要約: Google マイビジネスのリスティングは、顧客が訪れることのできる実在の店舗や拠点、または顧客のいる場所に出向くことができるビジネス向けにのみ作成することができます。停止されることのないリスティングを作成するには、禁止されているコンテンツを避け、ビジネスの内容を正確に反映したものにし、以下のポリシーに準拠する必要があります。
このガイドラインは、常に質の高いローカル ビジネス情報が Google に掲載されるようにすることを目的としています。このガイドラインを遵守すれば、ビジネス情報の変更や Google サービスからのビジネス情報の削除などの、よくある問題を回避できます。
Google マイビジネスで成果を高める方法:
- 実際のお店やサービス、看板や販促品などで使用され認知されているブランド表記と一貫性のあるビジネス情報を掲載します。
- 店舗住所やサービス提供地域が詳細かつ正確に記載されていることを確認します。
- 中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択します。
- ビジネス プロフィールはビジネスにつき 1 つのみ作成します。1 つのビジネスに対して複数のプロフィールを作成すると、Google マップと Google 検索でビジネスの情報が表示される際に問題が発生することがあります。
ブランド、組織、アーティスト、オンラインのみのビジネスは、Google マイビジネスのリスティングの対象にはなりません。
情報項目 |
対象となるビジネス |
基本的ガイドライン
対象となるビジネス
Google ビジネス プロフィールの対象となるのは、営業時間内に顧客と直接対応するお店やサービスです。
例外として、次のようなビジネスも対象となります。
- ATM、ビデオレンタル店などのセルフサービス ビジネスは許可されます。ただし、このようなサービスの場所を追加する場合は、顧客が利用できる連絡先を含める必要があります。
- 季節営業のビジネス(冬季のみ営業するアイススケート リンクなど)は、その場所に看板を常設する場合のみ認められます。
- バーチャル キッチンは認められます。バーチャル キッチンとは、サードパーティのサービスを通して宅配のみで料理を提供するサービスや施設のことで、ゴースト キッチンまたはクラウド キッチンとも呼ばれます。バーチャル キッチンのビジネス プロフィールは、非店舗型ビジネスとして作成する必要があります。
対象とならないビジネス
以下のビジネスはビジネス リスティングの対象になりません。
- 別荘、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。
- 所有権や代表権を持たない場所で継続的に実施するサービス、教室、集会。
- 見込み顧客の発掘を行う代理店や企業。
オーナー権限
Google マイビジネスでビジネス情報のオーナー確認と管理を行えるのは、そのお店やサービスのオーナーまたは承認を受けた代理人に限られます。ご自身のリスティングへのアクセスを他のユーザーと共有するには、そのユーザーを管理者として追加します。
承認を受けた代理人に関する補足のガイドライン
Google マイビジネスを使用して、自分が所有していないビジネスのビジネス情報を管理する個人または企業は、承認を受けた代理人と呼ばれます。たとえば、サードパーティの SEO/SEM 企業、ビジネス オーナーの友人、オンラインによる(注文、スケジュール、予約)サービスを提供する事業者、アフィリエイト ネットワーク事業者が該当します。
承認を受けた代理人は、次の内容を遵守する必要があります。
- ビジネス オーナーから明示的な同意を得ることなくビジネス リスティングを登録しないでください。
- 誤った内容、誤解を招く内容、非現実的な内容を登録しないでください。
- 見込み顧客または既存の顧客に対して、嫌がらせ、侮辱、不誠実な対応を行わないでください。
- オーナー確認を行う際は、必ずビジネス オーナーと直接連絡を取ってください。オーナー確認の詳細
