カスタムテストを設定する

元のキャンペーンからカスタムテストを作成し、元のキャンペーンとテストのパフォーマンスの推移を比較できます。元のキャンペーンのトラフィックと予算を利用しながら、テストとしてキャンペーンに変更を加えることで、費用対効果の高い戦術を判断するのに役立てることができます。

この記事では、カスタムテストの設定方法について説明します。広告バリエーションの設定動画テストの設定も行えます。必要に応じて、テストページについてもご覧ください。

カスタムテストに関する注意事項

  • カスタムテストは、検索キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、動画キャンペーン、ホテル広告キャンペーンでのみ使用できます。アプリ キャンペーンおよびショッピング キャンペーンではカスタムテストを作成することはできません。

    テストを作成する前に、サポートが終了した以下の広告タイプが基本のキャンペーンから削除されていることをご確認ください。

    • テキスト広告
    • 拡張テキスト広告

    サポートが終了した広告タイプは、テストでは作成できません。

  • アプリアセットのテストはアプリ キャンペーンで行うことができます。詳しくは、新しいアプリアセットのテストを作成する方法をご覧ください。
  • 1 つのキャンペーンに 5 つのテストのスケジュールを設定することができますが、一度に実施できるテストは 1 つだけです。
  • テストの広告の審査手続きが完了して広告が実際に配信されるには、多少時間がかかることがあります。かかる時間は元のキャンペーンの大きさによります。広告の審査が完了する前にテストが始まらないよう、テストの開始日を数日後に設定することをおすすめします。
  • 元のキャンペーンからテストに割り当てる予算の割合を決定します。検索キャンペーンでは、Cookie や検索に基づいてテストを分割することもできます。こうしたテストを利用して、どのキャンペーンのパターンが高い成果を上げられるかがわかります。その後、ユーザーにテストのキャンペーンと元のキャンペーンのいずれかのみを表示するか、または両方をランダムに表示するか選択できます。
  • ディスプレイ キャンペーンでは、常に Cookie の分割データを使用して、テストか元のキャンペーンのいずれかのみを表示します。
  • テストが実施されると、その掲載結果を確認できるようになります。
ホテル広告キャンペーンに関する注意事項: 
  • コミッション(宿泊課金型)入札戦略は現在サポートされていません。
  • 広告グループのデフォルトの入札単価を使用する場合は、各ホテルグループの入札単価を更新してください。

留意点

元のキャンペーンに変更を加えた場合、その変更内容はテストには反映されません。テストの実施中に元のキャンペーンかテストに変更を加えると、テストの結果を分析するのが困難になる場合があります。

Cookie ベースの分割データを選択し、オーディエンス リストを使用している場合、カスタムテストを実施するにはリストに 10,000 人以上のユーザーが登録されている必要があります。ユーザー数がそれより少ない場合、結果は精度が落ちる可能性があります。

手順

カスタムテストを設定する

  1. Google 広告の管理画面で、キャンペーン アイコン キャンペーン アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
  3. [テスト] をクリックします。
  4. [すべてのテスト] の表の上にあるプラスボタン をクリックし、[カスタムテスト] を選択します。
  5. [カスタムテスト](すべてのキャンペーン向けに、複数のキャンペーンの最適化を試す)を選択し、[続行] をクリックします。
  6. [テストの設定] で、テストの名前と説明(省略可)を入力します。キャンペーンや他のテストとは異なる名前にしてください。
    1. テストで使用する元のキャンペーンを選択します。選択したキャンペーンが表示され、そのテストが自動的に作成されます。
    2. 元のキャンペーンと区別できるように、テスト キャンペーンにサフィックスを付けます。このサフィックスは、すべてのテスト キャンペーンに追加されます(例: 「Campaign 2 (Holiday_test)」)。
    3. [続行] をクリックして、テストの設定を完了します。次のページでは、テストの変更とテストのスケジュール設定を行えます。
  7. テストを変更するには、最大 2 つの目標を選択して、成功指標を測定します。たとえば、最初の目標として、[クリック数] と [増加] を選択します。
    注: これらの成功指標はキャンペーン レポートでハイライト表示されますが、他の指標も通常どおりレポートに表示されます。
    1. [テスト用の分割データ] で、テストの分割の基準となるトラフィックと予算を選択します。元のキャンペーンとテスト キャンペーンを最も効果的に比較できるよう、50% に設定することをおすすめします。
    2. テストで使用する [詳細設定] オプションを選択します。
      • Cookie ベース(推奨)は、ユーザーをテスト キャンペーンまたは元のキャンペーンにランダムに割り当て、対象のユーザーに元のキャンペーンまたはテスト キャンペーンのいずれかだけが表示されるようにします。
      • 検索ベースは、検索が行われるたびに、テスト キャンペーンと元のキャンペーンのいずれかにユーザーをランダムに割り当てます。あるユーザーが複数の検索を行った場合、テスト キャンペーンと元のキャンペーンの両方がユーザーに表示されます。このオプションでは、Cookie ベースの分割データよりも、統計的に有意な結果をすばやく得られる場合があります。
  8. [テストのスケジュール設定] の [テスト期間] で、開始日と期間を選択します。終了日は、自動的に決定されます。
  9. [保存] をクリックしてテストの作成を完了します。これで、テストの作成が完了し、テストを実行できるようになります。
注: カスタムテストの設定とスケジュールを設定したら、カスタムテストをモニタリングできます。

テストの作成に関するエラーを修正する

テストの作成中にエラーが発生する場合があります。一般的な原因と対処法は次のとおりです。

テスト終了の準備ができたら

テスト結果に満足できたら、テストを元のキャンペーンに適用するか、テストを新しいキャンペーンに変換することができます。

  • テストを元のキャンペーンに適用する場合、テストで試した変更内容が元のキャンペーンに反映されます。
  • テストを新しいキャンペーンに変換したら、結果のキャンペーンですべての変更が適切に適用されていることを確認します。

いずれの場合も、テストの掲載結果データはそのまま使用されます。カスタムテストを適用する

テストを終了する場合は、テストの終了日を変更して 1 日の終わりにテストが停止するようにできます。ページの右上にある [編集] をクリックして、[今すぐ終了] を選択することもできます。キャンペーンの下書きを見つけて編集する

注: キャンペーンのクリエイティブが「設定」または「作成中」のステータスになっている場合、審査は行われません。そのため、下書きが元のキャンペーンに適用されるまで、クリエイティブのステータスは [審査中] となります。

関連リンク

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