Gmail の場合、アカウントの委任と受信トレイの共有の意味するところは同じです。ユーザーやグループを代理人に指定して自分の Gmail アカウントへのアクセスを許可すると、代理人は受信トレイで次の操作ができます。
- フィルタ(ルール)でメールを自動的に振り分ける
- メールをアーカイブしてやりとりの記録を残す
- ラベルを使用してメールのステータスを管理する
- 送信者として代理人名を表示する、または表示しない
代理人は、あなたのメールを閲覧、送信、削除できますが、あなた名義で他のユーザーとチャットしたり、あなたの Gmail パスワードを変更したりすることはできません。代理人が送信するメールには、代理人のメールアドレスが表示されます。
職場や学校などの組織で Gmail を使用している場合は、グループを代理人に指定できます。このため、グループ メンバーを介して委任を簡単に管理できます。
委任アカウントと共同トレイの違い
共同トレイは、Google グループで作成するグループの一種です。
- メンバーはメールを送信するだけでなく、他のメンバーに会話を割り当てたり、会話をタスクとして追跡したりすることができます。
- 共同トレイにはメールアドレスがあり、ユーザーは Gmail などのメール クライアントを使って共同トレイのメールを送受信することができます。詳しくは、別のアドレスやエイリアスからメールを送信するをご覧ください。