- ビジネス オーナーが Google マイビジネスのサービスを理解し、Google マイビジネスのデータがどこで使用されるかを必ず把握できるようにしてください。承認を受けた代理人は、次のドキュメントをビジネス オーナーに確認してもらう必要があります。
- 承認を受けた代理人は、ビジネス リスティングに対して自分が行う操作について、必ずビジネス オーナーに通知してください。
- Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドラインに必ず従ってください。掲載する電話番号やウェブサイトは、そのビジネスで使われる正式なものを 1 つだけ掲載し、ビジネス オーナーが確認できるようにする必要があります。ウェブサイト コンテンツは、ビジネス オーナーが所有および管理している必要があります。
- 管理アクセスのリクエストには必ずすみやかに対応し、リクエストがあった場合は、リスティングのオーナー権限を直ちにビジネス オーナーに譲渡してください。承認を受けた代理人は、可能な限り必ずビジネス オーナー自身でアカウントを作成してリスティングを所有し、承認を受けた代理人を管理者として追加するよう依頼してください。詳しくは、オーナー権限の譲渡に関する記事をご覧ください。
これらのポリシーに違反すると、リスティングやアカウントが停止される場合もあります。
ビジネスの説明のガイドライン
公開するコンテンツでは、お客様のビジネスの特長をアピールします。この欄を使用して、お客様のビジネスの目的、沿革、提供しているサービスや商品に関する情報を入力してください。
お客様のビジネスについて率直かつ公正に伝えるようにし、ユーザーがお客様のビジネスを知るうえで役立つコンテンツを掲載しましょう。お客様のビジネスと無関係なコンテンツや関連が明確でないコンテンツは許可されません。Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドラインで、全般的なガイドラインもご確認ください。
以下に該当するコンテンツは公開できません。
- ユーザーの誤解を招く恐れがある。お客様のビジネス、または提供している商品やサービスについて、不正確な情報や間違った情報を公開しないでください。
- 質が低い、関連性がない、または閲覧の妨げとなる。たとえば、誤字や奇抜な文字を含むコンテンツ、意味不明なコンテンツなどがこれにあたります。
- 特別キャンペーン、特別料金、特典などを過度に強調する。たとえば、「すべて 50% 引き」、「人気のベーグルを 5 ドルで販売」などのフレーズは使用できません。
- リンクを含むコンテンツ。どのような種類であっても、リンクは使用できません。
- 不快または不適切なコンテンツ:
- 嫌がらせ、いじめ、差別にあたるコンテンツ。種族的出自、信仰、障がい、性別、年齢、従軍経験、性的指向、性同一性に基づく個人または集団への憎悪や暴力を助長するコンテンツは公開できません。
- 猥褻、冒とく的、侮辱的な言葉を含むコンテンツ。
- テロ関連のコンテンツ。テロ組織がこのサービスを利用することは、いかなる目的(メンバーの募集を含む)であっても許可されません。また、テロ行為を助長したり、暴力を扇動したり、テロ攻撃を称賛したりするコンテンツなど、テロに関連するコンテンツは固く禁じられています。教育、記録、科学、または芸術を目的とするテロ関連のコンテンツを投稿する場合は、閲覧するユーザーがその背景を理解するのに十分な情報を提供するよう心掛けてください。
- 性的な内容を示唆するコンテンツや露骨なコンテンツ。冒とく的な表現、性的に露骨ないし不適切なスラング表現、小児性愛を示唆することが多い語句、小児性愛、獣姦、性暴力を助長するコンテンツ、報酬と引き換えに性的行為を提供すると解釈される可能性のあるサービス(エスコート サービスなど)を促進するコンテンツは禁止されています。
- 禁止されているコンテンツ:
- 危険または違法な商品やサービスの販売に関連するコンテンツはアップロードしないでください。
- 児童の搾取や虐待にあたるコンテンツはアップロードしないでください。
名前
