キャンペーン マネージャー 360 の入稿コンポーネントでキャンペーンを入稿するこのガイドは、画面の移動、検索、アイテムの編集、タグの処理、アクセスの管理などの方法を確認するときにご利用いただけます。
この記事の内容
概要
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広告主: 広告主を探して開くには、アカウント レベルの [すべての広告主] をクリックします。広告主には、キャンペーンに関連する詳細情報を指定できます。たとえば、[クリエイティブ] タブで共有クリエイティブ ライブラリをアップロードできます。
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キャンペーン: キャンペーンを探して開くには、アカウント レベルの [すべてのキャンペーン] をクリックします。ここでは、キャンペーン内のすべてのアイテムが表示されます。
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管理: ユーザー アクセスのようなアカウント設定を管理するには、アカウント レベルの [管理] をクリックします。
アイテムのプロパティを表示するには、キャンペーン マネージャー 360 でアイテムの行をクリックします。各列で、ステータス、割り当て、配信期間などアイテムに関する情報を確認します。検索バーをクリックして表示されるフィルタ メニューを使って、指定した条件に一致するアイテムとその割り当てアイテムのみを表示できます。
アイテムを編集する
編集するアイテムのチェックボックスをオンにして選択します。選択したアイテムを変更するには、[ステータス]、[割り当て]、[一括編集] の各ボタンをクリックします。名前、開始日、終了日などは、行を直接クリックしてインラインで編集することもできます。
アイテムを編集する広告、クリエイティブ、プレースメントをクリックするとプロパティが開きます。プロパティ ペインを展開する場合は、右上にある矢印をクリックします。
[保存] をクリックして変更を保存するか、右上の [x
] をクリックして保存せずにプロパティを閉じます。
キャンペーンの編集可能な項目をクリックして変更内容を入力します。変更を保存するには [保存]、変更を破棄するには [キャンセル] をクリックします。保存には Enter
キー、破棄には Esc
キーを使用することもできます。
キャンペーンの編集可能な項目内をクリックした後、上下左右の矢印キーを使って別の項目に移動できます。Enter
キーを押すと、その項目がインライン編集用に開きます。詳しくは、下記のキーボード ショートカットをご覧ください。
キャンペーンの複数の行を選択して [一括編集] ボタンをクリックし、変更します。名前、ステータス、配信期間、クリエイティブ ローテーションのウェイトなどのプロパティを一度に変更できます。
すべてのタイプのアイテム(広告、クリエイティブ、プレースメント)を選択できます。すべての変更を選択したすべての行に適用する必要があるとは限りません。たとえば、広告とプレースメントを選択したうえで、選択した広告とプレースメントの両方のプロパティ対して変更を入力できます。
割り当てのプロパティ(ローテーション、配信期間など)を変更する場合は、[表示] メニューでキャンペーン内のビュー(デフォルトの [サマリー] 表示形式など)を選択すると、割り当ての構成を確認でき適切な場所の行を選択できます。変更内容がクリエイティブ ローテーションのウェイトやクリエイティブ グループに関係する場合は、割り当て先の広告の下でクリエイティブを選択します。これにより、更新する広告とクリエイティブの割り当てがキャンペーン マネージャー 360 で正しく認識されます。同様に、変更内容が広告とプレースメントの割り当てプロパティに影響する場合は、割り当て先のプレースメントの下で広告を選択します。
問題の解決方法、一般的な使い方の手順について詳細をご確認ください。
広告、クリエイティブ、プレースメントを選択して、[ステータス] メニューでステータスを変更します。広告を無効にすると、プレースメントへの配信は停止します。配信中のプレースメントに対してすべての広告を無効にすることはしないでください。パブリッシャー側で問題が発生する可能性があります。
クリエイティブのステータスを変更した場合、その変更はすべてのキャンペーンに反映されます。そのためクリエイティブを無効にした場合、広告主のすべての広告でそのクリエイティブの配信は停止します。
クリエイティブの配信を特定の広告で停止するには、[ローテーションに含める] 列で設定を変更します([いいえ] に設定して、割り当て先の広告のローテーションから除外します)。ステータスについての詳細
まず、キャンペーン内でアイテムを選択し、[割り当て] をクリックします。選択するアイテムは、同じタイプであること、同じサイズのプレースメントに適合すること、同じレンダリング環境(ディスプレイ、アプリ内など)に対応していることが条件です。詳細
広告に指定しているクリエイティブを置き換えることもできます。クリエイティブを選択し、[クリエイティブを置換] をクリックして、代わりのクリエイティブを選択します。そうすると、元のクリエイティブが割り当て先のすべての広告から削除され、代わりに選択したクリエイティブが追加されます。詳細
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最初に、キャンペーンで適切な行と列が表示されていることを確認してから、キャンペーンの一番上で [表示] > [表示形式を変更] をクリックします。
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[階層] で、[広告]、[クリエイティブ]、[Exit イベント / クリックタグ] を有効にします。[基本プロパティ] で [ランディング ページ] を有効にします。これで、アイテムごとにどのランディング ページが使用されるかを確認できます。
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カスタムビューとして保存するか、表示メニューをそのまま閉じます。
