SMTP リレー: Gmail 以外の送信メールを Google 経由にする

従来の無償版 G Suite をご利用の場合は、Google Workspace にアップグレードするとこの機能をご利用いただけるようになります。

Microsoft Exchange など、Gmail 以外の SMTP サービスを組織で使用している場合は、SMTP リレーサービスを設定して Google 経由でメールを送信できます。SMTP リレーサービスの設定を使用すると、メールが外部の連絡先に配信される前に迷惑メールやウイルスをフィルタで除去できます。また、Google Workspace のメール セキュリティと高度な Gmail 設定を送信メールに適用することもできます。

始める前に

包括的なメール ストレージをオンにする

包括的なメール ストレージをオンにすることをおすすめします。包括的なメール ストレージではメールの送信先アドレスを迷惑メールフィルタに学習させるため、そうした宛先から送信されるメールが迷惑メールとしてマークされる可能性が低くなります。

Gmail 以外のシステム(チケット追跡システム、バグ データベース、自動通知システムなど)で、SMTP リレーサービスを使用してメールを Gmail の受信トレイに転送する場合は、包括的なメール ストレージをオンにする必要があります。Google Vault と SMTP リレーサービスを使用する場合もこれをオンにして、リレー経由で送信されたメールが Vault でアーカイブされるようにしてください。

SMTP リレーサービスの送信制限を確認する

ユーザーあたりの制限

  • 各ユーザーが 24 時間の間に送信できるメールの件数は、最大 10,000 件です。ただし、ご利用の Google Workspace アカウントが試用期間内の場合、送信できるメールの件数はこれよりも少ない可能性があります。詳しくは、Google Workspace における Gmail の送信制限をご覧ください。
  • 登録済みの Google Workspace ユーザーが 24 時間の間にメールをリレーできる固有の宛先の数は、最大 10,000 件です。

注:

  • これらの制限を超えると、送信者に対して「550 5.4.5 Daily SMTP relay limit exceeded for user(ユーザーの 1 日あたりの SMTP リレーの上限を超えています)」というエラーが表示されます。

  • Google のサーバーでは、トランザクションあたり 100 件以上の宛先を処理できます。ただし、RFC 5321 の制限により、一部のトランザクションがブロックされることがあります。

メールの数は、SMTP リレー トランザクション中に提示されたエンベロープ送信者のアドレスに基づいています。エンベロープ送信者が未登録ユーザーである場合、ユーザーあたりの制限は適用されません。[From] 欄と [Reply-to] 欄のアドレスは考慮されません。また、SMTP 認証中に提示されたアドレスも考慮されません。SMTP 認証については後で説明しますが、[SMTP 認証を求める] 設定を選択した場合に有効になります。

お客様あたりのリレー制限に達した場合は、登録ユーザーであるかどうかにかかわらず、メールを送信できません。この場合、お客様あたりの制限の内容に応じたエラー メッセージが表示されます。

重要: 試用アカウントに対しては、SMTP リレーの上限が通常よりも低く設定されています。この上限を上げるには、Google からの請求に対しお支払いを行っていただく必要があります。これは、無料試用の終了時に引き上げられる Gmail の上限とは異なるものです。

お客様あたりの制限

これらの制限は、Google Workspace アカウントのユーザー ライセンス数によって異なります。ユーザー ライセンス数が少ないお客様の場合、上述のユーザーごとの制限よりもかなり早い段階で制限に達します。

お客様ごとに次の 2 種類の制限があります。

  • 1 日に送信できるお客様あたりの延べ宛先数の最大値は、Google Workspace アカウントのユーザー ライセンス数の約 130 倍です。ライセンスを追加した場合でも、1 日あたりの宛先数の上限は 4,600,000 人となります。制限を超えた場合、「550 5.7.1 Daily SMTP relay limit exceeded for customer(お客様の 1 日あたりの SMTP リレーの上限を超えています)」というエラーが表示されます。
  • 10 分間に送信できるお客様あたりの延べ宛先数の最大値は、Google Workspace アカウントのユーザー ライセンス数の約 9 倍です。ライセンスを追加した場合でも、10 分間に送信できる宛先数の上限は 319,444 人となります。制限を超えた場合、「450 4.2.1 Peak SMTP relay limit exceeded for customer(お客様のピーク時のリレーの上限を超えています)」というエラーが表示されます。