店舗、ウェブサイト、事務用品などで継続的に使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称を使用します。正確なビジネス名を入力すると、ユーザーがオンラインで検索するときにお客様のビジネスを見つけやすくなります。
店舗住所、サービス提供地域、営業時間、カテゴリなどの他の情報は、ビジネス情報の別のセクションに追加します。
たとえば、東京都港区に 24 時間営業の「グーグル コーヒー」という名称のコーヒー ショップのリスティングを作成する場合、次のようにビジネス情報を入力します。
- ビジネス名: グーグル コーヒー
- 住所: 東京都港区六本木 1-2-3-45
- 営業時間: 24 時間営業
- カテゴリ: コーヒー ショップ
ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、リスティングが停止される可能性があります。ビジネス名に含めることができる情報とできない情報については、以下の例をご覧ください。
以下の例では、「不可」の欄に示すような名称はすべて許可されません。
名前に含めてはならない情報
- キャッチフレーズ
- 不可: 「グーグル銀行-日本一便利」、「グーグル薬品気合いだ!」
- 可能: 「グーグル銀行」、「グーグル薬品」
- 店舗コード
- 不可: 「UPS ストア - 2872」
- 可能: 「UPS ストア」
- 商標または登録商標のマーク
- 不可: 「バーガーキング®」
- 可能: 「バーガーキング」
- すべて大文字の表記(頭字語を除く)や不必要なスペース
- 不可: 「S U B W A Y」
- 可能: 「Subway」、「KFC」、「GU」、「IKEA」
- 営業時間情報(営業中または準備中など)
- 不可: 「ベストピザ 24 時間営業」、「グーグル アウトレット(準備中)」
- 可能: 「ベストピザ」、「グーグル アウトレット」
- 電話番号、ウェブサイトの URL(実際のお店やサービスで継続的に使用し、認知されている場合を除く)
- 不可: 「エアポート ダイレクト 0120-123-1111」、「webuyanycar.com」
- 可能: 「エアポート ダイレクト」、「1-800-Got-Junk」
- 特殊文字(%&$@/" など)や無関係な法的用語(実際の店名またはサービス名の一部である場合を除く)
- 不可: 「Shell Pay@Pump」、「Re/Max, LLC」、「LAZ Parking Ltd」
- 可能: 「Shell」、「Re/Max」、「LAZ Parking」、「Toys"R"Us」、「H&M」、「T.J.Maxx」
- 取り扱っているサービスまたは商品の情報(実際の店名またはサービス名の一部、もしくは事業内の部門(「部門」参照)を特定するのに必要な情報である場合を除く)。サービスに関する情報は、カテゴリで表すのが最も効果的です(「カテゴリ」参照)。
- 不可: 「Verizon Wireless 4G LTE」、「Midas 高級オートサービス」
- 可能: 「Verizon Wireless」、「Midas」、「Best Buy モバイル」、「Advance Auto Parts」、「JCPenney 写真スタジオ」
- 地域、市区町村、番地名などの所在地情報(実際のビジネスで継続的に使用し、認知されている場合を除く)。名前に所在地や道順を含めることはできません。
- 不可: 「グーグルホテル(中央高速八王子インターすぐ)」、「グーグル銀行 ATM - 銀座 7 丁目、地下駐車場あり」、「神田駅前そば」
- 可能: 「グーグルホテル八王子」、「グーグル銀行 ATM」、「かんだやぶそば」、「カリフォルニア大学バークレー校」
- ビジネスの所在地が別の事業体の中にあることを示す出店先情報(上部事業体と同じ組織か否かは問わない)
- 不可: 「グーグル銀行 ATM(エキュート東京)」、「アップルストア グーグル ショッピング センター」、「グーズバー - 銀座三越」、「グーオート タイヤ部門(グーオート)」「グー買取センター(グーグルデンキ内)」
