スマート自動入札ガイド

2024 年 9 月 5 日にお知らせしたとおり、検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンで拡張クリック単価(eCPC)入札戦略をご利用いただけなくなります。

2024 年 10 月に行われる変更の内容

  • 検索またはディスプレイで拡張クリック単価の入札戦略を有効にすることはできなくなります。
  • 拡張クリック単価を無効にした既存のキャンペーンでは、拡張クリック単価オプションが削除されます。
  • 拡張クリック単価を使用している既存のキャンペーンでは、2025 年 3 月まで引き続き拡張クリック単価を使用できます。

以下の点にご注意ください

  • 新しい入札戦略に移行する際は、入札が新しい戦略に合わせて徐々に調整されるため、パフォーマンスを注意深くモニタリングし、変動を最小限に抑えることが重要です。
  • 必要に応じて予算と目標を調整して、費用とパフォーマンスを管理します。
  • 2025 年 3 月 16 日以降、拡張クリック単価入札戦略を引き続き使用している検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンは、個別クリック単価(CPC)に自動的に移行されます。

以下の入札戦略と目標を検討してください。

  • 「コンバージョン数の最大化」または「目標コンバージョン単価」: 予算と目標コンバージョン単価の制約(該当する場合)内でできるだけ多くのコンバージョンを獲得することが目標である場合。詳しくは、こちらをご参照ください。
  • 「コンバージョン値の最大化」または「目標広告費用対効果」: 予算と目標広告費用対効果の制約(該当する場合)内で、設定した広告費用対効果を最大化することが目標である場合。目標を切り替える前に、価値が有効になっている十分な数のコンバージョンがあることを確認してください(2 つ以上の異なる価値)。詳しくは、こちら価値に基づく入札戦略ハブをご覧ください。
  • 「クリック数の最大化」または目標インプレッション数 /「インプレッション単価(CPM)」: ウェブサイトのアクセス数やインプレッション数を増やすことが主な目標である場合。
  • 「コンバージョン単価」(ディスプレイのみ): 要件を満たしている場合は、「コンバージョンに対するお支払い」を使って、コンバージョン数を増やしながら、それらのコンバージョンに対してのみ費用を支払うことができます。資格要件について詳しくは、こちらをご覧ください。
各入札戦略について詳しくは、自動入札機能についてスマート自動入札ガイドをご覧ください。

スマート自動入札とは、Google AI を活かし、コンバージョン数やコンバージョン値重視で最適化を行う各種自動入札戦略のことを指します。ひとつひとつのオークションごとに自動で正確な入札単価を設定することにより、既存のパフォーマンス目標と同等またはそれ以上の費用効率で、コンバージョン数やコンバージョン値を増やすことができます。

目標コンバージョン単価目標広告費用対効果コンバージョン数の最大化コンバージョン値の最大化はいずれもスマート自動入札戦略です。

「目標インプレッション シェア」と「クリック数の最大化」も自動入札戦略ですが、オークションごとの自動入札機能は含まれていません。

スマート自動入札の用途と、自動入札の用途を説明した図

スマート自動入札のメリット

Google 広告の自動入札機能は、さまざまなビジネス目標に応じた入札単価の最適化を大規模に行う場合に便利です。スマート自動入札には Google AI 技術が使用されています。自動入札は次のようなメリットをもたらします。

  • 目標に応じた入札戦略: 達成したいビジネス目標、コンバージョン目標、コンバージョン値の目標に応じて、最適な入札戦略を選択できます。
  • 完全なオークションごとの自動入札: スマート自動入札はひとつひとつのオークションごとに入札単価を最適化するため、各ユーザーの検索コンテキストに応じた的確な入札単価を設定でき、パフォーマンス目標の達成に効果的です。
  • クエリレベルのパフォーマンス モデリング: スマート自動入札では、アカウント全体のクエリレベルのコンバージョン データを活用できるため、個々のキーワードのデータが不足していても有効な最適化が可能です。これにより、検索ボリュームの少ないキーワードや現時点での掲載結果の履歴が少ないキーワードに対して、アルゴリズムでより正確に入札できるようになります。
  • さらに豊富なコンテキスト シグナル: デバイス、地域、時間帯といった主要シグナルに加えて、スマート自動入札ならブラウザ、OS、言語など多種多様な追加シグナルを評価できます。これにより、各オークションにおける検索状況とコンバージョンに至る可能性を、すべての入札で考慮することができます。また、コンバージョン率に統計的に有意な影響を与え、個々の入札単価調整では使われない可能性があるシグナルの組み合わせも考慮されます。自動入札で使用されるシグナルの詳細
  • 常に学習するアルゴリズム: スマート自動入札では、入札アルゴリズムを継続的に更新して、掲載結果の変化に合わせて調整します。また、ビジネス固有のコンバージョン サイクルに適応し、最近のデータを過去のデータと比較して重み付けの程度を判断します。
ヒント:
検索の自動化機能に関するテクニカル ガイド(英語)で、Google が使用するシグナル、検索語句とキーワードを一致させる仕組み、AI によってキーワードのマッチタイプの効果を高める方法、パフォーマンスを向上させる方法についてご確認ください。
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基本 | スマート自動入札を使ってみる

スマート自動入札の基本と、スマート自動入札を使用してビジネス目標を達成する方法について説明します。

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