Webhook 統合を使用すると、一意の URL を介してアプリ間で情報を自動的に送信できます。Webhook 統合を作成すれば、リードフォーム表示オプションを顧客管理(CRM)システムにリンクすることが可能です。Webhook 統合をリードフォーム表示オプションに追加すると、CRM で直接、見込み顧客情報を取得できます。
はじめに
リードフォームに Webhook 統合を追加するには、Webhook URL とキーを生成する必要があります。
- Webhook URL は配信用のパスです。ユーザーがリードフォームで情報を送信すると、設定された URL に HTTP POST リクエストが送信されるため、見込み顧客情報を CRM システムに直接送信できます。
- Webhook キーは、送信された見込み顧客情報の確認に使用されます。
Webhook URL とキーを生成する方法は次の 2 種類です。
- Webhook 統合を作成する: Webhook 統合を作成できる場合は、Webhook 統合を作成してから、その URL とキーを生成できます。Webhook の URL とキーの生成に関する詳細
- サードパーティの統合を使用する: Zapier(サードパーティの統合プロバイダ)を使って、Webhook の URL とキーを生成できます。Google 広告のリードフォームで Zapier を使用する方法についての詳細
手順
新しいリードフォームに Webhook 統合を追加する
- Google 広告にログインします。
- 左側のページメニューで [キャンペーン] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- 目標として [見込み顧客の獲得] を選択します。
- キャンペーン タイプとして [検索]、[動画]、または [ファインド] を選択します。
- [続行] をクリックします。
- キャンペーン設定を入力します。
- [広告表示オプション] リストで [リードフォーム表示オプション] を選択します。
- [リードフォーム表示オプションを作成] をクリックします。リードフォームの詳細を入力するためのリードフォーム表示オプション エディタが開きます。
- リードフォーム表示オプションの作成を開始します。
- [Webhook の統合(省略可)] で、Webhook URL と Webhook キーを追加します。
- [テストデータの送信] をクリックし、CRM でデータが正しく受信されるかどうかを確認します。
- リードフォーム表示オプションの作成が完了したら、[保存] をクリックします。
Webhook 統合を既存のリードフォームに追加する
- Google 広告にログインします。
- ページメニューで [広告と広告表示オプション] をクリックし、[広告表示オプション] をクリックします。
- [広告表示オプション] ページで [リードフォーム] をクリックします。
- リードフォーム表示オプションにカーソルを合わせ、鉛筆アイコン
をクリックします。
- [Webhook の統合(省略可)] で、Webhook URL と Webhook キーを追加します。
- [テストデータの送信] をクリックし、CRM でデータが正しく受信されるかどうかを確認します。
- リードフォーム表示オプションの編集が完了したら、[保存] をクリックします。
エラー ステータス
Webhook 追加後の最初の操作により、次のいずれかのエラー ステータスが表示されることがあります。
- [エラー ステータス A]: テストデータの送信が成功しないままフォームを保存した場合に表示されます。
- [エラー ステータス B]: データが送信されない場合に表示されます。
- [エラー ステータス C]: データは送信されたものの、Google がレスポンスを受信していない場合に表示されます。
- [エラー ステータス D]: データは送信されたものの、Google が間違ったレスポンス(「HTTP 200」とは異なる)を受信した場合に表示されます。
- [成功ステータス]: データが送信され、Google が正しいレスポンスを受信した場合に表示されます。