Google タグを設定する

Google タグを使用すると、ご利用の Google サービスにデータを送信して、ウェブサイトと広告の効果を測定できます。Google タグにより、接続されたリンク先（Google 広告や Google アナリティクス 4 など）にデータが送信されます。

プライバシー、ブラウザ、規制の変化によって Cookie などのウェブサイトのテクノロジーは進化し続けているため、最も精度の高い測定ができるように、サイト全体に高品質のタグを設定することが重要です。

この記事では、次の項目について説明します。

• 既存の Google タグを確認する方法
• ウェブサイトに Google タグを実装する方法
• セットアップが機能しているかどうかを確認する方法

注: すべてのグローバル サイトタグは Google タグに変換されています。ウェブサイトにグローバル サイトタグを設置している場合は、Google タグを使用するためにサイトを更新する必要はありません。

Google タグの使用方法（動画チュートリアル）

この動画では、Google 広告を使用して Google タグをセットアップする方法について説明されています。Google タグは、Google アナリティクス 4 または Google タグ マネージャーを使用してセットアップすることもできます。

Google Ads Tutorials: How to use the Google tag

ご希望の言語の字幕を表示するには、YouTube の字幕をオンにしてください。動画プレーヤーの下部にある [設定] アイコン で [字幕] を選択し、言語を選択します。

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タグ ID とは何ですか？どこで確認できますか？

Google タグ ID とは何ですか？

タグ ID: タグ ID は、特定のタグを読み込むためにページに設置する識別子です。1 つのタグに複数のタグ ID が存在することがあります。この場合は、「メイン」ID が表示されます。

タグの組み合わせまたは分割を行うと、タグ設定手順のスニペットに表示されるメインのタグ ID が変わることがあります。この場合、ページにタグを再設定する必要はありません。ページにいずれかのタグ ID があれば、同じタグが読み込まれます。リンク先を削除しても、既存のタグ ID は変更されません。

注: CMS 統合（「ウェブサイト作成ツール」とも呼ばれる）で GT- タグ ID が利用できない場合は、CMS 統合でサポートされている AW-XXXXX や G-XXXXX などのエイリアスを使用できます。

Google タグ ID はどこで確認できますか？

Google タグの設定内容は、Google 広告、Google アナリティクス、Google タグ マネージャーで確認できます。いずれかのサービスにログインし、次の手順に沿ってタグ ID を確認します。

Google 広告向けの手順

Google タグの設定画面を開きます。

Google アナリティクス向けの手順

1. [管理] の [データの収集と修正] で、[データ ストリーム] をクリックします。
2. ストリームをクリックすると詳細が表示されます。
3. 結果: 画面に Google アナリティクスの設定内容と Google タグの設定内容が表示されます。

Google タグ マネージャー向けの手順

注: Google タグ ID を Google タグ マネージャーに表示するには、コンテナで Google 広告、アナリティクス、または Google タグを管理する必要があります。

1. Google タグ マネージャーを開きます。
2. [Google タグ] タブをクリックして、以前に設定した Google タグを確認します。
   
3. タグ名をクリックして Google タグの設定内容を編集します。

リンク先とリンク先 ID とは何ですか？

リンク先とはなんですか？

リンク先とは、Google タグと設定を共有し、Google タグからデータを受け取る Google の測定用のサービス アカウントです。Google タグにリンク先を追加すれば、Google タグの設定とご自身のサイトでのデジタル フットプリントの再利用が可能になります。

現時点では、リンク先に指定できるのは、Google アナリティクス 4 プロパティの Google 広告アカウントとウェブデータ ストリームのみです。

リンク先 ID とは何ですか？

リンク先 ID とは、リンク先（Google 広告や Google アナリティクスなどの接続されている Google サービス）を表す識別子です。Google タグでは、リンク先 ID を使用して、リンク先固有の設定の読み込みと、イベントのルーティングを行います。

リンク先が Google 広告の場合、リンク先 ID はコンバージョン トラッキング ID と同じです（例: AW-98765）。

リンク先が Google アナリティクスの場合、リンク先 ID はウェブデータ ストリームの測定 ID と同じです（例: G-12345）。

 