- 可能: 「グーグル銀行 ATM」、「アップルストア」、「グーズバー」、「グーオート タイヤ部門」、「グー買取センター」
複数の場所で事業を展開しているチェーンとブランド、部門、開業者(医師、弁護士、不動産仲介士など)には、下記のとおり個別のガイドラインがあります。
カスタム名
ビジネスの略称には、お店やサービスの名前か、お客様のビジネスに対して最も一般的に使用される呼称に関連するものを選んでください。略称をわかりやすいものにするため、お店やサービスの場所の名前を含めることをおすすめします。市区町村や周辺地域を含むお店やサービスの名前を使用することもできます(例: javierscrabhutdallas)。
略称をシンプルなものにすると、宣伝がしやすくなり、ユーザーにも覚えてもらいやすくなります。略称があれば、ユーザーにクチコミの投稿をお願いする際に使用できる短縮 URL を取得できます。クチコミ投稿用の短縮 URL に関する詳細
住所
店舗住所やサービス提供地域は詳細かつ正確に記載します。遠隔地にある私書箱は使用できません。
- 作成するビジネス プロフィールにはお店やサービスの所在地を正確に記載してください。
- 部屋番号、階数、建物の番号などを含めても差し支えありません。正式な住所だけではビジネスの所在地を正確に特定できない場合のみ、近隣のランドマークや交差点名などを入力してください。
- 郵便受けの番号や部屋番号を指定する必要がある場合:
- 住所を [住所 1] に入力します。
- 郵便受けの番号または部屋番号を [住所 2] に入力します。
- 主な拠点と異なる住所でバーチャル オフィスを一時的に借りている場合は、そのバーチャル オフィスの所在地ではページを作成できません。バーチャル オフィスの所在地を登録できるのは、営業時間中、その場所に自社のスタッフが常駐している場合のみです。
- 住所の行には、実際の住所以外の情報(URL やキーワードなど)は含めないでください。
- アカウントが同じか別かに関わらず、ビジネスの拠点ごとに複数のページを作成することはできません。
- 番地を含まない住所や、システムで正確に認識できない住所の場合は、地図上でピンを使用してビジネスの所在地を直接指定できます。
非店舗型ビジネス
非店舗型ビジネス(顧客の所在地でサービスを提供するビジネス)の場合、拠点となるオフィスや店舗の住所に対して 1 つのプロフィールを作成し、サービス提供地域を指定します。「仮想」のオフィスは、営業時間中に従業員が常駐している場合を除き、登録することはできません。
レストラン席と宅配ピザを提供しているピザ店のような、ハイブリッドの非店舗型ビジネスもあります。こうしたビジネスでは、Google マイビジネスで実店舗の住所を表示して、サービス提供地域を指定できます。実店舗でサービスを提供しており、なおかつサービス提供地域も指定したい場合は、営業時間中にスタッフが店舗に常駐し顧客に対応できるような態勢である必要があります。
住所表示の方法は、ご自身が設定したビジネス情報と他の情報源から得たデータを総合的に勘案して Google が判断します。
実店舗型ビジネスと非店舗型ビジネス
明確な看板が掲げられた実店舗を持たず、顧客の所在地に出向いてサービスを提供する業態の場合は、非店舗型ビジネス プロフィールを 1 つ作成できます。
サービス提供地域もスタッフもそれぞれ異なる拠点が複数ある場合は、拠点ごとに 1 つプロフィールを作成できます。各プロフィールのサービス提供地域は、ビジネス拠点から車で 2 時間以内の範囲に収めるようにします。ビジネス内容によっては、もっと広く設定する方が適切な場合もあります。
詳しくは、非店舗型のビジネスをご確認ください。
非店舗型ビジネスを運営している場合は、顧客に対して住所を非表示にする必要があります。
- たとえば、配管業者で、住宅の住所でビジネスを運営している場合は、ビジネス プロフィールから住所を消去してください。
詳しくは、ビジネスの住所を追加、編集する方法をご覧ください。
ウェブサイトと電話番号
可能な限り、個々のビジネス拠点に直接つながる電話番号を指定します。または、ビジネス拠点ごとに 1 つのウェブサイトを指定します。
