Manufacturer Center で商品情報を最新の状態に保つことで、適切なユーザーに適切な商品情報を Google が提供できるようになります。
この記事では、Manufacturer Center アカウントでさまざまな種類の商品データを入力、編集、確認、管理する方法について説明します。
アカウントにブランド情報を追加した後、次の 2 つの方法で商品データを登録できます。
- 一括アップロード: 商品数が多い場合は、一括アップロードを使います
- 手動アップロード: 商品数が少ない場合は(10 種類以下)、ひとつずつ入力します
データを Manufacturer Center センターに提出すると、Google がデータを審査します。提出されたすべての新しい情報が、Google の審査プロセスの対象です。
商品データを個別に手動で入力する
商品データを個別に入力または編集するには:
- 左側のナビゲーション パネルで [商品] をクリックします。[バリエーション] をクリックし、プラスボタン をクリックします。
- 追加する商品の情報を入力します。
-
必須項目: ID
[id]
、ブランド[brand]
、タイトル[title]
、GTIN[gtin]
、商品説明[description]
、商品画像リンク[image_link]
。 -
各商品属性の詳細説明については、商品データ仕様をご覧ください。
-
- [続行] をクリックします。
- 商品に関する詳しいデータを追加します。[画像] フィールドは必須です。
- [続行] をクリックします。
- バリエーション データを入力します。
複数のバリエーションを持つ商品もあります。バリエーション、つまり「商品バリエーション」は、色、サイズ、その他の属性などによって異なります。複数のバリエーションを入力すると、この商品グループの商品グループ ID を入力するよう求められます。分析結果を表示するには、商品グループ ID が必要です。相互に関連する商品に対して同じ商品 ID を使用し、「商品グループ」を作成します(例: 異なるサイズや色のジャケット)。
- [続行] をクリックします。
- タイトル、ID、GTIN、MPN を確認または入力します。タイトル、ID、GTIN は必須です。
- 左側の列にあるチェックボックスをオンにして追加する商品を選択し、[追加] をクリックします。
商品のバリエーションをコピーする
手動で入力した商品のバリエーションをコピーすることができます。コピー機能を使うと、バリエーションの幅が小さく、固有の GTIN や MPN を持つバリエーションの商品を登録する場合に便利です(たとえば、黒、白、銀色の 3 タイプのスマートフォン ケースなど)。
商品をコピーするには、商品テーブルで商品アイテムを開き、[商品をコピー] をクリックして新しい ID、GTIN、該当するバリエーション商品情報を入力します。商品のバリエーションをコピーする方法は次のとおりです。
- [商品] タブで [バリエーション] を選択します。
- 商品名をクリックして、コピーするバリエーションを選択します。
- [バリエーション データ] を選択し、[商品をコピー] をクリックします。
-
新しい ID、GTIN、該当するバリエーション情報を入力します。
商品データを一括入力する
商品数が 10 個以上ある場合は、一括アップロードを使用してスプレッドシート ファイルですべての商品データを入力します。
- テキスト(TSV)ファイル形式、または XML 形式のデータファイルを準備します。詳しくは、ファイル形式のガイドラインをご覧ください。
- データフィードを登録し、データをアップロードする方法を選択します。
- スケジュール設定された取得: Google がお客様のサイトからファイルをダウンロードします。
- 定期的なアップロード: 手動アップロード、Google Cloud Storage、SFTP を使って Manufacturer Center にファイルをアップロードします。
注: データフィードを使用して入力した商品情報はコピーできません。
商品データを個別に編集する
商品エディタを使用して、アカウント内の商品のデータを個別に編集できます。
- [商品] タブで [バリエーション] を選択します。
- 左側の列のチェックボックスをオンにして編集する商品を選択し、編集アイコン をクリックします。
- 編集する属性を選択します。編集可能なフィールドには灰色のアイコンが表示されます。ID、国、コンテンツの言語を除くすべてのフィールドは編集可能で、灰色のアイコンが目印となっています。注: 編集可能ではないフィールドを変更するには、一度商品を削除して新たに登録し直す必要があります。
