Chromebooks を学力テストに使用する

Chromebook で試験を受ける学生

Chromebooks は、学力テストの実施に適した安全なプラットフォームです。適切に設定すれば、幼稚園から高校までのテスト規格に対応することができます。また、テスト中に生徒がウェブを閲覧できないようにしたり、外部ストレージ、スクリーンショット、印刷機能を利用できないようにすることもできます。

Partnership for Assessment of Readiness for College and Careers(PARCC)と Smarter Balanced Assessment Consortium の両方で、Chromebooks はオンライン学力テストを実施するためのハードウェアとオペレーティング システムの要件を満たしていることが確認されています。

設定

Chromebooks には、下記の 3 つの方法のいずれかで学力テストを配信できます。

  • シナリオ 1: 「シングル アプリ キオスク」として設定された Chromebooks にテストが配信されます。この方法では、学力テストの提供元が Chrome キオスクアプリとしてテストを作成し、このテスト用アプリを全画面表示モードで実行します。
  • シナリオ 2: テストの提供元がテストを受けるための専用ドメインを新設し、生徒は提供元が発行したアカウントで学力テストを受けます。
  • シナリオ 3: 管理対象のゲスト セッションを使用して、学校がテストを配信します。

前提条件は以下のとおりです。

  1. 各 Chrome デバイスで Chrome の管理権限を取得します。
  2. 学校のドメインに各デバイスを登録します。

どの方法でも、管理者はデバイスを設定して安全にテストを実施できます。

シナリオ 1: (学校が設定)テスト用アプリを実行するシングル アプリ キオスクとして Chromebook を設定する

要件: テストは、Chrome キオスクアプリとして利用できる必要があります。詳しくは、Chrome キオスクアプリを作成する方法をご覧ください。
  1. 管理コンソールにログインします。
  2. [デバイス管理] > [Chrome 管理] > [デバイスの設定] > [キオスクアプリ] に移動します。[キオスクアプリの管理] をクリックします。
  3. 表示されたダイアログで、使用するテスト用キオスクアプリを選択します。アプリは Chrome ウェブストアで検索できます。アプリの ID と URL がわかっている場合は、[カスタムアプリを指定] を選択して手動でインストールすることができます。
  4. 同じ [デバイスの設定] ページで [キオスクの設定] > [キオスクアプリを自動起動] の順にクリックし、アプリを選択します。
  5. テストの実施に使用するデバイスが、キオスクアプリで選択した組織部門の下にあることを確認してください。

キオスクアプリの自動起動設定

  • [キオスクアプリを自動起動] が設定されていない場合は、生徒のログイン画面のシステムトレイにキオスクアプリのメニューが表示されます。生徒がテストを受けるには、適切なキオスクアプリを選択して起動する必要があります。テストが完了したら、生徒はキオスクアプリを終了してユーザーセッションに再びログインできます。
  • [キオスクアプリを自動起動] を有効にした場合は、設定後にデバイスを起動するとすぐにキオスクアプリが読み込まれます。

[キオスクの設定] については、デバイス設定の管理を参照してください。

シナリオ 2: (テストの提供元が設定)生徒の学力テスト用アカウントを設定する

提供元が行う手順:

  1. 提供元が所有する独立したドメインを作成します。
  2. 生徒のアカウントを作成します。
  3. 管理コンソールの [デバイス管理] > [Chrome 管理] > [ユーザーとブラウザの設定] で、次の設定を行います。
    設定 設定方法
    許可されているアプリと拡張機能 [許可されているアプリと拡張機能] で、[許可したものを除くすべてのアプリや拡張機能をブロックする] を選択します。
    シークレット モード [シークレット モードを無効にする] を選択します。
    スクリーンショット [スクリーンショットを無効にする] を選択します。
    URL のブロック [URL ブラックリスト] にワイルドカード(*)を記入して、すべての URL をブロックするように設定します。また、[URL ブラックリストの例外] に学力テストの URL と、生徒にアクセスを許可するその他のツールを設定します。詳細
    印刷 [印刷を無効にする] を選択します。
    外部ストレージ デバイス [外部ストレージ デバイスを許可しない] を選択します。

