パブリッシャー管理のクリエイティブ

パブリッシャーは、プログラマティック保証型取引のクリエイティブを管理できるようになります。#programmatic

パブリッシャー様がクリエイティブを管理またはホストできるように、プロポーザルを設定することができます。この設定は、プロポーザル広告申込情報の詳細画面の [クリエイティブのソース] で行い、次のいずれかを選択できます。

• 広告主提供: 購入者がクリエイティブの管理とホストを行い、アド マネージャーでは行いません。これはデフォルトの設定で、パブリッシャー様と購入者にとってクリエイティブの管理が容易になります。
• パブリッシャー管理: パブリッシャー様はアド マネージャーでクリエイティブをホストして、以下を行うことができます。
  • カスタム フォーマットを販売し、既存のアド マネージャー クリエイティブ管理ツールを使用する
  • サイトに配信されるクリエイティブをより細かく管理する
  • 直接予約の場合と同じポリシーがクリエイティブに適用されるようにする
  • あらゆるネイティブ広告フォーマット（カスタム、標準を含む）を使用する

この機能は、以下の場合にのみご利用いただけます。

• プログラマティック保証型キャンペーン（優先取引には使用できません）
• パブリッシャー管理のクリエイティブをサポートするデマンドサイド プラットフォーム（DSP）パートナーとの取引

また、プロポーザルに含まれるすべてのプロポーザル広告申込情報で、同じクリエイティブ ソース設定を使用する必要があります。

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パブリッシャー管理のクリエイティブを使用するためには、以下の作業が必要になります（詳細については下記を参照）。

1. 購入者の同意を確認する
2. プロポーザル広告申込情報でクリエイティブのソースを設定する
3. 購入者が設定を完了したことを確認する
4. アド マネージャーの広告申込情報でクリエイティブを設定する

1. 購入者の同意を確認する

プロポーザル広告申込情報を「パブリッシャー管理」に設定する前に、取引相手となる購入者が、クリエイティブがアド マネージャーで管理されることについて同意していることを確認します。

2. プロポーザル広告申込情報でクリエイティブのソースを設定する

1. クリエイティブのソースは、プロポーザルに含まれるそれぞれのプロポーザル広告申込情報で設定する必要があります。すべてのプロポーザル広告申込情報で、[クリエイティブのソース] を「パブリッシャー管理」に設定してください。

2. プロポーザル広告申込情報にサイズを追加します。

   • 1 つのプロポーザル広告申込情報に複数のサイズを追加して、対応する広告申込情報にそれらのサイズの複数のクリエイティブを含めることができます。初めて購入者にプロポーザルを送信する前に、必ず適切なサイズを追加してください。パブリッシャー管理のクリエイティブでは、購入者にプロポーザルを送信した時点で、サイズは変更不可となります。
   • 送信済みのプロポーザルでサイズが正しく設定されていなかった場合は、プロポーザルのコピー（プロポーザル広告申込情報も含む）を作成し、購入者のクリエイティブのニーズに合わせてサイズを編集します。そして、サイズの正しくないプロポーザルの交渉を終了し、アーカイブします。

3. プロポーザルの条件に同意したら、購入者に承認をリクエストします。

   • 購入者がプロポーザルを承認すると、アド マネージャーでは対応するオーダーと広告申込情報が配信用に作成されます。これと同時に、DSP のプラットフォーム上にも対応する広告申込情報が作成されます。この広告申込情報は、取引全体または取引の特定のクリエイティブのインプレッションとクリックのトラッキングに使用されます。つまりトラッキング ピクセル広告申込情報です。どちらのタイプのトラッキングも、入札レスポンスでエキスパンドされたインプレッションまたはクリックのトラッキングを送信して行います。
   • 配信設定はプロポーザル広告申込情報で設定でき、プロポーザルが承認されると、対応する広告申込情報にコピーされます。配信設定には、[広告の配信] と [表示するクリエイティブ数] が含まれます。クリエイティブのローテーションは、デフォルトで「最適化」に設定され、変更することはできません。プロポーザル広告申込情報または対応する広告申込情報にこのオプションは表示されません。

3. 購入者が設定を完了したことを確認する

広告配信を開始するには、購入者がクリエイティブの設定を完了する必要があります。

1. 承認後、広告申込情報の設定を完了したかどうかを購入者に確認します。
2. 広告枠が設定されると、購入者により、対応する広告申込情報にトラッキング クリエイティブが作成されます。このクリエイティブは、DSP でクリックとインプレッションをトラッキングするためのプレースホルダになります。広告配信を開始するには、DSP で有効なトラッキング クリエイティブが作成されている必要があります。

アド マネージャーで遅れずに配信を開始できるよう、最初のプロポーザル広告申込情報の開始時間の 12 時間前までには、プロポーザルを確定してください。

4. アド マネージャーの広告申込情報でクリエイティブを設定する

1. アド マネージャーの対応する配信広告申込情報にクリエイティブを追加します。アド マネージャーのクリエイティブは、クリエイティブのソースがパブリッシャー管理の場合に、広告の配信と表示に使用されます。

   アド マネージャーでサポートされているパブリッシャー管理のクリエイティブのタイプとフォーマットをご確認ください。

2. イメージ クリエイティブ以外のクリエイティブ タイプの場合は、それぞれのクリエイティブ コードまたはテンプレートにクリック トラッキング マクロを含めます。イメージ クリエイティブの場合は、アド マネージャーでインプレッションとクリックが自動的に追跡されるため、マクロは不要です。

   • DSP でクリック トラッキングがサポートされているかどうかは、パブリッシャーの設定によって異なります。
   • クリック トラッキング マクロに含めるコードは次のとおりです。
     • CLICK_URL_UNESC
     • CLICK_URL_ESC_ESC
     • CLICK_URL
   • マクロには、エスケープあり（「ESC」または「ESC_ESC」）とエスケープなし（「UNESC」）の 2 種類があります。マクロを URL の先頭に挿入する場合は、エスケープなしのクリック トラッキング マクロを使用します。マクロを URL の末尾に挿入する場合は、エスケープありのマクロを使用します。詳しくは、エスケープありの URL マクロとエスケープなしの URL マクロについての説明と、クリック トラッキング マクロの例をご覧ください。
   • VIEW_URL_UNESC マクロは、インプレッションを正確にカウントできるように、ページ外クリエイティブでのみ使用します。その他のパブリッシャー管理のクリエイティブで「表示」マクロ（VIEW_URL_ESC または VIEW_URL_UNESC）を使用すると、インプレッションが二重にカウントされることがあります。

レポートでのインプレッションのアトリビューション

アド マネージャーのレポートでは、クリエイティブのサイズが同じでも、通常はクリエイティブごとにインプレッションが分類されます。