オフライン コンバージョンをレポートする
標準 Floodlight 列
検索広告 360 は、オフライン コンバージョンとオンライン コンバージョンの両方を自動的にレポートの列([アクション]、[トランザクション]、[収益] など)に組み込みます。このような列をレポートに追加したり、このような列がすでに含まれている保存済みビューを選択したりすることができます。たとえば、[アクション] 列を [キャンペーン] タブに追加した場合、レポート期間中に各キャンペーンで発生したオフラインとオンライン両方のアクションの合計数が表示されます。
カスタム Floodlight 列
オフライン コンバージョンに特化してレポートするには、オフライン コンバージョンに使用する Floodlight アクティビティを含むカスタム Floodlight 列を作成します。こうしたカスタム列を [キャンペーン] タブに追加すると、レポート期間中に各キャンペーンで発生したオフライン アクションの合計数が表示されます。
カスタム Floodlight 列はレポートに表示されるだけでなく、次のようなものとして使用できます。
- 数式列のデータソース
たとえば、次の数式では、オフラインとオンラインのコンバージョン数を合計して、列でレポートされているオフライン コンバージョンに重み付け(多くの価値を割り当て)しています。
(c:"Offline conversions" + .75 * c:"Online conversions")
- 検索広告 360 入札戦略やコンバージョン目標のコンバージョン発生元(下記を参照)
アトリビューション モデルをカスタム Floodlight 列に適用した場合、アトリビューション モデルのタイプによっては、一部のタイプのオフライン コンバージョンしか組み込まれないことがあります。
一部のレポートに必要なクリック ID
オフライン コンバージョンを含めるレポートのタイプによっては、コンバージョンのアップロード時にクリック ID を指定する必要があります。たとえば、訪問者が広告をクリックしたときに、検索広告 360 は、その訪問者を特定のタイプのオーディエンスに関連付けることができます。オフライン コンバージョンをアップロードする際、このようなクリックに対して ID を指定しておくと、訪問者とクリック ID の関連付けに基づいて、オフライン コンバージョンを自動的に特定のオーディエンスに結び付けることができます。
次のレポートの場合、オフライン コンバージョンのうち、クリック ID が指定されていて、かつ、アップロードの時点で発生から 30 日未満のものだけが含まれます。
- Google 広告検索広告向けリマーケティング リスト(RLSA)ターゲットのレポート
- Google 広告地域ターゲットのレポート
- 地域別レポート
- オーディエンス レポート
- 端末タイプ別のセグメントやディメンション(コンバージョンのアップロード時に端末タイプを指定していない場合)
- ラストクリック以外のアトリビューション モデル
検索広告 360 入札戦略やコンバージョン目標でオフライン コンバージョンを使用する
掲載結果履歴を分析する際に次のコンバージョン発生元を選択すると、検索広告 360 入札戦略やコンバージョン目標で自動的にオフライン コンバージョンが使用されます。
- すべての Floodlight アクティビティ
- オフライン コンバージョンを含むカスタム Floodlight 列
- オフライン コンバージョンが含まれているカスタム Floodlight 列を含む数式列
レポートの場合と同様、アトリビューション モデルを入札戦略に適用した場合、アトリビューション モデルのタイプによっては、一部のタイプのオフライン コンバージョンしか組み込まれないことがあります。