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在宅勤務からオフィス勤務に戻すことをご検討中のお客様は、Chrome OS の活用方法をご覧ください。

キオスクの稼働状況を確認する

本記事は管理対象の Chrome OS デバイスに関する説明です。

管理者は Google 管理コンソールを使用して ChromeOS デバイスをリモートでモニタリングし、正常に動作していることを確認できます。モニタリングできるのは、Chrome のパッケージ化アプリを自動起動するように設定されたデバイスと、管理対象ゲスト セッションを実行しているデバイスだけです。その中には、キオスク、デジタル サイネージ、専用デバイス(自動精算機やセルフサービス キオスク)として動作している ChromeOS デバイスも含まれます。

システム アクティビティを表示する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、メニュー アイコン 次に [デバイス] 次に [Chrome] 次に [デバイス] に移動します。
  3. すべてのデバイスを表示するには、[すべてのデバイス] をクリックします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  4. モニタリングするデバイスのシリアル番号をクリックします。
  5. [システム アクティビティとトラブルシューティング] でデバイスの詳細を表示します。
    設定 監視項目

    最近のアクティビティ

    デバイスの過去 30 日間のアクティビティ(最後に使用された日時、使用時間など)が表示されます。表示される日時は、デバイスのタイムゾーンに基づいています。

    最近のアクティビティ情報を確認するには、デバイスの状態に関するレポートを有効にする必要があります。詳しくは、デバイスに関するレポートの設定についてご確認ください。

    最近ログインしたユーザー

    デバイスを直近で使用したユーザーが一覧表示されます。キオスク セッションやゲスト セッションは表示されません。管理対象外のユーザーのメールアドレスは表示されず、「組織の管理対象ではないユーザー」と示されます。

    最近ログインしたユーザーの情報を確認するには、最近のデバイスのユーザーの追跡を有効にする必要があります。詳しくは、デバイスに関するレポートの設定についてご確認ください。

    最近ログインした 100 人のユーザーのみが保持されます。

    Wi-Fi の信号強度

    デバイスの Wi-Fi の電波強度

    ユーザーがログインする前のログイン画面の Wi-Fi 情報や、組織外の Google アカウント(個人の Gmail アカウントなど)でログインしたユーザーの Wi-Fi 情報は報告されません。

    音量

    キオスクモードのデバイスの音量レベル(%)が表示されます。

    CPU 使用率

    デバイスの CPU 使用率(%)が表示されます。

    CPU 温度

    各 CPU コアの温度が摂氏(oC)で表示されます。

    メモリ使用量

    デバイスのメモリ使用量(% と GB)が表示されます。

    ディスク使用量

    デバイスのディスク使用量(% と GB)が表示されます。

    キオスクアプリ情報

    この機能は、管理対象ゲスト セッションを実行しているデバイスでは使用できません。

    アプリの名前とバージョン番号が表示されます。

    IP アドレス

    デバイスの LAN と WAN の IP アドレスが報告された最後の日時が表示されます。日時はデバイスのタイムゾーンに基づいています。

    ユーザーがログインする前のログイン画面の IP アドレス情報や、組織外の Google アカウント(Gmail アカウントなど)でログインしたユーザーの IP アドレス情報は報告されません。

    LAN - デバイスが接続されている有線または無線ネットワークが表示されます。場合によっては、このアドレスを使ってデバイスの場所(建物や階数)を特定できます。

    WAN - デバイスのインターネット接続に使用されている固有の IP アドレスが表示されます。

    システムログ

    キオスク デバイスから自動的に取得されたシステムログが表示されます。ログは 12 時間おきに取得され、アップロードされます。また、ログは最大で 60 日間保存され、最近の 100 件をダウンロードできます。

