広告コピーのテスト

広告グループ内の広告コピーのテストについて

クリエイティブのテスト

広告の掲載結果の指標を 1 行ずつ比較する代わりに、広告コピーのテストを設定して、検索広告 360 で自動的に比較できます。広告コピーのテストでは、すべての広告を同じ開始時刻で均等に配信することにより、広告グループ内でコンバージョンの目標の達成に最も有効な広告を判断できます。ここでは、テストによって処理が自動化されるとともに、広告の掲載結果に影響を及ぼす他の可変要素(デバイスタイプなど)が均一化されます。これにより、テストで正確な測定を行い、広告コピーに基づいて広告の掲載結果を比較することに焦点を置けるようになります。

テストが完了すると、テストに含まれる各広告の相対的な掲載結果が検索広告 360 によって評価されます。それをもとに掲載結果の低い広告を一時停止したり、結果に大きな差がなければすべての広告を引き続き掲載したりできます。

広告コピーのテストを行うメリット

広告コピーのテストには次のようなメリットがあります。

  • 広告グループ内の広告をテストして、掲載結果を比較する一連の処理が自動化され、時間と労力の節約になります。
  • 広告コピーのテストが所定の統計的有意性しきい値に達していれば、統計的な分析による確証に基づいて有効な広告コピーを判断できます。
  • 掲載結果の低い広告は広告グループから除外されるため、広告グループの掲載結果を目標に対して最適化できます。
  • 広告グループ内のフレーズの中でユーザーの反応が良いものを把握できます。たとえば、「今すぐご注文を」と「今すぐ購入」ではどちらのフレーズが掲載結果が高いかを確認できます。
  • 広告の掲載結果に影響を及ぼす次のような可変要素を一定にすることで、広告コピーに集中できます。

    • 広告の開始日。たとえば、広告 A のコンバージョン数が広告 B や広告 C よりも多かったのは、広告 B や C よりも掲載期間が長いためではないか、といった疑問が生じなくなります。
      広告コピーのテストでは、広告グループ内の広告の掲載結果が同じ開始日と期間で測定されます。
    • デバイスタイプ。広告は同じタイプのデバイスに配信されます。広告 C がモバイルとパソコンに配信され、広告 A がモバイル端末のみに配信される、といった状況にはなりません。
      広告コピーのテストに含まれる広告には、同じデバイスが設定されます。
    • 広告の表示頻度。広告 A が他の広告よりも多く表示される、といったことはありません。
      広告コピーのテストでは、エンジンに応じて広告のローテーション設定が自動的に変更されます。
      Google 広告: 広告コピーのテストにより、広告グループ単位の設定が [無期限にローテーション] に変更されます。
      Microsoft Advertising: 広告コピーのテストにより、広告グループ単位の設定が [ローテーションで均等に表示] に変更されます。
      Yahoo! JAPAN およびバイドゥ: 広告コピーのテストにより、キャンペーン単位の設定が [無期限にローテーション] に変更されます。

Google 広告の [最適化] 設定は、オークション時のシグナルを使用して、表示する広告を選択します。他方、検索広告 360 の広告コピーのテストは、Floodlight データを使用して、特定のコンバージョン目標を達成するうえで最も可能性の高い広告を選択します。また、広告コピーのテストでは、掲載結果を分析して、広告の掲載結果を比較することもできます。

広告コピーのテストのプロセスの概要

  1. インプレッション数が 1 週間に 10,000 以上ある広告グループを選択または作成します。最小インプレッション数について詳しくは、次のセクションをご覧ください。
  2. 広告グループで達成すべき目標(クリック率やアクション率など)を決定します。
  3. 広告コピーのテストで達成すべき統計的有意性を選択します。
  4. 広告コピーのテストの結果を確認して、広告の評価観測値信頼区間のほか、クリック数やインプレッション数、費用などの指標を比較します。

