Google の検索結果に、ご自身のサイトを無料で簡単に表示させることができます。Google にサイトを送信する必要すらありません。Google は完全に自動化された検索エンジンです。「ウェブクローラ」というソフトウェアを使用して定期的にウェブを探索し、見つかったサイトを Google のインデックスに登録しています。Google 検索結果に表示されるサイトのほとんどは、手動で登録されたものではなく、ロボットがウェブをクロールして見つかったサイトが自動的に追加されたものです。
Google にサイトが登録されているか確認する
サイトが現在 Google のインデックスに登録されているかどうかは、Google の「site:」検索でサイトの URL としてホームページの URL を渡すことにより、すぐに確認できます。たとえば、「site:wikipedia.org」で検索するとこのような結果が表示され、Google に登録されていることが確認できます。
サイトが Google に登録されていない場合
Google では何十億ものページをクロールしていますが、サイトによってはクロールされない場合もあります。Google のクローラによってサイトがクロールされない場合、よくある原因は次のとおりです。
- サイトがウェブ上の他のサイトから十分にリンクされていない。
- 新しく立ち上げたばかりのサイトで、Google がまだクロールできていない。
- サイトのデザイン上の問題により、Google がコンテンツを効果的にクロールできない。
- Google がサイトをクロールしようとした際にエラーが発生した。
以下の基本的なチェックリストに沿って、サイトが Google に表示されるための最低限のガイドラインを満たしていることを確認してください。
ビジネス情報や地図情報などの特殊な情報を Google に追加したい場合は、コンテンツを Google に掲載する方法の説明をご覧ください。
Google 検索結果への表示に関する基本的なチェックリスト
Google 検索結果へのウェブサイトの表示に関して、まず確認しておくべき基本的な点を以下にまとめます。スタートガイドとして役立つその他の情報については、Google ウェブマスターと SEO スターター ガイドでご確認ください。
所有するウェブサイトが Google に表示されているか?
Google の検索結果にウェブサイトを表示させるのは無料です。手続きも簡単で、通常であればサイトをウェブに公開する以外に何もする必要はありません。ウェブサイトが Google のインデックスに登録されているかどうか確認するには、Google 検索で次のようなクエリを使ってサイトを検索します。
site:example.com
「example.com」の部分に、検索したいサイトを指定してください。指定したサイトが検索結果に表示されない場合は、Google Search Console でウェブサイトの所有権を確認し、Google にサイトを送信します。
ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか?
最も優先すべきは、サイトを訪れたユーザーにできる限り優れたエクスペリエンスを提供することです。どうすれば、独自性、価値、魅力のあるウェブサイトになるか考えてみましょう。ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に目を通し、Google 検索と相性の良い方法でウェブサイトを管理しているかどうかを確認してください。
所有するローカル ビジネスが Google に表示されているか?
Google マイビジネスは、検索やマップなどの Google サービスに表示するビジネス情報を簡単に管理できる無料ツールです。所有しているビジネスが Google サービスに表示されない場合は、google.com/business からビジネスの情報やウェブサイトを登録することを検討してください。
ウェブサイトのコンテンツにどのデバイスからでもすばやく簡単にアクセスできるか?
最近は、ほとんどの検索がモバイル デバイスから行われるようになっています。ウェブサイトのコンテンツを最適化して、どのデバイスでもすばやく読み込めるように、またどの画面サイズでも適切に表示されるようにしましょう。ページがモバイル フレンドリーかどうかをテストしてください。
所有するウェブサイトは安全か?
最近は、オンラインでの安全性を気にかけるユーザーが多くなっています。ウェブサイトへの接続を HTTPS にして安全性を高めましょう。
さらなるサポートが必要か?
SEO(検索エンジン最適化)業者のサポートを受けて、ウェブサイトが検索エンジンでより表示されやすくなるよう改善することも可能です。SEO を実施する理由や業者を選ぶ際の注意点については、SEO が必要なケースをご覧ください。