特定の場所の周囲にいるユーザーにアプローチする

[近隣地域ターゲティング] ルールを使用すると、特定の場所の周辺にいるユーザーを対象にして、特定のクーポンや商品を表示できます。近隣地域ターゲティングでは、特定の場所を中心に、一定の半径の範囲を設定できます。たとえば、航空会社は、特定の空港の周囲にいるユーザーに向けて、利用可能な格安航空券を宣伝するカスタム メッセージを表示できます。

特定の場所をターゲットに設定するには、ターゲットとする場所の Google 広告 API の正規名リストを格納する列をフィードに追加します。プロフィール内でフィードルールを設定する場合は、[近隣地域ターゲティング] を選択して、指定場所を中心とする半径の長さを設定します。デフォルト半径設定を選択するか、カスタム半径(1~2,000 km)を設定できます。

広告が配信される際、その半径内で適合するフィード コンテンツがサーバーによって選択されます。適合するコンテンツが複数ある場合は、距離が最も近いフィード行から順に選択されます。

フィードを作成する

  1. まず、フィード テンプレートを開きます。出発点としてこちらのサンプル フィードをご覧ください。
  2. フィードを設定します。 詳細
  3. 地域ターゲティング列を追加します。Google Ads API(AdWords API)の正規名を格納する列をフィードに追加します Google Ads API。各コンテンツ行に適切な地域値を入力します。Google Ads API(AdWords API)に表示されているとおりの形式で、正確に値を設定してください Google Ads API。詳細については、地域ターゲティングの形式に関するガイドラインをご確認ください。
  4. 範囲の広い地域ターゲティング行を 1 つまたは複数作成して、対象地域外のユーザーに表示するようにします。たとえば、カナダ国内の空港リストをターゲットに設定する場合は、カナダにいる人すべてを対象とするコンテンツ行を追加できます。
    1. これらの行のうち 1 つまたは複数をデフォルト行として設定します。デフォルト行を設定しない場合、フィード内の地域の中心点からの指定半径範囲内に入っていないユーザーは、どのフィード コンテンツにも一致するとみなされず、デフォルト広告が表示されます。上の例では、カナダのコンテンツ行をデフォルト行として設定せず、指定した半径が 10 km の場合、すべての空港からの距離が 10 km を超えており、カナダの地理的な中心点からの距離も 10 km を超えているユーザーには、デフォルト広告が表示されます。
デフォルト行を含め、地域ターゲティング列のすべての行に値を設定する必要があります。

スタジオ プロフィールを作成する

  1. スタジオ プロフィールにフィードをアップロードします。
  2. [手順 2: データの管理] に移動します。[データタイプとフィルタ] で、フィード内の各列に適したフィールド タイプを選択します。正規名を含む列の場合は、[正確な地理タイプ] を選択します。
    Setting data types - accurate geographic type
     
  3. [特殊フィールド] で [近隣地域ターゲティング] フィールドを探します。正規名を含む列(手順 2 で選択したのと同じ列名)を選択します。
  4. [手順 3: ルールの管理] に移動します。ルールタイプが [近隣地域ターゲティング] に設定されていること、[概要] に [近隣地域ターゲティング ルール] と表示されていることを確認します。近隣地域ターゲティングでサポートされているローテーション タイプは、[最適化] に限られます。
  5. [管理] をクリックして、フィード内の各場所の周囲をターゲティングするための半径を設定します。
    1. 半径を選択します。
    2. (省略可)正確に調整する必要がある場合は、カスタム半径を選択します。
      1. 単位を選択します(キロメートルまたはマイル)。
      2. 1~2,000 km(または 1~1,242 マイル)の範囲で距離を入力します。小数第 1 位で四捨五入して整数にします(小数点以下は使用できません)。
      3. [OK] をクリックします。
  6. [手順 4: コードの生成] で、ダイナミック コードが生成されます。
    1. Google Web Designer を使用している場合、このコードは不要です。スタジオ プロフィールを接続してクリエイティブのデータをバインドするだけです。
    2. 他の HTML エディタを使用している場合は、ダイナミック コードをクリエイティブ ファイルに追加します。
  7. Google Web Designer からスタジオにパブリッシュするか、完成したクリエイティブをスタジオにアップロードします。
  8. 近隣地域ターゲティングは、公開プロフィールでのみプレビューできます。下書きプロフィールでは使用できません。プレビューするには、まずプロフィールを公開してください。
  9. [手順 5: プレビュー] に移動します。フィルタ条件として使用する場所を選択するか入力して、[適用] をクリックします。指定半径内の都市や郵便番号を選択して、正しいコンテンツが表示されるか確認することもできます。たとえば、パリ シャルル ド ゴール空港をターゲティングしている場合、ロワシー アン フランスを選択すると、シャルル ド ゴール空港に関するコンテンツが表示されるはずです。

