Google 広告のディスプレイ キャンペーンで広告が掲載されない、またはトラフィックが少ない場合の対処方法

ディスプレイ キャンペーンのインプレッション数が予測を下回ったり、設定した 1 日の予算がほとんど消化されなかったりすることがあります。この記事では、広告が配信されない一般的な理由と、Google 広告のツールでトラブルシューティングを行う方法について説明します。


はじめに

キャンペーンを有効にした場合の注意事項

ディスプレイ キャンペーンを最近有効にした場合は、キャンペーンでインプレッションが発生し始めるまでに時間がかかることがあります。これには次のような理由があります。

  • 新たに作成または編集された広告は、すべてのポリシーに関する要件を満たしていることを確認するために審査されます。この審査には 24~48 時間かかります。
  • 自動入札戦略を使用しているキャンペーンでは、設定された目標を重視して Google 広告で最適化が行われるため、パフォーマンスの変動や費用の変化が生じることがあります。
  • キャンペーン設定を変更した場合、Google 広告での広告配信の調整に時間がかかる場合があります。

Google 広告アカウントの [キャンペーン] ページに移動

最適化案

最適化案は、ディスプレイ キャンペーンで広告が掲載されない場合や、トラフィックが少ない場合に、パフォーマンスを向上させるためのヒントとなります。以下は、トラブルシューティングを行う際に参照できる最適化案の種類の例です。

キャンペーンで広告が掲載されない場合の一般的な最適化案の種類:

  • キャンペーンは開始日になっていないか、終了日を過ぎています
  • 広告グループを作成するか、一時停止を解除します
  • アカウントの予算がなくなりました
  • すべての広告が不承認となっています

トラフィックが少ない場合の一般的な最適化案の種類:

  • 目標コンバージョン単価を調整する
  • 予算を引き上げる

Google 広告アカウントの [最適化案] ページに移動

 

2 営業日が経過しても広告でインプレッションが発生していない場合は、この記事に記載されている一般的な原因をご確認ください。


ディスプレイ広告が掲載されない、またはトラフィックが少ない場合の一般的な 11 個の原因

 

1. アカウントに関する問題

アカウントが強制停止されているか、ご請求に関する問題が発生している場合は、問題が解消されるまで広告掲載はできません。なお、アカウント内の他のキャンペーンで広告掲載が停止していなければ、Google 広告アカウントのステータスを確認する必要はありません。

次のステップ


 

2. 広告グループ、アセット、もしくは広告が有効でない、またはポリシーに関する問題がある

キャンペーンが有効になっている場合でも、キャンペーン内の広告グループ、アセット、広告がそれぞれ有効になっていることを確認してください。広告、アセット、アセット グループ、キーワードの審査のステータスも、キャンペーンの広告配信に影響を及ぼすことがあります。キャンペーンのステータスにカーソルを合わせると、配信可能な広告の割合を確認できます。

次のステップ

  • 広告、広告グループ、アセットが有効になっていて配信可能な状態であることを確認します。
  • ポリシー マネージャーをご使用いただくと、アカウント全体の広告、キーワード、広告表示オプションに関するポリシー制限を確認できます。
Google 広告アカウントのポリシー マネージャーに移動

 

3. 期間、キャンペーンの開始日と終了日

Google 広告の管理画面で表示されるのは、指定した期間のパフォーマンス データです。キャンペーンの有効期間外に発生したインプレッションのデータは表示されません。

次のステップ

  • キャンペーンの開始日と終了日を含む期間がアカウントで指定されていることを確認します。
注: 事前定義された期間設定(「過去 7 日間」など)には、当日は含まれません。詳しくは、Google 広告の期間についての記事をご覧ください。

 

4. オークションの動向

同じオークションに参加している他の広告主様が、お客様のキャンペーンの広告配信に影響を与える場合があります。たとえば、お客様のキャンペーンと同じオークションに新しい広告主様が参加し始めると、お客様の広告が獲得するインプレッション数が影響を受ける可能性があります。

次のステップ

以下に示すディスプレイ インプレッション シェアに関する指標の列を追加すると、オークションの動向がキャンペーンの広告配信に影響しているかどうかを確認できます。

  • ディスプレイ インプレッション シェア: ディスプレイ ネットワークで発生した実際の表示回数を、表示候補となった回数の推定値で割ったものです。
  • ディスプレイ インプレッション シェア損失率(予算): 予算不足が原因で、ディスプレイ ネットワークに広告が表示されなかった回数の割合です。このデータは、キャンペーン レベルでのみ確認できます。
  • ディスプレイ インプレッション シェア損失率(広告ランク): 広告ランクの低さが原因で、ディスプレイ ネットワークに広告が表示されなかった回数の割合です。対象期間中に予算が使い果たされた場合、インプレッション シェア損失率(広告ランク)は [広告グループ] タブには表示されませんのでご注意ください。

 

5. 低い目標入札単価と最適化の目標

入札単価を低く設定しても広告の配信は可能ですが、オークションに参加したり落札したりできる可能性が減り、広告のインプレッション数がゼロになることもあります。

次のステップ

  1. キャンペーンの最適化戦略がビジネス目標に沿っていることを確認します。

    例: 指定した予算内でできる限り多くのコンバージョンを獲得することが目標である場合は、「コンバージョン数の最大化」入札戦略を使用します。

  2. 設定済みの最適化の目標が、設定した個別入札単価と自動入札の目標値のどちらで達成可能かを過去のパフォーマンスに基づいて検討します。
    例: 目標コンバージョン単価入札戦略を使用していて、目標コンバージョン単価が過去の平均コンバージョン単価を大幅に下回っている場合、十分なトラフィックを維持しながら目標コンバージョン単価を実現できる可能性が低くなるため、単価の引き上げをご検討ください。
  3. 利用可能であれば、広告グループページの掲載結果レポートからアクセスできる入札単価シミュレーションをご使用ください。

