ディスプレイ&ビデオ 360 でのターゲティングについて

ディスプレイ&ビデオ 360 では、広告申込情報のターゲティング設定に一致するインプレッションに入札が行われます。ターゲティングを設定すると、広告申込情報で広告主にとって有用なインプレッションのみを購入対象とすることができます。

ターゲティングの概念

ターゲティングの一般的な仕組みとして、必要なものは対象に含めて、不要なものは対象から除外します。

対象に含める(ターゲティング)

特定のタイプのオーディエンス、コンテンツ、またはテクノロジーをターゲットに設定すると、同じタイプの他のすべてのオーディエンス、コンテンツ、またはテクノロジーは自動的に除外されます(必要なタイプだけをターゲットに設定すれば、他はすべてディスプレイ&ビデオ 360 で除外されます)。

たとえば、パリのホテルが行うプロモーションを宣伝する広告申込情報があるとします。この広告申込情報でフランスをターゲットにした場合(国単位の地域ターゲティング)、広告申込情報はフランスのユーザーにのみ配信され、他の国のユーザーには配信されません。

対象から除外する(除外ターゲティング)

ターゲティングでは、特定のユーザー グループを明示的に対象に含める以外にも、オーディエンス、コンテンツ、テクノロジーのターゲティングを使用して、特定のユーザー グループを意図的に除外することができます。

上記の例で説明すると、ホテルの特典は所在市外に住むユーザーに役立つ場合が多いので、たとえば広告申込情報でパリを除外します(都市単位の地域ターゲティング)。パリを除外すると、その広告申込情報はパリにいるユーザーには配信されません。

ディスプレイ&ビデオ 360 で利用可能なターゲティングのタイプ

ディスプレイ&ビデオ 360 では、各タイプの広告申込情報で提供される広告枠、フォーマット、広告スロットの種類に応じたターゲティング オプションを使用できます。ターゲティング オプションはいずれも次のカテゴリで分類されます。

広告枠ソース

特定のエクスチェンジまたは取引からインプレッションを購入または除外するには、広告申込情報の広告枠ソースを設定します。詳細

オーディエンス

年齢や性別、地域、オーディエンス リストによるターゲティング(自社リストと第三者リスト、インタレスト ベースのアフィニティ、購買意向の強いオーディエンス)などのオプションにより、広告申込情報のオーディエンスの特性を指定します。詳細

コンテンツ

ブランドとキャンペーンの目的に合うインプレッションに入札するには、コンテンツ ターゲティングを使用します。一般的なオプションには、ブランド保護、キーワード、カテゴリ、視認性、言語などがあります。詳細

テクノロジー

デバイス、ブラウザ、携帯通信会社など、キャンペーンに適したテクノロジーのタイプを選択します。詳細

注: 特定の IP アドレスに基づくターゲティングは、ディスプレイ&ビデオ 360 ではご利用いただけません。

ターゲティングと広告申込情報の掲載結果

広告申込情報のターゲティング設定は、掲載結果と費用に大きく影響します。キャンペーンの目標達成に役立つ、おすすめのターゲティング方法をご紹介します。

必ずターゲティングを設定する

広告申込情報にターゲティングが設定されていない場合は、ディスプレイ&ビデオ 360 で利用可能なすべてのインプレッションが購入対象となります。この場合リーチが広くなり、広告申込情報ではすぐに予算を使い切ってしまう可能性があるため注意が必要です。

 

特定のタイプのターゲティングについては、設定しないとリーチが広くなりすぎる可能性があります。たとえば、地域ターゲティングを設定しない場合、広告申込情報ではあらゆる地域のインプレッションが入札対象となります。同様に、ターゲットとする広告枠ソースを指定しない場合は、すべての広告枠ソースからのインプレッションが入札対象となります。

ターゲティングの範囲を狭くしすぎないようにする

ターゲティングに一致する広告枠が十分にないため、広告申込情報でインプレッションを購入できないことはよくあります。広告申込情報を設定したら、広告申込情報のリーチ予測を使用して、各ターゲティング設定がリーチに与える影響を確認することをおすすめします。

ターゲティング設定が原因の掲載結果に関する問題のトラブルシューティング

掲載結果が思わしくない場合は、まず広告申込情報で次の点を確認します。

  • 広告申込情報が有効か
  • 予算があるか
  • 有効なクリエイティブが割り当てられているか

上記の点に問題がない場合は、掲載結果に影響する一般的なターゲティングの問題を確認します。

  • 成立しないターゲティングが原因で費用が発生しない: 成立しないターゲティング設定を行うと、広告申込情報は配信されません。たとえば、ディスプレイ広告申込情報で「モバイルアプリ環境のパソコン」をターゲットに設定している場合、この組み合わせは論理的に成立しないため、配信できる広告枠がありません。
  • ターゲティングの組み合わせに該当する広告枠が少ない: ディスプレイ&ビデオ 360 では、利用可能なすべてのインプレッションに入札しますが、ターゲティング設定によっては該当する広告枠が少ない場合があります。よくある例として、アウトストリーム動画環境とインターネット テレビ デバイスの組み合わせがあります。この場合、ディスプレイ&ビデオ 360 で入札できる広告枠の数は限られます。
  • 一部のターゲティング設定の範囲が他より狭い: 配信ペースが遅くなっている場合は、次のようにターゲティング設定を緩和してみてください。
    • アクティブ ビュー ターゲティング: 広告申込情報の視認性のしきい値を引き上げます。
    • キーワード ターゲティング: ターゲットにするキーワードを増やします。
    • オーディエンス リスト: リストが適切か確認します。または、オーディエンス リストの期限を長くして、より多くのユーザーが含まれるようにします。
    • 地域: 地域を追加します(特に郵便番号などの小さい地域区分でターゲットを指定している場合)。

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