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キャンペーンの [ランディング ページ] 列を確認します。ここには、各広告でそれぞれの Exit イベントまたはクリックタグが配信されるときに使用されるランディング ページが表示されます。このランディング ページは、広告によって異なることがあります(広告設定で指定します)。
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広告でクリエイティブが配信されるときに使用されるランディング ページが表示されます。ランディング ページをクリックして変更します。
使用されるアセットのタイプによって、異なるオプションが表示されます。どのような変更を行うことになるかは、各オプションの横のツールチップでご確認ください。詳しくはオプションについての説明をご確認ください。
クリエイティブ レベルで設定されているランディング ページを確認するには、[表示] > [クリエイティブと Exit イベント / クリックタグ] をクリックします。各クリエイティブで設定されているランディング ページが表示されます。
キャンペーン ビューにはアイテムが 1 つのリストに表示されます。上下にスクロールしたり、右上の矢印を使って進むまたは戻ることができます。
リストのすべてのアイテムを選択する: 左上の最上部にあるチェックボックスをオンにすると、リストのすべての行が選択されます。キャンペーンにフィルタが設定されていない場合、キャンペーンのすべてのアイテムが選択されます。通常はフィルタが設定されており、その場合、リストにはキャンペーンの「一部」のアイテムのみが含まれます。リストに含まれるアイテムの種類は、リストの上の [表示] メニューで確認できます。検索フィルタの設定(ステータスや名前など)は、検索バーで確認できます。
複数のアイテムを選択する: 表示されているアイテムを下にスクロールして確認しながら必要なものを選択します。アイテムを検索して、検索結果から選択するほうが簡単な場合もあります。
キャンペーン マネージャー 360 のワークフローはスプレッドシート形式になっており、キャンペーン マネージャー 360 と別にスプレッドシートを作成する必要はありません。ただし、[インポート] と [エクスポート] のボタンをクリックして、キャンペーンのスプレッドシートを読み込んだり書き出したりすることは可能です。スプレッドシートで変更を読み込むと、キャンペーン マネージャー 360 のキャンペーンに反映されます。詳細
アイテムを作成する
広告、プレースメント、クリエイティブを作成するプレースメント、広告、またはクリエイティブを作成するには [新規] をクリックします。このメニューから第三者の URL のアセットやクリエイティブ アセットを一括アップロードしたり、広告主からクリエイティブを追加したりすることもできます。
プレースメントや広告の作成方法、クリエイティブの追加方法をご確認ください。
新しいキャンペーンを作成するには、左側のメニューの [すべてのキャンペーン] をクリックし、[新規] をクリックします。
キャンペーンのコピーを作成するには [コピー] をクリックします。新しいキャンペーンには元のキャンペーンと同じプロパティが設定されますが、クリエイティブ、広告、プレースメントはコピーされません。キャンペーンの設定についての詳細
キャンペーン マネージャー 360 でアイテムを探す
キャンペーンや広告主の規模が大きくなると、広告、クリエイティブ、プレースメントなどを含むアイテムの行数も多くなることが考えられます。おすすめの方法をいくつかご紹介します。
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検索バーと [表示] メニューを使ってリストを絞り込みます。
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1 つのページに表示される結果はすべてスクロールできます。たとえば、キャンペーン全体や、広告主のすべてのクリエイティブをスクロールできます。右上にある戻る矢印と進む矢印( と )を使って行のグループ間を移動することもできます。
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すべての行と選択した行の間を左上にあるボタンで切り替えることができます。すべての行を表示するには [すべての行] をクリックします。選択した行とその割り当てアイテム(該当する場合)のみを表示するには [選択済み] をクリックします。
詳しくは下記をご覧ください。
検索バーの使用方法検索バーをクリックし、フィルタを選択するか、名前または ID を入力します。
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フィルタを使用して、一致するアイテム(とその割り当て)の行のみに絞り込むことができます。検索バーをクリックすると、追加できるフィルタのメニューが表示されます。
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名前または ID を検索バーに入力すると、その名前または ID を含んでいるアイテム(とその割り当て)のみに絞り込むことができます。名前と ID もフィルタですが、これらはメニューから選ぶのではなく入力して指定します。検索バーに入力する必要があるのは名前または ID のみです。それ以外の条件はフィルタ メニューから選択できます。
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キャンペーンの検索バー、プレースメント タグのダウンロードと送信の検索バーのみ: ここでは、「アプリ タブレット」のように名前の中の複数の用語や、引用符で囲んだ完全に一致する文字列、複数の ID を検索することができます。
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キャンペーンの検索バーのみ: ここでは、クリエイティブのメインのアセットタイプで検索することができます。
