確認し、フィードのルールなどのツールを使用して、Google 属性の入力に使用したい属性が認識されないことを Merchant Center に伝えます(例: タイトル
[title]
属性に「product name(商品名)」を使用したいなど)。 - データの処理中: このセクションでは、フィードで見つかった商品の数と、提供されたデータで検出された問題を確認できます。商品アイテムの問題の一覧を確認して、影響を受けるフィード内の商品数を把握できます(問題の例と、問題に対処するためのドキュメントへのリンクも含まれています)。
フィードに問題はないと思われるのにアカウントが不承認になった場合は、[診断] ページの [商品] にアクセスすると、アカウント、フィード、商品アイテムのショッピングの商品データに関する問題をまとめて確認できます。
詳しくは、フィードラベルを使用して特定のフィードの商品を宣伝する方法をご覧ください。
- 属性が指定されていない: フィードに必須属性が含まれていない可能性があります。ID [id] 属性は、忘れられることが多いためご確認ください。
- フォーマットが間違っている: 下記のサンプル ファイルのリンクをクリックして、各フォーマットでのフィードのサンプルを確認してください。
- 現時点では、.xls 形式のフィードはご利用いただけません。フィードを .xls 形式で作成した場合は、スプレッドシートをタブ区切りのテキスト ファイルに変換する方法をご覧ください。
- 対象国: 商品アイテムを販売する国を指定してください。たとえば、対象国として「米国」を指定した場合、商品アイテムは米国で購入可能であることを意味します。指定した販売先の国にアップロードする商品データは、その国の要件(フィード仕様やショッピング広告ポリシーなど)に準拠している必要があります。特定の問題に対処する必要がない限り、データフィードの設定を [自動検出] のままにしておくことをおすすめします。
- 複数の国: 同じ商品を複数の国で販売する場合は、複数の対象国を指定します。商品が各国の要件(フィード仕様やショッピング広告のポリシーなど)に準拠している必要があります。
- データフィードのファイル名: RSS ファイルと Atom ファイルのファイル名には拡張子 .xml を指定する必要があります。ファイル名の末尾に拡張子がないファイルは、デフォルトでタブ区切りファイル(.txt)として処理されます。なお、Excel 形式のファイルはご利用いただけません。詳しくは、スプレッドシートの変換についての記事をご覧ください。
- .zip や .gz などの拡張子が付いたファイルを使用する場合: ファイルは圧縮ファイルと見なされるため、こうした拡張子を使用する場合は必ずファイルを圧縮してください。これらの拡張子が付いたファイルを圧縮せずにアップロードすると、フィードでエラーが発生する場合があります。なお、圧縮する場合、アーカイブに含めることができるファイルは 1 個に限られます。
- テキストまたはタブ区切り
- テキストに改行や引用符などの書式設定が含まれている場合は、フィードの引用符付きの属性をオンにしてください。
- 必須属性を含む列(タブ)がすべての商品アイテムと正確に一致するようにしてください。余分なタブがあったり、タブが不足していたりすることがよくありますので、ご注意ください。
- Google スプレッドシートを使用している場合、Google Merchant Center アドオンをデータの検証に役立てることができます。
- XML
- 「&」のようなエスケープされていない特殊文字は使用できません。
- 属性名には大文字を含めることはできません。たとえば、タイトル
[title]
属性は、<Title>
ではなく<title>
として入力する必要があります。 - ファイルが正しい形式で、適切にエンコードされていることをご確認ください。
- 使用しているアップロード方法に対してフィードが大きすぎる可能性があります。
- 直接アップロードするファイルは 4 GB 未満でなければなりません(この方法でエラー メッセージが表示される場合は、しばらく時間をおいてから、再度お試しください)。
- SSH ファイル転送プロトコル(SFTP)ファイルのサイズは 4 GB 未満でなければなりません。
- スケジュール設定された取得に設定されるファイルのサイズは 4 GB 未満でなければなりません。
- 自動アップロードが失敗する一般的な理由は次のとおりです。
- スケジュール設定された取得に使用する URL がロボットによってブロックされている、または Merchant Center がデータフィードをダウンロードできない設定になっている。
- スケジュール設定に使用する URL が機能しないか、データフィードを含まないページにリダイレクトされる。
- 圧縮ファイルのサイズは 500 MB 未満でなければなりません。
SFTP の使用中によく見られるエラーは次のとおりです。
問題 | 解決策 |
---|---|
「Server not found(サーバーが見つからない)」エラー |
SFTP の場合は {ご自分の SFTP ユーザー名}@partnerupload.google.com に、指定されたサーバーポート番号 19321 を使ってログインします。SFTP クライアントを使用している場合は、ホスト名のアドレスの前にプロトコル名の「sftp://」を付ける必要があります(sftp://partnerupload.google.com など)。 |
ユーザー名かパスワードが間違っている | 詳しくは、SFTP 経由でファイルをアップロードする際のログインエラーをご覧ください。 |
「Filename not allowed(ファイル名が許可されない)」エラー | ファイル名にスペースが含まれていないか確認します。アップロードするファイル名は、アカウントで登録したファイル名と完全に一致している必要があります。 |
「You don't have a data feed registered with this name(この名前で登録されているデータフィードがない)」 | SFTP 経由で送信するファイルの名前が、データフィードの登録時に指定したファイル名と完全に一致していることを確認します。 |
「SFTP connection reset by peer(SFTP 接続がピアによりリセットされる)」エラー | Google の SFTP サーバーとのインターネット接続が切断されました。ファイルをもう一度アップロードしてみてください。ファイルのサイズが 200 MB 未満の場合は、Google Merchant Center の [データフィード] ページからファイルを直接アップロードできます。ファイルのサイズが 200 MB 以上の場合、データフィードを 200 MB 未満の複数のファイルに分割してみてください。ファイルのサイズを小さくするとダッシュボード経由でアップロードできます。 |
このページで紹介されている以外の SFTP に関する問題の解決方法については、SFTP 経由でフィードを送信するをご覧ください。
いずれかのアップロード方法で作成したフィードを問題の検証中に確認する場合は、次の手順に沿ってフィードをダウンロードします。なお、Content API フィード用にダウンロードできるファイルはありません。
- Merchant Center アカウントの左側のナビゲーション メニューで、[商品] を選択します。
- [フィード] をクリックします。
- [フィード] 列にあるフィード名をクリックします。
- [処理中] タブの右端にあるその他アイコン をクリックします。
- [ファイルをダウンロード] のオプションを選択します。
注: フィードをダウンロードする適切な権限を持っているのは、そのファイルがアップロードされた時点で販売アカウントに属していたユーザーのみです。
フィードをアップロードすると、処理に関するエラーと警告が詳しく記載されたレポートを CSV 形式でダウンロードできます。ダウンロードできるレポートがある場合は、フィードの概要ページの [ファイルをダウンロード] ボタンの横に、レポートをダウンロードするオプションが表示されます。レポートの先頭にはエラーの識別情報が記載され、その下に個々の商品アイテムとそのフィードのエラーと警告に関する詳細が表形式で記載されます。なお、このレポートを利用できるのは、フィードをアップロードした日から 14 日間のみで、エラーや警告の詳細が記載されるのは合計で 10 万件までに限られます。
また、フィードのルールを使用して、コンテンツを編集せずにフィード内の不足している属性または形式が正しくない属性を修正することもできます。