ウェブサイトに Google タグを実装する

ウェブサイトと広告のパフォーマンスの測定を始めるには、ウェブサイトのすべてのページに Google タグを追加します。

Google タグのセットアップに使用するサービスを選択します。

ヒント: Google 広告と Google アナリティクスの両方を使用している場合は、いずれかのプラットフォームにのみ Google タグをセットアップしてください。もう一方のサービスは、Google タグ設定のリンク先として後で追加できます。

複雑な測定が必要で、第三者タグも管理する場合は、Google タグ マネージャーを使って Google タグをセットアップしてください。

Google 広告の手順に沿って Google タグを設定する

Google タグをセットアップする前に、ウェブサイトでのコンバージョン トラッキングをセットアップしておいてください。[Google タグの設定] ページで、状況に最も適したオプションを以下から選択し、手順に沿ってタグを実装します。

1. ウェブサイトで見つかった Google タグを使用する（推奨）
2. 既存の Google タグを使用する
3. Google タグを実装する

ウェブサイトで見つかった Google タグを使用する（推奨）

ウェブサイトで検出されたタグを使用して、サイトのコードを変更せずにセットアップを完了します。アカウントのユーザーは、タグのユーザーとして追加されます。詳細: Google タグの管理について

1. [詳細] をクリックして、タグの詳細を表示します。
2. [完了] をクリックします。

注: ウェブサイトの各ページに Google タグのインスタンスを複数追加することはおすすめしません。

• タグをセットアップしたら、Google タグの設定を行う必要があります。
• Tag Assistant を起動すると、コンバージョン アクションとデータ収集をテストできます。

既存の Google タグを使用する

このオプションでは、入力したサイトでタグが検出されたかどうかが表示されます。[サイトにあり] というラベルのタグを選択すると、サイトのコードを変更せずにセットアップを完了できます。

サイトのトラフィック量が少ないと、タグに「未検出」と表示される可能性があります。「未検出」のラベルが付いたタグを選択すると、実装が必要な場合があります。アカウントのユーザーは、タグのユーザーとして追加されます。詳細: Google タグの管理について

表示されるタグへの管理者権限をお持ちの場合は、目的のタグが見つかります。目的のタグが見つからない場合、その Google タグを変更するための適切なユーザー権限をお持ちでない可能性があります。

1. [タグを選択] をクリックして、以下を確認します。
   1. 管理者権限があるタグのリスト
   2. タグ ID
   3. タグが検出された場所
      • 入力したサイトでタグが検出された場合は、[サイトにあり] のラベルが付けられたタグを選択して、サイトのコードを変更することなくセットアップを完了できます。「未検出」のラベルが付いたタグを選択すると、実装が必要な場合があります。
2. 使用する Google タグを選択し、[確認] をクリックします。

Google タグを実装する

Google タグは次の 2 つの方法で実装できます。

• ウェブサイト作成ツールを使用する
• 手動で実装する

ウェブサイト作成ツールを使用する

ウェブサイト作成ツール、または Wix や Duda などのコンテンツ マネジメント システム（CMS）を使って、Google タグを導入できます。ご利用のプラットフォームを選択し、その手順に沿ってコードを変更することなく Google タグのセットアップを完了してください。CMS またはウェブサイト作成ツールの統合を使用してタグを設置する際に CMS との統合で GT- のタグ ID を使用できない場合、CMS との統合でサポートされているエイリアス（AW-XXXXX または G- XXXXX など）を使用できます。

次のいずれかのプラットフォームを使用してサイトを管理している場合は、コードを変更することなく Google タグのセットアップを完了できます。

• Drupal
• Duda
• MonsterInsights for WordPress
• Typo3
• Wix

詳細: ウェブサイト作成ツールを使用して Google タグを実装する方法について

実装が完了したら、次のことを行います。

1. [完了] をクリックします。ウェブサイトがスキャンされます。
2. [完了] をクリックして、Google タグのセットアップを完了します。

手動で実装する

アカウントでコンバージョン アクションのタグを初めてセットアップし、Google タグをまだ実装していない場合は、このオプションを選択します。

1. タグを実装するには、タグをコピーして、ウェブサイトのすべてのページのコード（<head> 要素の直後）に貼り付けます。各ページに複数の Google タグを実装することはできません。 以下に Google タグの例を示します。この例で「TAG_ID」は Google 広告アカウントに固有のタグ ID を表します。
   