- 可能な限り、電話総合受付センターではなく、個々のお店の番号を使用します。
- ユーザーへの「参考」のために、実際のビジネス拠点とは異なる場所にかかる電話番号や、実際の事業内容とは異なるランディング ページにリダイレクトする URL を指定することはできません。これには、ソーシャル メディア サイトに作成したページも含まれます。
- ビジネス直属の電話番号を指定してください。
- 追加の電話番号は、Google マイビジネスのウェブサイトやその他のローカルのウェブサイトで使用できます。
- 追加料金のかかる電話番号はご利用できません。こうした電話番号では発信者に高額な料金が請求されます。
営業時間
顧客への対応が可能な通常の営業時間を入力してください。通常の営業時間として現在の季節別営業時間を入力することもできます。また、祝祭日や特別イベントなどの特定の日に対して特別営業時間を指定することも可能です。
営業時間が日によって異なる(上演、礼拝、レッスンなどその日の活動によってスケジュールが決まる)ビジネスや、完全予約制のビジネスなどの場合は、営業時間を指定しないでください。営業時間を指定すべきでないビジネスには、ホテルや旅館、映画館、学校や大学、輸送サービス、空港、イベント会場、景勝地などがあります。
ビジネスに部門(部門を参照)がある場合、部門別のリスティングにその部門の営業時間を指定してください。メインのビジネスの営業時間は、メインのビジネスのリスティングに指定します。
異なる営業時間
ビジネスに異なる営業時間がある場合は、以下の業種別のガイドラインをご確認ください。
- 銀行: できる限り窓口営業時間を指定してください。そうでない場合は、ドライブスルー営業時間を指定することもできます。ATM を設置している銀行の場合は、別のリスティングに ATM 専用の営業時間を指定できます。
- 自動車販売店: 自動車を販売している時間を指定してください。新車販売と中古車販売の時間が異なる場合、新たに営業時間を指定します。
- ガソリン スタンド: ガソリンを販売している時間を指定してください。
- レストラン: レストランで顧客が座って食事ができる時間を指定してください。そうでない場合は、テイクアウト時間を指定します。いずれの時間も指定できない場合は、ドライブスルー営業時間を指定します。それも指定できない場合は、配達時間を指定してください。
- 倉庫: オフィスの営業時間を指定してください。もしくは、受付時間を指定します。
- 営業時間の詳細を設定して、特定のサービスの営業時間を表示することもできます。
- ヒント: 通常は、メインの営業時間の一部として営業時間の詳細を設定する必要があります。
季節ごとの営業時間
ビジネスに季節ごとの営業時間がある場合は、以下のガイドラインをご確認ください。
カテゴリ
カテゴリを設定すると、そのサービスを探しているユーザーに見つけてもらいやすくなります。ビジネス情報を正確かつ最新の状態に維持するには、以下の点にご注意ください。
- カテゴリ一覧の中から、中心となる事業内容を示すカテゴリのみを可能な限り数少なく設定します。
- できるだけ具体的で、かつ中心となる事業内容を示すカテゴリを選択します。
- キーワードそのもの、または事業の属性を示すカテゴリは使用しないでください。
- 近隣または関連する別の事業のカテゴリは使用できません。ご自身の事業所内にある別の事業や、ご自身の事業が含まれる別の事業体などがこれに該当します。
カテゴリは「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選択します。提供しているサービス、販売している商品、保有している設備を示すことではなく、事業を総合的に示すことが目的です。
事業の中心となる最も具体的なカテゴリを設定していただければ、後は Google のシステム内で対応いたします。たとえば、「ゴルフリゾート」という具体的なカテゴリを選択した場合は、Google のシステム内で「リゾートホテル」や「ゴルフコース」といった一般的カテゴリが追加されます。自動的に選択されたカテゴリが、ご自身で選択した具体的なカテゴリと重複すると思われる場合は、任意に解除してかまいません。事業に該当する具体的なカテゴリが見つからない場合は、一般的なカテゴリの中からお選びください。Google では対象となるビジネスのウェブサイトや、ウェブ全体の書き込みや評判からも、カテゴリ情報を検出しています。
