検索広告向けデータ セグメントについて

オーディエンスの全体像を 1 か所で把握し、オーディエンスの管理と最適化を簡素化するために、Google 広告では次のような改善が行われました。

  • 新しいオーディエンス レポート
    オーディエンスのユーザー属性、セグメント、除外設定に関する詳細情報がまとめられています。キャンペーン アイコン キャンペーン アイコン をクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[オーディエンス] をクリックします。このレポートページから、オーディエンスを簡単に管理することもできます。オーディエンス レポートについて
  • 新しい用語
    オーディエンス レポート内と Google 広告全体で新しい用語が使用されています。たとえば、「オーディエンス タイプ」(類似、カスタム、購買意向、アフィニティなど)はオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」は「広告主様のデータ」にそれぞれ変更されました。オーディエンスに関する用語やフレーズの更新

広告主様のサイトを訪問したことがあるユーザーが Google や検索パートナーのサイトで検索を行っているときに、検索キャンペーンがカスタマイズされ、そのユーザーに合った検索広告の表示と入札単価の調整が行われます。

仕組み

作成したオーディエンス セグメントには、広告主様のサイトを訪れたものの何も購入しないで離脱したユーザーが含まれるため、オーディエンス セグメントを検索広告のターゲットに設定すると、そのようなユーザーがその後 Google 検索で何か探しているときに、自社商品を再度思い出してもらうことができます。そうした潜在顧客の訪問歴を踏まえて入札単価の設定、広告の作成、キーワードの選択を行いましょう。

検索広告向けデータ セグメントの活用方法:

  • ウェブサイト訪問者とアプリユーザーを対象に、入札単価を調整できます。たとえば、過去 30 日間に広告主様のウェブサイトを訪問したユーザーに対して、入札単価を 25% 引き上げることができます。または、ショッピング カートに商品を追加したものの購入しなかった訪問者に対して、通常とは別の広告を表示します。
  • 広告主様のサイトを最近訪れたユーザーや購入履歴のあるユーザーに対して、通常とは異なるキーワードを選びます。これは売り上げ増加につながります。たとえば、購入履歴のあるユーザーに限って、通常であれば競争率が高くなりがちな一般的なキーワードにも入札します。

留意点: リストのユーザー登録期間の上限は 540 日です。データ セグメントの詳細

セグメントの設定方法

検索広告向けデータ セグメントを利用するには、ウェブ訪問者のデータ セグメントの作成に加え、タグと呼ばれるコードを Google 広告から取得してサイトに挿入する必要があります。サイト内のすべてのページにタグを追加すると、すべてのサイト訪問者がセグメントに追加されます。ユーザーがホームページを訪問すると、ブラウザに関連付けられている Cookie がセグメントに追加されます。

サイトにタグを設置したら、既存のキャンペーンか広告グループにウェブサイト訪問者とアプリユーザーが含まれるセグメントを追加して、それら潜在顧客に対する入札単価を調整します。

また、組み合わせセグメントを作成して、ウェブサイトの特定ページを訪問したユーザーをターゲットに設定することもできます。

留意点: ウェブサイト訪問者またはアプリユーザーを含む、Google 検索広告向けセグメントを使用できるようになるのは、セグメントに 1,000 件以上の Cookie が記録されてからになります。これは、セグメントのユーザーのプライバシーを保護するためです。

検索広告キャンペーンにデータ セグメントを設定する方法

ランニング シューズを探しているユーザーが、スポーツ用品サイトでシューズ関連のページをチェックしたとします。こうしたユーザーを「シューズ」のリストに追加しておけば、同じユーザーが次に Google でランニング シューズを検索したときに広告が表示されやすくなるよう、入札単価を引き上げることができます。

サイト訪問者とアプリユーザーを含む、検索広告向けセグメントの実例紹介

ヨーロッパでタイヤのオンライン販売を手がける Tirendo では、過去のウェブサイト訪問者またはアプリユーザーで構成されるオーディエンス セグメントを検索広告のターゲットに設定したところ、コンバージョン率が 161% 向上し、結果として総売上が 22% 増加しました。詳しくは、事例紹介(英語のみ)をご覧ください。

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