   <script async
src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=TAG_ID"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'TAG_ID');
</script>
2. （省略可）必要に応じて、Google タグを変更します。
   1. 最初のページ読み込み時にリマーケティング リストにウェブサイトの訪問者を追加しない場合は、以下のハイライト表示されている部分を Google タグの 'config' コマンドに追加してください。
      gtag('config',' TAG_ID',{'send_page_view': false});
   2. サイトのドメインでファーストパーティの Cookie を設定しない場合は、以下のハイライト表示されている部分を Google タグの 'config' コマンドに追加してください。
      gtag('config',' TAG_ID',{'conversion_linker': false});
      • 注: コンバージョンの測定精度が低下するためおすすめしませんが、リマーケティング データの収集を無効にする場合は、ハイライト表示された gtag('set') コマンドを、Google タグの gtag('js') コマンドの上に追加します。これにより、設定済みのすべての Google 広告アカウントでリマーケティング データの収集が無効になります。
        <script async
src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=TAG_ID"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('set', 'allow_ad_personalization_signals', false);
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'TAG_ID');
</script>
3. Google タグをコピーしてウェブサイトに追加します。
4. ウェブサイトでコンバージョンを達成したユーザーに表示するページ（「ご注文ありがとうございます」ページなど）の HTML を開きます。このページをコンバージョン ページといいます。
5. 該当ページの head タグ（<head></head>）の間に Google タグを貼り付けた後、ページに適用するイベント スニペットを貼り付けます。
6. ウェブページの変更内容を保存します。
7. [完了] をクリックします。
8. [イベントタグを実装] をクリックします。
9. [イベント スニペット] で、「ページの読み込み」と「クリック」のどちらをコンバージョンとしてトラッキングするかを選択します。
   • ページの読み込み: 購入や申し込みの確認ページなどのコンバージョン ページが読み込まれたときにコンバージョンをカウントします。こちらがデフォルトのオプションで、最も一般的です。詳細: Google のセキュリティ基準について
   • クリック: 「今すぐ購入」ボタンなど、指定したボタンやリンクがクリックされたときにコンバージョンをカウントします。
10. イベント スニペットをコピーし、こちらの手順に沿ってウェブサイトに追加するか、[スニペットをダウンロード] をクリックして後で追加します。
    • ページ読み込みをコンバージョンとしてトラッキングする場合は、トラッキングしているページにイベント スニペットを追加します。
    • クリックをコンバージョンとしてトラッキングする場合は、クリック数をトラッキングするボタンやリンクがあるページにイベント スニペットを追加します。
11. [次へ] をクリックします。
12. [完了] をクリックします。
13. [完了] をクリックします。ウェブサイトのクリックをコンバージョンとしてトラッキングする場合は、サイトでのクリックをコンバージョンとして計測するの手順に沿って、トラッキングするボタンまたはリンクにコードを追加します。この手順は、コンバージョン トラッキングが機能するために必要です。

注: ウェブサイトの各ページに Google タグのインスタンスを複数追加することはおすすめしません。

タグをセットアップしたら、Google タグが機能することを確認する必要があります。

Google アナリティクスの手順に沿って Google タグを設定する

Google アナリティクスから Google タグをセットアップする方法は、サイトで初めてアナリティクスをセットアップする場合と、すでにユニバーサル アナリティクス プロパティを導入しているサイトに Google アナリティクス 4 プロパティを追加している場合で異なります。

Google アナリティクスを初めてセットアップする場合

1. アナリティクス アカウントにログインします。
2. [管理] をクリックします。
3. [プロパティ] 列上部のプルダウンで、Google タグを設定するデータ ストリームを含むプロパティを選択します。
4. [プロパティ] 列で、[データ ストリーム] をクリックします。
5. 編集するデータ ストリームをクリックします。
6. [Google タグ] で [タグ設定を行う] をクリックします。

