Google シグナルを有効にする

リマーケティングとレポート機能の強化
この記事の内容:

はじめに

Google シグナルを有効にすると、既存の Google アナリティクス機能が更新され、広告のカスタマイズをオンにしている Google ユーザーの集計データが含まれるようになります。更新される機能は、次の表のとおりです。

既存の Google アナリティクス機能 Google シグナルを有効にした場合

Google アナリティクス リマーケティング

Google アナリティクスのデータを基にリマーケティング ユーザーリストを作成し、リンクした広告サービスのアカウントと共有します。

Google アナリティクスで作成し、Google 広告とその他の Google マーケティング プラットフォーム広告サービスで公開するユーザーリストを使って、クロスデバイス対応のリマーケティング キャンペーンの広告を、広告のカスタマイズをオンにしている Google ユーザーに配信できます。

広告レポート機能

トラッキング コードの設定ごとに情報を収集し、Google 広告 Cookie も収集します。

広告のカスタマイズをオンにしているユーザーに関する追加情報を収集します。

詳細

ユーザー属性レポートとインタレスト レポート

DoubleClick Cookie(ウェブ アクティビティ)と端末広告 ID から追加情報を収集します。

広告のカスタマイズをオンにしているユーザーに関する追加情報を収集します。

詳細

クロスデバイス レポート(ベータ版)

端末に関するデータと複数セッションでのアクティビティに関するデータを結び付け、コンバージョンに至るプロセス(最初の接点から長期的なリピート利用まで)の各段階におけるユーザー行動をより的確に把握します。

このベータ版機能を有効にする場合は、アカウント マネージャーまでご連絡ください。

広告のカスタマイズをオンにしているユーザーのデータを基に、端末のタイプごとにユーザーベース全体の行動をモデル化します。使用されるデータは、セッション ベースではなくユーザーベースです。この行動モデリングに User ID ビューは必要ありません。

 

また、アナリティクスで来店数のデータを利用できる場合があります。利用条件の詳細については、こちらのページをご覧ください。

広告のカスタマイズをオンにしているユーザーのデータ

ユーザーが広告のカスタマイズをオンにすると、ユーザーが複数のブラウザと複数の端末からオンライン プロパティをどのように操作しているか、総合的に把握できるようになります。たとえば、ユーザーが携帯電話からサイトの商品を閲覧し、後でタブレットやノートパソコンから購入を完了する様子を確認することができます。

広告のカスタマイズをオンにしているユーザーによって生成されるデータ量は膨大なため、そのデータから、端末をまたいだユーザー行動をユーザーベース全体に対して予測することができます。

デフォルトでは、Google のログインデータの有効期限は 26 か月ですが、データ保持の設定を 26 か月よりも短い期間にすると、その期間設定が Google のログインデータに反映されます。

クロスデバイス レポートには、集計データのみが表示されます。個々のユーザーに関するデータは一切表示されません。

他の Google サービスとのデータ共有

Google シグナルを有効にしても、データは他の Google サービスとは共有されません。アカウントのデータ共有設定とサービス間のリンク設定によって、データが他の Google サービスと共有されるかどうかが決まります。

使用例

利用者 操作 目的
サイト運営者 端末をまたいだユーザー数をレポートする(1 日、7 日、30 日間のアクティビティを含む) 端末数ではなくユーザー数を正確にレポートする
サイト運営者 使用するさまざまな端末の組み合わせに基づいて、さまざまなユーザー グループについてレポートを作成して内容を把握する 最も価値が高く期待の持てるユーザーに、リソースと取り組みを集中させる
サイト運営者 ユーザーベースのレポート(アクティブ ユーザー、目標達成プロセス、経路)を分析して、端末をまたいだカスタマー ジャーニーを把握する ユーザー エクスペリエンスを最適化し、端末をまたいだカスタマー ジャーニーを一貫したものにする
マーケティング担当者 クロスデバイス マーケティングの成果(チャネル、キャンペーンなど)についてレポートを作成し、内容を把握する 端末をまたいだ使用に基づいて広告費用を最適化する
マーケティング担当者 端末をまたいだリマーケティングを行う 端末間の利用状況に基づいて関連性の高い広告を提供する

