在庫予測に関するよくある質問

DFP の在庫予測機能は、新しい広告申込情報を作成する際に十分な在庫があるかを調べたり、保存した広告申込情報が確実に目標達成に向かっているかを確認したりするときに便利です。

[在庫の確認] または [配信予測] のタブをクリックして予測を実行すると、バックグラウンドで広告サーバーのモデルが実行され、競合する広告申込情報が予測対象の広告枠全体にどのように配信されるかが判定されます。DFP による広告サーバーのシミュレーションは細かな要因によって影響を受けるため、想定外の数値が表示されることもあります。予測機能についてよくある質問の一部を紹介します。

注: DoubleClick では、予測システムの改善に絶えず取り組んでいます。ご不明な点への回答が下記で見つからない場合は、カスタマー サポートにお問い合わせください。その際には、具体的な数値や URL などをお知らせください。サポートチームで問題を調査し、システムが想定どおりに動作しているかどうかや、数値の精度向上に向けてシステムを改善できるかどうかを確認させていただきます。

 

予測モデルで考慮されているのはどの広告申込情報ですか?

前述の予測モデルでは、各予測インプレッションに割り当てられる広告申込情報として、標準広告申込情報とスポンサーシップ広告申込情報(保証型広告申込情報)のみが考慮されます。ステータスが「一時停止」または「下書き」の保証型広告申込情報と、クリエイティブが指定されていない広告申込情報もインプレッションに割り当てることができます。

 

動画の予測は可能ですか?

はい。動画広告ユニットについても在庫を確認していただけます。

最適化された広告連続配信について予測を行う場合は、広告申込情報の [最大再生時間(秒)] 欄に VAST 動画広告の最大再生時間を必ず入力しておいてください。最適化された広告連続配信では再生時間に基づいて動画広告が選択されるため、この設定が必要です。

 

ターゲットが同じで目標が異なる 2 つの予約済み広告申込情報で、予測数が異なるのはなぜですか?

同じターゲティングの広告申込情報でも、[使用可能]、[優先度が低い広告申込情報で予約済み]、[使用不能] の予測数が異なることがあります。これは主に、予測シミュレーションの最初の段階で広告申込情報の優先度を下げたために、インプレッション数の過不足が生じた結果として発生します。つまり、優先度を下げなければ予測対象の広告申込情報で使用されるインプレッションが、他の広告申込情報で使用可能になり、それに伴って使用されないままのインプレッションも発生します。

 

新しい予約が既存の予約に影響するのはなぜですか?

例: 3 月に予約を行い、満数での予約となりました。その後、5 月に予約を行うと、DFP からオーバーブッキングの必要があると言われました。5 月の予約が 3 月の予約に影響を与える理由を教えてください。

DFP は、すべての既存予約の完了に向けて最適化を行うことを目標としています。そのため、1 つの予約をオーバーブッキングすると、優先度が同じまたは低い既存の予約すべてに影響が生じます。

 

予測機能でフリークエンシー キャップは考慮されますか?

はい。フリークエンシー キャップは考慮されます。ただし、月間または全期間のフリークエンシー キャップはデータに反映されません。その結果、月間または全期間のフリークエンシー キャップが設定されている場合、空き状況が多めに予測される可能性があります。

 

予測機能でユーザー ドメイン ターゲティングは考慮されますか?

はい。ただし、まずユーザー ドメイン ターゲティングを設定した広告申込情報を 1 つ以上保存して入稿する必要があります。最初の広告申込情報を入稿してからある程度の時間が経過すると、予測数が更新され、ユーザー ドメイン ターゲティングが全体的に考慮されるようになります。

 

新しい Key-Value や新しい広告ユニットを追加すると、予測数にどのような影響がありますか?

新しい広告ユニットを追加したり、ウェブサイトの広告タグに Key-Value を追加したりしてから十分な時間が経過しないうちは、予測数は想定よりも少なくなります。その間、新しい広告ユニットをより正確に数値に反映させるために、予測を手動調整することもできます。ただし Key-Value を直接調整することはできません。

 

すべての特別広告ユニットに対してインプレッション数が予測されないのはなぜですか?

