Chromebook とその他の ChromeOS デバイスを使用する管理対象ユーザーを対象としています。
管理者は、ユーザーが ChromeOS デバイスにインストールして使用できる Android アプリを指定できます。これを行うには、最初に組織内のユーザーに対して Android アプリを有効にします。
始める前に
- 特権管理者が Google Play 利用規約に同意していることを確認します。
- 管理者が Android アプリを許可リストに登録した場合、ユーザーは managed Google Play で予備のアカウントに切り替えることができません。
- 組織に対して「Android の管理」を設定してください(Google 管理コンソールで [お支払い] [サブスクリプション] に移動し、Android Enterprise サブスクリプションを追加してください)。
- Chrome Enterprise Upgrade のサブスクリプションをお持ちでない場合は、ユーザーの Android アプリのみを管理できます。以下の手順では、ページの上部にある [ユーザーとブラウザ] タブをクリックする手順をスキップします。
- キオスクまたは管理対象ゲスト セッションとして実行するように ChromeOS デバイスを設定するには、はじめにデバイスを登録する必要があります。詳しくは、ChromeOS デバイスを登録するをご覧ください。
- 特定のユーザー群や登録済みの Chrome ブラウザ群に対して設定を行うには、それらのユーザー アカウントまたはブラウザを 1 つのグループまたは 1 つの組織部門に配置します。グループに追加できるのはユーザー アカウントのみです。詳しくは、グループと組織部門を追加するをご覧ください。
Android アプリを有効にする
ステップ 1: Android アプリを有効にする-
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 右側にある、追加の設定アイコン をクリックします。
- [アプリケーションのその他の設定] に移動します。
- [Chrome デバイス上の Android アプリ] で [許可] を選択します。
- (省略可)[ユーザーとデバイスに対する Android のレポート機能] で [Android のレポート機能を有効にする] を選択します。
レポートに表示されるのは、managed Google Play 対応の管理対象 ChromeOS デバイスを使用している管理対象ユーザーの情報のみです。 - [保存] をクリックします。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [設定] に移動します。
- すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [Android アプリ] に移動します。
- (省略可)ユーザーが予備の Google アカウントを追加できないようにするには
- [アカウント管理] をクリックします。
- [Google アカウント] チェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
- (省略可)Google ChromeOS の CA 証明書を Android アプリで利用できるように同期するには
- [証明書の同期] をクリックします。
- [Android アプリに対する ChromeOS の CA 証明書の使用を有効にする] を選択します。
- [保存] をクリックします。
通常、設定は数分ほどで有効になりますが、全員に適用されるまでには 1 時間ほどかかる場合があります。
ChromeOS デバイスに Android アプリをインストールする
ステップ 1: アプリを選択する-
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] に移動します。デフォルトでは、[概要] ページが開きます。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] に移動します。
- 上部の [ユーザーとブラウザ] または [キオスク] をクリックします。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 追加アイコン Google Play から追加アイコン をクリックします。
- 管理対象にするアプリを見つけてクリックします。
- [選択] をクリックします。
- 組織に代わってアプリの権限を承認するには、[承諾] をクリックします。
管理者が ChromeOS デバイスにユーザー向けアプリをインストールする方法は 2 つあります。アプリを自動的にインストールする方法([自動インストールする])と、ユーザーが managed Google Play から手動でインストールできるようにする方法([インストールを許可する])です。また、自動インストールしたアプリをユーザーのタスクバーに固定することや、ユーザーによるアプリのインストールをブロックすることもできます。
アプリのインストール設定を行う
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 設定するアプリをクリックします。
- 右側のパネルの [インストール ポリシー] で、[インストールを許可する]、[自動インストールする]、[自動インストールして Chrome OS タスクバーに固定する]、[ブロックする] のいずれかを選択します。
- [保存] をクリックします。
注: 自動インストール アプリが ChromeOS デバイスにダウンロードされている間は、[停止] ボタンが表示されます。クリックするとダウンロードが停止され、次回ログイン時にインストールが再試行されます。インストールの再試行は、アプリのインストールが完了するか、自動インストールのリストからアプリが削除されるまで続きます。
任意のアプリのインストールを許可する
Education ドメインにはご利用いただけません。
ユーザーに managed Google Play ストアへのフルアクセス権を付与すると、ユーザーは ChromeOS デバイスでアプリ(管理者が未承認のアプリも含む)を検索してインストールできるようになります。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 右側にある、追加の設定アイコン をクリックします。
- [許可 / ブロックモード] に移動します。
- [編集] をクリックします。
- Play ストアで次のいずれかを選択します。
- すべてのアプリを許可する、管理者が拒否リストを管理する - ユーザーは、すべてのアプリ(管理者がブロックしたアプリは除く)を managed Google Play からインストールできます。
- すべてのアプリを拒否する、管理者が許可リストを管理する - ユーザーは管理者が許可したアプリのみを managed Google Play からインストールできます。
- [保存] をクリックします。
(省略可)限定公開アプリを追加する
