絞り込み部分一致を使うと、プラス記号を付けたキーワード(例: +青、+スエード、+靴)やその類似パターンが検索語句に含まれる場合にのみ広告が掲載対象となります。これによりターゲティングの精度とクリック率(CTR)がともに向上し、サイトにアクセスして購入する顧客やその他のコンバージョンの増加につながります。この記事では、絞り込み部分一致キーワードの設定方法を説明します。
注: 「+」が指定された個々の語句の類似パターンやこれらの語句を 1 つのキーワードに組み合わせたものに対しても広告が表示される可能性があります。
手順
- Google 広告アカウントにログインします。
- 左側のページメニューで [キーワード] をクリックします。
- 青いプラスボタン
をクリックします。
- 絞り込み部分一致キーワードを追加する広告グループを選択します。
- 直前にプラス記号(+)を付けて部分一致のキーワードを入力します(それと完全に同じ語句か類似パターンが検索語句に含まれている場合に広告が表示されるようになります)。
- [保存] をクリックします。
既存の部分一致キーワードを絞り込み部分一致キーワードに変更する方法
- Google 広告アカウントにログインします。
- 左側のページメニューで [キーワード] をクリックします。
- 編集するキーワードにカーソルを合わせて、鉛筆アイコン
をクリックします。
- 絞り込み部分一致に設定する語句の前にプラス記号(+)を付けます。
- [保存] をクリックします。
ヒント
プラス記号(+)と単語の間にスペースを入れないでください。
- 正しい例: +革 +靴
- 誤った例: + 革 + 靴
右から左に読む言語のキーワードの場合は、語句の右側にプラス記号を追加します。次に例を示します。
- 正しい例: עור +נעליים+
- 誤った例: עור +נעליים+
1 つのキーワードに絞り込み部分一致と他のマッチタイプを混在させることはできません。
- 正しい例: +男性用 +赤 +セーター
- 誤った例: +男性用 [赤いセーター]
キーワードの一部の語句に「+」が含まれていない(たとえば、+赤 +野球帽子)場合、「+」のない語句は部分一致として扱われますが、「+」が含まれている語句(または類似パターン)が検索に含まれている場合にのみ広告が表示されます。
絞り込み部分一致のマッチタイプで除外キーワードは設定できません。部分一致の除外キーワードでは、「+」記号の有無にかかわらず同じテキストを使用するのであれば同じ結果を得られます。以下の例では、2 つのキーワードが同じ検索をブロックしています。除外キーワードの仕組みの詳細
- 部分一致: 革靴
- 部分一致: +革 +靴
フレーズ一致または完全一致のキーワードに対応する絞り込み部分一致を追加する方法
絞り込み部分一致は、部分一致キーワードにしか設定できません。完全一致とフレーズ一致のキーワードのみをターゲットに設定し、かつ一致率を高めたい場合は、個別の広告グループを作成し、キーワードの各語句に絞り込み部分一致キーワードを追加しましょう。機能語(例: 「の」や「に」)、あるいは宣伝する商品やサービスと直接関連のない語句に「+」を追加することはおすすめしません。
完全一致のキーワード | 対応する絞り込み部分一致のキーワード |
---|---|
「買う 青 スエード 靴」 「購入 青 スエード 靴」 「ショップ スエード 靴」 |
+買う +青 +スエード +靴 +購入 +青 +スエード +靴 +ショップ +スエード +靴 |
「青 スエード 靴」 「スエード 青 靴」 「スエード 靴 青」 |
+青 +スエード +靴 |