広告や測定の戦略が複雑になってきたら、組織を使って以下の管理を一元化すると効果的です。
- サービス アカウント
- ユーザー
- 料金
- サービス間の統合
初期設定の手順に沿って組織を作成し、管理者を追加し、サービス アカウントをリンクすると、組織のメリットをすべて活用できるようになります。
組織とサービスのリンクを管理する
組織の主なメリットの 1 つは、サービス アカウントの中心となるハブを作れることです。
詳細情報:
- サービス アカウントを組織にリンクするメリット
- Google 広告アカウントを組織にリンクする
- アカウントのリンク設定、リンク解除、移動の方法
- サービスのレベルを 360 にアップグレードする
- アナリティクス アカウントへの管理者権限を復旧する
- 変更履歴をチェックする
- データ処理の修正条項に関する情報を管理する
ユーザーを管理する
ユーザーには、組織単位の権限を持つユーザーと、アカウント単位の権限を持つユーザーがいます。
組織単位の権限を持つユーザーは、組織自体の管理からサービス アカウントやユーザーの管理まで、管理者としてのさまざまな役割を担います。
サービス単位の権限を持つユーザーは、サービスの状況に応じて役割が変わります。
組織では、ユーザーの追加と削除、組織やリンクされているサービス アカウントの権限の管理ができます。
ユーザー管理の詳細:
料金と利用状況を確認する
組織では、料金に関するすべての情報(オーダー、請求先アカウント、請求書など)やサービス アカウントの使用状況を 1 つの画面で確認できます。
サービス統合を管理する
マーケティング プラットフォームの広告用サービスと分析用サービスを併用することのメリットとしては、これらのサービスの間、プラットフォーム サービスと他の Google サービスの間、プラットフォーム サービスとサードパーティのサービスの間でデータ共有を統合できることが挙げられます。
サービス間のデータ共有では、次のようなことが可能です。
- ディスプレイ&ビデオ 360 のデータをアナリティクスにエクスポートして、アナリティクスのレポートでデータを分析し、そのデータを使ってアナリティクスでユーザーリストを作成して、ディスプレイ&ビデオ 360 に再度エクスポートし、マーケティング キャンペーンに使用する。
- 自社データやカスタム オーディエンスを BlueKai や LiveRamp からディスプレイ&ビデオ 360 にインポートして、ターゲティングと抑制を行う。
マーケティング プラットフォームの連係センターには次の機能があります。
- 現在の統合のリストとそれぞれの設定へのアクセス
- 設定可能な統合のサービス別リスト