managed Google Play ストアを使用して組織向けの限定公開 Android アプリをホストすることで、アプリをダウンロードできるユーザーを制御できます。また、ユーザー認証、不正なソフトウェアの検出などのセキュリティ チェック機能も利用できます。
ChromeOS デバイスに限定公開の Android アプリをデプロイするには、はじめに managed Google Play ストアにアプリを公開します。詳しくは、限定公開の Android アプリを Google Play で管理するをご覧ください。
- managed Google Play に管理者アカウントでログインします。
- 左側で [管理者設定] をクリックし、組織 ID をメモします。
- Google Play Console に移動します。
- 限定公開アプリを選択します。
- [ストアでの表示] [価格と販売 / 配布地域] をクリックします。
- [このアプリをリスト内の組織に限定公開します] チェックボックスをオンにします。
- [組織を選択] をクリックし、2 番目の手順でメモした組織 ID を追加します。
- [アップデートを送信] をクリックします。
アプリが [管理対象のアプリ] のリストに表示されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。組織で使用するアプリとそのライセンスの管理方法については、managed Google Play ヘルプセンターをご覧ください。
一部のアプリや拡張機能には、カスタム ポリシーを適用できます。たとえば、デジタル サイネージ キオスクアプリで、JSON(JavaScript Object Notation)ファイルにイベントのスケジュールを含めることもできます。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] に移動します。デフォルトでは、[概要] ページが開きます。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] に移動します。
- 上部の [ユーザーとブラウザ] または [キオスク] をクリックします。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- ポリシーを設定するアプリを見つけてクリックします。
- 右側のパネルの [設定の管理] にあるテキスト欄に、JSON データを入力します。
- [保存] をクリックします。
ポリシー設定ファイルの例
次に示す設定例の 1 行目は、極めて厳しい制限を設定した拒否リストを示しており、アプリからすべての URL へのアクセスを禁止しています。2 行目は許可リストで、アプリがアクセスできる特定の URL を指定しています。
{ "com.android.browser:URLBlocklist": "[\"*\"]"
"com.android.browser:URLAllowlist": "[\"www.solamora.com\", \"www.altostrat.com\”]" }
次に示す設定例では、設定でサポートされているすべての型(ブール値、文字列、配列、オブジェクト配列)を指定する方法を示しています。
{
"can_say_hello": true,
"message": "Hello, it's me",
"approvals": [ "read", "write" ],
"items": [{ "key": "key1", "value": "1"}, { "key": "key2", "value": "2"}]
}
管理対象の構成ファイルは、以下のいずれのプレースホルダでも定義できます。値はすべて省略可能です。
${DEVICE_DIRECTORY_ID}
- デバイスのディレクトリ ID${USER_EMAIL}
- ログインしているユーザーのメールアドレス${USER_EMAIL_DOMAIN}
- ログインしているユーザーのドメイン名${DEVICE_SERIAL_NUMBER}
- デバイスのシリアル番号${DEVICE_ASSET_ID}
- 管理者によってデバイスに割り当てられたアセット ID${DEVICE_ANNOTATED_LOCATION}
- 管理者によってデバイスに割り当てられているロケーション${USER_EMAIL_NAME}
- ログイン ユーザーのメールアドレスの先頭部分(「@」の前)
プレースホルダの値を取得できない場合、値は空の文字列に置き換えられます。取得できる値は、登録済みデバイスについての値に限られます。
ユーザーのデバイスで Android アプリを利用できることを確認する
- ChromeOS デバイスで、Play ストア アイコン をクリックして Google Play を開きます。
- [同意する] をクリックして利用規約に同意します。
- ChromeOS デバイスで、Play ストア アイコン をクリックして Google Play を開きます。
- メニュー アイコン [ストアホーム] をクリックします。
- インストールするアプリをブラウジングまたは検索で見つけてクリックします。
- [インストール] をクリックします。
- リクエストされたアクセス権を確認し、[承諾] をクリックします。
デバイスにインストールされている Android アプリのリストを表示するには、メニュー アイコン から [マイアプリ(仕事用)] または [マイアプリ(学校用)] をクリックします。
ChromeOS デバイスから Android アプリを削除する
始める前に
managed Google Play で一部のユーザーに対してすべてのアプリへのアクセスを許可している場合、そのユーザーの [インストールを許可] 設定を変更する(Android アプリを削除する)ことはできません。
アプリとその関連ユーザーデータを削除する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 削除するアプリを見つけてクリックします。
- 右側のパネルの [インストール ポリシー] で、[ブロックする] を選択します。
- [保存] をクリックします。
管理コンソールからアプリを削除する
アプリをすでにインストールしているユーザーは引き続きアプリを使用できます。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [Chrome] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] に移動します。
- 左側で最上位の組織部門を選択します。
- 削除するアプリを見つけてクリックします。
- 右側のパネルで、[削除] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
(省略可)ChromeOS デバイスで Android アプリをキオスクとして実行する
キオスクモードのみで使用する ChromeOS デバイスに Android アプリをプッシュする方法については、キオスクとして運用する Chrome デバイスで Android アプリを使用するをご覧ください。
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