リマーケティング リストについて

リマーケティング リストとは、ウェブサイトにアクセスしたユーザーやアプリユーザーのリストです。これらのデータは、サイトやアプリに追加されるコード スニペットによって収集されます。リストを作成する際には、ユーザーをリストに追加するルールや、ユーザーをリストに保持しておく期間を指定します。リマーケティング リストを作成したら、キャンペーンの広告グループのターゲット設定に追加して、そのリストのユーザーに広告が表示されるようにします。

リニューアル版の Google 広告でリマーケティング用の Google 広告タグを設定している場合は、グローバル サイトタグとオプションのイベント スニペットで構成される新しい Google 広告タグが表示されます。JavaScript を使用してウェブサイトに従来の AdWords タグをインストールしている場合はそのまま使用できますが、新しい Google 広告タグを使用することをおすすめします。詳しくは、Google 広告 リマーケティング タグの変更点をご覧ください。

この記事では、リマーケティング リストの仕組みを説明します。

はじめに

リマーケティングの詳細については、リマーケティングの仕組みをご覧ください。

Google 広告では、ポリシーで制限された特典に関連するページにタグを実装することはできません。パーソナライズド広告ポリシーの詳細

ウェブサイトを訪問したユーザーについて

グローバル サイトタグを含むか、グローバル サイトタグとリマーケティング イベント スニペットの両方を含むページにアクセスしたユーザーは、数秒以内にリマーケティング リストに追加されます。ユーザーがこのイベント スニペットを含むページにアクセスするたびに、そのユーザーのタイムスタンプが更新されます。この情報に基づき、ユーザーは有効期間で指定された期日が過ぎるまでリストに保持されます。

ウェブサイト内で、リマーケティング イベント スニペットが設定されている複数のページにアクセスしたユーザーは、複数のリマーケティング リストに追加される場合があります。この場合、そのリストをターゲットとするリマーケティング キャンペーンに含まれるすべての広告に表示機会があります。そのため、広告ランクの最も高い広告が、プレースメント獲得のためのオークションにかけられます。

サイトやアプリのユーザー

初めて作成したリストには、どのユーザーも含まれていません。ユーザーがウェブサイトにアクセスしたりモバイルアプリを使用したりするにつれ、設定したルールに基づいてリストに加えられていきます。ユーザーがリストに追加されるよう、ウェブサイトにタグが設定されていること、モバイルアプリでリマーケティングが有効であることをご確認ください。

ルール

ルールとは、ユーザーをリマーケティング リストに追加するための条件です。ルールを使用して、Google 広告が作成するデフォルトのリスト以外に、リマーケティング リストを作成できます。

ある航空会社は、過去 1 か月間にウェブサイトの航空券販売ページを訪問したユーザーにお買い得航空券についての広告を表示したいと考え、「お買い得航空券」リストを作成することにしました。有効期間を 30 日にし、URL の末尾が「flight-deals.html」と一致するウェブページにアクセスしたすべてのユーザーをリストに追加するというルールを設定します。「お買い得航空券」ページにアクセスしたユーザーは、「お買い得航空券」リストに追加され、「お買い得航空券」に関する広告キャンペーンのターゲットに設定されます。

ルールを設定する具体的な手順については、ウェブサイト用のリマーケティング リストにルールを使用するをご覧ください。

リマーケティング リストのサイズ

リマーケティング リスト広告の配信の要件は、ターゲット ネットワークによって異なります。

  • Google ディスプレイ ネットワークをターゲットとする場合、過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 100 人以上であることが必要です
  • Google 検索ネットワークをターゲットとする場合、過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 1,000 人以上であることが必要です
  • YouTube をターゲットとする場合、過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 1,000 人以上であることが必要です
  • Gmail をターゲットとする場合、ディスプレイ ネットワークで過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 100 人以上であることが必要です

リストのステータス

リマーケティング リストを作成したら、ステータスとして [クローズ] か [オープン] のどちらかを指定できます。このステータスは、いつでも変更できます。ステータスの変更がイベント スニペットやリストの設定に影響することはありません。ただし、リストのステータスを [クローズ] に指定して、有効期間を極端に短くすると、リストのサイズが小さすぎてターゲティングに使えない場合があります。

  • クローズ: リストのサイズがそれ以上増えず、ユーザーが追加されないことを意味します。イベント スニペットは引き続き有効ですが、このステータスのリストにユーザーは追加されません。ターゲティングも引き続き有効ですが、対象ユーザーが増えることはありません。
  • オープン: リストのサイズが今後も増えることを意味します。リストにユーザーが継続的に追加されます。なお、キャンペーンや広告グループのターゲットとして 540 日以上使われなかったリストは、自動的にクローズ ステータスになります。ただし、リストはいつでもオープン ステータスに戻して、ユーザーの追加を再開できます。

有効期間

ユーザーをリストに保持しておく期間を指定できます。有効期間が切れると、ユーザーはリストから削除されます。ただし、ウェブサイトに再びアクセスしたりアプリを使用したりすると、経過時間のカウントがリセットされ、設定した有効期間のカウントが新たに開始されます。その場合は、ユーザーはリストから削除されません。適用される法律に基づいて、期間の制限に準拠する責任は広告主様にあります。

ネットワーク 既定の期間 最長期間
ディスプレイ ネットワーク 30 日間 540 日間
Google 検索 30 日間 540 日間

 

  • 有効期間を最長期間よりも長く設定した場合、最長期間を経過した時点でユーザーはリマーケティング リストから削除されます。
  • リストの有効期間を変更すると、Google 広告 管理画面に表示されるリストサイズが一時的に不正確になることがあります。
  • リストにユーザーが保存され始めた後で有効期間を変更すると、新しい有効期間は、現在リストに追加されているユーザーと今後リストに追加されるユーザーのすべてに適用されます。たとえば、60 日だった有効期間を 30 日に短縮すると、31~61 日目に追加されたユーザーは削除されます。逆に、30 日だった有効期間を 60 日に延長すると、すでにリストに追加されているユーザーが最大 60 日間リストに残ります。

ユーザーに広告を表示したい期間に合わせて有効期間を指定してください。有効期間は通常、販売サイクルの長さに近い期間に設定します。

無効なリスト

ターゲティングで 540 日以上使われていないリマーケティング リストは、自動的に [クローズ] ステータスになります。クローズ ステータスのリストにはユーザーは追加されません。ただし、ユーザー層の表には、クローズ ステータスのリストも引き続き表示されます。リストはいつでもオープン ステータスに戻して、ユーザーの追加を再開できます。

 

映画のチケットを販売する場合は有効期間を数日間に設定し、車を販売する場合は数か月間に設定します。車の購入を決めるには通常数か月かかるからです。

同様に、バレンタインデー ギフトを販売する場合は有効期間を 1 年と数日に設定し、翌年のバレンタインデーにリスト内のユーザーに広告を表示できるようにします。

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