リンクレポート
自分のサイトへのリンク数が最も多いサイトや、上位のリンクされているページなどを確認できます。
データに関する注意事項:
- サイト内のページは正規 URL を使用してグループ化されます。つまり、アンカータグと一部のパラメータが除外されてからグループ化されます。
- 重複するリンクは統合されます。重複するリンクとは、すべてのパラメータが削除され、他の正規化が完了した後、同じソース URL から同じターゲット URL へと移動するリンクを指しています。リンクテキスト レポートにおける重複は、URL ではなくリンクテキストに基づきます。
- 表の行数は 1,000 行に制限されているため、大規模なサイトやリンク先が多いサイトではデータが切り捨てられることがあります。
- リンクレポートでは「サイト」という用語が使用されていますが、データは実際にはルートドメインによってグループ化されます。プロトコル(http / https)、サブドメイン(m.、www)、サブディレクトリは取り除かれ、まとめてグループ化されます。したがって、以下はすべて
example.com
と見なされます。example.com
m.example.com
example.com/pet_store/
https://example.com
http://example.com
-
グループ化されて表示される際に TLD は省略されません。そのため、以下は同一とは見なされません。
example.com
example.com.de
-
外部サイトやリンクとは、現在のプロパティの外部にあるものすべてを指します。
このレポートには以下の情報が含まれています。
自分のサイトへのリンク数が最も多いサイトを確認できます。
情報の場所: リンクレポート > 上位のリンク元ドメインの表
このレポートでは、自分のサイトへのリンク数が最も多いサイトのルートドメインを確認できます(サイトがリンク数順に表示されます)。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
リスト内のサイトを選択すると、そのサイトから最もリンクされているページが表示されます。
プロパティと同じドメインが表示されている場合、このドメインは表で省略されているサブドメインを表しています。たとえば、m.example.com
からのリンクでは、表の項目は example.com
になります。
このレポートの用途
- ここに表示されるサイトを認識しているかどうかを確認できます。不明なサイトやスパムの可能性があるサイトが表示される場合は、削除してもらう必要が生じることがあります。それでもこうしたサイトが表示される場合は、既知のスパムサイトによってランキングが影響を受けないよう、それらのサイトを否認する必要があります。
- 自分にとって重要なサイトが自分のサイトを参照しているかどうかを確認できます。たとえば、レストランのウェブサイトが食べ物関連のブログやレビューサイトで紹介されているかどうかを確認できます。
他のサイトから最もリンクされているページを確認できます。この情報から、自分が思っているような評価が得られているかどうかがわかります。
情報の場所: リンクレポート > 上位のターゲット ページの表
リスト内の URL を選択すると、そのページにリンクされている上位のサイトが表示されます。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
このレポートの用途
- 最もリンクされているページが自分の予想したページかどうかを確認できます。
特定のサイトからリンクされているページを確認できます(ページがリンク数順に表示されます)。
情報の場所: リンクレポート > 上位のリンク元ドメインの表 > [ドメイン]
リスト内の URL を選択すると、特定のサイトから特定のページへのすべてのリンクが表示されます。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
このレポートの用途
- リンク元サイトが優良なサイトの場合、その恩恵を受けているページを確認できます。
- リンク元サイトがスパムサイトの場合は、そのサイトからのリンクを解除してください。既知のスパムサイトの場合、Google は通常そのリンクを無視します。ただし、このようなリンクは削除または否認することをおすすめします。
自分のサイトを参照しているサイトで使用されているリンクテキストを確認できます。プロパティ外からのリンクのみがカウントされます。
重複は統合されます(大文字と小文字は区別せず完全一致の場合)。たとえば、「Hello world」と「HELLO WORLD」は重複と見なされますが、「Hello world」と「Hello worlds」は重複とは見なされません。
テキストがないリンク(画像のリンクなど)は、レポートの [リンクテキスト] 列では [(なし)] として表示され、エクスポートしたデータでは空白行として表示されます。
情報の場所: リンクレポート > 上位のアンカー テキストの表
