ネイティブ広告の設定で、ネイティブ広告タイプとバナー広告タイプを組み合わせると、これらの広告タイプがリアルタイムで競合するようになるため、成果と収益の向上が見込めます。
ガイド付きデザイン エディタや HTML & CSS エディタを使用する場合にネイティブ広告とバナーを競合させる
ガイド付きデザイン エディタまたは HTML & CSS エディタを使用する際は、広告申込情報を通常のプロセスで設定すればネイティブ広告とバナー広告を競合させることができます。ただし、以下の点が通常とは異なります。
- 複数の広告申込情報ではなく、幅広いターゲットを設定したネイティブ広告申込情報を 1 つ作成することが推奨されます。
- 広告申込情報の設定で、[想定されるクリエイティブ] の横にあるボックスをクリックして、プルダウンからネイティブ広告とバナー広告のサイズを選択します。
- (ガイド付きデザイン エディタのみ)[クリエイティブ] で [すべてのクリエイティブを自動的に作成] を選択することをおすすめします。
作成されたクリエイティブには、「対象の広告ユニットサイズ」がデフォルトで「ネイティブ」として設定され、ネイティブ広告のみが配信されます。このため、ネイティブ広告とバナー広告の両方を配信するには、クリエイティブのサイズを更新する必要があります。更新が必要なサイズ関連の設定は、サイズの上書きとの関連付けの有無によって異なります。次の表をご覧ください。配信する広告 サイズの上書きとの関連付けがない場合 サイズの上書きとの関連付けがある場合 ネイティブ広告とバナー広告の両方(最適な成果を得るための推奨設定) 配信できません。 [サイズの上書き] にネイティブとバナーサイズの両方の値を設定し、[オーバーライドする] チェックボックスをオンにします。 ネイティブ広告のみ [対象の広告ユニットサイズ] にネイティブの値のみを設定します。 [サイズの上書き] にネイティブの値のみを設定し、[オーバーライドする] チェックボックスをオンにします。 バナー広告のみ [対象の広告ユニットサイズ] にバナーサイズのみを設定します。 [サイズの上書き] にバナーサイズのみを設定し、[オーバーライドする] チェックボックスをオンにします。
例300x250 サイズの広告リクエストは、300x250 サイズの有効なネイティブ スタイルが設定されていれば、Ad Exchange のネイティブ広告として配信可能です(Ad Exchange の広告申込情報とネイティブ スタイルの両方のターゲティングが広告リクエストと一致する必要があります)。
- 一致する Ad Exchange クリエイティブでネイティブ サイズのみが設定されている場合は、ネイティブ広告のみが配信されます(300x250 のネイティブ スタイルを使用)。
- Ad Exchange クリエイティブにネイティブ サイズと 300x250 が設定されている場合(関連付けされている [サイズの上書き])、ネイティブ広告(300x250 のネイティブ スタイル)または 300x250 のバナー広告のいずれかが配信されます。
複数サイズのバックフィルについて、詳細をご確認ください。
Android と iOS のアプリコードを使用する際にネイティブ広告とバナー広告を競合させる
Android と iOS のアプリコードを使用する際は、Google Mobile Ads SDK を使用して、対象の広告ユニットに合うネイティブ広告またはバナー広告がリクエストされるようにすると、ネイティブ広告とバナー広告を競合させることができます。詳しくは、Android または iOS のデベロッパー向けドキュメントをご覧ください。
サポートされていない機能
現在のところ、プログラマティック直接取引では、クリエイティブ タイプがネイティブとバナーのどちらであっても、ネイティブ広告とバナー広告を競合させることはできません。
アプリを許可リストに登録して Open Bidding を使用できるようにするには、担当のアカウント マネージャーまでご連絡ください。