その他の情報

  • ユーザーごとの制限では「実質(重複を除いた)宛先数」がカウントされますが、お客様ごとの制限では「延べ宛先数」がカウントされます。たとえば、特定のユーザーが宛先 A に 1,000 件、宛先 B に 1,000 件のメールを中継した場合、ユーザーごとの制限では 2 とカウントされますが、お客様ごとの制限では 2,000 とカウントされます。
  • お客様の制限は、お客様によって中継されたすべてのメールに適用されます。お客様のセカンダリ ドメインやサブドメインから中継したメールや、お客様のドメインが「HELO」引数に表示されている外部のアドレスを中継したメールなども適用対象です。
  • 無料でご利用いただける期間はお客様の上限が低く設定されています。1 日あたりの宛先数の最大値は 100、10 分あたりの宛先数の最大値は 50 です。
  • こちらの記事のように、SMTP リレーではなく Gmail を使用したメール送信については、ユーザーあたりの送信制限が個別に設けられています。SMTP リレーと Gmail ユーザーの送信制限は互いに独立したものであり、別のものとしてカウントされます。

サービス拒否(DoS)の制限

Google Workspace の SMTP リレーサーバーには、サービス拒否(DoS)攻撃に対する保護対策が講じられています。この対策と競合しないよう、smtp-relay.google.com や smtp.gmail.com 経由で大量のメールを送信している SMTP エージェントは、接続を再使用して各接続で複数のメールを送るようにする必要があります。これは接続キャッシュとも呼ばれます。このプロセスの手順については、ご利用のメールサーバー ソフトウェア プロバイダにお問い合わせください。

SMTP 接続時の HELO または EHLO 引数で、サーバーの一意の ID が提示されていることを確認してください。たとえば「localhost」または「smtp-relay.gmail.com」ではなく、ドメイン名またはサーバー名を選択します。

リレーの不正使用の制限

迷惑メールを分類するため、Google では SMTP リレーサービス経由で送信されるメールをモニタリングしています。ユーザーによって送信された迷惑メールがリレーサービスを経由中に多数検出されると、それを通知するメールアラートが特権管理者に送信されます。詳しくは、迷惑メールや不正行為に関する規定SMTP リレーの迷惑メールに関するポリシーをご覧ください。

ステップ 1: SMTP リレーサービスを使用して送信メールの経路を指定する

注: IP アドレス(または IP アドレスの範囲)を入力して保存した後、エントリの左にあるチェックボックスをオン / オフにして有効と無効を切り替えることができます。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないアカウント)でログインしてください。

  2. 管理コンソールのホームページから、[アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Gmail] 次に [ルーティング] にアクセスします。

    注: この設定は [アプリ]次に Google Workspace次にGmail次に[詳細設定] でも確認できます。

  3. 左側で最上位の組織を選択します。詳しくは Gmail の詳細設定をご覧ください。

    : SMTP リレーサービスの設定は、最上位の組織に対してのみ設定できます。追加した設定は、下位組織レベルでも表示することはできますが、設定の追加、編集、削除を行うことはできません。