例:
- 「パパジョーンズ」は宅配ピザ店ですが、店内での飲食はできません。このようなお店のカテゴリは「宅配ピザ」、追加カテゴリは「持ち帰り用ピザ」となります(具体性に欠ける「宅配/出前」「テイクアウト」ではありません)。
- 「米国海軍クレジット ユニオン」の場合は、「連邦クレジット ユニオン」を使用します(一般的な「銀行」にはしません)。
- 「Super 8」はプール付きのモーテルです。このような場合のカテゴリは、「ホテル」よりも「モーテル」の方が適切です。また、「プール」はカテゴリに設定しないでください。
- 「24 Hour フィットネス」であれば、カテゴリは「ヘルスクラブ」にします(設備である「スポーツジム」や「プール」ではありません)。
- 「A1 キャッシング」であれば、「キャッシング サービス」にします(具体性に欠ける「銀行」ではありません)。
- 「ウェンディーズ」はファースト フードのハンバーガー店ですが、デザート メニューもあります。この場合のカテゴリは「ファースト フード」です(追加カテゴリに「ハンバーガー店」)。「スイーツ店」ではありません。
事業体の中に別の組織が所有または運営する事業が含まれる場合は、ご自身の事業のカテゴリのみを使用します。
- 「ツタヤ書店」内に「スターバックス」(カテゴリは「コーヒー ショップ」)があっても、カテゴリは「コーヒー ショップ」ではなく「書店」となります。
- 「セブンイレブン」内に「セブン銀行 ATM」(カテゴリは「ATM」)があっても、カテゴリは「ATM」ではなく「コンビニエンスストア」となります。
- ハードロック ホテル内に「Nobu」(カテゴリは「レストラン」)があっても、カテゴリは「レストラン」ではなく「ホテル」となります。
次のような併設事業の場合は、それぞれ別にページを作成します。同じ場所で両方のカテゴリを設定するのではなく、ページを 2 つに分けてください。また、2 つ目の事業には必ず別の名称を使用します(「部門」もご覧ください)。
- ホテル内のレストラン、カフェ、バー
- スーパーマーケット内の薬局
- 食材店 / スーパーに併設されたガソリンスタンド
メニュー
メニューには次の 2 種類があります。
- レストランやバーなどの飲食店で注文可能な食べ物や飲み物の一覧がすべて記載されたメニュー。
- 理容店やスパ、自動車修理工場などのサービス業で利用可能なすべてのサービスが記載されたメニュー。
詳細
- メニューは、顧客がそのビジネスで利用可能な商品やサービスの内容を表すものである必要があります。飲食店であれば、朝食やランチ、ディナーなど、全メニューを記載でき、その他のメニューページへのリンクを表示することも可能です。たとえば、お客様のお店のディナー メニューへのリンクを選択する場合に、リンク先に朝食やランチメニューへのリンクが記載されていても差し支えありません。
- 人気メニューのみを記載したサンプル メニューや抜粋メニューは送信できません。
- メニューの URL に、第三者の注文または配達サービスへの直接リンクを使用することはできません。
- クライアントの代わりにリスティングを管理している第三者がビジネスのメニューの URL を送信する場合は、ビジネス オーナーに通知したうえで同意を得る必要があります。
チェーン、組織内の部門、個人開業者
チェーンとブランド
Google マップと検索結果から、ユーザーにすぐに見つけてもらうには、すべてのビジネス拠点で一貫した名称とカテゴリを使用します。
実際の店舗名が場所により異なる場合を除いて、ビジネス拠点の名称はすべて統一します。また、同じサービスを提供するビジネス拠点は、すべて同じカテゴリに設定する必要があります。
名称の一貫性