検索広告 360 では、広告コピーのテスト中もキーワードの指標データの記録が継続されます。

広告コピーのテストの要件

広告コピーのテストを適切に行うためには、広告と広告グループが以下の要件を満たしている必要があります。

  • テストに含まれる広告が有効で、デバイス設定が同じであること(すべてのデバイスモバイル優先のいずれか)。
  • 広告グループに、デバイス設定が「すべてのデバイス」または「モバイル優先」の有効な広告が 2 つ以上含まれていること。テストの対象にできる広告数に上限はありませんが、統計的有意性を測定するために、広告グループが十分なインプレッション数(1 週間に広告あたり平均 5,000)を獲得する必要があります。たとえば、広告グループに含まれている広告が 10 個の場合、広告グループ全体で最低 50,000 インプレッションを獲得する必要があります。ある広告では 7,000 インプレッションの獲得、別の広告では 2,000 インプレッションの獲得という場合もあります。
  • 全デバイス対象広告コピーのテストで Google 広告拡張テキスト広告をテストすること。モバイル専用広告コピーのテストや標準テキスト広告のテストで拡張テキスト広告をテストすることはできません。
  • 広告は、同時に 1 つの広告コピーのテストだけに含まれていること。
    テストが異なるデバイスを対象としている場合にのみ、1 つの広告グループで 2 つの異なる標準テキスト広告を同時にテストできます。つまり、1 つのテストで「モバイル優先」を対象とし、もう 1 つのテストで「すべてのデバイス」を対象にできます。
    拡張テキスト広告をテストする場合は、1 つの広告グループに対して許可されるテストは 1 つだけです。
  • テスト中に広告が編集されないこと。テストに含まれている広告に変更を加えると、テスト結果が不正確になりますが、テストは続行されます。
  • 各広告にランディング ページ URL が 1 つのみ含まれていること。
  • キャンペーンまたは広告グループの広告のローテーション設定で、広告を均等に表示するよう設定されていること。広告コピーのテストを作成する際に、検索広告 360 による広告のローテーションの変更の許可を求めるメッセージが表示されます。Google 広告、Yahoo! Japan、バイドゥの場合は、キャンペーン内のすべての広告グループに変更が適用されます。Microsoft Advertising の場合は、広告グループの広告のローテーション設定だけが変更されます。
  • Microsoft Advertising では、標準テキスト広告だけをテストすること。
広告コピーのテストは、Microsoft Advertising 拡張テキスト広告や Yahoo! Gemini 広告グループではサポートされていません。

広告コピーのテストのおすすめの実施方法

広告コピーのテストで良い結果を得るために、以下の方法をおすすめします。

  • ボリュームが大きいほどより適切な結果を得られるため、ボリュームの大きい広告グループ(インプレッション数が 1 週間に 10,000 以上)でテストします。ボリュームの大きい広告グループを見つけるには、まず週次の合計インプレッション数を確認します。
  • テストの名前に、広告グループ名とテストの説明を含めます。
  • テストの実行中は、広告コピーのテストに含まれている広告を変更しないようにします。変更するとテスト結果が不正確になります。
  • 広告コピーのテストに含まれているすべての広告が有効で、承認済みであることを確認します。不承認となっている広告のデータは収集されません。
  • 数日おきにテスト結果を確認します。1 週間が経たないうちに十分なインプレッション数に達した場合は、予算上可能であればテスト期間を延長します。テスト期間が長いほど、突発的な要因や季節的な要因による影響が少なくなります。
  • テストごとに広告コピーの要素を 1 つテストします。1 回のテストで入手した情報をもとに、次回のテストで別の要素をテストします。つまり、最適な広告コピーを見つけるためにテストを繰り返します。たとえば、テスト 1 で広告の見出しを変えてみた結果、広告 1 の掲載結果が最も高かったとします。次にテスト 2 を作成して、そこに広告 1 を含めます。ただしテスト 2 では表示 URL を変えます。その結果、広告 5 の掲載結果が最も高かったとします。その次のテストでは、広告 1 の見出しと広告 5 の表示 URL を 1 つの広告で使用する、という具合にテストを進めます。
利用を開始する
広告グループに移動し、広告コピーのテストを作成します。
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