オーディエンスの全体像を 1 か所で把握し、オーディエンスの管理と最適化を簡素化するために、Google 広告では次のような改善が行われました。
- 新しいオーディエンス レポート
オーディエンスのユーザー属性、セグメント、除外設定に関する詳細情報がまとめられています。キャンペーン アイコン をクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[オーディエンス] をクリックします。このレポートページから、オーディエンスを簡単に管理することもできます。オーディエンス レポートについて - 新しい用語
オーディエンス レポート内と Google 広告全体で新しい用語が使用されています。たとえば、「オーディエンス タイプ」(類似、カスタム、購買意向、アフィニティなど)はオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」は「広告主様のデータ」にそれぞれ変更されました。オーディエンスに関する用語やフレーズの更新
収集したデータを利用して、過去にモバイルやパソコンでお客様のブランドやサービスと接点を持ったユーザーに繰り返しアプローチします。このセグメントに該当するユーザーが Google やパートナーのサイトを閲覧しているときに、広告が表示されます。
メリット
マーケティング目標が販売促進や登録数の増加、ブランド認知度の向上のどれであっても、データで構成されるターゲティング セグメントは広告プランの戦略的要素の一つになります。収集したデータを利用すると、次のようなメリットがあります。
- 素早いリーチ、タイムリーなターゲティング: 過去にお客様のビジネスと接点を持ったユーザーが、ウェブで何かを検索中で購入に至る可能性が高いタイミングを捉えて広告を表示できます。また、Google 検索でお客様のビジネスを積極的に探しているユーザーに広告を表示して見つけてもらうこともできます。
- 的を絞った広告: データで構成されたセグメントを作成し、個々のケースに合った広告を表示できます。たとえば、ショッピング カートに商品を追加したものの、購入に至らなかったユーザーに的を絞ることができます。
- 大規模なリーチ: データで構成されたセグメントを使うことで、200 万を超えるウェブサイトやモバイルアプリのいずれかを利用しているユーザーにさまざまなデバイスでリーチできます。
- 効率的な単価設定: 自動入札機能を備えた、高い成果が見込めるキャンペーンを作成できます。広告を見ているユーザーに合わせてリアルタイム ビッダーが最適な入札単価を割り出し、可能な限り単価を低く抑えながら広告オークションに勝てるようにします。Google のオークションに入札するための余分な費用はかかりません。
- 広告作成が容易: 広告テンプレートを使ってテキスト広告、イメージ広告、動画広告を無料で作成できます。動的リマーケティング キャンペーンで広告テンプレートのレイアウトを利用すれば、すべての商品やサービスについて魅力的な広告を増やすことができます。
- キャンペーンのデータ: 広告が表示されている場所や、実際に発生している費用など、キャンペーンのパフォーマンスの状況をレポートで確認できます。
注: パーソナライズド広告の表示を希望していないユーザーについては、データの収集を無効にできます。詳しくは、個々のユーザーのデータ収集を無効にする方法をご確認ください。
Google 広告でデータ オーディエンス セグメントが使われるケース
- サイトの訪問者: 過去にお客様のサイトを訪れたユーザーがディスプレイ ネットワークのサイトやアプリを閲覧しているタイミングを捉えて広告を表示します。データ セグメントの設定についてをご覧ください。
- 動的リマーケティング: 動的リマーケティングを使って成果を高めましょう。ユーザーがお客様のサイトやアプリで閲覧した商品やサービスの情報を広告に盛り込んでアピールできます。動的リマーケティングの詳細
- 検索広告向け広告主様のデータ セグメント: 過去にお客様のサイトを訪れたユーザーが、その後 Google で何かを検索するタイミングを捉えて広告を表示します。検索広告向けデータ セグメントについて
- YouTube ユーザー: 過去にお客様の動画や YouTube チャンネルと接点を持ったユーザーが、YouTube やディスプレイ ネットワークの動画やサイト、アプリを利用しているタイミングを捉えて広告を表示します。YouTube セグメントの使用方法について
- カスタマー マッチ: 顧客から提供された連絡先情報のセグメントをアップロードします。そのリストのユーザーが Google にログインしている場合は、Google のさまざまなサービスで彼らに広告を表示できます。
- アプリユーザー: 広告主様のモバイルアプリを使用したことがあるユーザーに広告を表示するには、そのアプリのデータの収集を有効にする必要があります。
- リードフォーム セグメント: Google 広告でリードフォームを送信したユーザーに広告を表示します。Google 広告でリードフォームを作成し、キャンペーンに追加します。リードフォームは、検索キャンペーン、動画キャンペーン、ディスプレイ キャンペーンに追加できます。リードフォーム アセットの詳細
オーディエンス作成ツールを使用すると、キャンペーンの作成中にターゲティング シグナルを指定できます。
よくある質問
すべてのオーディエンス セグメントを対象とした除外設定を追加できますか。
手動オーディエンス ターゲティングと最適化されたターゲティングとの違いは何ですか。
オーディエンスを作成し、キャンペーンで手動ターゲティングを設定すると、手動で指定したユーザーに向けて広告が表示されます。キャンペーンで最適化されたターゲティングを使用する場合は、指定内容に沿ったオーディエンスを作成できますが、キャンペーンはコンバージョン目標を重視して最適化されているため、選択したオーディエンス以外のユーザーにも広告が表示される可能性があります。
最適化されたターゲティングのキャンペーン(P-MAX キャンペーンを含む)すべてにおいて、オーディエンスの選択内容はシグナルとなり、機械学習アルゴリズムによるキャンペーン パフォーマンス重視の迅速な最適化に貢献します。コンバージョン目標に応じたコンバージョンに至る可能性が高いユーザーがいる場合、オーディエンスの選択内容で指定されていなくても、広告が配信されることがあります。