以降のセクションでは、無料プランでできることについて説明します。また、アプリを他のユーザーが利用できるようデプロイする準備が整った時点で、サブスクリプション プランとライセンス数をどのように選べばよいかについても説明します。
- 無料プランで何ができるか
- どういうときに有料プランに登録すればよいか
- 最適なサブスクリプション プランを選ぶ
- Google Workspace のどのエディションに AppSheet Core が含まれているか
- Gemini in AppSheet を使用するのに必要なサブスクリプション プランはどれか
- アプリをすべての人と共有する(公開アクセス)のに必要なサブスクリプション プランはどれか
- 購入が必要なライセンス数を計算する
- 同じ AppSheet アカウントを使用して複数のプランに登録できるか
無料プランで何ができるか
AppSheet は、プロトタイプの開発とテスト、および個人プロジェクトについては無料でご利用いただけます。デフォルトでは、有料プランにご登録いただくまで、各ユーザー アカウントは無料でご利用いただけます。詳細は、プロトタイピングと個人用に AppSheet(無料プラン)を使用するをご覧ください。
どういうときに有料プランに登録すればよいか
他のユーザーが使用できるようアプリをデプロイする準備が整ったら、以下を行う必要があります。
- サブスクリプション プランを選択します。最適なサブスクリプション プランを選ぶをご覧ください。
- 購入する必要のあるライセンス数を決定します。購入が必要なライセンス数を計算するをご覧ください。
有料サブスクリプション プランの費用は、必要ライセンス数を基に計算されます。
最適なサブスクリプション プランを選ぶ
お客様が個人のアプリ作成者か、もしくは複数のアプリ作成者を率いるチーム管理者かによって、どの有料サブスクリプション プランが適切かが決まります。
個人のアプリ作成者の場合は、作成するアプリに必要な機能の種類に応じてセルフサービス プラン(Starter または Core)を選択してください。ML などのより高度な機能を活用したい場合は、Enterprise プランの購入を検討してもよいでしょう。
チーム管理者であれば、Enterprise プランが必要となります。アプリに必要な機能と、アプリの監視(ガバナンス)が必要かを考慮して、必要となる Enterprise レベルのプラン(Standard または Plus)を判断してください。
各プランで提供される機能の詳細リストと AppSheet の料金に関するよくある質問のリストは、AppSheet の料金のページでご確認いただけます。
サブスクリプション プランを選択したら、購入するライセンス数を決定する必要があります。
Google Workspace のどのエディションに AppSheet Core が含まれているか
以下の Google Workspace エディションには、Workspace の組織の各ドメインの所有権証明済みユーザーのための AppSheet Core ライセンスが含まれています。
カテゴリ |
エディション |
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Google Workspace Enterprise Essentials Plus | |
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Google Workspace for Nonprofits |
Gemini in AppSheet を使用するのに必要なサブスクリプション プランはどれか
Gemini in AppSheet は段階的に展開中であり、現在は AppSheet Starter および Core のスタンドアロン アカウントで利用可能です。
また、Google Workspace をご利用のお客様は、AppSheet 有料プランに含まれる Gemini in AppSheet Chat アプリを使用することもできます。ただし、この場合は以下の事項にご注意ください。
- まず、この製品は段階的に提供されるため、一部のお客様のみに表示されますが、順次対象となるすべてのお客様に提供していきます。アクセス権をリクエストされる場合は AppSheet セールスの担当者にお問い合わせください。
- また、Gemini in AppSheet Chat アプリは、現在は Google Chat アプリを使用してのみ利用可能であり、現時点でアクセスできるのは Google Workspace のお客様に限られます。
アプリをすべての人と共有する(公開アクセス)のに必要なサブスクリプション プランはどれか
ログイン不要の一般公開アプリをユーザーと共有したいものの、Enterprise プランに登録していない場合は、公開版 Publisher Pro プランをご購入いただく必要があります。
Publisher Pro プランは、公開イベント、公開アンケート、市街地案内、レストランのメニューで使用されるアプリに適しています。特定のユーザーのみにアクセス権を制限するのではなく、できるだけ多くのユーザーにアプリを使用してもらいたい場合に適したプランです。
以下がすべてあてはまる場合は、公開版 Publisher Pro プランを選択してください。
- 特定のユーザーのみにアプリへのアクセスを制限する必要がない
- アプリが機密データを使用しない
- 特定のユーザー向けにアプリの動作をカスタマイズする必要がない
- Enterprise プランにご登録の場合は、AppSheet 営業担当者にご相談のうえ、既存の Enterprise プランに公開アプリのサポートを加えてください。Publisher Pro プランに登録する必要はありません。
- Starter プランまたは Core プランにご登録の場合は、別の AppSheet アカウントを使用して、Publisher Pro プランにご登録いただく必要があります。同じ AppSheet アカウントを使用して複数のプランに登録できるかをご覧ください。
購入が必要なライセンス数を計算する
サブスクリプション プランを選択したら、購入するライセンス数を決定する必要があります。
Starter プラン、Core プラン、Enterprise プラン(ユーザーごと)
Starter プラン、Core プラン、Enterprise プランにご登録の場合は、デプロイ済みのすべてのアプリの全ユニーク アプリユーザー数をカウントして、必要ライセンス数を判断してください。ライセンスを付与された各ユーザーは、複数のアプリを使用できます。
たとえば、あるアプリを 10 人の従業員にデプロイし、別のアプリを別の 5 人の従業員にデプロイする場合は、15 ライセンスを購入します。一方で、会社の従業員数が 10 人の場合は、10 ライセンスを購入して、従業員向けに任意の数のアプリを作成できます。
- ユーザー単位のサブスクリプション プランには、アプリのユニーク ユーザー数に応じて変動する費用内訳が含まれます。AppSheet は、この使用状況をモニタリングし、アプリ作成者であるお客様は、[Account] ページの [Activity] タブで各アプリの過去のおおよその使用統計情報を確認できます。AppSheet は、ユーザー制限数に達した場合に警告を表示し、複数回の警告の後にアプリへのアクセスを遮断する場合があります。
- 各アプリケーションでユーザー認証を求めるようにしてください。ユーザー認証を行わない場合は、AppSheet がアプリを起動する各デバイスを別々のゲストユーザーとしてカウントします。
関連項目:
- AppSheet は、どのようにアプリユーザー数を数えますか。
- AppSheet はどの時点でアプリユーザーをカウントしますか。
- AppSheet は、使用状況に基づき自動的に請求を行いますか。
- Google Workspace 管理者: ユーザーに AppSheet Core または Enterprise ライセンスを割り当てる
公開版 Publisher Pro プラン(アプリごと)
公開版 Publisher Pro プランを選択した場合は、デプロイされた各アプリにつき 1 つのアプリ ライセンスをご購入ください。たとえば、アカウントで 1 つのアプリがデプロイされている場合は、1 つのアプリ ライセンスをご購入ください。アカウントで 3 つのアプリがデプロイされている場合は、3 つのアプリ ライセンスをご購入ください。
同じ AppSheet アカウントを使用して複数のプランに登録できるか
各 AppSheet アカウントで登録できるサブスクリプション プランは 1 つです。あるプランに関連付けられたアプリと別のプランに関連付けられた他のアプリを1 つのアカウントで使用することはできません。複数のプランに登録したい場合は、別のユーザー アカウント(Google アカウント、Microsoft アカウントなど)を使用して追加の AppSheet アカウントを作成し、アプリに別のタイプのプランを適用することができます。