リンクテキストは完全一致に基づいてグループ化され、その数の順に表示されます。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
このレポートの用途
- リンクテキストが自分の期待どおりかどうか、スパムテキストでないかどうかを確認できます。
- 他のサイトで自分のサイトが正しく記述されているかどうかを確認できます。正しく記述されていない場合、自分のサイトの内容をわかりやすくする必要が生じることがあります。
特定のサイトから自サイトの特定のページへのリンクがすべて表示されます。
情報の場所: リンクレポート > [ドメイン] > [URL]
リスト内の URL を選択すると、特定のサイトから特定のページへのすべてのリンクが表示されます。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
- リンク元ページ: 自分のサイト内のターゲット ページへのリンクがあるページ。
- ターゲット URL(異なる場合): 値が表示されていない場合は、リンク元ページのリンク URL がターゲット ページの URL と同じであることを意味します。値が表示されている場合は、リンク元ページのリンク URL がターゲット ページの URL と異なることを意味します。以下に、リンク URL がターゲット ページの URL と異なる場合がある理由を示します。
- サイトが訪問者をリンク URL からターゲット URL にリダイレクトする(例:
example.com/old_page
からexample.com/replacement_page
にリダイレクトする)。これをテストするには、リンク元ページにアクセスしてリンクをクリックし、リダイレクトを追跡します。 - リンク元ページの URL の正規 URL がターゲット URL であると Google が判断した。この場合、リンク元ページにアクセスしてリンクをクリックすると、高い確率で実際のリンク URL にアクセスします。しかし、リンク元ページの URL を Google 検索して検索結果をクリックすると、正規のターゲット URL にリダイレクトされます。
- サイトが訪問者をリンク URL からターゲット URL にリダイレクトする(例:
このレポートの用途
- ユーザーが特定のサイトから特定のページにどのようにたどり着いたかを確認できます。
自サイトの特定のページにリンクしているサイトの上位を確認できます。
情報の場所: リンクレポート > 上位のターゲット ページ > [URL]
リスト内の URL を選択すると、特定のサイトから特定のページへのすべてのリンクが表示されます。サイトはルートドメインごとに表示され、サブドメインは省略されます(そのため、www.example.com
は example.com
として表示されます)。
このレポートの用途
- 特定のページに高い関心を示しているサイト(またはサイトのタイプ)を確認できます。それらのサイトが自分にとって重要な場合は、関連するトピックの範囲を拡大することを検討してください。
自分のサイト内から最もリンクされているページを確認できます。
情報の場所: リンクレポート > 上位の内部リンクページの表
リスト内の URL を選択すると、その URL への他のページからのリンクが表示されます。
このレポートの用途
- サイトの主要なページ(ホームページ、連絡先ページ)がサイト内で適切にリンクされているかどうかを確認できます。
自分のサイト内におけるページ間のリンクを確認できます。
情報の場所: リンクレポート > 上位の内部リンクページの表 > [URL]
ページの URL を選択すると、他のどのページがその URL にリンクしているかを確認できます。
このレポートの用途
- この情報を確認して、サイト内のトラフィック フローを整理することで、ユーザーが最小クリック数でページ間を移動できるようになります。
リンクデータのエクスポート
リンクデータを CSV ファイルや Google スプレッドシートとしてエクスポートできます。データには、サイトにリンクしているページの URL と、Google により検出された日付が含まれます。
ランディング ページ
エクスポート ボタンを使って、最大 100,000 行のデータをエクスポートできます。次のフィルタを利用できます。
- 最新のリンク
サイトへのリンクのうち、最近検出されたもの(最大 100,000 行)。検出日でソートされます。 - その他のサンプルリンク
サイトへのリンクのサンプル(最大 100,000 行)。Google が認識しているすべてのリンクから抽出されます。サイトにリンクしているページ数が 100,000 をはるかに超えるサイトの場合には、最新のリンクのエクスポートでは長すぎて省略されてしまうデータも表示できるため、便利です。
1 つの表を含むページ
1 つの表を含むページではダウンロード ボタン を使って全データをエクスポートできます(最大 1,000 行)。ページ内で表の並び替えをしてもエクスポートしたデータには影響しません。