無料で迅速な配送のアノテーションを使用すると、商品を迅速かつ確実に届ける即納体制をアピールできます。使用するには、次の配送オプションを提供する必要があります。
- 無料: 商品を送料無料で(または商品の価格が最低条件を満たした場合に無料で)配送します。
- 迅速: 商品を指定期間内に配送します。配送所要期間は国によって異なります。
このページの内容
要件
ショッピング広告と無料商品リスティングで、無料で迅速な配送のアノテーションを有効にできます。その前に、次の条件を満たす必要があります。
米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、日本、英国、ニュージーランドで商品を掲載しているアクティブな Merchant Center アカウントである
Merchant Center アカウントに有効な商品があり、送料無料の迅速な配送オプションを指定できる
- 商品在庫全体または一部の商品を選択できます。
- 配送は全国を対象とするか、郵便番号によって地域を限定するかを選択できます。
無料で迅速な配送が配送設定で有効になっている
- これは、アカウント単位で設定するか、商品フィードの商品アイテム単位の送料
[shipping]
属性を使用して設定することができます。配送の設定は Content API を使用して変更することもできます。
商品のランディング ページ、詳細ページ、購入手続きページで送料無料の迅速な配送オプションが表示されている
- 対象となる商品に対し、購入手続きページで送料無料の迅速な配送の基準を満たすオプションを最低 1 つは提供する必要があります。
- 商品のランディング ページに、送料無料の迅速な配送オプションと矛盾する情報があってはなりません。
- Merchant Center に登録する配送日数は、ウェブサイトに表示される配送日数と一致している必要があります。日数を一致させるのが難しい場合は、Merchant Center に登録する日数を多めに見積もるようにしてください。
注: Google は、無料で迅速な配送のアノテーションを表示する前に、配送所要日数と送料が要件を満たしているかどうかを確認します。
詳しくは、無料で迅速な配送のアノテーションを広告に表示するための購入手続きとランディング ページの要件をご覧ください。
対象商品の配送サービスを設定する方法
Merchant Center Next で配送設定を行う方法については、こちらをご覧ください。
一部の商品のみが送料無料の対象となる場合:
これらの商品専用の配送サービスを作成します。送料表を作成してすべての注文に単一の送料を定義するか、1 つまたは 2 つの項目を条件にしたルールを作成できます。
詳しくは、送料表と送料ラベルの設定方法をご覧ください。
フィード内で、送料無料の対象となる商品アイテムの送料ラベル [shipping_label]
属性を更新します。この属性の値は、アカウントで設定した送料ラベル [shipping_label]
属性と一致する必要があります。
- オプション 1: メインフィードの入力ソースを使用して更新する
- メインフィードを変更して、送料ラベル
[shipping_label]
属性を含めます。
- メインフィードを変更して、送料ラベル
- オプション 2: フィードのルールを使用する
- フィードのルールを使用して、送料ラベル
[shipping_label]
属性のルールセットを作成または編集します。- フィードのルールで特定の商品のみをタグ付けするには、特定のブランドまたはカテゴリの組み合わせを対象とする条件を設定できます。
- フィードのルールを使用して、送料ラベル
- オプション 3: 補助フィードを使用する
- 補助フィードを使用して、対応する送料ラベルと ID リストを含むように送料ラベル
[shipping_label]
属性を更新します。
- 補助フィードを使用して、対応する送料ラベルと ID リストを含むように送料ラベル
一部の商品のみが迅速な配送の対象となる場合:
商品によってお届け日数が異なる場合は、アカウントの配送設定で送料ラベルを作成し、フィードの送料ラベル [shipping_label]
属性を使用して、対象となる商品のセットにそのラベルを割り当てることができます。詳しくは送料ラベルの設定方法をご覧ください。
- 同じ送料と配送オプションを設定する商品を選択する、配送ポリシーの [商品] ページで、[特定の商品] を選択し、商品データで特定の商品グループに指定した送料ラベルを追加します。
- フィード内で、同じ配送ポリシーが適用される商品アイテム グループの送料ラベル
[shipping_label]
属性を更新します。属性の値は、商品が属しているアカウントに作成された送料ラベル[shipping_label]
と一致する必要があります。- オプション 1: メインフィードの入力ソースを使用して更新する
- メインフィードを変更して、送料ラベル
[shipping_label]
属性を含めます。
- メインフィードを変更して、送料ラベル
- オプション 2: フィードのルールを使用する
- フィードのルールを使用して、送料ラベル
[shipping_label]
属性のルールセットを作成または編集します。- フィードのルールで特定の商品のみをタグ付けするには、特定のブランドまたは商品カテゴリの組み合わせを対象とする条件を設定できます。
- フィードのルールを使用して、送料ラベル
- オプション 3: 補助フィードを使用する
- 補助フィードを使用して、対応する送料ラベルと ID リストを含むように送料ラベル
[shipping_label]
属性を更新します。
- 補助フィードを使用して、対応する送料ラベルと ID リストを含むように送料ラベル
- オプション 1: メインフィードの入力ソースを使用して更新する
国内の特定の地域に限定して送料無料にする場合
以下の国では、郵便番号または行政区域に基づいて、国内の特定の地域に対して異なる送料を設定できます。カスタムの地域を作成し、送料の設定時に再利用することもできます。現在、この配送オプションは、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、日本、ニュージーランド、英国、米国でご利用いただけます。
詳しくは、地域ごとに送料を設定する方法をご覧ください。
国内の特定の地域に限定して迅速な配送を行う場合
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オプション 1: 配送先に基づいてお届け日数を設定する
- 以下の国では、郵便番号または行政区域に基づいて、国内の特定の地域に対して異なる配送所要日数を設定できます。詳しくは、地域ごとに送料を設定する方法をご覧ください。
- 送料ラベルを使用すると、さまざまな場所から異なる商品グループを出荷する際に、より正確な配送予定日を購入者に伝えることができます。詳しくは送料ラベルの設定方法をご覧ください。
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オプション 2: 運送業者に基づいて配送所要日数を計算する(フランス、ドイツ、米国のみ)
- このオプションを選択すると、Google は発送元と購入者の所在地に加え、運送業者からの情報を使用して、配送所要日数の目安を計算します。購入手続きページの配送所要日数が、この方法で計算された日数を超えないようにする必要があります。詳しくは、Google による配送所要日数の計算についての記事をご覧ください。
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オプション 3: 過去の注文追跡データを提供して配送所要日数を計算する(米国のみ)
- このオプションを選択すると、Google は注文追跡 ID を使用して配送所要日数の目安を計算し、購入者に提示します。このデータを提供するには、パートナーにリンクするか、手動でファイルをアップロードします。また、このデータを使用して配送設定を確認することもできます。詳しくは、配送データの検証に関する詳細をご覧ください。
検証
配送設定の検証は、優れたカスタマー エクスペリエンスを実現するうえで重要です。これにはいくつかの方法があります。
オプション 1
無料で迅速な配送が設定されると、Google はランディング ページと購入手続きページのデータを読み取って、配送設定を自動的に検証します。
オプション 2(米国のみ)
配送履歴データを提供して配送設定を検証することもできます。配送履歴データを提供するには、パートナーにリンクするか、手動でファイルをアップロードします。詳しくは、配送データの検証に関する詳細をご覧ください。
配送アノテーション
利用資格が確認されると、対象となる在庫のショッピング広告と無料リスティングに、無料で迅速な配送のアノテーションが自動的に追加されます。
なお、アノテーションがいつ、どのように表示されるかは、確認ステータスに関係なく、さまざまな要因によって左右されます。