    システムログ情報を確認するには、システムログのアップロードを有効にする必要があります。詳しくは、システムログのアップロード有効化の設定についてご確認ください。

    過去 30 日間の履歴のみが保持されます。

    ヒント: システム ログを調べるには、Log Analyzer を使用してください。

    スクリーンショット

    デバイスの最近のスクリーンショットのリストが、日付の新しい順に表示されます。

    スクリーンショットを表示するには、青いリンクをクリックします。

    過去 30 日間の履歴のみが保持されます。

キオスク デバイスでリモート操作を実行する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、メニュー アイコン 次に [デバイス] 次に [Chrome] 次に [デバイス] に移動します。
  3. すべてのデバイスを表示するには、[すべてのデバイス] をクリックします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  4. 管理するデバイスのシリアル番号をクリックします。
  5. 左側で目的の操作をクリックします。
    操作 説明

    移動

    デバイスを登録すると、自動的に最上位の組織部門に配置されます。[移動] をクリックし、デバイスの移動先の組織を選択します。

    リセット リモートでデバイスからデータを削除するすべてのユーザー プロファイルとデータをデバイスから削除できますが、デバイスの登録状態とデバイスのデータ(ネットワーク プロファイルなど)は保持されます。また、ユーザー プロフィール、デバイス ポリシー、登録データなど、すべてのデータを完全に削除することもできます。詳しくは、デバイスを別のユーザーに再割り当てするをご覧ください。
    eSIM のリセット

    デバイスからすべての eSIM プロファイルが完全に削除されます。ユーザーには、デバイスから eSIM プロファイルが削除されたことを知らせるメッセージが表示されます。デバイスのモバイルデータ設定ページに eSIM プロファイルが表示されることはなくなります。

    eSIM をリセットする前に、想定される挙動について携帯通信会社にお問い合わせください。多くの場合、ポリシーで設定された同じ SMDP および URL を使って、新しい eSIM プロファイルが自動的にデバイスに設定されることはありません。

    注: eSIM のリセットは、eSIM プロファイルをリモートで削除する唯一の方法です。モバイル ネットワークの設定を削除したり、デバイスをプロビジョニング解除または無効化したり、デバイスを別の組織部門に移動したりしても、デバイスから eSIM プロファイルが削除されることはありません。

    無効化 デバイスを無効にして、誰も使用できないようにします。たとえば、紛失や盗難が発生した場合などです。詳しくは、Chrome OS デバイスの修理、用途変更、廃棄をご覧ください。
    プロビジョニング解除 組織内で使用されなくなったデバイスをプロビジョニング解除して管理対象から外します。詳しくは、Chrome OS デバイスの修理、用途変更、廃棄をご覧ください。
    ログの取得

    システムログのアップロードが有効になっているデバイスの場合

    デバイスの属性とログが新たにアップロードされます。ログは、[システム アクティビティとトラブルシューティング] の [システムログ] に保存されます。デバイスの属性が正常にアップロードされると、メッセージが表示されます。

    ログをエクスポートする

    すべての要件を満たしている場合、[ログの取得] の代わりに表示されます。

    要件

    • ChromeOS のバージョン
      • キオスク専用デバイスの場合: 114 以降
      • その他すべてのデバイスの場合: 122 以降
    • [デバイスのシステムログのアップロード] の設定がオンになっている
    • ログの書き出し操作の管理者権限

    管理コンソールで追加のログを取得してエクスポートすることで、ChromeOS デバイスのトラブルシューティングを行うことができます。

    詳しくは、ChromeOS デバイスのリモートログ収集をご覧ください。
    リモート デスクトップ

    デバイスへのリモート セッションを開始します。詳しくは、ChromeOS デバイスにリモートでアクセスするをご覧ください。

    再起動

    キオスク デバイスでのみ利用可能

    ChromeOS デバイスを起動してから 10 分以上が経過している場合、再起動します。

    スクリーンショットの撮影

    キオスク デバイスでのみ利用可能

    デバイスの画面のスクリーンショットが撮影され、[システム アクティビティとトラブルシューティング] の [スクリーンショット] に保存されます。

    スクリーンショットの取得に失敗すると、次のいずれかのエラーコードとメッセージが表示されます。

    • 0 - 一般的なエラー。
    • 1 - ユーザー入力が検出されたため、スクリーンショットの取得に失敗した。
    • 2 - スクリーンショットの取得に失敗した(例: デバイスに画面が接続されていない場合)。
    • 34 - サーバーエラーのため失敗した。
    • 5 - クライアント エラーのため失敗した。
    • 6 - アップロード用の URL が無効であるため失敗した。

