オーディエンス作成ツールを使用して、キャンペーンと広告グループごとに適切なオーディエンスにリーチする

: 新しいファインド キャンペーンまたは P-MAX キャンペーンの作成、および既存の P-MAX キャンペーンの更新を行う際に Google 広告内で、再利用可能なオーディエンスを作成できる新しいオーディエンス作成ツールをご利用いただけます。

オーディエンス作成ツールを使用すると、的を絞ったセグメントと年齢や性別によるターゲット設定、除外設定を使って、簡単かつ効率的に再利用可能なオーディエンスを作成できます。

 


メリット

  • オーディエンスの作成と他のキャンペーンでの再利用が簡単: オーディエンス作成ツールを使うと、さまざまなオーディエンス セグメントで構成されるオーディエンスを作成でき、そのオーディエンスは既存のキャンペーンと今後作成されるキャンペーンで何度でも使用できるようになります。作成したオーディエンスはオーディエンス マネージャーでも確認することができます。詳しくは、オーディエンス ターゲティングについてをご確認ください。
  • 広告目標の達成: 各キャンペーンでどの対象にリーチするかは、キャンペーンのパフォーマンス状況に大きく影響します。新しいキャンペーンを作成する際には、オーディエンスに関する提案が表示され、広告掲載の目標に応じて選択することができます。
  • 柔軟性が高く管理が容易: 提案されたオーディエンスを選択したり、新しいオーディエンスを作成したりできるほか、提案されなかった既存の別のオーディエンスを選択することも、そのオーディエンスを編集することも可能です。これらはすべて、キャンペーンを作成または管理する際に行うことができます。また、設定した目標に応じて、関連性の高いチャネルにセグメントが自動適用されます。そのため、チャネル別にセグメントを管理する必要がありません。たとえば、検索ネットワークの対象に該当しないセグメントは、検索広告を掲載する際の表示対象となりません。キャンペーン内で広告掲載の対象外となっているセグメントは、オーディエンスのステータスで確認することもできます。
  • オーディエンスの作成時に利用可能なカスタム ガイダンス: 新しいキャンペーンの作成時に表示される全般的なガイダンスと同様に、オーディエンスを作成する際にもガイダンスが表示されます。たとえば、キャンペーン タイプに適したオーディエンス ターゲティングのおすすめの方法が提示されたり、設定内容がベスト プラクティスに沿っているかどうかが示されます。年齢、性別、地域ごとのオーディエンスの概要および週単位のインプレッション数の推定値も表示されます。

 


キャンペーンを作成する際にオーディエンス作成ツールを使用する

ファインド キャンペーンを作成する手順、またはP-MAX キャンペーンを作成する手順に従います。

オーディエンスを追加するには、[オーディエンス] モジュールで [オーディエンスの選択または作成] をクリックします (他の広告グループまたはキャンペーンでオーディエンスをまだ作成していない場合は、[オーディエンスの作成] ボタンが表示されます)。新しいキャンペーンを作成する際は、以下の手順でオーディエンスを作成または選択します。