表示されるアイテムは、指定したフィルタの条件をすべて満たすもののみです。そのため、フィルタの数が多いほど結果は絞り込まれます。
前述のように、アイテムをフィルタで絞り込むと、キャンペーン マネージャー 360 では常にその関連アイテム(割り当てられた広告、クリエイティブ、プレースメントなど)も結果に表示されます。ただしキャンペーンでは、[列] メニューで表示するアイテムのタイプを選択できます。
フィルタの例
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検索バーをクリックし、2015 年 3 月 1 日~2015 年 4 月 1 日の範囲を指定した [開始日] フィルタを追加したとします。
この場合、キャンペーン マネージャー 360 では、開始日が 2015 年 3 月 1 日~2015 年 4 月 1 日の範囲内に設定されたアイテムとその割り当てアイテムのみが表示されます。たとえば、開始日が 2015 年 3 月 10 日のクリエイティブと、それに割り当てられた広告とプレースメントが表示されます。
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さらに検索バーに「
soda
」と入力してEnter
キーを押すと、開始日と名前の 2 つのフィルタを指定したことになります。この場合、キャンペーン マネージャー 360 では、開始日が一致し、かつ名前に「soda」という語を含むアイテムとその割り当てのみが表示されます。たとえば、開始日が 2015 年 3 月 10 日で名前が「
soda345
」というクリエイティブが表示されます。名前が「soda345
」であっても開始日が 2015 年 2 月 1 日のクリエイティブは表示されません。2015 年 2 月 1 日は設定した範囲(2015 年 3 月 1 日~2015 年 4 月 1 日)に含まれていません。
キャンペーンで [表示] メニューをクリックすると、キャンペーンに表示する行と列のタイプを選択できます。
行はアイテム(広告、クリエイティブなど)に対応します。列は、開始日やランディング ページなどのアイテムの情報です。
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[デフォルトの表示形式] は、[クリエイティブ](クリエイティブの行のみ表示)や [プレースメント](プレースメントの行のみ表示)のような、キャンペーンの基本構成です。
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[カスタムビュー] では、行と列を任意に選択し、名前を付けて保存することができます。新しいビューを作成するには、[表示形式を変更] をクリックし、各チェックボックスをオンまたはオフにして保存します。
キャンペーンの左上の [すべての行] と [選択済み] を切り替えて表示を絞り込むことができます。
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[すべての行] を選択すると、リストのすべてのアイテムが表示されます。
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[選択済み] を選択すると、選択したアイテムとその割り当てアイテムのみが表示されます。選択したアイテムはハイライト表示され、チェックマークが付きます。割り当てアイテムはグレー表示されます。
入稿画面では、ほぼすべてのリストページに [すべての行] と [選択済み] のボタンが表示されます。ただし、割り当てアイテムが表示されるのはキャンペーン ビューのみです(広告主のタブなど他のページでは割り当てを管理できないため)。
例
キャンペーン ビューで [すべての行] と [選択済み] を切り替える例をいくつか紹介します。複数のクリエイティブ、1 つのプレースメント、1 つのサイトが割り当てられた広告を例として考えます。
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[概要] ビューを選択し、広告を選択した場合: [すべての行] を選択すると、キャンペーンのすべてのアイテムが表示されます。[選択済み] を選択すると、その広告と割り当てられたクリエイティブ、プレースメント、サイトが表示されます。
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[広告] ビューを選択し、広告を選択した場合: [すべての行] を選択すると、キャンペーンのすべての広告が表示されます。[選択済み] を選択すると、選択した広告のみが表示されます。割り当てられたクリエイティブやプレースメントは表示されません。1 種類のアイテム(「広告」)のみを表示するキャンペーン ビューなので、割り当てアイテムは除外されます。
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[広告とクリエイティブ] ビューを選択し、広告を選択した場合: [すべての行] を選択すると、キャンペーンのすべての広告とクリエイティブが表示されます。[選択済み] を選択すると、選択した広告と割り当てられたクリエイティブのみが表示されます。広告とクリエイティブのみを表示するキャンペーン ビューなので、割り当てられたプレースメントは表示されません。
Ctrl+F
または command+F
)では、現在のブラウザ ウィンドウ内に表示されていない行は見つかりません。
その場合、キャンペーンで該当の行を探すには、ブラウザのページをスクロールする必要があります。たとえば、キャンペーンのリストの最後にあるアイテムを単語検索機能で探す場合は、ブラウザの一番下までスクロールしないとそのアイテムは見つかりません。代わりに、キャンペーン マネージャー 360 の検索バーを使用してみてください。
入稿画面の他の場所(広告主ページやユーザー プロフィールのリストなど)では、検索結果が別のキャンペーン マネージャー 360 ページで表示される可能性があります。ブラウザの単語検索機能では、現在のキャンペーン マネージャー 360 ページに表示されている内容のみが検索対象となります。
プレースメント タグを管理する