  4. [ルーティング] の [SMTP リレーサービス] 設定までスクロールし、カーソルを合わせて [設定] をクリックします。すでに設定されている場合は、[編集] または [他にも追加] をクリックします。
  5. 新しく設定する場合は、説明を入力します。
  6. [許可する送信者] で、SMTP リレーサービス経由でのメール送信を許可するユーザーを選択します。
    • ドメイン内の登録済み Apps ユーザーのみ - 送信者は、組織内のいずれかのドメインの登録済み Google Workspace ユーザーである必要があります。
    • ドメイン内のアドレスのみ - 送信者は Google Workspace ユーザーとして認識される必要はありませんが、アドレスは登録ドメインのものである必要があります。この設定は、メールを送信する必要のあるサードパーティ製アプリケーションやカスタム アプリケーションを使う場合に役立ちます。
    • 任意のアドレス(非推奨) - あらゆるアドレス(ドメイン外のアドレスを含む)を送信者アドレスとして使用できます。
      重要: [任意のアドレス] オプションを選択した場合、ユーザーのパソコン上のマルウェアや SMTP インフラストラクチャの誤設定が原因で、不正使用が起こる可能性が高まります。このため、このオプションはおすすめしません。

      [任意のアドレス] オプションを適切に動作させるには、メールサーバーで、SMTP AUTH を使用して送信ドメインの認証を行うか、HELO コマンドまたは EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定する必要があります。サーバーの種類別の設定については、下記の手順をご覧ください。自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する場合や、envelope-from が空白のメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する場合も、いずれかの方法でメールサーバーを設定する必要があります。

      エンベロープ送信者が自社ドメイン内に存在しない場合、システムによりエンベロープ送信者が [ユーザー名]@[所有していないドメイン] から postmaster@[所有しているドメイン] に変更されます。[所有しているドメイン] とは、SMTP AUTH で返されるドメインか、HELO コマンドや EHLO コマンドで返されるドメインです。

  7. [認証] で、以下のいずれかまたは両方のチェックボックスをオンにして認証方法を設定します。
    • 指定した IP アドレスからのみメールを受信する - 指定した IP アドレスから送信されたメールのみを自社ドメインからのメールとして受け入れます。
    • SMTP 認証を求める - 送信ドメインを特定するために SMTP 認証の使用を必須とします。この方法を利用するには、お使いのクライアントを TLS 経由で接続する必要があります。SMTP 認証では、ユーザーの Google Workspace のユーザー名とパスワードを確認して接続を検証します。
  8. [指定した IP アドレスからのみメールを受信する] をオンにした場合は、次の手順で IP アドレスを入力します。
    1. [IP の範囲を追加] をクリックします。
    2. IP アドレス(または IP アドレスの範囲)の説明を入力します。
    3. IP アドレス(または IP アドレスの範囲)を入力します。

      IP 範囲を入力するには、CIDR(クラスレス ドメイン間ルーティング)形式を使用します(例: 123.123.123.123)。お客様固有の公開 IP アドレスを使用してください。範囲内で指定できる IP アドレスの最大数は 65,536 までです。セキュリティ上の理由から、許可する IP 範囲は最小限に絞り込むことをおすすめします。

      IP アドレスは、次のような IPv6 アドレス形式で指定することもできます。

      1050:0000:0000:0000:0005:0600:300c:326b または

      1050:0:0:0:5:600:300c:326b または

      1050::5:600:300c:326b

    4. この IP アドレスまたは範囲を有効にするには、[有効] チェックボックスをオンにします(無効にするにはオフにします)。
    5. [保存] をクリックします。

      : IP アドレス(または IP アドレスの範囲)を入力して保存すると、後で各エントリの左側にあるチェックボックスをオン / オフにして有効と無効を切り替えることができます。

  9. 組織のサーバーと Google のサーバー間の通信(メールの内容を含む)で TLS 暗号化を必須にするには、[暗号化] で [TLS 暗号化を必須とする] チェックボックスをオンにします。

    : TLS がメールサーバーでサポートされていない場合は、このチェックボックスをオンにしないでください。このチェックボックスをオンにすると、暗号化されていないメールは Google によって拒否されます。