新しいオーディエンスを作成する手順

オーディエンス作成ツールを使うと、ユーザー属性グループ、セグメント、除外項目を検索、閲覧、選択できます。オーディエンスの作成を完了する手順は次のとおりです。

  1. オーディエンスに名前を付けます。今後も使用できるように、この名前でオーディエンス ライブラリに保存されます。
  2. 各グループのチェックボックス Blue check box icon for selecting ad campaigns をオンにして、ターゲットとするユーザー属性グループを選択します。デフォルトで年齢と性別が表示されますが、[その他のユーザー属性] をクリックすると、世帯収入または子供の有無に基づくグループを選択できます。
    • 年齢については、対象とする年齢層を 1 つ選択します。年齢層の範囲はどれだけ広くても構いませんが、オーディエンスごとに複数の年齢層を選択することはできません。
  3. [選択したデータ] モジュールと [カスタム セグメント] モジュールで、該当するオーディエンス セグメントを選択します。
  4. [検索] または [閲覧] をクリックして、セグメントを追加します。おすすめのセグメントがリストの上部に表示されます。
  5. 使用するセグメントを選択したら、[セグメントを保存] をクリックします。
    • 新しいカスタム セグメントを作成する場合は、次の手順を行ってください。
      1. [+ カスタム セグメント] をクリックします。
      2. カスタム セグメントの名前を入力します。
      3. 次から選択します。
        • これらのいずれかの興味 / 関心や購入意向を持つユーザーターゲットとするユーザーが関心を持っているカテゴリや、購入に向けて情報を積極的に収集している商品やサービスに関連するキーワードを入力します。手動ターゲティングの選択内容でオーディエンスを使用する場合(P-MAX を除くすべてのキャンペーンで手動ターゲティングを使用できます)、広告掲載の目標や入札戦略などのキャンペーン設定に基づいて、そのカテゴリへの興味 / 関心や購入意向を持つユーザーにリーチできます。最適化されたターゲティングにおけるシグナルの一環としてオーディエンスを使用している場合(P-MAX キャンペーンでは最適化されたターゲティングのみが使用されます)、オーディエンスの選択内容によって広告の掲載先が指定されますが、最終的にキャンペーンでは目標に向けた最適化が重視されるため、オーディエンスの選択内容以外のユーザーにも広告が表示される可能性があります。
        • Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザーターゲットとするユーザーが Google サービス(Google.com や YouTube など)で使用している検索語句を入力します。手動ターゲティングの選択内容でオーディエンスを使用する場合(P-MAX を除くすべてのキャンペーンで手動ターゲティングを使用できます)、広告掲載の目標や入札戦略などのキャンペーン設定に基づいて、そのカテゴリへの興味 / 関心や購入意向を持つユーザーにリーチできます。最適化されたターゲティングにおけるシグナルの一環としてオーディエンスを使用している場合(P-MAX キャンペーンでは最適化されたターゲティングのみが使用されます)、オーディエンスの選択内容によって広告の掲載先が指定されますが、最終的にキャンペーンでは目標に向けた最適化が重視されるため、オーディエンスの選択内容以外のユーザーにも広告が表示される可能性があります。その他のキャンペーンでは、興味 / 関心や購入意向として使用されます。
  6. [ユーザー層を保存] をクリックします。
  7. アフィニティ セグメントや購買意向の強いセグメントなど、データ セグメントとカスタム セグメント以外のオーディエンス セグメントをターゲットとするには、[興味 / 関心セグメント、詳しいユーザー属性セグメント] をクリックします。[Google セグメント] モジュールが表示されます。ここで「興味 / 関心」、「詳しいユーザー属性」、および「ライフイベント」を追加すると、選択できるセグメントのリストが表示されます。
  8. いずれかのモジュールでセグメントを削除するには、目的のセグメントにカーソルを合わせて X アイコン 赤い x マーク をクリックします。

既存のオーディエンスを選択する手順

  1. キャンペーンを作成する際は、オーディエンスを選択する必要があります。[オーディエンスを選択] をクリックすると、オーディエンス セレクタが表示され、新しいキャンペーンに設定した広告掲載の目標に一致したオーディエンスの候補が表示されます。オーディエンスの概要カードを確認します。このカードには、オーディエンス固有のセグメントと除外設定が含まれています([推奨されないオーディエンス] というリンクをクリックすると、広告掲載の目標に基づき推奨されないその他の既存のオーディエンスも表示されます)。
  2. 表に表示されている既存のオーディエンスがキャンペーンに適している場合は、クリックして選択します。キャンペーンの新たなオーディエンスを作成する場合は、右上の [+ 新しいオーディエンス] をクリックします。上記の「新しいオーディエンスを作成する手順」に従います。
  3. 選択したオーディエンスが [広告グループを作成] に表示されます。オーディエンスをそのまま使用せず、編集する場合は鉛筆アイコン 編集 をクリック、削除する場合は右上の X アイコン 赤い x マーク をクリック、変更する場合は [オーディエンスを変更] をクリックします(オーディエンス セレクタに戻ります)。
    • オーディエンスの編集は、オーディエンス作成ツールで行います。オーディエンス作成ツールを使用すると、該当するモジュールの [追加または作成] オプションをクリックして、年齢や性別によるターゲティング、セグメント、除外設定を更新できます。オーディエンス作成ツールの詳細については、上記の「新しいオーディエンスを作成する手順」をご覧ください。

