オーディエンスの全体像を 1 か所で把握し、オーディエンスの管理と最適化を簡素化するために、Google 広告では次のような改善が行われました。
- 新しいオーディエンス レポート
オーディエンスのユーザー属性、セグメント、除外設定に関する詳細情報がまとめられています。キャンペーン アイコンをクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[オーディエンス] をクリックします。このレポートページから、オーディエンスを簡単に管理することもできます。オーディエンス レポートについて
- 新しい用語
オーディエンス レポート内と Google 広告全体で新しい用語が使用されています。たとえば、「オーディエンス タイプ」(類似、カスタム、購買意向、アフィニティなど)はオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」は「広告主様のデータ」にそれぞれ変更されました。オーディエンスに関する用語やフレーズの更新
ユーザー属性レポートでは、広告のリーチ先となっているユーザー属性セグメントに関する分析情報を確認することができます。コンバージョンにつながるセグメントについて把握すると、次のようなメリットがあります。
- 顧客層の理解
- 成長が見込める分野の把握
- キャンペーンと広告グループの評価
- 十分な情報に基づいた広告戦略の調整
- 複数のユーザー属性ターゲティング方法の管理と分析
始める前に
この記事では、ユーザー属性レポートの表示方法と、そのデータを使用してターゲティングを改善する方法について説明します。ユーザー属性ターゲティングについての詳細
例
たとえばオンライン靴屋を運営している場合、使用しているユーザー属性ターゲティングの全体的な掲載結果を把握するには、ユーザー属性グラフで [クリック数]、[コンバージョン数]、[表示回数] のいずれかを選ぶと、各ユーザー属性セグメントについて掲載結果を確認できます。グラフは、広告を最も多く見ている層の属性が「男性」、「25~34 歳」、「子供なし」であることを示しているため、この分析情報を使って特定のオーディエンス セグメントに合わせて広告キャンペーンをカスタマイズできます。
手順
キャンペーンの目標にとって最も重要なデータに応じて、クリック数、コンバージョン数、表示回数のユーザー属性グラフを表示できます。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [オーディエンス] をクリックします
- [ユーザー属性] モジュールで、プルダウンから [キャンペーン表示] または [広告グループ表示] を選択し、表示するレポート単位を指定します。
- ユーザー属性の [年齢]、[性別]、[世帯収入]、[子供の有無]、[組み合わせ] のタブのいずれかを選択します。
- [表を表示] をクリックすると、オーディエンス セグメント別のコンバージョン数、インプレッション数、費用が表示されます。
- レポートに他の指標を表示するには、[表示項目] をクリックします。