  10. [設定を追加] または [保存] をクリックします。
  11. 下部にある [保存] をクリックします。

    : 変更がユーザー アカウントに反映されるまでに、最長で 24 時間ほどかかることがあります。設定の変更履歴は、管理コンソールの監査ログで確認できます。

ステップ 2: 社内導入型の送信サーバーで Google を指定する

社内導入型の送信メールサーバーが smtp-relay.gmail.com を指すように設定します。後述のリストからご利用のサーバーをクリックして手順をご確認ください。

設定に関する注意点

  • 上記の手順 9 で [TLS 暗号化を必須とする] チェックボックスをオンにした場合は、smtp-relay.gmail.com のポート 587 を指すように社内導入型のメールサーバーを設定します。
  • TLS 暗号化を必須にしない場合は、smtp-relay.gmail.com のポート 25、ポート 465、ポート 587 のいずれかを指すように社内導入型のメールサーバーを設定します。

    注: TLS による暗号化を行わない場合は SMTP 認証を使用できないため、IP アドレス認証を使用する必要があります。

  • Google との SMTP リレー接続時に HELO または EHLO コマンドで一意の ID(ドメイン名やメールサーバーの名前など)を提示するように、メールサーバーを設定することをおすすめします。「localhost」や「smtp-relay.gmail.com」などの一般的な名前は、DoS の制限に関する問題の原因になることがありますので、使用しないでください。
  • SMTP リレーサービスでは、空のエンベロープ送信者(MAIL FROM: <>)を指定した場合、複数のエンベロープ受信者(RCPT TO)はサポートされません。

その他の設定要件

次のいずれかに該当する場合は、上述のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要になる可能性があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

上記に該当する場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済み Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO または EHLO コマンドでドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

Microsoft Exchange サーバーを設定する

Microsoft Exchange 2007 / 2010(エッジサーバーなし)

エッジサーバーがない場合は、以下の手順に沿って Exchange 2007 / 2010 用に SMTP リレーサービスを設定してください。この場合は、送信サービスをハブ トランスポート サーバー上で設定します。

Microsoft Exchange 2007 / 2010 メールサーバーのタイムアウト値を増やす必要はありません。デフォルトのタイムアウト値は最適に設定されています。

ハブコネクタ サーバーで送信コネクタを作成して設定するには:

  1. [組織の構成] 次に [ハブ トランスポート] をクリックします。
  2. [送信コネクタ] をクリックします。
  3. 操作ウィンドウを右クリックして [SMTP 送信コネクタの新規作成] を選択します。
  4. コネクタの名前を「Outbound」にします。
  5. リストをクリックし、[インターネット] を選択して [次へ] をクリックします。


     
  6. [追加] をクリックして [アドレス スペースの追加] ダイアログ ボックスを開きます。


     
  7. [ドメイン] 欄にアスタリスク(*)を入力し、すべてのメールが新しいコネクタを経由するようにします。


     
  8. [すべてのサブドメインを含む] チェックボックスをオンにして [OK] をクリックします。
  9. [SMTP 送信コネクタの新規作成] ダイアログ ボックスで、[次へ] をクリックします。
  10. [ネットワーク設定] で、[メールを次のスマートホストを経由してルーティングする] をクリックします。
  11. [追加] をクリックします。


     
  12. [スマートホストの追加] ダイアログ ボックスで、[完全修飾ドメイン名] に「smtp-relay.gmail.com」と入力します。

  13. [スマートホスト認証設定の構成] で [なし] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。


     
  14. [送信元サーバー] ページで [追加] をクリックし、ブリッジヘッドとして動作する各送信ハブサーバーを列挙します。




     
  15. [OK] 次に [次へ] をクリックします。
  16. [新しいコネクタ] ページで [新規作成] をクリックします。


     
  17. [終了] をクリックして送信コネクタの設定を完了します。


     
  18. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーやサードパーティ製品の設定に関するテクニカル サポートは提供していません。Microsoft Exchange の問題が発生した場合は、Microsoft Exchange の管理者にお問い合わせください。ここに示す手順は、Microsoft Exchange の一般的な状況で広く使用できるように用意されたものです。Microsoft Exchange の設定の変更は、担当の管理者の指示に沿って行ってください。