- 編集が完了したら、[変更を保存] をクリックするか、[キャンセル] をクリックして変更を破棄し元の情報に戻します。
複数の商品を選択した場合、編集対象のすべての商品で、以前の値が新たに入力された値に上書きされます。選択していない属性は変更されません。選択したすべての商品の特定の属性に同じ値が設定されている場合、その値はデフォルト値と見なされます。その特定の属性に異なる値を設定された商品がある場合は、デフォルト値は空白になります。
すべての変更は公開される前に Google によって審査されます。ショッピング広告や他の Google プラットフォームでは、一部の属性はユーザーに直接表示されません。ただし、提出されたすべての属性は、商品関連の検索の際に広告の関連性を高めるために活用されます。
重要: 手動で入力された情報は、フィードのアップロードによって送信されたデータより優先されます。手動で編集した後に別の情報をフィードで提出しても、手動で入力した情報は維持されます(手動編集を削除しない限り)。手動編集を削除すると、以前にフィードを使ってアップロードした値に戻ります。
フィードを使ってアップロードした商品属性と手動で入力した商品属性は、それぞれ異なるアイコンで商品エディタに表示されます。アイコンは、フィードを使って異なるデータがアップロードされた場合に、属性が保持されるかどうかを示しています。
- 手動で編集された属性を示し、競合するデータが新しいフィードによってアップロードされた場合でも保持されます。
- フィードによってアップロードされた属性を示し、新しいフィードのアップロードによって上書きされます。
更新したデータフィードをアップロードすることで、Manufacturer Center アカウントの複数の商品を編集できます。
アカウントから商品を削除する手順は次のとおりです。
- [商品] タブで、ページメニューから [バリエーション] を選択します。
- 削除する商品を選択し、左端の列にあるチェックボックスをオンにします。
- ゴミ箱アイコン をクリックします。
- [確認] をクリックします。
注: 誤って商品を削除した場合は、商品を再度追加することもできますが、その際はデータをショッピング広告にエクスポートして利用する前に、商品情報を Google で再審査する必要があります。
[商品] タブで、左側のナビゲーション パネルにある [バリエーション] を選択し、次に [バリエーション データ] を選択すると、Manufacturer アカウントにアップロードされた商品の表が表示され、商品を個別に、または一括して確認できます。入力した商品データを表示するフィールド(ID [id]
、タイトル [title]
、ブランド [brand]
、GTIN [gtin]
、MPN [mpn]
)のほか、ステータスの列も表示されます。
データのサンプルを審査し、データ品質基準を満たしていることが確認されると商品属性が承認されます。フィード内の各属性のサンプルはランダムに選ばれて評価され、提出されたすべての商品データの品質を審査します。サンプルデータの審査結果は、同時に提出されたすべての商品属性に影響します。
商品確認ステータスには、有効、保留中、不承認の 3 種類の値があります。
- 有効: 対象となる地域で有効な商品が適切に処理されました。
- 保留中: 特定の地域について商品の処理が行われるのを待っています。
- 不承認: 不承認となった商品は、特定の地域では表示されません。商品に影響を与えている問題の概要は、診断ページで確認できます。また、商品の詳細ページでは不承認となった属性を確認できます。問題を解決するには、商品の詳細エディタを使用するか、新しいフィードをアップロードします。
アカウントの [診断] セクションには、商品データの問題と属性に関するレポートが表示されます。このレポートで商品データの状態を詳しく分析すれば、簡単に問題を特定して解決できます。
- 特定の属性が原因で不承認となった商品一覧を見るには、[リストを表示] をクリックします。
- または、問題の横にある [例を表示] をクリックして、特定のエラーの原因となっている送信済みの商品アイテムの例を 3 つまで表示できます。
アカウントで商品の分析情報を直接確認できます。アカウントに作成またはアップロードした対象商品の分析情報が表示されます。なお、販売者のプライバシーと匿名性を保護するため、5 人以上の販売者が扱っている商品の分析情報のみが表示されます。詳しくは、商品分析情報のトラッキング方法をご覧ください。