キャンペーン マネージャー 360 では、タグをダウンロードしたり、タグをメールで送信したりできます。また、パブリッシャーに対し、各自のシステムでパブリッシャー支払いタグを承認してこのタグにアクセスする必要があることを通知できます。
プレースメントに適切な広告やクリエイティブを指定したら、タグを生成できます。開始するには、キャンペーンのヘッダーで [タグ] ボタンをクリックします。このボタンは、画面右上、[プロパティ] ボタンと [インポート] / [エクスポート] ボタンの横にあります。
一括作業とショートカット
一括作業-
アイテムのステータス変更(有効、無効、アーカイブ済み)を一括で行うことができます。
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複数のアイテムの割り当てまたは割り当て解除をまとめて行うことができます。
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クリエイティブ アセットや第三者の URL のアセットを一括アップロードできます。
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広告主間でクリエイティブをコピーできます。
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広告内でクリエイティブを置き換えることができます。
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広告をコピーできます。
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プレースメントをコピーできます。
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インラインでアイテムを変更できます。
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イベントタグの管理をまとめて行うことができます。広告主全体、またはキャンペーン全体で、インプレッション ピクセル、クリック トラッキング URL、調査 URL を広告に適用できます。
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広告主やキャンペーン全体にわたってランディング ページ URL の接尾辞を適用できます。
チェックボックスをオンにする
キャンペーン マネージャー 360 のアイテムのリストでは、キーボードを使って行を順に移動し、チェックボックスをオンにすることができます。
現在どの行にいるかを確認するには X
キーを押します。X キーを押すと、現在の行のチェックボックスがオンになります(他の表示は変わりません)。
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J
キー - 行を上に移動します。 -
k
キー - 行を下に移動します。 -
X
キー - 行のチェックボックスをオンまたはオフにします。チェックボックスをオンにしてすぐj
キーまたはk
キーを押すと、選択対象の上または下の行に移動できます。 -
O
キー - 行のプロパティを開きます。 -
Esc
キー - プロパティを閉じます。
キャンペーンのフィールドを選択して編集する
どのキャンペーンでも、キーボードを使ってフィールドを選択し、インラインで編集することができます。
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キャンペーンの編集可能な項目内をクリックします。
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項目内をクリックした後、必要な変更内容を入力します。
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変更を保存するには
Enter
キー、変更を破棄するにはEsc
キーを押します。 -
上下左右の矢印キーを使って、キャンペーンの他の編集可能な項目に移動できます。
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Enter
キーを押すと、選択したフィールドをインラインで編集できます。
キャンペーン データの読み込みや書き出しを行う
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キャンペーンのスプレッドシート: キャンペーン全体のスプレッドシートを管理するには、[インポート] ボタンまたは [エクスポート] ボタンをクリックします。このスプレッドシートでキャンペーンの各種要素を変更し、キャンペーン マネージャー 360 に読み込み直すことができます。キャンペーンのスプレッドシートを編集する方法
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現在のビューの CSV: [レポート] ボタンをクリックすると、キャンペーンで現在表示されているすべてのデータが CSV ファイルに書き出されます。このデータは、[表示] メニューで選択したビューや、検索バーをクリックして選択したフィルタの設定によって変わります。表示されていない行や列は、CSV ファイルに含まれません。この CSV はキャンペーン マネージャー 360 に読み込み直すことはできず、参照用としてのみ使用できます。
広告主とアクセスを管理する
広告主や管理の設定を変更するには、アカウント レベルの左側のメニューで [すべての広告主] または [管理] をクリックします。これらの設定はキャンペーン ビューには表示されません。詳しくは、広告主または管理の設定に関する説明をご覧ください。
キャンペーンの実績を表示する
- キャンペーン内のプレースメント、広告、またはクリエイティブをクリックします。[パフォーマンス]([プロパティ] の横)をクリックすると、選択したアイテム(およびそれが属するアイテム)のインプレッション数とクリック数が表示されます。
- キャンペーン内でも、アイテムごとの過去 30 日間のインプレッション数とクリック数を表で確認できます。