Microsoft Exchange 2007 / 2010(エッジサーバーあり)

Microsoft Exchange 2007 および 2010 では、各サーバーに個別の役割が割り当てられます。エッジサーバーはそうした役割の 1 つです。他のすべての Exchange Server はエッジサーバーを経由してインターネットに接続し、エッジサーバーがフィルタ処理とセキュリティの機能を実行します。

エッジ トランスポート サーバーでメールを送信するには、送信コネクタを設定する必要があります。送信コネクタの作成と編集は、Exchange 管理コンソールで行います。エッジサーバーで Exchange 2007 / 2010 の SMTP リレーサービスを設定するには、次の手順に従います。

Microsoft Exchange 2007 / 2010 メールサーバーのタイムアウト値を増やす必要はありません。デフォルトのタイムアウト値は最適に設定されています。

ハブコネクタ サーバーで送信コネクタを作成して設定するには:

  1. [組織の構成] 次に [ハブ トランスポート] をクリックします。
  2. [送信コネクタ] をクリックします。
  3. [EdgeSync – [サイト] からインターネットへ] コネクタ([サイト] はご利用のサイト名)をダブルクリックします。


     
  4. [アドレス スペース] タブで、アスタリスク(*)のドメインが追加されていることを確認します。


     
  5. [ネットワーク] タブで、[ドメイン セキュリティを有効にする(相互認証 TLS)] チェックボックスをオフにし、[メールを次のスマートホストを経由してルーティングする] をクリックします。


     
  6. [追加] をクリックして [スマートホストの追加] ダイアログ ボックスを表示します。
  7. [完全修飾ドメイン名] に「smtp-relay.gmail.com」と入力し、[OK] をクリックします。

  8. [送信元サーバー] タブで、適切なエッジ サブスクリプションが定義されていることを確認します。
  9. Exchange 管理シェルから、start-edgesynchronization コマンドを実行します。


     
  10. エッジサーバーで、新しい送信コネクタの設定を受信したことと、その設定がハブサーバーのものと同一であることを確認します。
  11. エッジサーバーの受信コネクタが次のとおりであることを確認します。
    • [ネットワーク] タブで指定されている IP 範囲にすべてのハブサーバーが含まれている。
    • [認証] タブで [Exchange Server 認証] オプションがオンになっている。
    • [許可グループ] タブで [Exchange サーバー] オプションがオンになっている。
  12. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。

  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Microsoft Exchange の問題が発生した場合は、Microsoft Exchange の管理者に問い合わせください。ここに示す手順は、Microsoft Exchange の一般的な状況で広く使用できるように用意されたものです。Microsoft Exchange の設定の変更は、担当の管理者の指示に沿って行ってください。

Microsoft Exchange 2000 / 2003

再試行の間隔を変更し、Google にトラフィックをルーティングするようにスマートホストを設定します。

  1. [SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  2. [配信] タブをクリックします。

  3. [送信] で、既定の再試行間隔を次の値に変更します。
    1 回目の再試行の間隔(分): 1
    2 回目の再試行の間隔(分): 1
    3 回目の再試行の間隔(分): 3
    それ以降の再試行の間隔(分): 5

  4. [コネクタ] をクリックし、次に [SMTP コネクタ](または [インターネット メール SMTP コネクタ])を右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  5. [全般] タブで「smtp-relay.gmail.com」と入力します。

  6. [OK] をクリックして変更を保存します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。

  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Microsoft Exchange の問題が発生した場合は、Microsoft Exchange の管理者に問い合わせください。ここに示す手順は、Microsoft Exchange の一般的な状況で広く使用できるように用意されたものです。Microsoft Exchange の設定の変更は、担当の管理者の指示に沿って行ってください。

