サイトの移転とは

サイト所有者やウェブマスターが、いずれかの時点でサイトを別の URL や別のインフラストラクチャに移転しようと考えることがあります。このセクションでは、さまざまなサイト移転のシナリオと、移転の準備、実施、監視の方法に関するヒントを紹介します。

ここでは、URL の追加を伴う場合でも、サイトの「再設計」はサイトの「移転」とは見なされません。再設計とは、既存のページのレイアウトを変更したり、新しいコンテンツのページを追加したりすることです。移転とは、次のいずれかの方法で既存のページを移動することです。

  1. URL の変更を伴わないサイト移転
    ウェブサイトをホストする基底のインフラストラクチャを変更しますが、URL の表示は変わりません。たとえば、www.example.com を別のホスティング プロバイダに移転するが、サイトのルート URL は www.example.com のまま変えない場合です。
  2. URL の変更を伴うサイト移転
    ページの URL が変更されます。次に例を示します。
    • プロトコルの変更 — http://www.example.com から https://www.example.com
    • ドメイン名の変更 — example.com から example.net
    • URL パスの変更 — example.com/page.php?id=1 から example.com/widget

モバイル ユーザー向けとパソコン ユーザー向けでサイトの表示方法を変更するには、モバイル フレンドリー サイトのデザインガイドをご覧ください。

サイト移転に関する推奨事項

  • 移転作業は数回に分けて段階的に行う。
    まず、サイトの一部のみを移転して、トラフィックや検索インデックス登録にどのような影響があるかテストすることをおすすめします。その後で、サイトの残りの部分を一度に、またはいくつかに分けて移転します。サイトの中で最初にテストする部分を選ぶ際は、あまり頻繁に変更されない部分、よく起きる状況や予測できない出来事によって大きな影響を受けない部分を選択します。また、一部分だけ移転するのはよいテスト方法ですが、検索に関しては、必ずしもサイト全体を移転する場合のサンプルにはならないこともあります。移転するページが多いほど、解決すべき問題がさらに発生する可能性が高くなります。慎重にプランニングすることで問題を最小限に抑えてください。
  • 可能であれば、移転作業はトラフィックの少ない時間帯に行う。
    トラフィックが周期的に変動したり特定の曜日に少なくなったりする場合は、トラフィックが多くないときにタイミングを合わせて移転するのが得策です。そうすることで、問題が発生したときの影響を小さくするとともに、サーバーのパワーをできるだけ Googlebot のインデックス更新への対応に振り向けることができます。
  • 移転中、サイトのランキングが一時的に変動することを想定する。
    サイトの大幅な変更があった場合は、Google がサイトを再クロールしてインデックスに登録し直す間にランキングが変動することがあります。原則として、中規模のサイトでほとんどのページの移転がインデックスに反映されるのに数週間かかり、より大規模なサイトであればそれより長くかかります。Googlebot と Google のシステムが移転した URL を検出して処理する速度は主に URL の数とサーバーの速度によって異なります。サイトマップを送信すると検出プロセスの時間を短縮できます。サイトはセクション単位でも移転できます。
  • Google ウェブマスター セントラルで質問する。
    Google ウェブマスターに関するおすすめのアドバイスや、ユーザー フォーラムで回答済みの具体的なケースがたくさん集められています。回答が見つからない場合は、ウェブマスター セントラルの営業時間中にウェブマスター トレンド アナリストにリアルタイムで質問できます。
  • URL の変更を伴う場合は、A/B テストや試験運用を検討する。
    クロールやインデックス登録で変更が検出され、トラフィックを観察する時間が取れるように、数週間の計画を立てます。

 

 

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