非掲載先 [excluded_destination]
属性を使用すると、指定した地域に商品が掲載されなくなります。
この記事の内容
使用場面
各商品で任意
特定の場所に商品が表示されないようにするには、非掲載先 [excluded_destination]
属性を使用します。
サポートされている値:
- ショッピング広告
[Shopping_ads]
: ショッピング広告に商品情報が表示されないようにします。商品が Google 広告の商品グループとリスティング グループのセレクタに表示されなくなります。詳しくは、ショッピング広告についてをご覧ください。 - ディスプレイ広告
[Display_ads]
: ダイナミック リマーケティング広告に商品情報が表示されないようにします。なお、ディスプレイ広告を除外しても、P-MAX キャンペーンを使用して作成されたダイナミック リマーケティング広告には商品が表示されます。- 注: 商品の掲載先ディスプレイ広告
[Display_ads]
を除外するには、Merchant Center で「動的リマーケティング」アドオンを有効にする必要があります。
- 注: 商品の掲載先ディスプレイ広告
- ローカル在庫広告
[Local_inventory_ads]
: ローカル在庫広告に商品情報が表示されないようにします。 - 無料リスティング
[Free_listings]
: Google の無料リスティングに商品が表示されないようにします。 - 無料ローカル リスティング
[Free_local_listings]
: Google の無料ローカル商品リスティングに商品が表示されないようにします。 - Cloud Retail
[cloud_retail]
: アクティブなリンクがある場合、Cloud Retail プロジェクトに商品情報が流れないようにします。 - ローカル Cloud Retail
[local_cloud_retail]
: アクティブなリンクがある場合、Cloud Retail プロジェクトに商品情報が流れないようにします。- Cloud Retail
[cloud_retail]
とローカル Cloud Retail[local_cloud_retail]
の掲載先は、Cloud Retail API でも使用できます。これらのサポートされている値は、Merchant Center と Content API ではまだ使用できません。
- Cloud Retail
注 一部の商品掲載先の名前が更新されました。商品掲載先に対して、値
Surfaces_across_Google
と Local_surfaces_across_Google
を以前に使用していた可能性があります。これらの値は引き続き使用できますが、掲載先に対する新しい値 Free_listings
と Free_local_listings
を含めるように商品を更新することをおすすめします。形式
登録したデータを Google が認識できるようにするため、以下の入力形式に関するガイドラインに沿って設定してください。詳しくは、商品データの英語での登録に関する記事をご覧ください。
サポートされている値 | Shopping_ads 、Display_ads 、Local_inventory_ads 、Free_listings 、Free_local_listings 、Cloud_retail 、Local_cloud_retail |
---|---|
繰り返しフィールド | 可 |
ファイル形式 | 値の例 |
---|---|
テキスト データソース | Display_ads |
XML データソース | <g:excluded_destination>Display_ads</g:excluded_destination> |
繰り返しフィールド
テキスト
非掲載先を複数登録する場合、掲載先ごとに登録してください(推奨)。次に例を示します。
犬用の整形外科のベッドの商品データ | |
属性 | 値 |
タイトル [title] |
犬用整形外科ベッド、XXL サイズ |
非掲載先 [excluded_destination] |
Display_ads |
非掲載先 [excluded_destination] |
Shopping_ads |
掲載先をカンマ(,)で区切り、まとめて登録することもできます。
属性 |
値 |
非掲載先 |
|
XML
XML データソースに複数の非掲載先を登録するには、非掲載先ごとに個別の属性を指定します。
<g:excluded_destination>Display_ads</g:excluded_destination>
<g:excluded_destination>Shopping_ads</g:excluded_destination>
Content API 用にデータをフォーマットするには、Content API for Shopping に関するリソースをご覧ください。
おすすめの方法
ここでは、商品データの基本的な要件を満たしたうえで、さらに効果を上げるための最適化方法を紹介します。
- 非掲載先
[excluded_destination]
属性と掲載先[included_destination]
属性に対して競合する情報を登録すると、常に非掲載先の値が掲載先の値よりも優先されます。 - 商品に広告や無料リスティングを表示したくない場合: 商品の在庫があり販売可能であるものの、その商品の広告や無料リスティングの表示を停止したい場合は、非掲載先
[excluded_destination]
属性を使用します。これにより、商品の掲載先を管理できます。無料商品リスティングなどの特定の掲載先、またはすべての掲載先への商品の表示を停止できます。 - 商品の広告掲載を一時的に停止する場合: 一時停止
[pause]
属性を使用します。この属性を使用すると、ショッピング広告、ディスプレイ広告、ローカル在庫広告への商品の表示を最大で 14 日間停止し、その後すぐに再開できます。または、Google 広告キャンペーンの設定を変更して、商品の広告掲載を停止します。 - メンテナンスや祝日のためにウェブサイトを停止する場合: 非掲載先
[excluded_destination]
属性を使用している場合は、ウェブサイトがトラフィックを再度受信できるようになるまで、商品の広告と無料リスティングの表示が停止されます。この推奨事項に沿うことで、アカウントで無用な不承認が発生するのを防ぐことができます。また、商品が不承認となった場合よりも早く広告と無料リスティングの表示を再開できます。