HCL、Novell、Sendmail のサーバーを構成する

HCL Domino(旧 IBM Domino)

次の手順に沿って、HCL Domino の SMTP リレーサービスを設定します。この手順は Domino R5 と R6 用のものですが、大部分の導入環境に適用できるようになっています。

Domino R5 と R6 のタイムアウト設定を変更する必要はなく、デフォルトのタイムアウト設定を使用することができます。

スマートホストを設定して再試行間隔を調整するには:

  1. Domino Administrator を開きます。

  2. [アドミニストレーション] をクリックして [設定] タブを選択します。

  3. [設定] をクリックします。

  4. 使用する Domino サーバーの名前をダブルクリックします。

  5. ウィンドウの上部にある [サーバー設定の編集] をクリックします。

  6. 1 行目の [ルーター / SMTP] タブを選択します。2 行目のタブ列にある [基本] タブが選択されます。

  7. [ローカル インターネット ドメインから送信されるメールのリレーホスト] に「smtp-relay.gmail.com」と入力します。

  8. 2 行目の [制限と制御] タブを選択します。

  9. 3 行目の [転送制御] タブを選択します。

  10. [初期転送再試行間隔] 設定を 1 分以上に設定します。

  11. [保存して閉じる] をクリックして終了します。

  12. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Domino の問題が発生した場合は、Domino の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Domino の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Domino の設定の変更は、担当の管理者の指示に沿って行ってください。

Novell Groupwise

Novell Groupwise の SMTP リレーサービスを設定するには、下記の手順を行います。この手順は、大部分の導入環境で使用できるように用意されたものです。最初にサーバーのタイムアウト値を増やしてから、スマートホストを設定する必要があります。

サーバーのタイムアウト値を増やすには:

  1. Groupwise ConsoleOne インターフェースを開きます。

  2. [Internet Agent] オブジェクトを右クリックし、[Properties] を選択します。

  3. [SMTP/MIME Settings] タブを選択し、[Timeouts] をクリックします。

  4. 次の値を設定します。
    Commands(コマンド): 5 分
    Data(データ): 3 分
    Connection Establishment(接続の確立): 2 分
    Initial Greeting(初期グリーティング): 5 分
    TCP Read(TCP 読み取り): 5 分
    Connection Termination(接続の終了): 15 分

  5. [Apply] > [OK] をクリックします。

スマートホストを設定するには:

  1. Groupwise ConsoleOne インターフェースを開きます。

  2. [Internet Agent] オブジェクトを右クリックし、[Properties] を選択します。

  3. [SMTP/MIME Settings] ページがデフォルトのページでない場合は、[SMTP/MIME] タブを選択して [Settings] をクリックします。

  4. [SMTP Send Threads] の数を、Groupwise サーバーが安全にサポートできる同時接続の最大数に設定します。

  5. [Relay Host for Outbound Messages] に「smtp-relay.gmail.com」と入力します。

  6. [Apply] > [OK] をクリックします。

  7. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。

  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Novell Groupwise の問題が発生した場合は、Novell Groupwise の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Novell Groupwise の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Novell Groupwise の設定の変更は、Novell Groupwise の管理者の裁量で行ってください。

Sendmail

Sendmail 用に SMTP リレーサービスを設定するには、下記の手順を行います。この手順は、大部分の導入環境で使用できるように用意されたものです。

サーバーのタイムアウトの変更は必要ありません。Sendmail では、サーバーのタイムアウトは Timeout.datafinal の値に設定されています(既定値は 1 時間です)。Timeout.datafinal が低い値に変更されている場合は、値を 1 時間に変更してください。

Sendmail のスマートホストを設定するには:

  1. /etc/mail/sendmail.mc ファイルに次の行を追加します。
    define(`SMART_HOST', `smtp-relay.gmail.com')​​