7. [Google タグ] で [実装手順] をクリックします。
8. [実装手順] ページで [ウェブサイト作成ツールまたは CMS を使用してインストールする] または [手動でインストールする] を選択します。
   • ウェブサイト作成ツール（または Wix や Wordpress などの「CMS プラットフォーム」）を使用してサイトを管理する場合は、[ウェブサイト作成ツールまたは CMS を使用してインストールする] を使用します。ご利用のプラットフォームを選択し、その手順に沿ってコードを変更することなく Google タグのセットアップを完了してください。
   • 手動でインストールする場合は、[手動でインストールする] に移動します。アカウントの Google タグの JavaScript スニペットが画面に表示されます。表示された Google タグスニペットの全体をコピーし、ウェブサイトのすべてのページのコード（<head> 要素の直後）に貼り付けて、ご自身のウェブサイトと Google アナリティクスをリンクします。Google タグは、表示されるコード全体で、以下から始まります。
     
     <!-- グローバルタグ（gtag.js） -->
     
     末尾が
     
     </script>

注: ウェブサイトの各ページに Google タグの複数のインスタンスを追加することはおすすめしません。

データ収集が開始されるまでに最大で 30 分かかる場合があります。その後、リアルタイム レポートで、データを受信していることを確認できます。

タグをセットアップしたら、Google タグが動作していることを確認します。

すでにユニバーサル アナリティクス プロパティを導入しているサイトに Google アナリティクス 4 プロパティを追加する場合

すでにユニバーサル アナリティクス プロパティを導入しているサイトに Google アナリティクス 4 プロパティを追加する場合は、GA4 設定アシスタントを使用できます。その際、アナリティクス アカウントの編集者のロールが必要です。以下の手順に沿って GA4 プロパティを作成します。この設定アシスタントは、ウェブサイト ページに Google アナリティクス タグ（gtag.js または analytics.js）、Google 広告タグ（gtag.js）、または Google タグ マネージャー コンテナが含まれているかどうかに関係なく使用できます。

1. Google アナリティクスで、左下の [管理] をクリックします。
2. [アカウント] 列で、目的のアカウントが選択されていることを確認します（お持ちの Google アナリティクス アカウントが 1 つしかない場合、そのアカウントが自動的に選択されます）。
3. [プロパティ] 列で、現在ウェブサイトからのデータ収集に使用しているユニバーサル アナリティクス プロパティを選択します。
4. [プロパティ] 列で、[GA4 設定アシスタント]（[プロパティ] 列の最初のオプション）をクリックします。
5. [新しい Google アナリティクス 4 プロパティを作成する] で [はじめに] をクリックします。
6. [新しい Google アナリティクス 4 プロパティの作成] ポップアップ画面には、サイトの現在のタグ設定に応じて、次のいずれかのオプションが表示されます。
   • 作成して続行。このボタンをクリックして、[Google タグの設定] ページに進みます（ステップ 7）。
   • プロパティを作成。このオプションが表示された場合、GA4 プロパティで既存のユニバーサル アナリティクスのタグ設定を再利用できます。ユニバーサル アナリティクス プロパティと GA4 プロパティの間に接続済みのサイトタグが作成されます。このオプションを選択して、新しい GA4 プロパティでの次のステップ セクション（下記）に進みます。
     上級ユーザー向けの注意事項: このオプションを選択すると、GA4 プロパティで標準のデータ収集が行われます。UA プロパティでカスタムタグを実装している場合、こちらの検討事項を参照して、追加の手順をご確認ください。
7. [Google タグの設定] ページで、現状を最もよく表すオプションを選択し、手順に沿って新しい GA4 プロパティの作成を完了します。

   ウェブサイトで見つかった Google タグを使用する（推奨）

   このオプションは、サイトで検出された Google タグを使って、サイトのコードに変更を加えずにセットアップを完了する場合に選択します。

   必要に応じて、[詳細] をクリックしてタグの詳細を確認します。

   [確認] をクリックし、新しい GA4 プロパティの作成を完了します。

   プロパティのユーザーは、その Google タグのユーザーとして追加されます。詳細: Google タグの管理について

   既存の Google タグを使用する

   このオプションは、ご自身がすでに管理者権限を持っている Google タグを再利用する場合に選択します。

   [タグを選択] をクリックします。次が表示されます。

   • 管理者権限があるタグのリスト（お探しのタグが表示されない場合は、その Google タグに変更を加えるのに必要なユーザー権限をお持ちでない可能性があります）。
   • タグ ID
   • Google タグがウェブサイトで検出されたか否か。[サイトにあり] というラベルのタグを選択すると、サイトのコードを変更せずにセットアップを完了できます。[未検出] と表示されたタグを選んだ場合は、タグの実装が必要になる場合があります（サイトのトラフィック量が少ないと、タグに「未検出」と表示される可能性があります）。
   • タグに関連付けられているリンク先

