キーワード ステータスは、キーワードが有効かどうかを示します。キーワードが広告の表示に使用されていない場合は、その原因が表示されます。
この記事では、キーワード ステータスを確認する方法、ステータスの種類、各ステータスの意味について説明します。
キーワード ステータスを確認する
キーワード ステータスを確認すると、広告が掲載中かどうかがわかります。キーワードのステータスを確認する手順は次のとおりです。
手順
キーワード ステータスは、データ表の [ステータス] 列で確認できます。確認方法は次のとおりです。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [検索キーワード] をクリックします。
- 各キーワードの行の [ステータス] 列を確認します。ここに、キーワードの現在のステータスが表示されます。
キーワードのステータスの種類
次のステータスがあります。
ステータスの種類 | 例 |
無効 | キャンペーン一時停止中、広告グループ削除済み |
有効 | キーワードが有効な状態で、広告の表示が可能です |
有効(制限付き) | 検索ボリュームが少ない、単価が推定入札単価(1 ページ目)を下回っています |
保留中 - 審査中 | キーワードは審査中です。審査が完了するまで、広告は表示されません。審査には 1 営業日ほどかかります。 |
ステータスの意味
キーワード ステータスは、ターゲット顧客への広告表示にキーワードが役立っているかどうかを示します。通常、キーワードは、3 つの一般的なステータスのいずれかになります。
- 広告が表示されている
- キーワード、広告グループ、またはキャンペーンを一時停止または削除したため、広告が表示されていない
- アカウントまたはキーワードに問題があるため、広告が表示されていない
キーワードの各ステータスとその意味は次のとおりです。
キーワードのステータス | 具体的な内容 | 次のステップ |
無効 | キャンペーン一時停止中: キャンペーンを一時停止したため、キーワードが無効になっています。キャンペーンを一時停止すると、そのキャンペーン内のキーワードを使用して広告を表示することもできなくなります。 | キャンペーンの再開方法を確認します。 アカウントに移動して、一時停止中のキャンペーンを有効にします。 |
キャンペーン保留中: キャンペーンの開始予定日がきておらず、まだ広告が表示されないため、キーワードが無効になっています。 | キャンペーンの開始日の変更方法を確認します。 | |
キャンペーン削除済み: これらのキーワードを含むキャンペーンを削除したため、キーワードが無効になっています。 | キャンペーンを再度有効にする方法を確認します。 | |
キャンペーン終了: キャンペーンで指定されている終了日を過ぎたため、キーワードが無効になっています。 | キャンペーンの終了日の変更方法を確認します。 アカウントに移動して、キャンペーンの終了日を調整します。 | |
広告グループ一時停止中: 広告グループを一時停止したため、キーワードが無効になっています。広告グループを一時停止すると、その広告グループ内のキーワードを使用して広告を表示することができなくなります。 | 広告グループの再開方法を確認します。 | |
広告グループ削除済み: 広告グループを削除したため、キーワードが無効になっています。広告グループを削除すると、その広告グループ内のキーワードを使用して広告を表示することができなくなります。 | 広告グループを再度有効にする方法を確認します。 | |
一時停止 | 広告主様によって一時停止されたため、キーワードが無効になっています。キーワードを一時停止すると、再開するまでは広告の表示に使用されず、追加費用も発生しません。 | キーワードを有効にする方法を確認します。 |
一時停止(サブのステータスが「アクティビティが少ないため一時停止されているキーワード」) | 過去 13 か月間にインプレッションが発生しなかったため、キーワードが無効になっています。アクティビティが少ないキーワードは自動的に一時停止され、Google 広告アカウントに一時停止の通知が届きます。 | アクティビティが少ないキーワードの自動一時停止について確認します。 |
削除済み | 広告主様によって削除されたため、キーワードが無効になっています。削除されたキーワードは、広告の表示には使用されません。 | キーワードを追加する方法を確認します。 アカウントに移動して、キーワードを追加します。 |
有効 | キーワードが有効な状態で、広告の表示が可能です。 | 特別な操作は必要ありません。 |
不承認 | キーワードが無効で、広告の表示には使用されません。通常、キーワードが不承認となるのは、広告掲載のポリシー(たとえば、リンク先や最終ページ URL に関するポリシー)に違反している問題があるためです。 | ステータスのふきだしにカーソルを合わせると詳細が表示されます。広告掲載のポリシーで、キーワードがポリシー違反に該当していないか確認します。 アカウントに移動して、不承認の広告を修正します。 |
有効(制限付き) | 単価が推定入札単価(1 ページ目)を下回っています: キーワードは有効な状態で、広告の表示が可能です。ただし、Google 検索の検索結果の最初のページに広告を表示するには至っていません。 | 検索結果の 1 ページ目に広告を掲載する方法を確認します。 |
検索ボリュームが少ない: Google 関連サイトでそのキーワードの検索トラフィックが少ないため、キーワードが無効になっており、広告が表示されていません。ユーザーの検索内容との関連性が低いか、具体的すぎるまたは一般的ではないキーワードであることが考えられます。 | 検索数が増えればキーワードは再度有効になり、そのキーワードによる広告の表示も再開されます。キーワード プランナーを使ってキーワード候補やトラフィックの見積もりを取得する方法を確認します。 | |
品質スコアが低いため、ほとんど表示されていません: 品質スコアが低いため、キーワードが無効になっており、広告の表示に使用されません。 | キーワードを削除して、より関連性の高いキーワードを追加することをご検討ください。ランディング ページなどの他の要因も、品質スコアに影響する場合があります。詳しくは、品質スコアについてをご確認ください。 | |
一致するページが少なすぎます: 一致するページがほとんどないため、キーワードが一時的に停止されています。このキーワードは、ディスプレイ ネットワークのコンテンツの中では一般的でないと考えられます。 | より関連性の高いキーワードをアカウントに追加することをご検討ください。 |
ヒント: 広告とキーワードを改善してアカウントを最適化してください。