英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、とロシア語で 、絞り込み部分一致の動作はフレーズ一致と同一になります(詳細: 他の言語におけるこの変更の適用時期)。フレーズ一致も絞り込み部分一致も、今後はキーワードと同じ意味の内容を含む検索と一致します。
- 移行期間中は、絞り込み部分一致キーワード(「+キーワード」形式)の新規作成も可能です。絞り込み部分一致キーワードの動作は、フレーズ一致(「"キーワード"」形式)の新しい動作と同じになります。このため、今後作成するキーワードはフレーズ一致に絞ることをおすすめします。
- 絞り込み部分一致を、キーワード内の一部の単語にのみ適用することはできなくなります。たとえば +moving services(「+引っ越し サービス」)というキーワードの場合、両方の語が絞り込み部分一致扱いとなり、+moving +services や "moving services" と同じように動作します。
- 2021 年 7 月には、絞り込み部分一致キーワードの新規作成ができなくなります。ただし、既存の絞り込み部分一致キーワードによる広告表示は、新しいマッチング動作で続行されます。
- キーワードの入札単価と URL は引き続き編集できますが、キーワードのテキストを編集しようとすると、マッチタイプがフレーズ一致に更新されます。
絞り込み部分一致キーワードを追加する手順は下記のとおりですが、今後追加するキーワードでは代わりにフレーズ一致を使用することをおすすめします。上記以外の言語をご使用の場合、絞り込み部分一致は 2021 年 7 月まで従来どおりに動作します。
絞り込み部分一致(従来動作): 絞り込み部分一致では、キーワード内の + 記号を付けた語が順不同ですべて含まれる検索が広告の表示対象となります。+ 記号付きの語の前後や間に他の語句が入っていても、一致と見なされます。たとえば、「+赤 +靴」というキーワードの場合、「赤い靴 セール中」や「男性用の赤い靴」という検索語句と一致しますが、「青い靴」や「赤いトレッキング シューズ」という検索語句とは一致しません。こうした仕組みにより広告と検索との関連性が高まり、クリック率(CTR)とコンバージョン率の向上につながります。絞り込み部分一致キーワードを使用する手順は下記のとおりです。
手順
- Google 広告アカウントにログインします。
- 左側のページメニューで [キーワード] をクリックします。
- 青いプラスボタン
をクリックします。
- 絞り込み部分一致キーワードを追加する広告グループを選択します。
- 部分一致キーワードを入力します。その際、ユーザーの検索にそのまま含まれている必要がある語の前に + 記号を付けます。詳しくは、フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更についてをご確認ください。
- [保存] をクリックします。
既存の部分一致キーワードを絞り込み部分一致キーワードに変更する方法
- Google 広告アカウントにログインします。
- 左側のページメニューで [キーワード] をクリックします。
- 編集するキーワードにカーソルを合わせて、鉛筆アイコン
をクリックします。
- 絞り込み部分一致に設定する語句の前にプラス記号(+)を付けます。
- [保存] をクリックします。
ヒント
プラス記号(+)と単語の間にスペースを入れないでください。
- 正しい例: +革 +靴
- 誤った例: + 革 + 靴
右から左に読む言語のキーワードの場合は、語句の右側にプラス記号を追加します。次に例を示します。
- 正しい例: עור +נעליים+
- 誤った例: עור +נעליים+
1 つのキーワードに絞り込み部分一致と他のマッチタイプを混在させることはできません。
- 正しい例: +男性用 +赤 +セーター
- 誤った例: +男性用 [赤いセーター]
キーワードの一部の語句に「+」が含まれていない(たとえば、+赤 +野球帽子)場合、「+」のない語句は部分一致として扱われますが、「+」が含まれている語句(または類似パターン)が検索に含まれている場合にのみ広告が表示されます。
絞り込み部分一致のマッチタイプで除外キーワードは設定できません。部分一致の除外キーワードでは、「+」記号の有無にかかわらず同じテキストを使用するのであれば同じ結果を得られます。以下の例では、2 つのキーワードが同じ検索をブロックしています。除外キーワードの仕組みの詳細
- 部分一致: 革靴
- 部分一致: +革 +靴
フレーズ一致または完全一致のキーワードに対応する絞り込み部分一致を追加する方法
絞り込み部分一致は、部分一致キーワードにしか設定できません。完全一致とフレーズ一致のキーワードのみをターゲットに設定し、かつ一致率を高めたい場合は、個別の広告グループを作成し、キーワードの各語句に絞り込み部分一致キーワードを追加しましょう。機能語(例: 「の」や「に」)、あるいは宣伝する商品やサービスと直接関連のない語句に「+」を追加することはおすすめしません。
完全一致のキーワード | 対応する絞り込み部分一致のキーワード |
---|---|
「買う 青 スエード 靴」 「購入 青 スエード 靴」 「ショップ スエード 靴」 |
+買う +青 +スエード +靴 +購入 +青 +スエード +靴 +ショップ +スエード +靴 |
「青 スエード 靴」 「スエード 青 靴」 「スエード 靴 青」 |
+青 +スエード +靴 |