   使用する Google タグを選択して、[確認] をクリックし、新しい GA4 プロパティの作成を完了します。

   プロパティのユーザーは、その Google タグのユーザーとして追加されます。詳細: Google タグの管理について

   Google タグを実装する

   このオプションは、ウェブサイトに Google タグを実装していない場合に選択します。

   1. [次へ] をクリックし、ウェブサイトに新しい Google タグを実装します。
   2. [実装手順] ページには、次の 2 つのオプションがあります。
      • ウェブサイト作成ツールを使って実装: ウェブサイト作成ツール（または Wix や Duda などの「CMS プラットフォーム」）を使ってサイトを管理している場合は、コードを変更することなく Google タグのセットアップを完了できます。
      • 手動で実装: このオプションは、次のいずれかに該当する場合に選択します。
        • ご利用のウェブサイト作成ツールか CMS がまだ Google タグ（gtag.js）をサポートしていない場合
        • ご自身やご利用のウェブ デベロッパーがウェブサイトに手動でタグを設定している場合
        • ウェブサイトが analytics.js でタグ設定されている場合
        • Google タグ マネージャーをご利用の場合

   オプション 1: ウェブサイト作成ツールか CMS を使って実装する

   次のいずれかのプラットフォームを使用してサイトを管理している場合は、ご利用のプラットフォームを選択し、その手順に沿ってコードを変更することなく Google タグのセットアップを完了してください。

   • Drupal
   • Duda
   • MonsterInsights for WordPress
   • Typo3
   • Wix

   Google タグの実装が終わったら [完了] をクリックし、新しい GA4 プロパティの作成を完了します。

   ご利用のプラットフォームがまだ Google タグをサポートしていない場合は、下記の手動実装オプションを使用できます。

   できるだけ簡単に Google タグをセットアップしていただけるよう、Google は CMS 向けの手順を継続的に更新しています。実装手順ページにご利用のプラットフォームの記載がない場合でも、ご利用のウェブサイト作成ツールか CMS に Google タグ ID を貼り付けられる可能性があります。手動で実装する前に、こちらのリストでご利用のプラットフォームの有無をご確認ください。

   詳細: ウェブサイト作成ツールを使用して Google タグを実装する方法について

   オプション 2: 手動で実装する

   このオプションは、次のいずれかに該当する場合に選択します。

   • ご利用のウェブサイト作成ツールか CMS がまだ Google タグ（gtag.js）をサポートしていない場合（注: ご利用のプラットフォームのカスタム HTML 機能を使う必要があります）
   • ご自身やご利用のウェブ デベロッパーがウェブサイトに手動でタグを設定している場合
   • ウェブサイトが analytics.js でタグ設定されている場合

   Google タグを手動で実装する方法

   [手動で実装] タブに、Google タグの JavaScript スニペットが表示されます。表示された Google タグの全体をコピーし、ウェブサイトのすべてのページのコード（<head> 要素の直後）に貼り付けて、ご自身のウェブサイトと Google アナリティクスをリンクします。各ページに複数の Google タグを実装することはできません。

   ご利用のウェブサイト作成ツールか CMS でまだ Google タグがサポートされていない場合は、そのプラットフォームのカスタム HTML フィールドを使って、コピーした Google タグの全体を貼り付けます。

   表示されるコード全体が Google タグです。コードは次で始まります。
   
   <!-- Google tag (gtag.js) -->
   
   そして、次で終わります。
   
   </script>

   ウェブサイトに Google タグを実装したら [完了] をクリックし、新しい GA4 プロパティの作成を完了します。

   タグをセットアップしたら、Google タグの設定を行う必要があります。

   ウェブサイトに手動か CMS を使って analytics.js タグが設定されている場合

   ウェブサイトに analytics.js タグが手動で設定されている場合は、上記の Google タグを追加する際に古い analytics.js タグを削除しないでください。analytics.js タグでは、引き続きユニバーサル アナリティクス プロパティのデータが収集されます。新たに追加する Google タグ（gtag.js）では、新しい GA4 プロパティのデータが収集されます。

