仕組み
このプロセスは、ウェブサイトのアドレスの所有権の確認と申請の 2 段階で行われます。
- ウェブサイトのアドレスの所有権を確認するときは、アカウントのユーザーの 1 人がウェブサイトの正当な所有権を持つオーナーであることを証明します。所有権の確認を行うことによって、ウェブサイトに対する特別なアクセス権が Google に付与されることはありません。なお、後で申請を行えるのは、ウェブサイトの所有権を確認したユーザーのみです。
- ウェブサイトのアドレスを申請するときは、所有権をウェブサイト アドレスと Merchant Center アカウントを関連付けてリンクを作成します。ウェブサイトのアドレスとアカウントをリンクすると、アカウント専用にウェブサイトのアドレスが予約されます。
- e コマース プラットフォームによっては、Google Merchant Center や Google Search Console でウェブサイトの所有権を確認する際に利用できる他のオプションが提示される場合があります。詳しくは、ご使用のプラットフォームのサポート窓口にお問い合わせください。
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手順
ウェブサイトのアドレスを追加し、所有権を証明する
ステップ 1: ウェブサイトのアドレスを追加する
- Merchant Center アカウントにログインします。
- ナビゲーション メニューでツールアイコン
をクリックします。
- [ツール] から [ビジネス情報] を選択します。
- [ウェブサイト] タブをクリックします。
- オンライン ショップの URL を http:// または https:// から入力します。ご自身が所有し、管理しているドメインを使用してください。
- [続行] をクリックします。
ステップ 2: ウェブサイトの所有権を確認する
ウェブサイトの所有権を確認するには、以下の 4 つの方法のいずれかを使用します。
HTML タグを追加する
- 選択基準: 所有権を確認するサイトのインデックス ページに HTML コードを追加できる場合に選択します。
HTML ファイルをアップロードする
- 選択基準: 所有権を証明するサイトをホストするサーバーに、新しいファイルを追加できる場合に選択します。
ウェブサイトを Google タグ マネージャーに接続する
- 選択基準: Google タグ マネージャーのアカウント レベルの管理者である場合に選択します。
ウェブサイトを Google アナリティクスに接続する
- 選択基準: 所有権を証明するサイトにすでにリンクされている Google アナリティクス アカウントの管理者権限がある場合に選択します。
- サードパーティのプラットフォーム(Shopify など)を使用している場合、この方法ではうまくいかないことがあります。そのような場合は、HTML タグを使ってサイトの所有権を証明することをおすすめします。
サイトのインデックス ページの HTML コードを編集できる場合は、ホームページにメタタグ(HTML コードの行)を追加してウェブサイトの所有権の確認を行うことができます。このタグは単なるマーカーであり、サイトへのアクセス権や許可を Google に与えるものではありません。
手順
- このメタタグをコピーして、サイトのホームページの <body> セクションの前にある <head> セクション内に貼り付けます。
- 右下にある [ウェブサイトの所有権を確認] ボタンをクリックして、所有権の確認手続きを開始します。
ウェブサイトのアドレスを送信すると、Google Search Console から確認メールが届きます。
サーバーに新しいファイルを追加できる場合は、HTML ファイルのアップロードによってサイト URL の所有権証明を行うことが可能です。
手順
- Merchant Center アカウントにログインします。
- [ウェブサイト] タブでリンクをクリックして HTML ファイルをダウンロードします。これにより、サイトのカスタム HTML ファイルが生成されます。
- このファイルをウェブサーバーにアップロードします。ファイルは、以下の例に示すパスでアクセスできる必要があります。
- 「https://www.example.com」の所有権を証明するには、「https://www.example.com/<filename>.html」でファイルにアクセスできる必要があります。
- 一方、「https://www.example.com/shop1」の所有権を証明する場合は、「https://www.example.com/shop1/<filename>.html」でファイルにアクセスできる必要があります。
- 手順で示されているサイトアドレスにアクセスして、ファイルが正しくアップロードされていることを確認します。
- 右下にある [ウェブサイトの所有権を証明] ボタンをクリックして、所有権の証明手続きを開始します。
