一括送信シートを使用してコンバージョンをアップロードする手順の概要は次のとおりです。
- コンバージョンを Google クリック ID に結び付ける予定の場合は、検索広告 360 内で Conversion API サービスを有効にします。
- コンバージョンと訪問に関するレポートをダウンロードします。このレポートには、既存のコンバージョンに関するデータが含まれています(既存のコンバージョンのデータを使用して新しいコンバージョンを作成します)。
- ダウンロードした一括送信シートを編集して、次のいずれかを行います。
- クリック ID または訪問 ID に結び付けられたコンバージョンを追加する: 追加することで、返品や不正行為などの原因を把握できます。
- 広告や、キーワード、商品グループに結び付けられたコンバージョンを追加する: 電話トラッキングなど、各種オフライン コンバージョンを対象とする場合に便利です。
- 既存のコンバージョンに関する情報を変更する: たとえば、オンライン購入後に適用された割引や、返品手数料を伴う返品、クレジット カード決済などについて、コンバージョンの変更が必要になる場合があります。
- 検索広告 360 に再び一括送信シートをアップロードします。
- オフラインで発生したコンバージョンのデータをアップロードする場合は、定期的に、状況を示すタイムスタンプをアップロードします。
次の点にご注意ください。
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ソーシャル エンジンや自動トラッキング エンジンのオフライン コンバージョンをアップロードするには、検索広告 360 Conversions API を使用する必要があります。
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一括送信シートを使ってコンバージョン データをアップロードする際には、一度にアップロードするデータが 100,000 行を超えないようにすることを強くおすすめします。1 つの行につき 1 件のコンバージョンが含まれるので、検索広告 360 では、コンバージョン数が 100,000 を超える一括送信シートは処理できない可能性があります。
- 過去のコンバージョンのアップロードについて:
- キーワード、広告、商品グループ、訪問に結び付けられたコンバージョンは、アップロードされたタイミングに関係なく、強制的にラストクリック アトリビューション モデルが適用されます。Google クリック ID(GCLID)に結び付けられたコンバージョンは、60 日後に強制的にラストクリック アトリビューション モデルが適用されます。
- 次のいずれかの条件が当てはまる場合、GCLID に結び付けられたコンバージョンをアップロードすることはできません。
- コンバージョンのタイムスタンプが 90 日以上前である。
- GCLID の生成日から 90 日を超えている。
- 発生後 90 日を超えているコンバージョンを編集することはできません。
- コンバージョンのタイムスタンプが 2 年以上前のものである場合、コンバージョンをアップロードすることはできません。
- オークションごとの自動入札では、14 日以上前のコンバージョンのタイムスタンプをアップロードすることはできません。
- 一括送信シートを使用して手動でコンバージョン データをアップロードする代わりに、検索広告 360 API を使用してコンバージョン データをアップロードすることもできます。また、サポートされている電話トラッキング ベンダーを利用している場合は、電話トラッキング サービスと統合することで、コンバージョンを自動的にアップロードできます。詳しくは、オフライン コンバージョンのアップロードについての詳細をご覧ください。
一括送信シートではカスタム Floodlight 変数をアップロードできない
一括送信シートでアップロードするコンバージョンにカスタム Floodlight 変数を指定することはできません。オフライン コンバージョンのカスタムデータをアップロードするには、検索広告 360 Conversion API を使用します。