 

6. 予算が低い

予算が低いと広告掲載の頻度が下がり、キャンペーンの予算が費用の上限を超えないように調整されます。また、キャンペーンのステータスに [有効(制限付き)] と表示される場合は、予算上の制約により広告が掲載されていないか、掲載が制限されていることを表します。

次のステップ

  • キャンペーンのステータスが予算による制限を示している場合、予算レポートを確認すると、キャンペーンの費用を 1 日の平均予算と比較して、この費用がパフォーマンスと費用上限に与えた影響を詳しく把握できます。
  • 1 日を通して広告が配信されるよう、キャンペーンの予算を引き上げることをご検討ください。

 

7. ディスプレイのターゲットの範囲が狭すぎる

ターゲット設定を使用すると、お客様のビジネスに高い関心を示す適切なユーザー群にリーチできますが、ターゲティングを追加するたびに広告のリーチは狭まります。リマーケティング リストに問題がある場合も同様です。

次のステップ

  • キーワード ターゲティング: 検索ボリュームが少ない少数のキーワードのみをターゲットに設定している場合、ディスプレイ キャンペーンで広告が掲載されなくなる可能性があります。詳しくは、キーワードを見直すをご覧ください。
  • プレースメント ターゲティング: ターゲティングするプレースメントを 1 か所に絞ると、そのプレースメントに広告を表示する要件を満たしていなかった場合、広告をまったく表示できないことになります(たとえば、ある YouTube チャンネルをキャンペーンのターゲットに追加しても、そのチャンネルに動画広告を表示する要件を満たしていなければ、動画広告は掲載されません)。
  • オーディエンス ターゲティング: リストの登録ユーザー数が Google の最小要件を下回っている場合、そのキャンペーンの広告は配信されない場合があります。
  • 地域ターゲティング: 地域ターゲティングの範囲が狭すぎる場合(郵便番号 1 つだけ、狭い半径指定、人口の少ない市町村など)、キャンペーンのリーチが制限され、広告が配信されないこともあります。ターゲット地域を追加しましょう。
  • ターゲット除外: 除外設定は、ブランド保護に効果的な手法です。ただし、ウェブサイトやリマーケティング リストによっては、除外ターゲットに設定すると、広告の配信が制限されたり停止したりする可能性があります(「youtube.com」の除外、ターゲット ユーザーのほとんどが含まれるリマーケティング リストの除外など)。

 

8. ターゲティングが他のキャンペーンや広告グループと重複している

アカウントに複数のキャンペーンまたは広告グループがあり、キーワードやターゲティングが類似しているために、参加できるオークションが重複する場合があります。ターゲティングが重複している場合、トラフィックは主にいずれか 1 つのキャンペーンに送信されます。

次のステップ

  • アカウントのターゲティングを確認し、アカウント内の他のキャンペーンと重複しないようにターゲティングを更新することをおすすめします。

 

9. コンバージョン トラッキング

キャンペーンで自動入札を使ってコンバージョン重視の最適化を行っていても、十分なコンバージョン データが得られていなかったり、コンバージョン トラッキングが正しく設定されていなかったりすると、広告配信が制限される場合があります。

次のステップ

Google 広告アカウントの [コンバージョン] ページに移動


 

10. クリエイティブ アセットの低いカバレッジと多様性(広告の有効性)

レスポンシブ ディスプレイ広告などのアセットベースのキャンペーンを実施している場合は、広告フォーマットごとに異なるクリエイティブ セットを用意することが重要です。広告やアセットの数が限られているキャンペーンでは、参加できるオークションの数が少なくなるため広告の配信頻度が減少し、リーチの範囲が狭くなる可能性があります。

次のステップ

  • キャンペーンの広告の有効性を確認すると、クリエイティブのカバレッジと品質を改善できるかどうか判断できます。特に、広告の有効性が「最良」以外の場合は、アセットをさらに追加すると、広告の配信とパフォーマンスの向上につながります。

 

11. オーディエンス セグメントが無効化、削除、または取り消されている

データのオーディエンス セグメント(旧「リマーケティング リスト」)のいずれかが不承認になると、Google 広告アカウントのポリシー違反により、データ セグメントのステータスが「無効」に変わり、問題に関するメールが届きます。無効なセグメントをターゲットにしているキャンペーンは配信されません。また、オーディエンス セグメントが他のアカウントに取り消されたり、他のアカウントとの共有が停止されたりした場合、そのような取り消されたセグメントをターゲティングしているキャンペーンおよび広告グループは配信されなくなります。

次のステップ

  • オーディエンス セグメントが無効になっている場合、無効なセグメントをターゲティングしている広告グループまたはキャンペーンから、これらの無効なセグメントを削除します。
  • セグメントが取り消されている、またはセグメントの共有が停止されている場合は、該当のアカウントとセグメントを再度共有するか、共有が停止されているセグメントをターゲティングしている広告グループまたはキャンペーンから、そのようなセグメントを削除します。無効になっているセグメントを確認するには、オーディエンス マネージャーに移動して、左側のパネルにある [オーディエンス セグメント] をクリックし、無効になっているセグメントの横にある [ステータス] 列に [クローズ] と表示されているかどうかを見ます。

Google 広告アカウントのオーディエンス マネージャーに移動

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