スキップ可能な動画広告では、一定時間が経過するとユーザーは動画広告をスキップできます。ネットワーク設定、VAST バージョン、クリエイティブをホストする場所、デマンドのタイプによっては、再生時間を設定できます。 #スキップ可能
スキップ可能な広告を使用すると、ユーザー エクスペリエンスが向上し、コンテンツの放棄率が減少します。また、ユーザーにスキップの選択肢を提供することによって、長めの広告(60 秒を超える広告など)を掲載する広告枠の拡大も検討できます。
スキップ可能な動画広告をサポートしている環境とプラットフォームをご確認ください。
要件と仕様
- 実装には IMA SDK 3 が必要です。
- デフォルトでは 5 秒後にスキップボタンが表示されます*。
- 広告が 30 秒間再生されるか(デフォルト)、それより短い広告の場合は最後まで再生されると、エンゲージ視聴としてカウントされます*。
- クリエイティブの効果を計測できる追加の指標があります。
*ご利用のアド マネージャー ネットワークで VAST 3 を使用している場合は、予約キャンペーンについて、[管理者] [動画とオーディオ] から「スキップ可能な動画のスキップ時間」と「スキップ可能な動画の表示時間」をカスタマイズできます。
プログラマティック広告の場合は、購入者の VAST で設定されたスキップ可能なオフセット(5 秒の値のみ有効)がアド マネージャーでも使われます。
動画クリエイティブをスキップ可能に設定する
動画広告をスキップ可能にする設定は、動画クリエイティブ タイプの入稿時に動画クリエイティブの設定で行います。
アド マネージャーまたは外部で動画がホストされている場合
アド マネージャーまたは外部でホストされている動画ファイルを動画クリエイティブで使用する場合は、[スキップ可能な動画] を [有効] または [無効] に設定できます。
動画が YouTube でホストされている場合
YouTube とのクロスセルを使用する場合や、YouTube でホストされている動画ファイルを動画クリエイティブで使用する場合は、[スキップ可能な動画] を([有効] ではなく)[インストリーム セレクト] に設定する必要があります。
インストリーム セレクトは、アド マネージャーの予約(保証型)キャンペーンで使用され、CPM ベースで販売される YouTube のスキップ可能なクリエイティブ フォーマットです。インストリーム セレクト クリエイティブの長さは最大 30 秒です。
短い形式の動画用に短い広告またはスキップ可能な広告のみを配信する
アド マネージャー ネットワークで、短い形式の動画に対して短い広告またはスキップ可能な広告のみを配信するように設定できます。8 分未満の動画コンテンツへの広告配信の場合、アド マネージャーでは、5 秒を超えるスキップ可能な広告または 31 秒を超えるスキップ不可の動画広告を、選択した環境に配信できません。
これはベータ版の機能です。この設定は、動画再生時間パラメータ(vid_d
)に依存します。vid_d
パラメータが存在しない場合は、コンテンツの取り込みで取得したコンテンツの再生時間の情報を使用できます。vid_d
パラメータは、コンテンツの取り込みで取得した再生時間より優先されます。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者] [動画とオーディオ] をクリックします。
- [短い形式の動画用の短い広告またはスキップ可能な広告のみを配信する] 設定で、この設定を適用する環境(Chrome、すべてのウェブ、アプリ、CTV)を選択します。
- [保存] をクリックします。
スキップ可能な動画広告について詳しくは、クリエイティブ オプションとレポート指標をご覧ください。