手続きが開始されると、Google Search Console から確認メールが届きます。
Google タグ マネージャーのアカウント レベルの管理者である場合は、この方法をご検討ください。
手順
- Google タグ マネージャーのアカウントを作成する際に取得し、ウェブサイトに配置したコンテナ インストール用のコード スニペットを確認します。
- サイトのホームページの開始タグ <body> のすぐ後ろに、タグ マネージャー コードに含まれる <noscript> タグが配置されていることを確認してください。
- 右下にある [ウェブサイトの所有権を確認] ボタンをクリックして、所有権の確認手続きを開始します。選択したウェブサイトのアドレスが、コンテナ ID を含むサイトのページであることを確認してください。
手続きが開始されると、Google Search Console から確認メールが届きます。
すでに Google アナリティクスを使用していて、アナリティクスのアカウントに対する編集権限がある場合は、この方法を使用できます。
手順
- Google アナリティクス アカウントで Google タグが設定されていることを確認します。
- タグが設定されている場合は、そのウェブページの開始タグ <head> の直後にタグが挿入されているのを確認できます。Google アナリティクスを使用してサイトの所有権を証明するには、サイトの少なくとも 1 つのページにタグを設定する必要があります。
- タグが設定されていない場合は、設定方法を確認します。
- 右下にある [ウェブサイトの所有権を確認] ボタンをクリックして、所有権の確認手続きを開始します。選択した URL が、アナリティクスの Google タグを含むサイトのページであることを確認します。
手続きが開始されると、Google Search Console から確認メールが届きます。
Shopify などのフレームワークやツールには標準的な方法で Google アナリティクスが実装されていないため、「malformed tag」や「wrong format」などのエラー メッセージが表示されます。その場合は、ご使用のフレームワークまたはツールのサポートに連絡して、所有権の証明方法についてご確認ください。
ウェブサイトを申請する
ウェブサイトの申請を行うと、Merchant Center アカウントに関連付けられたウェブサイトを使用する独占的権利が与えられます。
ウェブサイトを申請するには、Merchant Center アカウントにログインし、右下にある [ウェブサイトを申請] ボタンをクリックします。申請を行えるのは、ウェブサイトの所有権を確認したユーザーのみです。すでにフィードを作成している場合は、ウェブサイトの申請後にフィードを再取得する必要があります。Content API を使用している場合は、再クロールされるようにフィードを再アップロードする必要があります。
まれなケースですが、所有権が確認されていないのに、申請が受理された状態になっていることがあります。ウェブサイトの所有権の証明と申請を済ませた後で証明が失効すると、アカウントは短い期間、この状態になることがあります。
その他のオプション
自動確認
サイトで Google アナリティクスを使用している場合などは、ウェブサイトの所有権を証明するのに必要な情報がすでに Google に登録されている可能性があります。この場合、[ビジネス情報] 画面でウェブサイトのアドレスを入力して [続行] をクリックすると、処理が自動的に開始されます。詳しくは、ウェブサイトの自動確認についてをご覧ください。
サードパーティの e コマース プラットフォームを使用している場合
ショップのウェブサイトがサードパーティの e コマース プラットフォームでホストされている場合、プラットフォームによって提供される別のオプションでウェブサイトの所有権の確認ができることがあります。詳しくは、ご使用のプラットフォームのサポート窓口にお問い合わせください。
複数のウェブサイトの所有権の証明と申請を行う
マルチクライアント アカウントを使用すると、複数のアカウントを管理して、各アカウントを別々のウェブサイト アドレスに関連付けることができます。
通常、親アカウントでは、最上位アドレス(https://example.com など)の所有権の確認と申請を行います。これにより、各サブアカウントに申請が自動的に継承され、申請を行ったウェブサイト アドレスの下位のパス(https://example.com/forum、https://example.com/shop1 など)にサブアカウントのウェブサイト アドレスを設定できるようになります。
別の方法として、それぞれのサブアカウントで、異なるウェブサイトの所有権の確認と申請を行うこともできます。詳しくは、マルチクライアント アカウント向けのウェブサイト URL の所有権の確認と申請に関する記事をご覧ください。
関連リンク