ヒント

広告グループおよびキャンペーンの作成中にオーディエンスを編集すると、そのオーディエンスが追加されているすべての広告グループとキャンペーンで編集内容が反映されます。オーディエンスの編集内容を 1 つのキャンペーンまたは広告グループにのみ適用する場合は、編集するオーディエンスを新しい名前で保存します。

 


「おすすめ」オーディエンス

: 「おすすめ」オーディエンスは新機能で、2024 年第 1 四半期中にユーザーにリリースされる予定です。

「おすすめ」オーディエンスは、広告掲載の目標に基づいてオーディエンスを推奨する新機能です。顧客の関心、習慣、お客様のビジネスとの過去のインタラクションを考慮に入れることで、P-MAX キャンペーンとファインド キャンペーンで適切なオーディエンスにリーチすることができるようになります。

「おすすめ」のオーディエンスを使用すると、キャンペーンのパフォーマンスを改善できます。これらのオーディエンスには、ユーザーのコンバージョン履歴、パフォーマンス データ、ランディング ページなどのさまざまな要因に基づいて選択された、以前に使用されたオーディエンス セグメントが含まれ、オーディエンスの提案に影響を与えます。「おすすめ」のオーディエンスは保存、編集が可能で、他のキャンペーンおよび広告またはアセット グループで複数回再利用できます。

手順

次のように、オーディエンスまたはオーディエンス シグナルを追加すると、オーディエンス ライブラリに「おすすめ」オーディエンスが自動的に表示されます。

  1. Google 広告アカウントの左側のページメニューで、[キャンペーン] をクリックします。
  2. プラスボタン Add をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
  3. マーケティングの目標として、[販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック]、[目標を設定していない] のいずれかを選択します。
  4. P-MAX キャンペーンまたはファインド キャンペーンを選択します。
  5. [オーディエンス [シグナル]] ページで、[オーディエンス [シグナル] を追加] をクリックします。
  6. ポップアップ ウィンドウの「おすすめ」オーディエンスには、[[広告掲載の目標]に沿って作成されました]で始まるホバータイトルが表示されます。
    • 提案されたオーディエンスを必要に応じて編集する場合は、鉛筆アイコン 編集 をクリックします。または、オーディエンスをそのまま選択します。
  7. 「おすすめ」のオーディエンスは、選択時または編集時に保存すると自動的にオーディエンス ライブラリに保存され、他の広告グループ、アセット グループ、キャンペーンに後で適用できます。
    • : 「おすすめ」オーディエンスを編集した後、変更を保存すると、「おすすめ」というテキストが表示されなくなります。

 


よくある質問

すべてのオーディエンス セグメントを対象とした除外設定を追加できますか。

いいえ、データ セグメントの除外設定のみ追加できます。

手動オーディエンス ターゲティングと最適化されたターゲティングとの違いは何ですか。

: 手動ターゲティングは P-MAX を除くすべてのキャンペーンでご利用いただけます。P-MAX キャンペーンでは、最適化されたターゲティングのみが使用されます。

オーディエンスを作成し、キャンペーンで手動ターゲティングを設定すると、手動で指定したユーザーに向けて広告が表示されます。キャンペーンで最適化されたターゲティングを使用する場合は、指定内容に沿ったオーディエンスを作成できますが、キャンペーンはコンバージョン目標を重視して最適化されているため、選択したオーディエンス以外のユーザーにも広告が表示される可能性があります。

最適化されたターゲティングのキャンペーンすべてにおいて、オーディエンスの選択内容はシグナルとなり、Google AI によるキャンペーン パフォーマンス重視の迅速な最適化に貢献します。コンバージョン目標に応じたコンバージョンに至る可能性が高いユーザーがいる場合、オーディエンスの選択内容で指定されていなくても、広告が配信されることがあります。

広告グループ(ファインド)またはアセット グループ(P-MAX)でターゲットに設定できるオーディエンスは何個ですか。

最もターゲットを絞って広告の配信が行われるようにキャンペーンのパフォーマンスを最適化するには、各キャンペーンと広告グループ(ファインド)またはアセット グループ(P-MAX)に、一度に 1 つのオーディエンスのみを含めるようにします。1 つのオーディエンスには複数のオーディエンス セグメントを含めることができます。オーディエンスの変更または編集はいつでも行えます。オーディエンスの編集方法については、上記の手順を確認してください

 


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