   ウェブサイト作成ツールか CMS を使ってページに analytics.js タグを設定している場合は、カスタム HTML 機能を使って Google タグをページに追加できます。analytics.js タグはそのまま残し、アナリティクスからユニバーサル アナリティクス プロパティに引き続きデータが送信されるようにします。

   次の表は、analytics.js を使用しているウェブサイト作成ツールと CMS の一覧です。いずれをご利用の場合も、両方のタグをサイトに設定しておくために、Google タグはカスタム HTML として追加する必要があります。

   CMS のカスタム HTML 機能を使って、Google タグをコピーしてウェブサイトに貼り付けます。

   リアルタイム レポートで、データを受信していることを確認します。

   ウェブサイト作成ツール / CMS	カスタム HTML を追加する方法
   Blogger	手順
   Cart.com	手順については Cart.com のサポート窓口にお問い合わせください
   Salesforce（Demandware）	手順については Salesforce のサポート窓口にお問い合わせください
   VTEX	手順については VTEX のサポート窓口にお問い合わせください
   Weebly	手順

    

Google タグ マネージャーで Google タグをセットアップする

Google タグ マネージャーを使って Google タグを導入すると、他のすべてのタグとともに管理できます。

始める前に

タグ マネージャーで Google タグをセットアップするには、Google タグ ID が必要です。タグがどこにあるかわからない場合は、Google タグ ID を確認する方法についての記事をご覧ください。

すでに Google タグスニペットをサイトに配置していて、タグ マネージャーのみを使用するようにアップグレードする場合は、移行ガイドの手順に沿って行ってください。

ステップ 1: Google タグを作成する

まず Google タグを作成して測定をセットアップします。

1. Google タグ マネージャーを開きます。
2. 設定するコンテナを選択し、 [タグ] メニューを開きます。
3. 新規のタグを作成します。上部にタグの名前（例:「Google タグの設定 - example.com」）を入力します。
4. [タグの設定] ボックスで [Google タグ] を選択します。
5. タグを設定します。[タグ ID] に Google タグ ID を入力します。

   Google タグ ID はどこで確認できますか？

   Google タグの設定内容は、Google 広告、Google アナリティクス、Google タグ マネージャーで確認できます。いずれかのサービスにログインし、次の手順に沿ってタグ ID を確認します。

   Google 広告向けの手順

   Google タグの設定画面を開きます。

   Google アナリティクス向けの手順

   1. [管理] の [データの収集と修正] で、[データ ストリーム] をクリックします。
   2. ストリームをクリックすると詳細が表示されます。
   3. 結果: 画面に Google アナリティクスの設定内容と Google タグの設定内容が表示されます。

   Google タグ マネージャー向けの手順

   注: Google タグ ID を Google タグ マネージャーに表示するには、コンテナで Google 広告、アナリティクス、または Google タグを管理する必要があります。

   1. Google タグ マネージャーを開きます。
   2. [Google タグ] タブをクリックして、以前に設定した Google タグを確認します。
      
   3. タグ名をクリックして Google タグの設定内容を編集します。
6. 省略可: 追加の項目を設定して、Google タグがリンク先と通信する方法を管理できます。Google タグを設定済みで、デフォルト設定をすべて維持したい場合は、ステップ 2: トリガーを作成するに進んでください。

詳細設定

グローバル パラメータの設定

複数の Google タグ間で共通のコンテキストを確立する必要がある場合は、ウェブサイトに gtag.js を直接設置することでグローバル パラメータを指定できます。

グローバル パラメータは、ウェブサイトのすべての Google タグによって読み取られます。このオプションは非機密データにのみ使用します。

複数のタグでパラメータを再利用する方法については、デベロッパー向けドキュメントをご覧ください。

設定

Google タグの設定に影響する、追加の設定パラメータを指定できます。

Google タグ間で設定を再利用するには、設定変数を作成します。

共有イベントの設定

価格の currency など、イベントごとに送信する追加のパラメータを指定できます。イベント パラメータは、そのイベント パラメータを追加したタグに対してのみ有効です。