Google シグナルで統合レポートを使用する

統合レポートを使用するには、統合プロパティと少なくとも 1 つの参照元プロパティの Google シグナルを有効にする必要があります。データモデルを最適化するには、統合プロパティとすべての参照元プロパティの Google シグナルを有効にする必要があります。

Google シグナルを有効にして統合レポートを使用すると、端末間でユーザーが重複することがなくなり、参照元プロパティのドメイン間でも重複が排除されます。

統合レポートの詳細

サポートされていない機能

Google シグナルが有効化されているプロパティでは、次の機能はサポートされていません。

Google アナリティクスの機能 サポートされていない機能
BigQuery Export Google シグナルによって収集された他のデータは、BigQuery にはエクスポートされません。
マイレポート一覧 Google シグナルによって収集されたデータをマイレポート一覧で使用することはできません。
カスタム レポート Google シグナルによって収集されたデータをカスタム レポートで使用することはできません。
カスタム表 Google シグナルによって収集されたデータをカスタム表で使用することはできません。
User ID ビュー Google シグナルに User ID ビューでアクセスすることはできません。
セグメント クロスデバイス レポートにセグメントを適用することはできません。
日中の 1 時間単位のデータ処理 クロスデバイス レポートにその日のデータは表示されません。
モバイルアプリのプロパティ アプリのプロパティでは、クロスデバイスはまだ有効になっていません。
Reporting API Google シグナルによって収集されたデータを Reporting API で使用することはできません。
データポータル Google シグナルによって収集されたデータをデータポータルで使用することはできません。
スマートリスト Google シグナルによって収集されたデータをスマートリストの生成に使用することはできません。

Google シグナルを有効にする

端末をまたいだユーザーの行動経路や Google のログイン ユーザーへのリマーケティングについてレポートを作成するには、Google シグナルを有効にする必要があります。

Google シグナルを有効にするには、関連するプロパティの編集権限が必要です。

  1. Google アナリティクスにログインします。Google アナリティクスにログインします。
  2. [管理] をクリックして、Google シグナルを有効にするプロパティに移動します。
  3. [プロパティ] 列の [トラッキング情報]、[データ収集] の順にクリックします。
  4. ページ上部の青色の通知バナーにある [開始] をクリックして、青色のダイアログに表示される手順を行います。

    情報と有効化パネルをクリックして進みます。
  5. Google シグナルに関する情報を確認し、[続行] をクリックします。
  6. Google シグナルを有効にします。
    • Google シグナルを有効にするプロパティ(アカウントのすべてのプロパティ、このプロパティのみ、アカウントのプロパティの一部)を選択します。
    • Google シグナルをすぐに有効化したい場合は、[有効にする] をクリックします。
    • 後で有効化する場合は、[後で決める] をクリックします。
Google シグナルを有効にする前に、同じ情報と有効化パネルへのアクセスを許可するメッセージ(「Google シグナル ベータ版 を有効化する」)もアナリティクスに表示されます。有効化する前にメッセージを閉じるか、後で有効化する場合は上記の手順を行ってください。

Google シグナルを有効にすると、その機能のスイッチがオンになります。

Google シグナルを有効にすると、次のことが可能になります。

  • 広告のカスタマイズをオンにしている Google ユーザーに、クロスデバイス リマーケティング広告を配信する。
  • クロスデバイス レポートに新規ユーザーベースのデータを表示する。なお、この新しいデータは、Google シグナルを有効にした日から使用可能になります。

設定の変更は、[プロパティ] 列 > [トラッキング情報] > [データ収集] から行うことができます。

Google シグナルを有効にすると、そのコントロールがリマーケティング機能と広告機能のコントロールに置き換わります。

次のステップ

クロスデバイス レポートを見る

クロスデバイス レポートのデータを分析するためのヒントを確認する

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