検索語句レポートには、キーワードや広告グループに一致し、広告の表示につながった検索語句が表示されます。広告の表示につながった検索語句がわかれば、ユーザーの意図に合わせてキーワードや商品の説明を変更できます。
動的検索広告をクリックしたユーザーが入力した検索語句、動的広告ターゲット レポートで確認できます。
キーワードの検索語句レポート
キーワード キャンペーン(手動キャンペーンや在庫管理キーワード キャンペーン)に部分一致やフレーズ一致キーワードが含まれている場合には、ユーザーが入力した検索語句の一部が、キャンペーン内の実際のキーワードと若干または大幅に異なっている可能性があります。検索語句レポートを使うと、検索キーワードがキーワードとどの程度異なっているかを確認し、キャンペーンをより適切にユーザーの意図に合わせるために新しいキーワードを追加したり除外キーワードを設定したりできます。
レポートはエンジン アカウントごとに異なる
検索語句について提供されるデータの量は検索エンジンによってさまざまであるため、以下のように、レポートに表示されるデータは検索エンジンごとに異なります。
- Google 広告: Google 広告のキーワード キャンペーンまたは広告グループの検索語句レポートには、次の項目が表示されます。
- ユーザーが入力した検索語句。
- [キーワードを表示する] ボタンをクリックするか、キーワード別にレポートを分割すると、クエリに一致したキーワードがキーワード テキストとマッチタイプとともに表示されます。
たとえば、ユーザーが「バレーボール シューズ」を検索すると、このクエリが部分一致で「シューズ」というキーワードに一致します。 - エンジンの指標と Google 広告コンバージョン トラッキングでレポートされたコンバージョン数。
- ユーザーが入力した検索語句。ただし、検索が暗号化されている場合を除きます。検索エンジンでユーザーの検索が暗号化されていると、検索広告 360 ではユーザーが実際に入力した検索語句を使用できません。検索が暗号化されている場合、検索語句の代わりに「その他のクエリ」と表示されます。
- キーワード テキストやマッチタイプなど、クエリに一致したキーワード。
- クエリごとに検索広告 360 で記録された訪問数と、各クエリに関連付けられた Floodlight コンバージョン データ(総収益やアクション数など)。
エンジンの指標は、Microsoft Avertising、Yahoo! JAPAN、Yahoo! Gemini のアカウントの検索語句レポートでは、エンジンの指標は使用できません。
商品グループの検索語句レポート
Google ショッピング キャンペーンと広告グループの場合、検索語句レポートには商品グループに一致するクエリが表示されます。レポートのデータを使用して以下を行うことができます。
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除外キーワードの作成。除外キーワードは、最も高い関心を持ったユーザーにアピールするのに役立ち、費用の削減や、投資収益率の向上にもつながります。除外キーワードを追加すると、そのキーワードが含まれる検索で広告が表示されなくなります。
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在庫フィードの商品説明の改善。Google 広告では、商品の説明に基づいて広告の掲載方法や掲載場所が決定されます。検索語句レポートの情報を参考に、ユーザーの意図に合わせて商品説明を改善することで、その商品の広告が関連性の高い検索に掲載されるようになります。
Google 広告エンジン アカウント レベルでの検索語句レポート
Google 広告のエンジン アカウントから検索語句レポートを表示すると、商品グループとキーワードの両方に一致するクエリを確認できます(ここでは、アカウントにショッピング キャンペーンとキーワード キャンペーンが含まれていることが前提となります)。
キャンペーンまたは広告グループでレポートを分割すると、各商品グループとキーワードがどのキャンペーンや広告グループに属しているかを確認できます。
キーワード別にレポートを分割した場合は、キーワードに一致した検索語句のみが表示されます。
データの新しさ
Google 広告では 1 日に 1 回の頻度で検索語句の更新が行われ、これが完了するとすぐに検索広告 360 でレポートが更新されます。
他のエンジンのレポートは検索広告 360 の訪問数に基づいており、他の検索広告 360 や Floodlight の集約された指標と同程度に新しいデータが表示されます。