Google タグ間でイベント設定を再利用するには、[Google タグ: イベント設定] 変数を作成します。推奨イベント パラメータ名を使うと、Google アナリティクスでディメンションと指標が自動的に入力されます。

タグ設定サーバーにデータを送信する

サーバーサイド タグ設定を使用すると、一部のタグをウェブサイトまたはアプリからサーバーに移動できるため、パフォーマンスが向上します。サーバーサイド タグ設定の詳細

すべてのイベントを Google アナリティクスではなくタグ マネージャーのサーバー コンテナに送信するには、次のパラメータを設定する必要があります。

1. [設定] メニューを開きます。
2. 以下の新しい設定パラメータを追加して、サーバー コンテナの URL を設定します。
   • 名前: server_container_url
   • 値: タグ マネージャーのサーバー コンテナのサーバー コンテナ URL に設定します

結果: 設定パラメータは次のようになります。

ユーザー プロパティを設定する

ユーザー プロパティとは、言語設定や地域など、ユーザーベースのグループを説明する属性を指します。ユーザー プロパティを使用してオーディエンスを定義できます。

たとえば、favorite_food というユーザー プロパティを設定して、各ユーザーの好きな食べ物を記録し、そのデータをもとに、好きな食べ物でユーザーを分類できます。

アナリティクスでは、一部のユーザー ディメンションが自動的に収集されるため、それらのユーザー プロパティを定義する必要はありません。Google アナリティクス 4 プロパティごとに、最大 25 個のユーザー プロパティを追加設定できます。

カスタムのユーザー プロパティを測定するには、新しい [Google タグのイベント設定] 変数を作成して、Google タグに割り当てる必要があります。

7. Google タグを保存します。

ステップ 2: トリガーを作成する

次に、ユーザーがウェブサイトを読み込む際に Google タグを読み込むトリガーをセットアップします。

1. 他のトリガーより先に Google タグが配信されるようにするには、[トリガー] をクリックし、[初期化 - すべてのページトリガー] を使用します。詳細: ページトリガーについて
2. タグに名前を付け、タグ設定を保存します。

結果

タグ設定は次のようになります。

ステップ 3: コンテナを公開する

右上の [送信] ボタンをクリックし、最新の変更を適用してウェブサイトを更新します。

結果

タグをセットアップしたら、Google タグが動作していることを確認します。

タグ マネージャーで追加のタグをセットアップするには、Google タグ マネージャー ガイドをご覧ください。

タグからのデータ送信を確認する

1. Google Tag Assistant を開きます。
2. サイトの URL を入力します。
3. 検出されたすべてのタグが上部に表示されます。Google タグ が表示されているかどうかを確認します。
4. [概要] タブで、タグがイベントを送信しているかどうかを確認します。
   • ✅ イベントを記録してディスパッチしている場合、Google タグは正しくセットアップされています。
   • ❌ Google タグが表示されない場合、またはリクエストが収集されない場合は、下記のセクションでさらにガイダンスをご確認ください。

データを送信するすべてのウェブサイトで Google タグを設定してください。Google タグが検出された場所を確認するには、タグの対象範囲の概要をご覧ください。

タグが見つからない場合

Tag Assistant が Google タグを検出していない場合は、次の点をご確認ください。

• 正しい測定 ID を追加している。
• コードが動作している。読み込み済みのコードは、ブラウザのデベロッパー ツールを使用して確認できます。

リンク先でデータを受信できません

Google タグがページに設置されていると Tag Assistant に表示されるにもかかわらず、データがまったく表示されない場合は、リンク先に Google タグが接続されていない可能性があります。

その場合は、Google タグのページを開くと通知が表示されます。リンク先を既存の Google タグに接続するか、新しい Google タグを作成するかを選択できます。

次のステップ

Google タグをセットアップしたら、必要なデータを送信するように設定されていることを確認します。

Google タグの設定を行う →

関連リンク

• Google タグについて
• Google タグを管理する
• Google タグユーザーを管理する