    各設定の詳細については、Chrome のユーザー ポリシーを参照してください。

学校の IT 管理者が行う手順:

  1. 生徒の Chromebooks の管理に使用する学校の管理コンソールにログインします。
  2. [デバイス管理] > [Chrome 管理] > [デバイスの設定] に移動して、生徒のデバイスがある組織部門を選択します。
  3. [ユーザーデータ] の下の [すべてのローカル ユーザー データを消去] を選択して、ログアウト時に生徒のデータをデバイスから消去するようにします。この設定は、テスト専用のアカウントにおすすめです。
  4. (省略可)[ログインの制限] の [ログインを制限するユーザーのリスト] に「*@assessmentdomain.com」と入力することで、デバイスにログインできるユーザーを、学力テストのドメインに属しているユーザーのみに制限できます。詳細

生徒が行う手順:

  1. 提供元から与えられた認証情報を使用して Chromebook にログインします。
  2. テストを受けます。
  3. テストが完了したらログアウトします。ログアウトすると、デバイスのデータは消去されます。

セキュリティに関するその他の情報:

Chrome に元々備わっている上記の管理機能に加え、学力テストの提供元によっては独自の Chrome 拡張機能で追加の管理機能(デバイスにログインしたユーザーを確認するツールや、追加のレポート機能など)を実装していることもあります。

シナリオ 3: (学校が設定)生徒のデバイスで管理対象ゲスト セッションを設定する

この場合、学校は Chrome デバイスを学校のドメインに登録する必要があります。

  1. 管理コンソールで、学力テストを受ける生徒を各自の組織部門(OU)に配置します。
  2. 生徒のデバイスを管理対象ゲスト セッション用の OU に配置して、管理対象ゲスト セッション用に設定します(管理対象ゲスト セッション デバイスのヘルプ記事の手順 1 をご覧ください)。
  3. [デバイス管理] > [Chrome 管理] > [管理対象ゲスト セッションの設定] で、次の設定を行います。
    設定 設定方法
    ユーザー セッションの最大の長さ [ユーザー セッションの最大の長さ] でテスト時間の上限を設定します。この設定は省略可です。テストの所要時間を監視する必要がある場合にご使用ください。
    次の時間アイドル状態が続いた場合はログアウトします [次の時間アイドル状態が続いた場合はログアウトします] はデフォルトでは 5 分に設定されているため、15 分以上に変更してください。
    許可されているアプリと拡張機能 [許可されているアプリと拡張機能] で、[許可したものを除くすべてのアプリや拡張機能をブロックする] を選択します。
    シークレット モード [シークレット モードを無効にする] を選択します。
    スクリーンショット [スクリーンショットを無効にする] を選択します。
    URL のブロック [URL ブラックリスト] にワイルドカード(*)を記入して、すべての URL をブロックするように設定します。また、[URL ブラックリストの例外] に学力テストの URL と、生徒にアクセスを許可するその他のツールを設定します。詳細
    印刷 [印刷を無効にする] を選択します。
    外部ストレージ デバイス [外部ストレージ デバイスを許可しない] を選択します。

    各設定の詳細については、管理対象ゲスト セッションのデバイスChrome のユーザー ポリシーをご覧ください。

  4. [Chrome 管理] > [ユーザーとブラウザの設定] で、生徒の通常のアカウントが含まれる組織部門の [URL ブラックリスト] に学力テストの URL を追加します。
  5. 生徒に管理対象ゲスト セッションにログインしてもらい、テストを実施します。
  6. 生徒がテストを終了して管理対象ゲスト セッションを終了すると、セッションはデバイスから消去されます。

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