同一国内のビジネス拠点は、場所に関わらず同じ名称にします。たとえば「ザ・ホーム・デポ」という名称であれば、一部にこれ以外の「ホームデポ」や「ホーム・デポ新都心店」を使用することは認められません。
このポリシーには次の 2 つの例外があります。
- 複数の種類の事業(サブブランド、部門、小売と卸売などの営業形態の違い)を運営している場合は、すべてのビジネス拠点に一貫して適用される限り、それぞれ特定の名称を付けることができます。
- 使用可能なパターン: 「ウォルマート スーパーセンター」と「ウォルマート エクスプレス」、「ノードストローム」と「ノードストローム ラック」、「ギャップ」と「ベビーギャップ」
- 一部の実際の店舗、ウェブサイト、事務用品で一貫して別の名称を使用している場合は、その名称を使用できます。
- 使用可能なパターン: 「Intercontinental Mark Hopkins San Francisco」と「Intercontinental New York Barclay」、「PFK」(カナダ国内のフランス語圏)と「KFC」(カナダ国内の英語圏)
カテゴリの一貫性
すべてのビジネス拠点で、事業内容全体を最もよく表す共通のカテゴリを指定してください。ビジネス拠点に複数の種類(例: サブブランド、複数の部門、さまざまな営業形態(小売、配送センター、事務所など))がある場合、この規則はそれぞれの下位グループ内に限って適用されます。
- 「ギャップキッズ」のカテゴリはすべて「子供服店」です。
- 「グッドイヤー サービスセンター」のカテゴリはすべて「タイヤショップ」です。また、すべてに「自動車整備工場」カテゴリが追加されます。
- 「ペットスマート」のカテゴリはすべて「ペット用品店」ですが、一部の店舗には別のカテゴリが追加される場合があります(「ペットショップ」、「犬の一時預かり」など)。
同一のビジネスに複数のブランドが含まれる場合
ビジネスに複数のブランドが含まれる場合、ブランド名をつなげて 1 つのリスティングに記載することはできません。1 つのブランドのみを選択してそのリスティングに掲載します。同じビジネスであっても、各ブランドが個別に運営されている場合はブランド別のリスティングを使用できます。
- 不可: 「KFC / タコベル」、「ダンキンドーナツ / サーティワンアイスクリーム」
- 可能: 「KFC」、「タコベル」、「ダンキンドーナツ」、「サーティワンアイスクリーム」
他のブランドの商品やサービスを販売するビジネスの場合は、販売品目のブランド名を除くビジネス名のみを使用します。ブランド名ではビジネスのリスティングを作成できません。
- 不可: 「グーグル文具店 / コクヨ」、「グーグルタイヤ / ブリヂストン」
- 可能: 「グーグル文具店」、「グーグル タイヤ」
ただし、ビジネスがブランド商品やサービスを販売する専属契約を締結した公式認定ショップ(「フランチャイズ」を含む)の場合は、そのブランド名でリスティングを作成することができます。
- 可能: 「ドコモショップ」、「ボルボ・カーズ 東京」
ビジネスの名称変更
次の場合はブランド名を変更できる可能性があります。
- 名前をわずかに変更する場合
- 複数のビジネス情報があり、お店やサービスの名前が変わる場合
お客様のビジネスがビジネス名の変更に関する上記の基準を満たしている場合、ビジネス情報を編集することで、ビジネス名を更新できます。
お客様のビジネス名が変わっても上記の基準を満たしていない場合は、新しいビジネスとみなされます。既存のビジネス リスティングに閉業マークを付けてから、新しいビジネス名を使用して新たにリスティングを作成する必要があります。
注: ビジネス リスティングのオーナー権限を引き受ける場合は、前のオーナーにオーナーとして追加してもらい、オーナー権限を譲渡してもらう必要があります。
ビジネス名の変更に関して問題が発生した場合は、Google までご連絡ください。Google マイビジネス コミュニティに質問を投稿したり、エキスパートから質問の回答を得たりすることもできます。
ビジネス、大学、機関内の各部門
ビジネス、大学、病院、政府組織内の各部門は Google では個別にリスティングを作成することができます。
