レポートをダウンロードする

アカウントの掲載結果をオフラインで分析してデータをレポート作成システムに統合するには、掲載結果のデータを次のいずれかの方法でダウンロードします。

• Search Ads 360 Reporting API を使用して、検索広告 360 のレポートデータと、商品、顧客、ビジネス目標に関する（たとえば、CRM システムからの）既存のデータとの統合を完全に自動化できます。
• 検索広告 360 管理画面から一括送信シートにダウンロードするか、定期的にダウンロードして検索広告 360 から一括送信シートをメールで配信するよう設定したりできます。デフォルトのダウンロードには検索広告 360 レポートの表に表示されるデータと同じデータが含まれるほか、キャンペーン、広告グループなどの設定を編集するための列が追加されます（ダウンロードするレポートによって異なります）。ダウンロードするデータをカスタマイズすることもできます。

注: 従来の Search Ads 360 Reporting API は、2024 年 6 月 30 日をもってサポートが終了し、廃止されます。すべての新しい開発では、現在オープンベータ版として提供されている新しい Search Ads 360 Reporting AP を使用する必要があります。また、既存の検索広告 360 の実装を新しい API に移行することを強くおすすめします。詳しくは、新しい Search Ads 360 Reporting API のスタートガイドと移行ガイドをご覧ください。

新しい Search Ads 360 Reporting API を使用する（ベータ版）

新しい Search Ads 360 Reporting API では、柔軟性の向上により、カスタム レポートを作成し、レポート作成のアプリケーションやプロセスにデータを統合することができます。単純なクエリ言語を使うと、キャンペーンから、広告の表示につながった特定のキーワードまで、検索広告 360 のすべてのデータを直接クエリすることが可能です。

一括送信シートにレポートをダウンロードする

1. レポートの表に移動します。
   たとえば、キャンペーンのキーワードの掲載結果に関するレポートを作成するには、キャンペーンに移動して、[キーワード] タブをクリックします。

2. レポートの期間を選択します。

3. 必要に応じて次のいずれかを行い、レポートに表示するデータのタイプを調整します。

   • 列の追加や削除を行うか、レポートビューを変更する

   • レポートを分割して細分化する

4. レポートの表で次のいずれかを行って、レポートに含める項目を指定します。

   • 追加する各項目の横にあるチェックボックスをオンにする

   • 表をフィルタリングして、レポート対象の項目だけが含まれるようにする

5. レポートの表の上部にあるダウンロード アイコン をクリックします。

6. ダウンロード パネルで、ダウンロードするデータを必要に応じて調整します。

   • [対象] の一覧でレポートの対象を変更します。
     レポートの表で特定の項目を選択済みの場合は、必ず [対象] リストで [選択したアイテム] を選択してください。
     [現在の対象] を選択すると、現在のレポートの表の対象となっているデータがダウンロードに含まれるようになります。指定したフィルタは、ダウンロードを開始する前に適用されます。たとえば、キャンペーンに移動して [キーワード] タブをクリックし、「完全一致」のキーワードだけを表示するフィルタを使用すると、レポートには、現在のキャンペーン内で完全一致しているキーワードのデータだけが含まれるようになります。

   • [形式] リストを使用して、レポートのファイル形式を選択します。

   • [列] の一覧でダウンロードする列を選択します。

     • 編集可能な項目（再アップロード用）: エクスポートされたファイルに含まれる列で、レポート内の項目の設定を編集できます。ファイルに変更を加えて 検索広告 360 にアップロードし直すことができます。

     • [現在表示されている項目（レポート用）]: エクスポートされたファイルには、レポートの表に表示されている列がすべて含まれます。

   • [含めるタイプ:] の横で、レポートに含めるオブジェクトのタイプを変更できます。たとえば、キーワードと広告を選択すると、レポートの対象範囲内の広告とキーワードごとに 1 行がレポートに含まれることになります。

   • [インプレッションなしの行を含める] チェックボックスをオフにすると、訪問数やインプレッション数が関連付けられていないデータ行は除外されます。ダウンロード パネルから直接ワンクリックで、レポートに含めるデータを絞り込むことができます。たとえば、キャンペーンが一時停止されている場合、ダウンロード レポートにそのキーワードの行が含まれることになっていても、このチェックボックスをオフにすると、アクティビティのない行は除外されます。

   レポートの組み合わせに応じてどの設定がカスタマイズ可能かを確認する

   次の表に、レポート対象のオブジェクトとダウンロードに含めるオブジェクトに基づいて、どのダウンロード設定が利用可能かを示します。

   • ファイル形式: Excel CSV / カンマ区切り CSV、または XLSX / XLS / Excel CSV / カンマ区切り CSV のどちらかを選択できます。
   • 編集可能なファイル: 編集可能な列を選択できます。
   • 管理画面でダウンロード / メール: レポートをメールで送信するか、管理画面でファイルをダウンロードできます。

   含めるタイプ → 対象 ↓	広告主	エンジン アカウント	キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告
   代理店	Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面でダウンロード / メール	Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面でダウンロード / メール	Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面でダウンロード / メール
   広告主	該当なし	Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面でダウンロード / メール	Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面でダウンロード / メール
   エンジン アカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告	該当なし	該当なし	XLSX / XLS / Excel CSV / カンマ区切り CSV 編集可能 管理画面からダウンロード

7. ブラウザのダウンロード ディレクトリにダウンロードするのではなくメールでレポートを受け取る場合は、[レポートのメール通知] チェックボックスをオンにします。
   レポートの生成が終了すると、指定したアドレスにメールが自動的に送信されます。このメールにダウンロード リンクが記載されています。

   ダウンロード リンクではなくメールの添付ファイルとしてレポートを受け取るには、[このファイルを添付ファイルとして追加する] チェックボックスをオンにします。

8. 必要に応じて、[ダウンロードのスケジュール設定] をクリックして、レポートを定期的に作成するスケジュールを設定します。

9. [ダウンロード] をクリックします。
   検索広告 360 でレポートが生成されると、選択した配信オプションに応じて、ブラウザのダウンロード ディレクトリにファイルがダウンロードされるか、メールが送信されます。

   レポートのダウンロードを選択した場合に、レポートのサイズが非常に大きいと、レポートの生成に時間がかかることがあります。レポートの生成中も検索広告 360 は使用できます。ステータスバーにレポート生成の進行状況が表示されます。生成が終了すると、ステータスバーに [ダウンロード] が表示されます。これをクリックするとレポートがダウンロードされます。

大きな Excel ファイル（100,000 行以上）のダウンロードは、メールで受信するレポートでのみ機能します。管理画面で直接ダウンロードするレポートでは機能しません。