学校の Chromebook の管理者を対象としています。
管理者は、Google 管理コンソールを使用して、Chromebook の管理対象ユーザーに Minecraft: Education Edition をデプロイできます。ユーザーは Minecraft: Education Edition を利用して、学習、ゲーム、コラボレーションなどを行うことができます。
始める前に
- アプリのデプロイ対象となる各ユーザー用に Minecraft: Education Edition のライセンスが必要です。詳細については、Minecraft: Education Edition のサポート ウェブサイトをご覧ください。
- ユーザーは次の 3 つの方法で Minecraft: Education Edition アプリにログインできます。
- ユーザーは Google アカウントを使用して Chromebook にログインしてから、Microsoft アカウントを使用して Minecraft: Education Edition アプリに手動でログインできます。Microsoft のユーザー名とパスワードを Minecraft のアプリに保存すると、毎回ログインする必要がありません。
- 管理者が SAML 連携を使用してユーザーの Microsoft アカウント(サービス プロバイダ)を Google アカウント(ID プロバイダ)にリンクした場合、ユーザーは Google アカウントを使用して Chromebook 上の Minecraft: Education Edition アプリに自動的にログインできます。
- 管理者が SAML 連携を使用してユーザーの Google アカウント(サービス プロバイダ)を Microsoft アカウントに(ID プロバイダ)にリンクした場合、ユーザーは Microsoft アカウントを使用して Chromebook と Minecraft: Education Edition アプリにログインできます。
- アプリはユーザーが所属する組織部門に基づいてデプロイされます。そのため、Chromebook がドメインに登録されていない場合でも、ユーザーが管理対象の Google アカウントを使用してログインすると、Minecraft: Education Edition などの承認済みアプリを使用できます。
- ログアウト後にローカルのユーザー情報、設定、状態をすべて消去するように設定されているデバイスでは、Minecraft: Education Edition を使用しないでください。つまり、一時的ログインモードのデバイスでは使用できません。
- Minecraft: Education Edition アプリは、4 GB 以上のメモリを搭載し、共有カートではなく 1 人の生徒に割り当てられている Chromebook で使用することをおすすめします。
- 特定のユーザー群や登録済みの Chrome ブラウザ群に対して設定を行うには、それらのユーザー アカウントまたはブラウザを 1 つのグループまたは 1 つの組織部門に配置します。グループに追加できるのはユーザー アカウントのみです。詳しくは、グループと組織部門を追加するをご覧ください。
Minecraft: Education Edition をインストールする
ステップ 1: managed Google Play が有効になっていることを確認する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] にアクセスします。
- [その他の Google サービス] をクリックします。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [managed Google Play] の [サービスのステータス] が [オン] になっていることを確認します。
ステップ 2: Android アプリを有効にする
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管理コンソールのホームページから、[デバイス] [Chrome] にアクセスします。
- [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] をクリックします。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 右端にあるその他の設定アイコン をクリックします。
- [ChromeOS デバイス上の Android アプリ] で [許可] を選択します。
- (省略可)[ユーザーとデバイスに対する Android レポート機能] で [Android のレポート機能を有効にする] を選択します。
- [保存] をクリックします。
ステップ 3: Minecraft: Education Edition をインストールする
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管理コンソールのホームページから、[デバイス] [Chrome] にアクセスします。
- [アプリと拡張機能] [ユーザーとブラウザ] をクリックします。
- (ユーザーのみ)グループに設定を適用するには、次の操作を行います。
- [グループ] を選択します。
- 設定を適用するグループを選択します。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- Minecraft: Education Edition アプリを追加するには、次の操作を行います。
- 追加アイコン Google Play から追加アイコン をクリックします。
- [Minecraft: Education Edition] を検索してクリックします。
- [選択] をクリックします。
- 利用規約に同意してアプリを追加します。
- アプリと拡張機能のリストで、Minecraft: Education Edition を見つけます。
- [インストール ポリシー] でオプションを選択します。
- インストールを許可する - ユーザーが Minecraft: Education Edition をインストールできるようにします。(推奨)
- 自動インストールする - Minecraft: Education Edition を自動的にインストールし、ユーザーによるアンインストールを防止します。
- 自動インストールして ChromeOS タスクバーに固定する - Minecraft: Education Edition を自動的にインストールし、タスクバーに固定します。
- [保存] をクリックします。
ユーザーへのお知らせ
Minecraft: Education Edition をより快適に利用するためのヒント
- Minecraft: Education Edition のサポートページに記載されたガイドラインに沿って使用します。
- インターネットに接続されており、アプリをインストールして使用できる回線速度であることを確認します。
- 開いているタブやアプリの数を減らして、CPU 使用率を分散させないようにします。
Minecraft: Education Edition アプリに推奨される最小システム要件
Minecraft: Education Edition アプリは、Android アプリをサポートするすべての Chromebook で動作します。推奨システムは次のとおりです。
- 4 GB 以上の RAM
- ハードドライブ: デバイスのユーザー 1 人あたり少なくとも 500 MB(1 GB を推奨)
- Chrome バージョン 83 以降
Minecraft: Education Edition は大量の CPU リソースを使用するため、他のアプリは閉じたままにしておくことをおすすめします。
ファンレス設計のデバイスの場合、ファン内蔵のデバイスよりも早く耐熱温度の上限に達します。デバイスの温度が高くなりすぎると、デバイスの CPU 周波数とパフォーマンスに影響する可能性があります。ファンレス設計のデバイスは、硬くて平らな場所で使用するようにします。また、ファンや冷却スタンドの使用も検討してください。管理コンソールを使用して CPU 温度の詳細を表示する方法については、ChromeOS デバイスの詳細を表示するをご覧ください。
Minecraft: Education Edition アプリの推奨デバイス
Minecraft: Education Edition アプリは、Android アプリをサポートするすべての Chromebook で動作します。デバイス一覧については、Android アプリをサポートしている ChromeOS システムをご覧ください。
Minecraft: Education Edition の問題を解決する
ユーザーがアプリをインストールできない
管理対象の Chromebook にユーザーがインストールできる Android アプリは、管理者が指定します。Minecraft: Education Edition アプリが有効になっていて、ユーザーのデバイスが Android アプリをサポートしていることを確認してください。
Minecraft の機能に問題がある
Minecraft のサポートにサポート リクエストを送信してください。
コントローラのサポートが制限されている
Minecraft: Education Edition は、マウス、トラックパッド、タッチ入力に対応しています。ただし、どのプラットフォームであってもコントローラには対応していません。
すべてのユーザーに対して SSO を有効にする
Minecraft: Education Edition では SSO を利用できます。さまざまな事例については、Minecraft のドキュメントをご覧ください。
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