よくある質問

緯度と経度の座標はサポートされていますか?

いいえ。現在のところ、サポートされているのは場所の正規名に限られます。

近隣地域ターゲティングでクリエイティブ コンテンツをランダムにローテーションできますか?

はい。コンテンツをランダムにローテーションするには、依存選択を使用します。近隣地域ターゲティング ルールで使用するフィードを親フィードにします。ローテーションさせるコンテンツを格納した子フィードを作成して、親フィードと子フィードの両方の制御列を使用してマッチングを行い、ローテーションさせるコンテンツを選択します。

場所ごとに複数のコンテンツ バリエーションを用意しているにもかかわらず、テストレポートでは、1 つの場所に 1 つのコンテンツしか表示されませんでした。なぜですか?

近隣地域ターゲティング キャンペーンの場合、最適化ローテーションが開始するまで数週間かかります(インプレッション数に応じて変わります)。最初は、広告配信やレポート作成において、1 つの場所で 1 つの行しか表示されないことがあります。クリエイティブの配信後しばらくすると、サーバーはランダムに行を選択し始めるようになります。その後、サーバーは掲載結果が最も優れている行を選択するようになります。

早くランダム表示にするには、2 つのフィードを用いて依存選択を使用します。たとえば、近隣地域ターゲティングを設定した親フィードを使用して、空港を選択します。次に、その空港に合致する列を持つ子フィードを使用して、その空港用のコンテンツをランダムに選択します。

フィード行に基づいて半径を変更することは可能ですか?

いいえ、できません。半径はフィード全体にわたって常に同一です。半径が異なる複数の場所をターゲティングするには、半径ごとに別のフィードを使用します。

近隣地域ターゲティングと他のダイナミック ルールを混在させることはできますか?

1 つのフィード内に近隣地域ターゲティングと他のルールを混在させることはできません。近隣地域でフィルタリングした後に別の列で再度フィルタリングすることはできません。ただし、依存選択を使用すると、子フィードにルールを適用できます。

正規名を使用する際、どの場所タイプを利用できますか?郵便番号は使用できますか?都市は使用できますか?空港は使用できますか?

The Google 広告 API は、郵便番号や都市、空港、大学、DMA 地域など、20 種以上の領域タイプをサポートしています。詳細については、ターゲット タイプの全リストをご覧ください。

ユーザーが 2 つの指定場所の半径内に位置している場合、どちらの行が選択されますか?

最も近い場所が選択されます。たとえば、ユーザーの位置が空港 1 から 50 km、空港 2 から 80 km の場合、空港 1 向けのコンテンツが表示されます。

一部の場所が「不明」と報告されるのはなぜですか?

正確な場所が取得できない場合があります。この場合、レポートでは「不明」と表示されます。

プロフィールが下書きのときにプレビューすることはできますか?

いいえ。現在のところ、近隣地域ターゲティングは、公開プロフィールでのみ利用可能です。

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