自動車ディーラーと医療機関については、専用のガイドラインが別途設けられています。自動車ディーラーおよび医療機関向けの Google マイビジネスのスタートガイドをご覧ください。
対外的に独立した組織として活動する部門は個別のページを作成する必要があります。各部門の名称は、母体とも別の部門とも区別する必要があります。通常このような部門は個別の顧客窓口があり、カテゴリも異なるはずです。母体とは営業時間も異なる場合があります。
- 可能(個別のリスティングを作成できるケース):
- 「ウォルマート ビジョン センター」
- 「タイヤ館イオンモール」
- 「東京医科歯科大学歯学部附属病院」
- 不可(個別のリスティングを作成できないケース):
- ケーズデンキの「Apple 社製品コーナー」
- ららぽーと内の「グルメフード」
各部門を具体的に表すカテゴリを選択し、母体とも別の部門とも区別する必要があります。
- 母体である「三井住友信託銀行」のカテゴリは「銀行」でも、「三井住友信託銀行 コンサルプラザ」のカテゴリは「金融コンサルタント」
- 「神奈川トヨタ自動車」のカテゴリは「トヨタ販売店」でも、「神奈川トヨタ整備」のカテゴリは「自動車整備工場」(「自動車用品ショップ」カテゴリが追加される場合あり)
- 「グーグル コンビニ」という母体があるとすると、そのカテゴリは「コンビニエンス ストア」(「サンドイッチ店」カテゴリが追加される場合あり)でも、その一部門である「グーグル スタンド」のカテゴリは「ガソリンスタンド」、「ウォッシュ グーグル」のカテゴリは「コイン洗車場」
個人開業者(医師、弁護士、不動産仲介士など)
個人開業者とは、対外的に専門業務を行い、通常は独自の顧客層を抱える開業者です。医師、歯科医師、弁護士、投資顧問、保険代理人、不動産仲介士などが個人開業者に含まれます。開業者のリスティングには肩書きや学位を記載することができます(Dr.、MD、JD、Esq.、CFA、博士、医学博士、法務博士、公認会計士など)。
個人開業者は以下の場合に専用のリスティングを作成できます。
- 対外的に専門業務を行う開業者本人であること。サポート スタッフが自分のリスティングを持つことはできません。
- オーナー確認された事業所で営業時間内に本人に直接連絡が取れること。
1 人の開業者が専門分野ごとに複数のリスティングを作成することはできません。また、販売員や企業の見込み顧客の発掘担当者は個人開業者ではないため、リスティングを持つことはできません。
同一の事業所に複数の開業者がいる場合
開業者自身の他にも同一の事業所で看板を掲げる開業者がいる場合:
- 開業者とは別に、運営組織が事業所のリスティングを作成します。
- 開業者のリスティングには、その開業者の名前のみを含め、運営組織の名前は含めません。
ブランドを冠した組織に所属している個人開業者の場合
ブランドを冠した組織で対外的に専門業務を行う唯一の開業者で、ブランドを冠した組織を代表している場合は、開業者と組織のリスティングを共有することをおすすめします。[ブランド名または会社名]: [開業者名] の形式で名前を付けて、1 つのリスティングを作成します。
可能: 「オールステート: ジョー ミラー」(ミラー氏がオールステートというブランドで対外的に専門業務を行う唯一の開業者である場合)
その他の注意点
違法行為
Google では不正な行為や違法行為は一切許容されません。場合によってはアカウントが停止されたり、ビジネス情報が検索結果から削除されたりします。ご承知おきください。
マーケティング、プロモーション、コンテストなど
プロモーション、マーケティング、コンテスト、懸賞の場合は、その開催規約との矛盾がなく、ガイドラインと参加資格を明示している必要があります。提示した懸賞類は、明示的か黙示的かを問わずすべて厳守する必要があります。
注: Google は、上記のガイドラインに違反した個人または事業体による Google マイビジネス、その他の Google サービスへのアクセスを停止する権限を有します。また、違法行為に対しては、法的措置を取る場合があります。