カレンダーの相互運用を設定する

カレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可する

次に、Microsoft® Exchange の空き情報の共有を設定して、Google カレンダー ユーザーが Exchange カレンダー ユーザーの空き情報を参照できるようにします。

G Suite ドメインにエイリアスを使用している場合は、続行する前にエイリアス ドメインの設定が正しいことを確認してください。詳細については、ドメイン エイリアスを使用してカレンダーの相互運用を設定するをご覧ください。

Exchange カレンダーの空き情報の共有を設定する

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手順 1: Exchange ユーザーを設定する
  1. 各 Exchange ユーザーの Exchange アカウントにメールボックスが関連付けられていることを確認します。
  2. 各 Exchange ユーザーが次のいずれかの要件を満たしていることを確認します。

    : ユーザーの個人用の Google アカウントで組織のドメイン名が使われていないことも確認する必要があります。ドメイン名を使用する個人用アカウントは、競合するアカウントの原因になる場合があります。詳しくは、競合するアカウントをご覧ください。

予定に関するすべての詳細の参照を有効にする

予定に関するすべての詳細を参照するには、メールボックスを設定するときにカレンダーの可視性を確認します。カレンダーの可視性について、予定の詳細の表示が何らかの形で制限されている必要があります(デフォルトの可視性では「空き時間情報のみ」が表示されます)。制限を設定すると、Google カレンダーのユーザーは Exchange カレンダーの予定の詳細を表示できるようになります。

個々のメールボックスについて、予定の詳細の表示を制限するには、次のスクリプトを使用します。

Set-mailboxfolderpermission –identity
($Mailbox.alias+’:\calendar’) –user Default –Accessrights
LimitedDetails

すべてのメールボックスについて、表示を制限するには、次のスクリプトを使用します。

$allmailbox = Get-Mailbox -Resultsize Unlimited
Foreach ($Mailbox in $allmailbox)
{Set-mailboxfolderpermission –identity
($Mailbox.alias+’:\calendar’) –user Default –Accessrights LimitedDetails}

手順 2: Exchange のインターネット接続を有効にする

ポート 443 での受信インターネット接続を有効にして、Google カレンダーから Exchange サーバーにアクセスできるようにします。この手順では、信頼されたインターネット ルート証明機関が発行した SSL 証明書が必要になります。

証明書の詳細については、Microsoft の以下のウェブサイトに記載された説明をご覧ください。

カレンダーの相互運用機能からのリクエストを除く、すべての受信トラフィックをブロックするには、IPv4 範囲 74.125.88.0/27 をホワイトリストに登録してください。

IPv6 をご使用の場合は、次の IP 範囲をホワイトリストに登録してください。

  • 2001:4860:4::/64
  • 2404:6800:4::/64
  • 2607:f8b0:4::/64
  • 2800:3f0:4::/64
  • 2a00:1450:4::/64
  • 2c0f:fb50:4::/64
手順 3: Exchange の役割のアカウントを作成する

Exchange の役割アカウントを作成します。役割アカウントは通常のメールボックス アカウントである必要があります。このアカウントは、空き情報の参照の目的にのみ使用されます。Google カレンダーはこのアカウントを使用して Exchange サーバーの認証を行い、Exchange ユーザーの空き情報を参照します。予定を Google カレンダーで表示するには、予定を Exchange の役割アカウントと共有する必要があります。

メールボックス アカウントの作成について詳しくは、Microsoft のウェブサイトに記載されている説明をご覧ください。

:

  • 信頼していないフォレストからの OrgWide 空き情報の参照に使用する既存のアカウントがある場合は、そのアカウントを再利用できます。
  • サービスの中断を避けるため、役割アカウントについてはパスワードの有効期限を無効にすることをおすすめいたします。
手順 4: 管理コンソールを設定する
  1. 管理コンソールで [アプリ] 次へ [G Suite] 次へ [カレンダー] に移動します。

    重要: 必ずプライマリ ドメインにログインしてください。

  2. [カレンダーの相互運用管理] をクリックします。
  3. [Exchange ウェブサービスの URL] に、ご利用の Exchange サーバーに関連付けられている Exchange Web サービス(EWS)サーバーの URL を入力します。これは、役割のアカウントを作成したのと同じ Exchange サーバーです。

    注:

    • サーバーの EWS サーバー URL は、https://<Exchange サーバーのホスト名>/EWS/Exchange.asmx のようになります。
    • Exchange PowerShell で次のコマンドを実行すると、URL を確認できます。
      Get-WebServicesVirtualDirectory | Select name, *url* | fl
    • 複数の URL が存在する場合は、「ExternalUrl」を使用します。
    • 複数の Exchange サーバーをご使用の場合(Exchange と Office 365 を併用している場合など)に、Google カレンダー ユーザーがドメイン内のすべての Exchange ユーザーの空き情報を参照できるようにするには、すべての Exchange ユーザーの空き情報へのアクセス権があるサーバーの URL を、EWS サーバーの URL に指定する必要があります。
  4. [Exchange の役割のアカウント] で、次の手順に沿って操作を行います。
    1. [ユーザー名]@[ドメイン].com の形式で、Exchange の役割のアカウントのユーザー名を入力します。
    2. [パスワードを入力] をクリックし、役割のアカウントのパスワードを入力します。
    3. 確認のためにパスワードを再入力します。
  5. [空き時間の検索] で、検索の詳細レベルを選択します。
    • 情報を表示しない
    • 空き時間情報を表示する
    • 予定の詳細を表示
  6. [変更を保存] をクリックします。

次のステップ

Exchange ユーザーにカレンダーの空き情報の参照を許可する

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