    注: キオスクモードのデバイスでは、ユーザー入力(たとえば、キオスク セッション中のマウスやキーボードの動作)があった場合、デバイスを再起動するまでスクリーンショットを取得できません。デバイスの再起動後、スクリーンショットが機能するためには、デバイスでキオスクアプリを自動起動する必要があります。

    ボリュームの設定

    キオスク デバイスでのみ利用可能

    キオスクモードの管理対象デバイスのボリューム(音量)をリモートで設定します。

    スライダーを使用して音量を選択し、[ボリュームを設定] をクリックします。デバイスのボリュームが正常に設定されると、画面右上の [タスク] に通知が表示されます。

デバイスのステータスを確認する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、[デバイス] 次に [Chrome] にアクセスします。
  3. [設定] 次に [デバイス] をクリックします。
  4. すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  5. [ユーザーとデバイスをレポート] までスクロールします。
  6. [デバイスに関するレポート] で [デバイスの状態の報告を有効にする] を選択します。
  7. [保存] をクリックします。

稼働状況レポートを設定する

Chrome デバイスがオフラインになった場合、メールまたはテキスト メッセージでアラートを受け取るように設定できます。アラートはオペレーティング システム レベルで送信されるので、実行中のアプリがクラッシュした場合でもアラートを受け取ることができます。

注: ただし、デバイスがオフラインになると、デバイスのオンライン ステータスが Chrome デバイスのページで更新されるまでに最長で 12 分ほどかかることがあり、メールや SMS でアラートが届くまでに、さらに 5 分ほどかかる場合があります。

稼働状況のモニタリングを有効にする

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、[デバイス] 次に [Chrome] にアクセスします。
  3. [アプリと拡張機能] 次へ [キオスク] をクリックします。
  4. すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  5. 自動的に起動するように設定したアプリを見つけてクリックします。
  6. 右側のパネルの [キオスクアプリを自動起動] で以下の設定を行います。
    1. [稼働状況の監視を有効にする] をオンにします。
    2. [システムログのアップロード有効化] をオンにします。
    3. [保存] をクリックします。

Chrome デバイスのページ(管理コンソールのホームページから [デバイス] 次へ [Chrome] 次へ [デバイス] に移動)で [オンライン ステータス] 列を選択します。デバイスがオンラインであるかどうかを確認するために、ハートビートが 2 分おきに送信されます。

デバイスのステータスは次の 3 つのいずれかです。

端末のステータスの色 意味

デバイスはオンラインで正常に動作しています。

デバイスはキオスクモードで動作しており、モニタリングとレポートの対象となっています。このようなモニタリングは、管理対象ゲスト セッションを自動起動するように設定され、自動起動が「0」に設定されている Chrome デバイスでも実施できます。

デバイスから Google サーバーに対してハートビートが正常に送られていません。デバイスの電源がオフになっているか、ネットワーク接続の問題が発生している可能性があります。

グレー

このデバイスの稼働状況はモニタリングされていません。システム上にアクティブ ユーザーがいる可能性があります。たとえば、ユーザーが起動時にキオスクアプリを読み込まないようにしている場合、デバイスのモニタリング機能を使用することはできません。

(省略可)キオスク デバイスのステータスに関するアラートを設定する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、[デバイス] 次に [Chrome] にアクセスします。
  3. [設定] 次に [デバイス] をクリックします。
  4. [キオスクの設定] までスクロールします。
  5. すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  6. [キオスクのデバイス ステータスのアラート配信] で、更新を受け取るツール(メール、SMS、あるいはその両方)を選択します。
  7. [キオスクのデバイス ステータスのアラートの送信先(連絡先情報)] で、ステータスの更新を受け取るメールアドレスと電話番号を入力します。
  8. [保存] をクリックします。

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