  2. sendmail サーバー プロセスを停止して再始動します。

  3. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。

  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Sendmail の問題が発生した場合は、Sendmail の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Sendmail の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Sendmail の設定の変更は、Sendmail の管理者の裁量で行ってください。

Apple、Qmail、Postfix のサーバーを設定する

Apple Macintosh OS X

Apple Macintosh OS X の SMTP リレーサービスを設定するには、下記の手順を行います。この手順は、大部分の導入環境で使用できるように用意されたものです。

スマートホストを設定するには:

  1. [サーバ管理] で、[メール] を選択して [設定] をクリックします。

  2. [すべてのメールをこのホストを経由してリレーする] で「smtp-relay.gmail.com」と入力します。

  3. [保存] をクリックして [サーバ管理] を閉じます。

  4. メールサービスを再起動します。

  5. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Apple Macintosh OS X の問題が発生した場合は、Apple Macintosh OS X の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Apple Macintosh OS X の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Apple Macintosh OS X 設定の変更は、Apple Macintosh OS X の管理者の裁量で行ってください。

Qmail

Qmail 用に SMTP リレーサービスを設定するには、下記の手順を行います。この手順は、大部分の導入環境で使用できるように用意されたものです。

場合によっては、スマートホストを設定する前にサーバーのタイムアウト値を増やす必要があります。デフォルトのタイムアウトは 1,200 秒で、十分な長さです。この値を過去に変えている場合は、/var/qmail/timeoutsmtpd ファイルを編集して 900 秒以上に変更します。

Qmail のスマートホストを設定するには:

  1. /var/qmail/control/smtproutes ファイルを編集(または作成し、次の行を追加します。
    :smtp-relay.gmail.com:25
  2. 特定の内部ドメインのトラフィックを Google 経由にさせない場合は、次の構文を使用して、適切なメールサーバーへの経路を /var/qmail/control/smtproutes ファイルに追加します。
    <InternalDomain>:<ServerForInternalDomain>
  3. Qmail サーバーを停止してから再起動します。
  4. 設定が完了したら、テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加の設定が必要な場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Qmail の問題が発生した場合は、Qmail の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Qmail の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Qmail の設定の変更は、Qmail の管理者の裁量で行ってください。

Postfix

Postfix 用に SMTP リレーサービスを設定するには、下記の手順を行います。この手順は、大部分の導入環境で使用できるように用意されたものです。Postfix サーバーのタイムアウト値を増やす必要はありません。デフォルトのタイムアウト値は最適に設定されています。

Postfix のスマートホストを設定するには:

  1. 設定ファイル(パスの例: /etc/postfix/main.cf)に次の行を追加します。
    relayhost = smtp-relay.gmail.com:25
  2. 次のコマンドを実行して Postfix を再起動します。
    #sudo postfix reload
  3. テストメールを送信して送信メールが配信されることを確認します。

次のいずれかに該当する場合、上記のサーバー設定手順に加えて、サーバーで追加設定が必要になる場合があります。

  • [許可する送信者] の設定で [任意のアドレス] オプションをクリックし、自社で所有していないドメイン(yahoo.com など)からメールを送信する。
  • 「From」アドレスのないメール(配信不能レポートや不在通知など)を送信する。

このような場合は、サーバーが SMTP AUTH を使用して登録済みの Google Workspace ユーザーとして認証するか、HELO コマンドや EHLO コマンドでいずれかのドメイン名を指定するように設定する必要があります。手順については、こちらをご覧ください。

重要: Google Workspace サポートでは、社内導入型のメールサーバーまたはサードパーティ製品の設定に関する技術的サポートは提供していません。Postfix の問題が発生した場合は、Postfix の管理者に問い合わせてください。ここに示す手順は、Postfix の一般的なシナリオのほとんどで使用できるように用意されたものです。Postfix の設定の変更は、Postfix の管理者の裁量で行ってください。


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