特別広告ユニットとして指定されている広告ユニットは、明示的にターゲットに設定されていない限り、広告申込情報の配信対象にはなりません。したがって広告申込情報で獲得できる広告枠を確認した場合、予測数には、明示的にターゲットに設定されている特別広告ユニットのみが含まれることになります。

 

予測の数値が販売率予想レポートと一致しないのはなぜですか?

販売率予想レポートと予測の結果を比較する際は、クリエイティブ数に違いが出ることを念頭に置いておく必要があります。予測では常にクリエイティブ数が考慮され、デフォルトでは広告申込情報から 1 つのページに 1 つのクリエイティブのみが配信されると想定されます。一方、販売率レポートではクリエイティブ数は認識されず、ページ上の該当サイズに対して獲得可能なすべてのインプレッションが報告されます。この違いに部分的に対処する方法と、販売率予想レポートと予測の間の違いに関する説明をご覧ください。

 

販売率予想レポートの広告ユニット数が予測の数値よりも少ないのはなぜですか?

予測の数値が販売率予想レポートと一致しないのはなぜですか?の回答にあるとおり、販売率予想レポートと在庫予測では数の判定方法が異なります。たとえば、レポートの数と予測の値の計算では、クリエイティブの認識方法が異なります。こうした違いによって、広告ユニット数などのいくつかの値に影響が生じます。

 

インプレッションが広告申込情報に一致するかどうかは、広告申込情報のタイプ(スポンサーシップと標準化)や優先度などではなく、ターゲティングで決まります。

 

在庫予測数は広告申込情報の配信ペースに影響しますか?

いいえ。広告サーバーでは、こちらの手順により広告申込情報の配信ペースが計画されます。ペースの決定時、獲得できる広告枠の確認に使用される同じシステムからの予測は、広告サーバーで考慮されません。

ネットワークでペースの判定に予想トラフィック シェイプを使用するよう設定が行われている場合、広告サーバーではデータの解析が行われ、広告申込情報の配信期間全体でターゲット広告枠へのトラフィックがどのようなグラフを描くのかが認識されます。ただし、これは在庫の確認に使用される予測とは別の機能です。予想トラフィック シェイプとの主な違いは、将来の広告申込情報が考慮されない点です。

 

競合する広告申込情報が、競合する広告申込情報のリストに表示されていないのはなぜですか?

競合するインプレッションが 100 未満の広告申込情報は、競合する広告申込情報のリストに表示されません。また、1 ページに表示できる競合広告申込情報の数は 3,000 件までです。

 

[配信予定] の数値が [配信される可能性が高い] や [使用可能] の数値と異なるのはなぜですか?

[配信予定] の値は、[配信される可能性が高い] や [使用可能] の値とは異なる方法で計算されます。

  • [配信される可能性が高い] と [使用可能] は、[在庫を確認] ボタンまたは [配信予測] タブを使用して在庫を確認するときに表示される数値です。これらは広告申込情報で獲得が予測されるインプレッション数を表し、競合する広告申込情報から奪う可能性のあるインプレッションは含みません。他の広告申込情報と競合すれば獲得の可能性のあるインプレッションは考慮されないため、通常は少なめの数になります。
  • [配信予定] 列は、広告申込情報一覧のページに、配信不足に関する予測の一部として表示されます。この列の値は、この広告申込情報で獲得が予測される実際のインプレッション数を表し、競合する広告申込情報から奪う可能性のあるインプレッションも含みます。他の広告申込情報と競合すれば獲得の可能性のあるインプレッションが考慮されているため、通常は多めの数になります。

サイト運営者はこの両方の数値を参考にできます。他の広告申込情報に悪影響を与えることなく予約できるインプレッションの数を知りたい場合は、[使用可能] または [配信される可能性が高い] で確認します。他の広告申込情報からインプレッションを奪うことも想定したうえで、広告申込情報で実際に獲得が予想されるインプレッションの数を知りたい場合は、[配信予定] を確認します。

Google は予測で表示される値とその有効性について常に検証し、最も役に立つ数値を提供できるよう努めています。今後のリリースで、予測の数値をさらに改善していく予定です。

 
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